前磯がほしいっ！！(腐)

……いや、断ったよさっき。
今日は磯貝と居たい気分だから。
(構ってくれと言わんばかりにキザなことを言い)
しかも手料理は彼女苦手みたいだし……
(何か思い出があるらしく、苦笑いをして)

なんだそれ、俺とは毎日学校で会ってるじゃんか
（少し驚きつつ、嬉しそうに笑い）
そうなんだ、じゃあなんか適当に作ってやろうか？俺の料理でよかったら。

そーゆう気分なんだっての！
(少し照れ臭そうに笑う)
お！食べたい！
…でも弟達は？かなり遅くなるけど……帰ってくる頃じゃ……

前原って時々変なこと言うよな
（目を細め、クスと笑い）
あー、大丈夫。明日土曜日だから今日は友達の家にお泊まりなんだ。

へ、変なこと！？
(少しムッとしながら)
本気だぞ？
(と言い)
母ちゃんは？大丈夫なら泊まってけよ。

あぁ、ごめんごめん。冗談だよ
（ムキになった様子に背を叩いて宥め）
んー…、母さんも今日も遅いだろうし、じゃあ一度家に帰って支度してから行こうかな。

ふ、素直だなあお前！別に怒ってはねーよ！(またまた笑い)
お、来い来い！野菜持ち帰るんだろ？
泊まった後？それとも今から？

怒ってないならいいけど
（胸を撫で下ろし）
んー…、明日持ち帰ろうかな。とりあえず、家帰ってからお前んち行くよ（分かれ道で足を止めて）

おう、……やっぱり着いてくわ。
待ってるの暇だから。
(一度家に帰ろうとするが足を停めて)

そうか？じゃあ、一緒に行こう
（自分の家の方向に歩いて）
そういえば、前原の家に行くの久しぶりだよな。

だな！小学生以来か？
……磯貝さ、俺のことどう思う？
幼い頃と変わんない？
(昔を懐かしく思い、少し小さい声で聞き)

小学生以来、そんなに前のことなんだな
（懐かしそうにし、相手を見て）
どうって、前原は前原だろ？今も昔も良い奴だよ。

……はは、ありがとな。ちょっと心配になってさ。
(聞けば安心したように笑顔になって)

心配？……どうしたんだよ、前原
（不思議そうに首を傾げ）
あ、少し待っててくれよ
（家に着くと中に入っていき）

……あー、こっちの話。
気にすんな！
おう、待ってるから、はやくしろよー！
(磯貝を目で追い)

あぁ、待っててな
（家に入ると鞄に着替えをしまい、母親にメモ書きを残して）
お待たせ、前原

ははは、これで磯貝は今日から
俺の家族って訳だ！
(いつもの笑顔をすると、威張るようにそういって)

なんだそれ
（楽しげに笑い、相手の家に向かって）
前原の家久しぶりだから楽しみだよ。

俺がお兄ちゃんかな、でもそしたら弟の方がしっかりしてるよな。
(冗談で言うが、楽しそうに話し)
俺も久しぶりに来るから楽しみだ！

前原がお兄ちゃんか、なんか変な感じだな
（兄は居ない為に少し楽しそうに、相手の家が見えてきて）
あ、前原んち着いた。