エル 2016-04-21 23:36:18 |
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すまない、待たせたか?(指定された場所にシンプルな白い仮面で顔を隠した状態で来て、待っている相手の姿をとらえると相手のもとへと歩み寄り、小さく首を傾げながら問い掛けて)
(/トピックス作成感謝します。今後とも雅共々よろしくお願います!)
…別に待ってない。それに逆らったら何されるか分からないし。(部屋の隅で体育座りした状態で居れば仮面を付けたままで現れた相手を見上げる様にし、生意気に言いながらぽつりと呟いて)
(/はい、此方こそよろしくお願いします!)
心配しなくていい。俺は君に危害を加えるつもりはない。(部屋の隅で体育座りした相手に視線を合わせるようにその場に屈むと仮面越しなため表情が伝わらないことを承知の上で口元に笑みを浮かべながら述べて「…まぁ、初対面の人間に何を言われても信用できないと思うがゆっくり分ってくれれば良い。」となるべく相手の警戒心や信用を得るような言葉を選びつつ付け足して)
(/仮面をつけた状態で始めさせていただきましたが、よろしかったでしょうか?)
…あんな所にいる奴なんか皆んなロクでも無い奴らだ、最初から信用なんてしていない。
(仮面で表情が隠れていて様子が伺えない事もありまだ恐怖や疑いは消えぬままで警戒の色を見せていて、しかし柔らかい物言いに少し他の者とは違うのだろうかと興味は持っている様でちら、と瞳を相手に見せる素振りをして様子を伺い)
(/はい、全然問題無いですよ!)
分っている。もし俺が同じ立場ならきっと他人をそう簡単に信用できないだろうしな。
(今、生きている世界は弱肉強食といっても過言ではなく人の弱さに付け込む輩がいるのも事実なため相手の冷たい言い方に臆することなく表情で伝えられないため声色や眼差しで柔らかく優しい雰囲気を感じさせるようにし「さ、これから君の家となる所へ帰ろうか。」と相手の方に手を差し伸ばしてから言い)
(/それならよかったです、拙いロルですがお互いに楽しめればうれしいです!)
はは、同じ立場…か。
(同じ態度を取るだろうと言う相手に思わず笑ってしまい、そんな事はきっと一生起こらないだろうに良くそんな事が言えるなんて思いながら呟き。また声色や眼差しが彼方にいた時よりも断然柔らかく優しいのを感じていて「家……じ、自分で立てる」家と言う響きに懐かしさを感じながら差し伸べられた手を思わず掴もうと途中まで伸ばし、その後ハッとした顔で手を引っ込めれば自ら立ち上がって)
(/いえ、此方も不安定なロルで申し訳無いです!)
…そうか。では帰るか。
(己がさし伸ばした手を掴もうと伸ばされた手は掴むことなく途中で手が引っ込み、その動作にすこし残念な気持ちがこみ上げるものの初対面だから仕方がないと声色や眼差しにに変化がないようにつくろうと自ら立ち上がった相手に声をかけ、部屋を出るために扉に向かってゆっくりと歩き出して)
(/それは此方の台詞ですから、お互い様ですよ。)
…何故俺を選んだんだ…。
(扉へと向かう相手の背中を追いかけて歩き出し、ふとお客は主人に忠実だったり従う者を好んで連れて行く傾向が多い為当てはまらない自分を選んだのが不思議で何となく疑問を抱き視線を向けては話し掛けていて)
(/ありがとうございます、ではよろしくお願いします。)
…正直言うと、恥ずかしい話一目惚れだな。
(扉へと向かいゆっくりと静かに扉を開き部屋の外へと出て、穏やかな日差しと晴れ晴れした青空に自然と口元には笑みを浮かべ、空を見ていると己の後を追ってきた相手の問いかけに少しの沈黙の後、仮面をかぶっているため恥ずかしさから頬の赤みを隠してくれているが声色や瞳から照れているということは察せられるだろう)
(/こちらこそ、よろしくお願いしますね。では背後はそろそろドロンしますね!)
…一目惚れ?…変わった奴なんだな。
(扉の外へと出ると己を照らす日差しに眩しいと手を翳して影を作って光を遮り、相手の答えにあっけらかんとした顔をしそんな答えは信じられないと思うものの声色を聞くとそれは本当のことの様で鼻で少し笑いながら返せば内心相手に色々な興味が湧いて)
よく言われる。変わった奴だとな。
(真面目なのにお人よしなため自己犠牲を厭わない所もあるため変わった奴だと評せられているため相手の言葉に慣れたような様子で言葉を返しつつ、ゆっくりと相手が追いつきやすいように歩き出しと「そういえば、お腹は空いていないか?」と相手の体調を気遣うように問いかけて)
はは、何だそれ。
(慣れた様に答える相手に本当に可笑しな人だと思うと面白くて先程までは見せなかった自然な笑顔を浮かべていて「お腹?別に空いて…ない。」相手の後を付いていけば質問され実際は空いているものの本当の事は言えず嘘を吐こうとしたが途中で腹の虫が鳴ってしまい声を小さくしては顔を赤らめて俯き)
はは、体は正直のようだな。
(己の言葉に自然な笑みを浮かべる相手に釣られるように口元に笑みを浮かべつつ、己の問いかけに空いてないと答えるが体は正直のようで腹の虫がなったので思わず軽く笑いながら上記を述べると「何が食べたい?ちょうど俺も小腹が空いていてな。」と相手に問いかけながら家にある冷蔵庫の中身を思い浮べながら何を作ろうかと考えていて)
う、煩い…。
(なんとも恥ずかしいこの状況に唇を噛んで顔を赤らめて歪めればせめてもの反抗の言葉を一言返し「……食べれるなら何でも。向こうに勝る残飯はそうない。」ろくに十分な食事も取っていなかった為に最早何でも食べれそうだと思いそう告げて)
何も恥ずかしがることないだろう。食欲は人間の三大欲求の一つだ。
(恥ずかしそうに顔を赤らめる相手にお腹がすくのはごく自然なことだと言わんばかりの言い方をしつつ「…そうか。ならば手早く料理を作ることにしよう。」と相手の言葉にろくな食事を与えられなかったのだろうと思い、時間のかかる料理ではなく早くできる料理を作ろうと考えながらまるで己が料理を作ると捉えられる言い方をして
)
そうゆう事じゃない…隠しきれなかったのが恥ずかしいんだ…。
(正論を述べる相手に恥ずかしがってる自分がまた恥ずかしくなり眉を寄せながら正直に述べて「お前料理出来るんだな。」相手の身なりや姿からは想像出来ないが先程の言動から相手が作るのだろうと思い意外そうな顔で相手を見つめて)
…あー。確かにそれは恥ずかしいな。
(大事な場面で粗相がないように心がけても生理現象は思いもよらない形で顔を出すことがあり思い当たる節があるのか相手の言葉に同意するような言い方をして「何分一人暮らしが長いからな。お陰で料理を含む家事は一通り出来るようになったんだ。」奴隷を買うという時点でそれなりにお金には余裕ががある裕福な暮らしをしていると思いきやなにやら事情があるのか身なりは裕福とは思えないごく普通の一般人のような服装をしており装飾の類は左手首にまかれた安物のアナログ式の腕時計のみで)
あぁ、だからあんまり見るなよ?…。
(同意してくれるなら尚更この顔は見られたくないと思い目を細めて見つめては忠告し「1人暮らし?…お前貴族じゃないのか?」相手の言葉に疑問を持ち、そう言えば執事や使用人を連れている様子も無く一人で居たと思い返せばよく見るといつも来る貴族達とは少し違う雰囲気もありこの疑問は広がるばかりで)
…父親がそういう由緒正しい家柄の生まれで俺は、父親と愛人と間に生まれただけだ。
(貴族という言葉に何やら思うところがあるのか少し間をおいてから隠す必要もないため愛人の子だと周囲の人間に聞かれないように声のトーンを落とし相手だけに聞こえるように述べて。普通愛人の子は疎まれ、認められないことが多く彼の場合の例外ではなくなぜお金に余裕があるか、その答えは簡単にいうと口止め料として多額のお金をもらったという話である。)
…そうなのか。……憎いか?
(相手の喋る声のトーンから真実だという事は安易に理解でき愛人の子供と言えばいい暮らしはしないのは相場が決まっている。これまでも苦労したのだろうと勝手に解釈しながらも大人しくその話を聞いていて、一言何方かの肉親を恨んでいるのか質問し「借金に塗れてそれを逃れる為に俺を売り飛ばした両親が憎い…だが同じ立場だったら俺も同じ事をしたんだろうなと思っている。…お前はどうなんだ?」相手の過去を知ったのだから己の事も話すべきだろうと勝手に話をしだして)
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