トピ主 2016-04-15 17:59:56 |
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>蒼止 一松
あはは、容赦ないですね。可哀想に、ただ蒼止さんに気に入って欲しかっただけなんでしょ?なら上手く利用でもしてあげたら喜んだんじゃないですか?嗚呼、もしかして青いお友達と離れた時に君の事散々、……ぁ…。
( 面白そうに相手の話を聞けば返事をしようと口を開くも、油断していたのか相手の口から一度も聞いた事のない事を話そうとしてしまい気づいてからじゃ遅いのだがそのまま口許に手をあて口を閉じればおそるおそる相手に視線をやり。これ絶対怒られる、絶対僕地雷っぽいの踏んじゃったと若干動揺しつつ溜め息を。「…あー、まぁ覚悟しておきます。はいはい好きにさせて貰いますよ。」と何処か呆れた様な笑みを溢せば残りの一つのチョコをポケットから取りだし相手の手に落として。「うわぁ、今後僕の事は可愛がって貰わなくて結構でーす。…っ、いやだから好きとかそういうんじゃないんですってば…ほ、ほら、それに敵の事を良く知るって言うのは大事だって聞くし?」と必死に誤魔化せば首を傾けて何処かで聞いた事があるようなないよう事をな笑顔で伝えればすがすがしい程の表情を浮かべ視線を泳がせて )
一つか、でも一つあるならまだましじゃないですか。…まぁ、内容はどうであれ。
お酒は甘いのもあるらしいですよ、僕あんまり詳しくないんですけどね。
>紫合 カラ松
ははっ、知ってるよ。でも君をやっつけるのは僕の役目じゃないからね、何て言うの?…協力、ってやつ?それに蒼止さんと約束したからさぁ、僕は君に手を出せないのさ。
( くつくつと喉を鳴らし余裕そうな黒っぽい笑みを一瞬浮かべれば何事もなかったかの様に人差し指を立て相手に微笑み掛け。そう、相手を殺すのは自分ではなく紫色の…目の前にいる相手の大好きな彼、その時はどんな表情や行動を見せてくれるのかなんて考えれば自然と口角が上がり。「…そういういい子、じゃないんだな。小さい頃は母さんも父さんも優しくてさ、いつも僕を誉めてくれたからね。…彼奴がいなきゃ、僕は今頃…、」今までとはうって変わり何処か冷たい笑みを浮かべるなりぼそりと呟やいて、今では一体何処に居るかも分からない彼をずっと恨み続けていて。 )
ふーん、流石だねぇテロリスト君。
…ん、そのままの意味だけど?
>チョロ松さん
そっかぁ、偶然かぁ…
(相手の顔をまじまじと見ながら桃色の子のことを思い出し重ね合わせるも赤の他人だと認識し「僕時々赤い人と一緒にいるの見るっす!」と手をあげながら言い
>カラ松おにーさん
その人も猫っぽいの!
(まさか相手の探している人物と自分の上司が同一人物だとは思っておらず上司のことを話して「捕まえないよ?捕まえちゃったらあの子が悲しんじゃう」桃色の子の嫌がることはしたくないため粛清や逮捕をするということは考えておらず
>一松
あの子を守る!
(死なないとこくこくと頷きながら桃色の子の嫌がること悲しむことはしないと心の中で再度誓いなおせば守ることも誓って
>カラ松
……ッ……ぁ…っ…!!!……ッ、…ッッ…!!…は……ッ……ひゅ、…ァ…!…ッぎ…ぁ、あし…だがら…っ、しなな……放っ、とい…ッ!!(何度も人を殺してきた体験も有れば訓練で応急処置も人体の致命的な部位もよく熟知している。だから脚に鉛玉が一発受けたぐらいで命を落とすような事はないし、出血こそ多いが脚は動かせるし健や筋はやってないようだ。しっかり処置をすれば時間を要するかもしれないが完治するだろうが知識と体感はやはり違い、感じたことのない撃ち抜かれる痛みと流れる血液の量に解っていても激痛をうまくやり過ごせず強くぎりぎりと歯噛みしたまま呼吸荒げ喉を曝すように仰け反るも駆け寄る相手を追い払うことさえままならずに踞っているも怪我をした自分よりも顔を真っ青にさせてあわてふためく相手の様子は確かに嘘や偽りは一切含まれていない表情であって、なんで。何でここまでされていまだに僕のことを心配するの?裏切られるのを恐れるあまり相手の気持ちをはね除けたり脅したり散々踏みにじったのに。何で僕が傷ついたことにそんなに怯えるの。と痛みに呑まれる体と頭の最中にも小さくそう脳内を駆け巡らせるもそれを口にする体力も勇気もない。ただただ心配かけさせないためなのか、相手を追い払うためなのか自分でもよくわからないままに大丈夫だと口にしようとするも上手く行かず、風貌からして身なりに気を使っている相手が自分のためなんかに服を破くのに目を見開きとっさに止めようとするも言葉紡げず止血に巻かれた相手の服だったものと宛てられた手にすがるつもりか払うつもりか自分でもわからないけれど触れなきゃいけない気がして、かくかくと腕を震わせながら自分の手のひら重ねぎゅっと握ると元々さほど体力のない体は血を流した事で顔を青くさせたまま呼吸浅く繰り返しながら相手見て)…っ…から…ッ…ま…つっ…、に、…にいさ…っ…。
>浅瀬サン
んなわけないでしょ、あいつら別に俺に気に入られたいんじゃなくて気に入られる事で昇進したいだけ……………、……どこで聞いたのかな…俺捕まってた話はするけど、そいつの話はしないから漏らした奴が居るんだろうね。悪いね浅瀬サン…陰気臭い噂話耳にさせちゃって。気にしなくていーよ、忘れちゃって。……ね?(くっくと悪びれた笑みを漏らしながら楽しげに言葉を紡ごうとするもふと相手の口から漏れた青い、という単語にぴたりと表情止めじっと相手見つめてはそれは僕だけの領域だと言わんばかりに相手を牽制させる意味で気にしなくていい。余計なことは気にしなくて、忘れていい。という言葉を使いながらも余計な昔話をする奴も居たもんだと甘い皮を被り。忘れていいのだとわざと強調するように宣うと首をかしげ。「……そ。なら、いいけど………、…!……最後の、もらっていいの…?」なんて無愛想な返答を散々に繰り返したくせに残りのひとつが自分の手の中に納められたことにぱちぱちと目を瞬かせ嬉しそうな色をにじませながら呟き。「ひひ、それがいーよ…可愛がれアピールする部下、嫌いだしね。………ふうん?にしては知りたがりすぎてない?それもあいつだけ。特別知りたいように見えなくもないんだけど」などと、好きなら好きだっていっちゃえばいいのになあ。殺さずとも一生幽閉してやればずっと自分だけのものになるし、逮捕にもより力が沸くだろうに。なんて検討外れな歪んだ思考を密かに思いながら)ないほうが幸せかもよ、…完遂しきったあとなにしていいかわからなくなるくらいならはじめからカラっぽのがいいのかも。……あまくてもくらくらするのはやだ。
>十四松
そうそう。その子のことを守るためにもお前はきちんと生き延びないとね……その子が悲しむのも、お前がいなくなって守るやつがいなくなってその子が傷付くのも嫌だろ?(しっかりと元気よくうなずいてみせる相手によしよし、一歩前進したなと内心ほくそ笑みつつ素手でも対等に敵となんとかやりあえるくらいの力の持ち主だ、なにか希望を持たせておいた方が戦いに望みやすくもなるし生き残りやすくもなる。…ひいては戦力にもなるし相手を死なせるわけにはいかない。そんな打算もしながら言葉続けては「…誰かに襲われたら絶対に勝って生きるんだ、その子を守るためにも、ね。」と続けて)
>> 浅瀬
だがお前がおそ松を狙うのなら、そういうわけにもいかないんでな。
( 彼の言葉に、どうやら今日殺し合いをする気はなさそうだと算段し。口振りから、紫が一枚噛んでいるようだが、彼、浅瀬は酷く楽しそうだ。──…こいつに利用だけはされるなよ、一松。と心中密かに彼への警戒心を強化しつつ、続けられた言葉。彼奴、と紡がれた言葉に、微かだが浅瀬の面影を思わせる桃色の姿が脳裏に浮かび。……もしや彼らには面識があるのだろうか。そう思案すれば今度彼について調べることを決意し、心中を決して悟らせぬよう口元に笑みを浮かべれば「お前に恨みを買われたら、安らかに眠れる気がしないな。」と。 )
………さっきも言ったが、お前のゲームの駒にはならないぞ。
>> 十四松
……猫好きは性格も猫に似るんだな。
( 「俺の探している男も、猫みたいな奴だったんだ」と続け、久方ぶりにふわりと力の抜けた柔らかな笑みを浮かべていて。それは続けて返ってきた彼からの、桃色を労るような言葉のおかげでもあり、気付けばぽんぽんと頭を撫でていて「そうか。十四松は本当にそいつのことが大切なんだな」。 )
>> 一松
い、ちまつ。一松っ。
( どんどん血の気を失う彼の顔色。足を撃ち抜いたのだ、痛みもかなりのものだろう。足を撃ち抜いたとて、命に直接関わることはないということは、知っている。自分だって腹を撃ち抜かれて死ななかった過去がある、そんなことは頭で理解できていた。しかし、それでも。彼が傷を負った、そう考えるだけで不安や恐怖が後から後から追いかけてくる。ああ俺は一体いつからこんなに、こんなに。頭の中はまだ混乱状態だ。けれど喉を反らし痛みに耐える姿に一刻も早くどこかへ彼を連れていかなくてはと思考だけが先走って。───…そんな、ときだった。彼の手が俺の手に触れたのは。はっと、目を見開く。その拍子に耐えていた涙が頬に一筋のあとを残して、一松の重ねられた手の甲へと落ちていく。真っ青な顔。まだ頭は恐怖や不安でぐちゃぐちゃだ。けれど体は、なんの迷いもなく彼の体を抱きすくめていた。まだ体が震えている。キョロキョロと辺りを見渡し、一方向を見詰める。……幸か不幸か、ここから俺の自室まで、そう距離はない。彼は嫌がるだろうが、そこに向かうべくぎゅうっと抱き締めた彼に声をかけて )
いちまつっ。今から安全な場所に、お前を連れていく。嫌かもしれないが、っ絶対、絶対助ける、から!!
>和泉 十四松
あ、いや……俺の部下とにてるなって……
(自分の呟きに思いのほか食いついてきた相手に若干身動ぎすしつつもなんとなく桃色とはいえ濁すような言葉を使って説明して。「いやぁ、ドッペルゲンガーってほど似てるわけじゃ……」慌てる相手をなだめるかのような声色になりながら性格は全くと言っていいほど似てないし顔もよくよく見れば若干違っているところもあると思い)
>浅瀬チョロ松
否定はしねぇよ。俺は常に都合よく生きてるからね。
(首をかしげる彼の姿になにがおかしいのかと疑問に思い注意深く観察してみるが相手の思考は相変わらず分からなくて引っかかった疑問を余裕ぶった笑みで払拭するように。「その顔が強がってない顔?―――……俺の事、殺したい?イエス?ノー?」相手のひきつった笑みを見ればこちらだって一応テロリストのリーダーであり洞察力はある方だと思っているため相手のバレバレな表情にだまされないぞと言わんばかりの顔をしながら詰めよって、ほぼ反射的に相手の手を取るとその腕を顔の前まで上げ言語能力に乏しいのならそれすらいらない会話で結構と心中で呟けばそんなことを問い。もし自分が逆の立場でそんな問いを出されたら自分はどう答えるだろう、かなりしぶりながらもやはりノーというのだろう。答えは出るもその理由を聞かれればきっと答えられないとかなり自分の中でも矛盾していてやや苦笑し。「そうかよ、勘違いでも俺にはそう見える。―――――本気……っていったらどうする?」さっきと違い明らかに動揺の色を見せた相手にどこか余裕そうな表情、しかし先ほど口走った言葉の意味が言った自分でもよくわかっておらず心中混乱していて唇の端はやや震えており)
おお、なんか物騒な単語聞こえたんだけど……そんなに手に入れてどうすんの?
>カラ松
アハハ、髪乱れちまったな。わりぃわりぃ。
(口をとがらせる相手の素ぶりに愛しさを感じながら謝りつつも手は止めずしかし先ほどよりは柔らかいしぐさとなっていて、口には微かな緩んだ微笑みを浮かべており彼の安堵の笑みを見ればなぜか嬉しくなり。相手の真剣な表情にやはり自信の事を一番考えてくれているのは彼なのだなと嬉しくなりつつちゃんとした声で返して)
あぁ、分かってるよ。……カラ松は、誰かを愛しいって思った事ってある?
>蒼止一松
……で、結局何が言いたいの?知り合い……っつうか、確かに顔はしってるけどさ。あいつが俺だけを狙う理由なんて知らないし。
(相手が並べるつかみどころのない数々の言葉を聞いていては結局彼が何を言いたいのか分からず聞き流しても良かったのだが緑の彼が自分だけを狙う理由が分からないのは本当で、緑が自分だけを狙ってくれるなら他の仲間には被害は及ばずそれはそれでいいことなのだろうがこちらが殺せず相手も殺してこないそんな相手につきまとわれていてはストレスが増える一方であり理由があるなら知りたいと思って。)
へぇ……いらない、んじゃなくて、出来ない、んじゃないのか?
>和泉 十四松
そう、偶然。兄弟だとかっていうのならまた話は違ってくるけどさぁ、それは有り得ないよ。僕一人っ子だしね。
( 溜め息をつけば苦笑浮かべつつも首を左右に振り。そう、自分は一人っ子だ。だって弟も兄も、自分の記憶に等残っていないのだからと相手の探す彼こそが弟だと言うことも知らず。ゆらり視線を動かせば「それは、…相手は犯罪者なんだ。色々と知っておかなきゃいけないから、だから接触してるだけ。いい?」と )
>蒼止 一松
へぇ、人を利用して地位をあげるんだ。でも地位をあげて一体何がしたいんでしょうね?…否、別に誰かに聞いた訳じゃないんですよ。ただ僕が知ってるだけだから、他の連中はこの事殆ど知りませんので御安心を。んで、まぁ折角なのでいい機機会って事で質問なんですけど良いですか?そうですか、有難う御座います。………青いお友達は例の青いテロリストと同一人物ですよね?なんで命を狙ってるんですか?殺してどうするんですか?そもそも、殺せるんですか?
( 相手の反応と強調された言葉に若干怯むもまぁ手を出される、という事は確率をしては低い気がしない訳でもないのだがする訳でもないのでにこりと笑みを浮かべひとつ提案を。しかし相手の答えなど始めからいらないとでも言うかのように勝手に礼を告げれば前々から聞きたかった事を始終楽しそうな表情で問いかけ。「ん?あぁ、別に良いですよ。家にはまだありますし、折角喜んで貰えたんですから。遠慮なくどうぞ。」とクスクスと相手を面白そうに横目に見、なるべく柔らかくそう伝えてみて。「ですね、まぁ蒼止さんに媚びる事なんて一生ないと思いますけど。仮に僕が蒼止さんに媚びるような、可愛がってほしいアピールしてきたらどうします?…知りたいんですよ、彼奴の事。僕でも理由は分かんないけど、彼奴が関わってくるとどうも可笑しいんです。おまけに、未だに撃つ事すら出来ないんですから困ったものだよ、本当。」と諦めたかの様に小さく溜め息をつけば首を左右に振りながらそう伝え。実際彼が関わってくると何故だか厄介な事になってしまう、それも自分が彼奴を殺せないからだと云うことは自覚しているのだが。 )
そうですかね?僕は欲しいけどな、存在理由。あわよくば僕の事を必要としてくれる様な、側に居たいって思える様な人が欲しいですね。勿論、そんな感情は僕も良く分かんないんですけど。
美味しいですよお酒、飲んでると凄い気持ち良くなりますから。色々忘れられるし?
>紫合 カラ松
ふーん、まぁ安心して。暫くは彼も殺さないよきっと、ほら僕は優しい警察官だからね。それに君も僕なんかと殺りあいたくは無いでしょ?なんなら此処で殺しに掛かって来てくれても良いんだけど。僕の事、嫌いなんでしょ?
( 流石彼も赤いリーダーさんに仕えるだけあるな、どれだけ信頼してんの彼奴の事。此処までくると相手もなんだか可笑しく思えてくる、何れ切り捨てられるだろうに可哀想だよね…なんて相手を見ながら哀れむ様に視線を送り、片手で銃の形を作れば相手に向け首を傾げ。「ん?あはは、何それ僕酷い人みたいじゃん。そりゃ僕だって鬼じゃないんだし、安らかに眠らせてあげるよ?……あ、あと今のお話は嘘だよ。僕は両親嫌いだったからさ、じゃなきゃ殺したりなんかしないし。」先程の表情から一転、何事もなかったかの様にけろっと表情を変えケラケラと愉快そうに笑い始め。 )
あれ、自覚してない?あは、当たり前か?…君にそのつもりはないんだろうけどさ、もう既に君は僕の遊んでるゲームの駒さ。僕に利用されてる事、まだ気付かないの?
>京野 おそ松
あっそ、でも君なら納得がいくよ。なんでだろうね?日頃の行い?まぁ、君達もろくな事してないしね?
( ふっ、と相手を横目に悪戯っぽい笑みを浮かべ挑発的な事を口にするも内心相手程頭が回って厄介な人物は居ないけどね、なんて呆れており。「…どんな顔だよ。__、そんなに聞きたい?なら教えてあげる、答えはノーだね。でも、数分後にはイエスかも知れないし明日にはノーかも知れない。更に言えば明日なんてないかも知れないし、逆に数年後も生きているのかも知れない。だから今僕が出した答えは正確なものじゃないって事。どう、これで満足かい?……んで、手離してくれない?逮捕しちゃうよ?」相手に手を掴まれ問い掛けられれば、そんな事に素直に答えられる訳ないだろうと視線を逸らし。直ぐ様頭を働かせ言い訳を考えるも、此方も混乱しておりそんな事考えている暇もなく。自分でも無意識に口から出てきた答えは答えになっていない様な可笑しな理論を重ねただけのものであったが変に疑われるよりはましだと相手に笑いかけ。動揺を隠す様に自分の手を掴む相手の手に、片方の手でポケットから取り出した手錠を相手の手首にあてがい。「僕が違うって言ってるんだ、君の意見なんか知らない。…さぁ、信じないんじゃない?」少し相手を睨む様に目を細めれば次いだ問には暫く黙りこんだ挙げ句へらりと笑い掛け。しかし相手の口許が震えている事に気づけば表情を消し、何を考えているのだろうと疑問を覚え )
…どうする、と思う?
>浅瀬チョロ松
えー、そりゃ日ごろの行いがいいとは言えねぇけど……俺ってあんたにどういう風に見られてんの?
(いたずらっ子のような笑みに敵を前にその余裕はいったいどこから出てくるのだろうかといつも思っている考えが浮かべば相手に指摘されたことは否定せずに普段自分は彼にどういう風に感じられているんだろう、ただの薬価な敵としか思われていないならそれは少し嫌だなと否定の思考にいきつけば結局のところ彼にどう思われたいのかまとまっておらず。「んー、本音を隠して笑ってる顔。俺の部下にもいるんだよね、気持ちが顔に出やすいくせに演技が上手いから全部隠しちゃう。―――へぇ……なんか、嫌だ。」どんな顔と問われればそれを言葉にするには少し難しいも例えにピッタリな青色が浮かぶとその彼と相手を重ねながら説明して、しかし青と目の前にいる相手には隠す表情こそ似ているものの隠す理由は違うのだろうと想像し同時に青と相手に抱いている感情が違っていることもハッキリと心中で形になれば、手から伝わってくる微かな温もりを何故か話したくないと思ってしまい口に出して。「俺がそう見えるんだからそうなの。……そしたら、どうすりゃ信じてくれんの?」軽く睨むような視線を感じればゆっくり笑いつつ根拠はないものの彼は寂しがっている、そんな風に感じていて続けられた言葉と笑みに対抗するかのようにニヤッとした笑みを浮かべるも出ている言葉に脳が追い付いておらず自分が今なぜこの行動をしているのか自分で自分が止められず口元の震えはやがて手や足にも表れていて)
そうだなぁ……その金使って、自分が望む世界を作りそう。
>京野 おそ松
そう、全っ然良くない。…は、君の事?……んー、面倒事ばっかり起こして後始末は此方に任せっきりだし感情の表現が下手っぽいし危なっかしくて放っておけない様な…あ、子供みたいな感じ。…君は?僕の事、どう思ってんの?
( ふと相手に自分の事をどう思っているか、なんて問われればきょとんとした表情浮かべ首傾げるも暫くして意味を理解すれば腕を組み目を瞑って。勿論自分では良く分かっておらずそもそもそんな事は考えた事もなかったので困惑し、しかし相手の思い付く所をぶつぶつと呟けば一つの結論に至り人差し指を立てて。馬鹿は余計だが、子供だと考えれば何故だかしっくりきて。逆に相手はどうなのだろう、と疑問に思えば不自然とは思われぬよう聞き返してみて。「隠してなんかないよ、僕はいつでも正直だからね。…へぇ、なんとなく分かる気がするけど彼と一緒にはしないで欲しいな。…へ?嫌、って…逮捕されるのが嫌なの、それとも…__手、離したくないの?」相手は分かりやすく伝えようと仲間に例えたのかは知らないが、生憎自分はその彼より演技力には掛けているし似てる事はない筈だ。しかし次いだ言葉にはその思考すら吹っ飛ぶ程破壊力の高いもので、思わず自分でも思う程間抜けな声を出して。「勝手にそうとでも思ってろよ、絶対に違うけどね。…は、別に、…え、っちょっ、…何、なんで震えてんの?大丈夫?また幻覚?」相手の余裕そうな此方をからかうような、なんとも言えない様な悪戯気な表情に思わず視線が定まらなくなるも相手が何故だか震えている事に気付けば目を丸くし相手を支える様に両腕を抑え )
…んー、ちょっと違う。不正解って事で、答えは教えてあげないよ。
>一松さん
いっぱいいっぱい生き残っていっぱい逮捕してもっと強くなってあの子をもっと守れるようにする!
(ぱたぱたと手を振り裏表のない無邪気な笑顔と自信を相手に見せれば「一松さんはそういう人いないの?」と首をかしげていて
>カラ松おにーさん
その人の名前なんて言うの?名前さえわかれば調べられるよ!
(警察の力をフルに活用する気満々で相手に問いかけ「…??うんっ」頭を撫でられればずいぶん長い間頭など撫でられたことがないためきょとんとしながらも相手の問いにこくんっと頷いて
>おそ松おにーさん
部下って誰?
(こんな自分みたいなのがいるのだろうかと思えば興味がわき首を傾げ「そうなの?」と言えばすぐに落ち着いて
>チョロ松さん
そうなんだぁ…チョロ松さんに兄弟がいたらやっぱり警察なのかな?
(相手に兄弟がいたらなど考えればまじめな警察官なんだろうなぁと思い「へー」と完全には信じておらず疑いの目で相手を見て
(トッティ来ませんね;;)
>カラ松
……っは…、…ひ…っ…ぅ、…ば…かか……こんな…とこ、…おまえの…味方に見られでも…したらっ……お前、裏切り、もん、に……っ……。………。…から、…ま……お兄ちゃ…。……ひとりは、………いや、だ…(自分に襲い掛かるのは焼けつくような痛みだけではなく、一度に、それも健康な時でなく寝ずに働いた疲れた体で大量に血液を流したことによりくらりとする意識に目眩がする。かまわない。いいから放っておいて。大体さっきだって、自分の仲間たちを裏切ってこちらにつくことを拒んだくらいにはあの赤い…もとい飼い主さんの元が大切で幸せなんだろう。なら自分なんて普通は助けない。仲間に勘違いされるかもしれない、しかもこっちの警察の仲間にも誘拐だなんだと誤解されては敵が増えるだろうことだ。にも関わらず自分を連れて助けるなんていったいどういう津守だ、と文句を溢そうと顔をゆらり上げれば視界に広がるのは小さい頃でもそんなに見たことはあっただろうか。涙を流す兄がわりの幼馴染みの姿に思わず呼吸を詰め、じっと見つめたまま再びぐらりと揺れた体に、あ、まずい、落ちる。と離れて行く意識に身を任せるように目をゆっくり閉じながら自分でも何で口にしたのかはわからない。すがるようにうまく動き切らない唇で、まるで寝言のように。まるで酔っぱらいの戯言のように。刹那、小さく言葉紡いでは自分を抱き締めるその胸へと体を預けたままきゅうと気を失い)…たすけ…て……、…………。
>京野サン
……ニブイね、あんた。いちおーテロ集団のボスだから女抱き慣れてたりこーゆーの、慣れてると思ったんだケド…つまりさ。浅瀬サンにとってきょーのサンは特別だ、ってハナシ。敵に容赦も情けも無いあの人があんたを追いながらも殺し切れないなんて異例中の異例。でも案外慎ましやかな考えもあるお方だからね、遊びにせよ冗談にせよ本気にせよ、相手の好反応が無かったら諦めれるひとだと思うわけ。………あんたはどうなわけ、……もし仮に。テロもサツも無い状況でオフとして浅瀬サンに逢わせてやるって言ったら…………嬉しくなったりするのかな?(掴みやすい言葉をわざわざ紡いだつもりこそ毛頭無かったが、好意、の意味として察するようすの無い相手に意外な反応もあったもんだなあとくつくつ喉をならして笑みを浮かべては浅瀬サンに飼い主さんをわざと宛がってお兄ちゃんをその隙に奪う――津守ではあるのだが、それだけでもいいがならばいっそ飼い主さんが浅瀬サンに夢中になってくれたらもっといい。なんでかわからない。わからない。わからないけど、お兄ちゃんに飼い主さんがべたべたしたり優しくしたり、僕にはできないことをするのが何となく胸がチクチクするのだ。なんて計算をしつつ職権濫用なんて今さらだ、僕の地位があれば表向きは重要参考人への情報探り、なんて名目で二人を捕まえる捕まえられる、殺す殺さないをリセットさせた一日を贈ることだってできる。まあ簡単にかかるとは思わないけど、なんてまるで失礼にも釣りでもするような気持ちでにやつき)………どっちも一緒でしょ、自分から信用しなきゃ信用なんかされない。俺はどちらもいらない。
>浅瀬サン
ちやほやされつつ楽したいとかそんなモンでしょ、くっだらね…、……。……聞いてないのに知ってんだ?まあ浅瀬サンからは何となーく近い臭いするから驚きはしないケドね。ばらされて困るハナシでもないし。…ひひ、やっぱあんたいい性格してるよ。けどその質問は返答を聞いてもきっと理解できないよ、浅瀬サンには。浅瀬サン、大事なひとな裏切られた事ある?それか裏切らせてしまった事。俺があいつを殺したいのは紛れもなく愛してるからだよ。優しいあいつに裏切られる未来なんかいらない、綺麗なあいつが汚れる世界なんていらない。僕を裏切るようなあいつならいらない。詭弁で狂気…難癖付けられる思考だけどケッコーだね、他人の意見なんてどうだっていい。現にその殺意だけでここまで登り詰められた訳だし。……殺し易い、殺しにくいはあるだろうけど殺すよ、いっそ俺の事なんて忘れでもしてくれてたらさっぱりあの男らしい首、まっぷたつにしてやれるからね…。(普通の部下…まあ部下関係なしに普通の人間相手ならば簡単に引いていくくらいには威嚇をしたつもりだが、そうすることもなくそればかりか構わずに話題を続け質問を投げ掛けるどころかぐいぐい付け入ってくるちゃっかりとした様子によくやってくれる、なんて相手の中に度胸を見いだしたと同時に先程からうっすらと感じていた相手の成り立ちの闇を再確認してか口を開くと目を細めたまま殺意を隠さぬ黒々とした笑みを浮かべ。「……!!……、……じゃ、じゃあ。…い……イタダキ、マス。……、やっぱり……あまい。」一体どこまで世間を知らないのか、ほくほくとした様子でまるで人間味のある野良猫がするかのように小さくぺこりと頭を下げると再びそれを口に大切そうにもくりと含むと綻ぶような甘さについつい嬉しそうに表情緩めては「何度も言うけど俺、天邪鬼だしね…可愛がって欲しがるやつ嫌いなんだよね、猫派だし。そんなつまんない浅瀬サン楽しくないからね、がっかりしつつばっさり遠方に飛ばしちゃうかも?…ひひ。………どうあれあの飼い主さんを求めちゃってる、ってことなんじゃない?操作とか逮捕とか関係なしにさ。俺は警察だけど警察のための働きを推奨しないから応援するケドね。…テロ集団のボスだよ?女に取られちゃってもおかしくない相手なんじゃないの」とまるで囃し立てるように背中を無理矢理に押すような、煽り文句を宣いながらもどこかで浅瀬サンが飼い主さんとくっついてくれたら…飼い主さんも、あんまりお兄ちゃんにべたべたしなくなるかな。なんて汚れた打算もあるためか楽しげであり)……ふうん、…なんかすごいめるへんちっくだね…浅瀬サン案外そーゆーことに初だったりする?どーてー?いや俺もどーてーだけど。…べっつに忘れたいことなんかないし…忘れたら平和**しちゃうし。あれ頭くらくらしない?
>十四松
ひひ…っ、そうそう。そうしな。それが一番だよ。桃色のこは幸せだね、そんだけ愛して大切にしてくれる男がいてくれるなんてさ。(よしよし、信じ込んでくれた。折角の精鋭になりそうな戦力を無駄に捨てるようなことにはしたくない、実力次第ではこの子、直属の部下にして一緒にあの集団を追う任務に連れてったらなかなかよく動いてくれるかもしんない…なんて考えていたところに問われる言葉に目を一度瞬かせては「……昔は守りたいとは思ったかな、うん。昔は居たよ。」なんて絞り出すように呟いて)
>> おそ松
っほら、お返しだ。
( こちらに柔らかく笑いかける彼の姿に、知らず力の入っていた肩の力を抜けば悪戯っぽく笑いわしゃわしゃと彼の髪を乱し。この様子ならもう、大丈夫そうだ。そう心の中で呟き彼の髪から手を離したとき、そう聞いてきた彼。一瞬キョトン、としてしまったがすぐに思い浮かぶのは、紫、で。しかしそれを悟られるということは、つまりは、敵に要らぬ情を持っていると宣言しているようなものだ。何故だかそれは、なんとなく、いけないことのような気がして、その存在を頭の片隅へと追いやればフ、といつもの笑みを浮かべ )
勿論、おそ松や桃色のことは愛しい、ブラザーのように想っているぞ!!
>> 浅瀬
………今お前にこちらを攻撃する意思がないのなら殺し合う理由もない。
( 彼に言わせてみれば、今自分に働いている庇護心なんてものは滑稽で仕方ないのだろう。おれ自身、赤色に会うまではそんな対象、紫しかいなかった。否、紫以外信じられる者がいなかった。あの頃からしてみれば、随分と自分も甘ちゃんになってしまったな。向けられる哀れみの眼差しに素知らぬ顔を決め込み、「…嘘か、それならいいんだがな。それにしては随分と人間らしい顔をしていたが。今までに見たどの表情よりもな」と返答し。……先程の、冷めきった笑み。あれは“憎悪”の感情。この地球に存在する動物のなかで、唯一それを抱く生物が人間だ。先程の彼の表情は、その感情をありありと表しているように見えたのだが。言葉を返しつつ、けろっと表情を変える姿に眉を寄せて )
……一松絡み、か?
>> 十四松
………それは言えない。すまないな。
( きっと彼に、このことを他言する意思はない。そのことはこの短時間関わりを持てば簡単にわかることだ。しかし、いつどこで情報が漏れるともわからない。俺が紫に要らぬ情を持っているということ。そのことが彼の仲間に知れ渡れば紫はおろか、彼にまで被害が及ぶかもしれない。そう思っての返答だった。彼は自分のために問うてくれたというのに、良心を無下にしてしまった。申し訳なさに眉を下げ、苦笑いを浮かべながら彼の頭に置いた手で頭を撫で続けて )
>> 一松
~…。
( 意識を失った彼を、肩に担いで自室へと向かっていた。彼の言う通り、今この状況を赤や桃に見られでもしたら裏切り者のレッテルを貼られてしまうかもしれない。勿論、一松も。けれどきっと、赤や桃はだからといってすぐに俺たちを消しに動くとは考えがたい。彼等なら、俺たちの言葉を聞いてくれる気がした。それ故、今は警察である彼の仲間に見つからないように。だけども出きるだけ急いで自室を目指す。もし彼が裏切り者として命を狙われるのなら、自分も同じ裏切り者として日陰を歩く覚悟だ。そのくらい、とっくの昔に覚悟していた。血の気を失い自分に体重を預けてくる彼。涙は移動中も止まらなかった。それでも、「たすけて」と、意識を失う直前に聞こえた弱々しい声。俺自身を動かすのに、それだけで充分だった。小走りで15分。背中の彼へ振動を出きるだけ与えないように歩を進め、漸く自室へと辿り着いた。ゆっくりと彼をベッドへと寝かせ、輸血の準備をする。こういう仕事柄だ、負傷したときのため、こういった準備は嫌と言うほどできていた。血液型がわからなかったため、O型の輸血を準備し、白い彼の腕へ針を刺す。輸血ボトルをベッドサイドの高いところに吊るし、今度は撃ち抜いた足の処置を手早く済ませる。───…あとは安静にして、体力の回復を待つだけだ。漸くほ、と胸を撫で下ろす。先程までの涙は乾いていた。ギ、とスプリングを軋ませ、ベッドに腰を下ろす。血の気の引いた彼の頬に、そっと指を添えながらぽつり、呟いて )
~…好き。好きだよ、一松。
>浅瀬 チョロ松
あー、うん。良く言われる。―――そうだなぁ……なんか、飼い主のいない犬……いや、猫か?気まぐれで、自分の欲望に従順で、自分のために周りを振り回す。居場所の定まってない、迷い猫みてぇだ。
(相手の言葉に確かによく行動が子供っぽいと部下たちに言われることが多いと自分でも思えば彼は案外自分の事を良くみているのかそれともただ観察眼が鋭いだけなのか知らないが前者だった場合なぜだが悪い気はせず、一瞬考えるような姿勢を取ると普段の彼の言動を思い起こしながらブツブツと呟けば相手の現時点での身の置き場所は警察であるが好きでそこにいるわけではなくまた上司に尊敬も忠誠心も抱いていない事は明白でありそのように例えて。「別に一緒にしてるわけじゃねぇよ、違うとこも結構あるし。―――……えっと……両方……か、な?」相手の表情乃隠し方が蒼に似ていただけで一緒にしていたわけではないその証拠に彼と青が表情を隠す理由は恐らく違うものだと知っていて、相手の間抜け声にいつもなら小馬鹿にするところだがそれよりも自分の経った今の言葉のように驚いていて理由を問われれば正直に言うわけにもいかず心の整理もままならないまま首をかしげるようにしながら言って。「ふーん、じゃ、勝手にそう思っとくよ。……ハッ、なんで……別に震えてなんか……」相手の言葉に勝手に自分の中で定義づけしつつ相手に指摘されればバッと腕を引こうとするもあちらに抑えられそれは敵わず触られれば震えていることが明らかになってしまうと逆に相手の腕をつかみ引きはがそうとし)
えー、ケチ。教えてくれたっていいじゃん。
>和泉十四松
……お前には関係ねぇよ。
(誰、と問われればまさか彼が探している人物ドンピシャというわけにもいかずヘラリとした顔で濁せばしかし似ているのは顔だけだなと思い、「そーだよ、だから心配いらねぇって」落ちついた相手にどこかほっとした表情を見せ)
>蒼止一松
えー、鈍いか?俺って結構感は鋭い方だと思うけどな。悪ぃけど女には興味ねぇんだわ、綺麗な姉ちゃんは好きだけど。―――特、別……?っ、へぇ……警察官に特別扱いされてもなぁ、俺にはメリットなんてないし……―――それは……そん時になってみないとわかんねぇ。
(鈍い、などと初めて言われた。自分では物事に対して感は鋭い方だと思っているし部下たちにも言われたことはないので少し驚きながら彼の言葉に対し否定の言葉を紡げば苦笑にも似た笑みを浮かべていて女性は綺麗だと思うし仲良くなるなら美人の方が好きだが関係を持つという意味では脳内が違うと告げているもその理由は分からず濁して。緑の彼が自分を特別だと思っている?いや、それは紫の彼が思っているだけかもしれないが仮にも彼は緑の上司であり行動をよく見ているはずで恐らくその予想は合っているものであろう、そう思えば途端に動揺が襲ってきてなぜなのか分からずも動揺を出さないように心がけつつも表情に垣間見えてしまっていて、それでも余裕そうな顔をしながら差し障りない言葉を述べれば、テロリストも警官も関係なければ会いたい、なんて思いが湧き上がってくるもなぜか悟られてはいけない気がしてそんな嘘を述べて)
>カラ松
うわっ、ヘヘッ……―――うん、やっぱお前はそうやって笑ってた方がいいって。
(お返し、そんなことばをいわれながら頭をわしゃわしゃされれば神が乱れるも相手ほど見た目に気を使わない性分であるのでそのままにしておきながら今度はゆっくりと優しく相手の頭を手をやればポンポンと叩いてやり、悪戯っぽい笑いを見て先ほどまでのどこか神妙そうな顔つきよりはこちらの方がいいと笑って。告げられた言葉に、あぁそうかコイツはこういう奴だったなと苦笑気味になりながら期待していた言葉とは少し違っていて半ばあきれつつも言葉が足りなかったと思うも自分の思っているそれは中々言葉に表すことができず無意識に手を動かしながら説明しようとしていて)
うーん、そうじゃなくて……その、兄弟ってわけじゃなくて、なんていうか……違う愛情っていうか……
>和泉 十四松
…さぁ、どうだろうね。もし弟なんて居たら、そいつにきっと居場所はないよ。僕のお金になってるかも。
( 居たら、なんて言葉を聞くなりあからさまに嫌そうな顔をするも冗談っぽく上記を。「っな、なんだよその顔。本当だって…!」相手にわかりやすく疑う様な視線を向けられれば顔を言いづらそうに手をバタバタと動かすし背向け )
( / ですね、でも気長に待たせて頂きましょう。暫く待つ事にしますが、長らく御連絡のない場合は再募集という形で…。 )
>蒼止 一松
まぁ、僕は分かんない事もないですけどね。 お褒めに預かり光栄です、ってね。でも僕の事なめないで下さいよ、その気になればなんだって調べられますから。ん、勿論ありますよ。僕の事を裏切った奴はもうこの世にいませんし、その原因もお金になりましたし。今はどうしてるんだろうとか考えたくもないな。……おぉ、怖。でもま、頑張って下さいよ。せいぜい後悔しない程度にね。
( ふと相手の話に混じった問に首を傾げては当たり前だ、と言わんばかりに上記を伝え。そう、両親は自分を裏切った。それは彼奴の…弟のせいだと、ずっと今まで忘れた事のなかった悪夢の様なものが直ぐ側で脳内再生されているようなもやもやとした感情を悟られぬ様にとけろりとした表情で。「ふは、美味しいですか?もし変なのでも入ってたらどうするつもりなんですか、あ、入ってないですよ?もしものお話ですから。」と野良猫に餌付けでもしたかの様に楽しそうにクスクスと笑み浮かべれば悪戯っぽい表情を浮かべ物騒なことを。「あはは、嫌だ嫌だ。絶対しませんから、御安心を。…は?僕が?求めてるって、彼奴を…?え、いやいや、別にとられるとかっ…」うぐ、と一瞬口籠るもとられる、という単語を耳にするなり直ぐ様あたふたと分かりやすく焦り始め。ぶんぶんと首を振りそういう訳じゃないと説得しようにもきっとこの状態じゃ説得も何もないだろうと諦めた様に溜め息を )
メルヘンって…別に良いですよ、馬鹿にしたって。僕傷付きませんから。…っ、そうですよ経験ないですよ。それに経験したいとも思わないし。 …幸せ者ですねー、僕なんて結構な頻度で嫌な夢見ちゃいますから。その時ばかりはお酒に頼らざるを得ませんので。慣れてないとくらくらするんじゃないですかね?
>紫合 カラ松
…へぇ、優しいなぁ君は。何れ後悔する事になるかもよ?俺のせいで、俺があの時彼奴を殺さなかったせいで一松はっ…!とか言わないでよ?言っておくけど、僕にとって彼は意外と邪魔なのさ。
( 相手を横目にニヤリと黒っぽい笑みを浮かべれば目を瞑り、愉快そうにわざわざ一部感情を込めて挑発するかの様に可笑しな演技をしてみせ。それに正直、邪魔という程ではないが彼は目の前のコイツを殺る権利を譲ってくれないという理由から自分の報酬が一人分減る事に若干の苛立ちを感じていた事は事実で。「……面白い事言ってくれるね、僕はいつでも人間味溢れる表情豊かで心が広い優しい人間さんだと思ってたんだけどなぁ?それに人を騙す演技力、必要だと思わない?勿論、君も持ってるよねぇ?」人間らしい、という言葉を聞けば不満そうに表情消すも直ぐにもう一度笑顔を作れば相手に数歩近付き問い掛けるのと同時に首を傾げてみせ。 )
見方を変えれば絡んでるよ。でも違う、安心してよ?君達テロリストさんに深く関わってる事さ。……否、そもそも君達が一つ罪を犯したその瞬間からだね。その度、君達を捕らえた時の報酬は上がっていく。だからもっと色々やって貰ってさ、最後指名手配ってとこまでいってくれれば嬉しい限りなのさ。
>京野 おそ松
飼い主の居ない、迷い猫…?あは、飼い主が居ないっていうのがまた面白いね、確かにそんな感じなのかも知れないな。飼い主かぁ…居たら少しは僕の性格も変わると思う?…__ねぇ、なんなら君が僕の事飼ってみる?…なんちゃって。
( 殆んど聞こえてきたのは悪口のようなものだったのだがまぁ自分は心が広いのだと言い聞かせ、苦笑混じりに相手の話を聞き。冗談混じりに上記を問い掛ければ、即否定の言葉が返ってくる事は目に見えているのだが少しからかってやるつもりで。しかし相手になら飼われてもいい気がするのは気の迷いだと思い込む事にして。「大丈夫大丈夫分かってるさ。__…え、あ、…うん…。」相手の頭が心配になってしまう程の異様ともとれる発言に暫し硬直するも、いつものように悪い意味で達者な口が開かず何と答えて良いのか分からなくなりただ意味もなく返事を。嬉しい、のではあるのだがいざとなると自分もただのヘタレだなと視線を足元へやり、動揺し過ぎたせいでなのか頬が熱い事には気付いておらず。「いやだって、でも絶対震えて__…っちょ、待って待って、バランスとれなくなるからっ…!」嘘つけ、とからかってやろうかなんて考えるも逆に此方の腕が掴まれれば足元がぐらつき体制を整える為負けじと相手の腕を掴み返して )
…何、知りたいの?なら教えてあげても良いけど、きっと笑うでしょ?
>浅瀬チョロ松
どうだろうなぁ…飼い猫は飼い主に似るっていうし…―――え、う~ん。…それもいいかも……
(もし相手が他の誰かに忠誠を誓いそれこそ飼われているような状態であればもう少し素直な性格だったのだろうかと考えながらも相手が他の誰かに飼われることを想像すれば黒い感情が沸いてきてそれが嫉妬だということは理解しておりそんなことになるくらいなら自分で飼ってやると思い呟いて。「……え、怒ら、ねぇ…の…?…だって、いつも…なぁ……」自信の言葉に硬直する相手を見て自分の発した言葉ながら自分でも意味が分からずこんなことを言えば少なくともいつものようにからかわれるか最悪殴られるかを覚悟していたのに予想外の反応にこちらもどうしていい変わらず、そもそも彼がこちらの言った言葉の趣旨に気づいているのかどうか怪しくて聞いて。「うっせぇ!――っ~~触る、なっ!」指摘し続けてくる相手にどうしても認めたくないのか否定の言葉を続ければ、混乱と焦りで半ばパニックになり急に腕を掴まれたことへの防衛本能により掴まれた腕をそのままにパニクった状態でドンと相手の型を突き飛ばし)
えー、うん。内容にもよるかな。
>カラ松
―――――、…こ…こは、…ちょ……ばつ……、やめ…やめろ…っ…くるな…おに、い…ちゃ……お兄ちゃん、は……たすけ…に…きて、…くれる……やだっ……いたい、……くらいの、こわいの…きもち、わるいの…っ…おにいちゃ…ッ…たすけて…おに、……う……あぁぁあッ!!!…っは……は……、………。…っ…おまえ、なんっ…ぅ、(一方、体力の限界から闇の中へと落ちていった意識は体から離れたかのように相手の背に居ても、相手の自室にて治療を受けていても未だ目を覚ますことはなく目を閉じたまま深くも暗い夢の中に居た。夢とも知らずにはっとその中で目を覚ましてはきょろりと辺りを確認すると自分が腕を繋がれていることに気が付く。ここはどこだろう。暗い。知ってる。監獄だ。その中の最も僕が嫌いだった懲罰房だ。そうだ、重犯罪の加害者の粗方は年老いた者や中年の男ばかりだった。そんなのを相手にする看守らも楽しくないのか面倒そうにしていた。――そこに世間を何も知らないばかりかしきりにお兄ちゃんお兄ちゃんと繰り返す子供が放り込まれたら。罪の重さから抵抗も出来ず保護もされない認められた餌食が居たら――しばらくしてパイプや鞭を手にした男達が下品な笑みを浮かべながら寄ってくるのが見えて顔を青ざめさせる。自分のお兄ちゃんという希望を笑い、殴り、屈辱や恐怖に与えてくる人物達の悪夢に呑まれ戯言を漏らしながらがくがくと恐怖に震えながら悪い汗と共にそっと触れられている相手の暖かい手を不意にぎゅうと握り締める。夢の中で看守達の足が一歩、一歩と近づく度に恐怖は増し、鉄パイプを持った男が真ん前にきて自分の顔面めがけ降り下ろす――と言うところで目が覚め、がばりと体を起こし、はっはと呼吸荒くさせながら目を見開きしばらくしては目線を見知らぬ部屋や処置をされた痕跡のある脚、輸血のボトル…目の前で手を握る相手の姿、と順々に移してはやっと状況を把握し口を開くのだが寝起きの体はうまく動いてくれずくらりとしてから相手へ目線やり)……何で…わざわざ、僕を…助けた訳…。
>京野サン
……まあ…勘で探るもんじゃないっしょ。こーゆーの。あ、後半は同意したい。超絶可愛くて超絶強い女の子とか………え、なに、ほんとに気づいてなかったの?そりゃメリットないのは警察官とテロのリーダー頭として蜂合わせた時だから当たり前じゃん………ふぅーん?…是非そうしたい、って強い要望じゃないんならぼくもべつにいいけどね。単なる気紛れだし。でもいいの?もし浅瀬サンへの気持ちに少しでも迷いがあるなら僕を頼ってみた方がいいんじゃない…見返りも報酬も求めてない、かわいい部下の為だから。でも、あくまでも気紛れだよ。悩んでる間にあんたが意思を固めても出来ないかもしれないからアシカラズ。…まあ…あんたが決めなよ?(鈍くないと答える相手が勘がいい、と口にしたことに思わずぽりぽりと言いにくそうに頬を指で掻くとこの男、勝負事や戦いにおいての勘はピカイチなんだろうが間違いなく色恋沙汰には鈍いだろうな…なんて自分も言えない事であるとも忘れて棚に上げきったまま考えてはメリットがないという相手にやれやれと首を振り、――たしかに報酬も見返りも求めてはない。求めては。だって、この二人が近づいてくれるだけで僕は――何でかわからないけど、このちくちくが取れるんだもん。と不思議と闇に落ちていくような感覚にまるで魔女が用いる甘言が如くにやついた表情浮かべたままキセルを相手へと差し)
>浅瀬サン
俺は畳と猫と煙管が有ればどうでもいい……、…ふうん。まあ、そーだろうね。浅瀬サンからたまにゆらゆら尻尾出てる気がしてたし。……そう。お金にね…、殺さなかったんだ?……ひひ、後悔なんてないよ……それに。…殺すことはおろか、傷つけることさえ難しくなったお人には…笑われたくないし。ヒヒッ…。(どこか浮き彫りにも見えるけろりとあっけらかんとした表情を盗み見てはああ、僕も似たようなことよくするっけ。わざといまみたいに気味の悪い笑みを浮かべて闇に落ちきった悪の振りをして痛みに耐える。……この人、思った通りだ。並大抵の人が無意識かに当たり前にてにいれるだろう幸せを知らなかったか…壊されたか。そういった生き方をしてきたのだろう。と推測してははふりと息をつき。「……うん、…あまくてとろーって………浅瀬サンがわざわざこれで僕を今ここで殺る理由がないじゃん。人気ないとはいえ重鎮どもの花見だよ、そこで僕が見るからに敵に襲われてやられたっぽい傷がない、しかも体調べたら食ったものなんかすぐ出る。…ちょこ、れーと?なんか僕一人でお買い物できないし、敵からもらったもの食うほど卑しくない。…そこで犯人は仲間に絞られる、一人僕を探しに来た浅瀬サンはすぐ捕まっちゃう。…あんたがそんな初歩ミスやるわけないじゃん、…殺るならもっと頭使うお人…そうでしょ?」はじめこそ嬉しそうな年に似つかわしくない子供じみた笑顔を浮かべるも続く台詞に人格すら変わったかの如く目を鋭くさせては口角を歪ませたままいびつな笑みと共に口にしては先程までの余裕やらなにやらはどこへやら、とたんにしどろもどろにあたふたとする様子にくつくつ喉を鳴らし)めるへん。うん。どーてーのまま人生終わらせるとよーせーだか魔法使いだかなれるらしいし。………いっしょーどーてーでいーの?シコ松とかあだ名付けられたりしない?…ひひっ、寝れなかったらいっそ寝ないね…三徹でもすりゃ自然に体が限界迎えて流石に寝るし…、……それでもあんま好きじゃない。ガキの頃無理矢理飲まされたりしたし。
>京野 おそ松
…似るのか、なら飼われてた方が良かったのかも知んない。まぁこんな変わり者拾う奴なんかそうそう居ないだろうけどね。……は、本当に?ちょっ、意味分かってんの?
( 今のこの性格は自分でも嫌で嫌で仕方がないのだが、実際自分をこんな性格になるよう育てたのは親ではなかったもので勿論優しく接してくれる訳もないし従わず自由でいる事しか覚えて来なかったから…というのは明白だった、そのお陰で良く周りからは嫌われている。はぁ、と小さく溜め息をつけば上記ぽつりと呟き。しかし相手の口から漏れた次いだ言葉に暫し目を瞬かせ、珍しく焦った様に身振り手振りて意味を理解しているのかなんて問うてみて。そりゃあ嬉しい、そうなれば彼の近くに居られるのだからそれほど自分にとっての幸せは無いだろう。そんな事を考えてしまったのは無意識で我に返ると首をぶんぶんと左右に振り。「……え、えっと…っあ、の…えーと、その、なんて言えば良いか…分かんなくなった…」相手の問い掛けになんとか答え様とするも、頭が混乱しておりいつもの調子で喋る事が出来ない。このままじゃ余計な事まで口にしてしまう程何も考えられない、とまるで言葉を忘れてしまったかの様に視線ゆらりと泳がせ。「っちょ、痛っ…!、…あはは…何すんのさ、折角心配してやったのに…流石だよテロリスト君、人の厚意も受け取れないなんて可哀想。安心してよ、もう君の事心配したりなんてしないからさ。…それに、僕なんかに心配されても困るだろうしね。」不意に視界がぐらりと動けばヤバい、となんとか体勢を整えそのまま立っている事には成功して。何が起こったのか理解出来なかったのだが直ぐに理解すれば無意識に一瞬酷く悲しそうな顔をして。しかしころりといつもの様な自虐的な笑みを浮かべると呆れた様に左記を口にして。そういえば結局は敵なのだ、と実感すれば自分も馬鹿な事をしていたのだと自覚して。掴んでいた相手の腕を離せば、自由になった両手をポケットに突っ込み相手から数歩離れて )
んー、…じゃあ君は笑うよ。それに否定されたら僕はきっと生きていけなくなっちゃうからね、だから申し訳ないけど答えてあげれないや。…御詫びに、質問一個位なら受け付けるけど?
>蒼止 一松
あはは、それだけじゃ流石に生きていけないでしょ。尻尾?へぇ、何の尻尾ですかね?…あはは、流石に十歳にも満たないのに人を殺すなんて嫌じゃ無いですか。それに死ぬより辛いものを味わわせてあげたかったんですよ。彼奴が今幸せに生きてるってんなら、喜んで居場所でも何でも突き止めて息の音止めてやりますけどね。……ふーん、何それプライドってやつでも持ってるんですか?笑われたくないって、それも相当面白い理由だし。
( 息の音を止める、なんて言っても彼奴の顔も名前や何もかもが頭の中には入っておらずどうしようもないのだが情報網を張ることに関しては結構な自信がある。して、一体どんな人生を送ったのか問い詰めてやらなければと口許歪ませるも、実際会えばきっと想像する以上に口も聞けないのだろうか。小さく溜め息をつけば何処か困ったかの様に目細め。「美味しいですよね、チョコレート。僕も昔っから大好きでしたよ。……へぇ、随分と僕がずる賢いみたいな言い方してくれますね。いや、別に思われてる分には嫌じゃないんですけど。確かにもし貴方を殺す気があるなら、もっと分かりづらく殺すと思いますよ。それか真っ向から実力勝負、そんなに強くないですけど。」ほう、と相手の頭の回転の早さに対し面白そうにほくそ笑めばこくこくと頷きながら目を瞑り。まぁいつその気になるか分かんないんですけどね、とぽつり呟けばクスクスと笑み浮かべて。くつくつと喉鳴らす相手に罰の悪そうに視線泳がせ。 )
え、何ですかその話。妖精とか魔法使いとか全く興味なですけど、その話知ってる貴方の方がメルヘンなんじゃないんですかー?…な、そんなあだ名付けるの貴方位しか居ないでしょ。周りに童貞だって言わなきゃからかわれる事もないし。……あぁ、その手もあったな。でも寝ないとつまんないので。それに夜ってちょっと怖いし。……ガキ?ふーん、その人達はお酒は成人してからって知らなかったんですかね?
>> おそ松
~…それはお前も同じことだ、おそ松。
( 「今の顔の方がよっぽどおそ松らしい」。そう付けたし、すっかり兄の顔となった彼にふわ、と緩んだ笑みを向け。その屈託のない笑みを見詰め、ああやはりこの男はこの顔が一番似合う。と心のなか呟いて。そして優しく撫でられる頭。それに倣うように、こちらも乱した髪を指先に絡ませながら、ゆっくりと整えるように撫で付け始め。しかし、自分の返答に歯切れの悪い反応を見せる彼に、思わず、苦笑いが溢れてしまい。……やはり、彼は気付いているのだろうか。それならばいっそ全てを吐き出してスッキリとした方がお互いに楽なのではなかろうか。──今日は、随分と高いところまで気分が上がったものだ。と、自分の思考に内心驚きつつも、困ったような笑みを向けて )
……恋慕、の類いということか?~…抱いたことがない、といえば、嘘になるな。おそ松は気付いていたのか?
>> 浅瀬
…先程も言っただろう。あいつは、お前に易々と潰される程柔ではない、と。
( 芝居がかったような言い回し、その内容も、決して気分を良くしてくれるものではない。しかしこちらも、挑発するかのように目を細め口角を上げれば、何の気なしにそう、呟いてやり。この言葉は決して虚勢ではない。彼とて警察官。それも、今目の前にいるこの男の上司だ。そう易々と寝首を掻かれていては命が幾つあってもたりないだろう。紫は、自分の意中の相手である前に、己が感心する程の腕を持つ“敵”、でもあるのだ。「何のことだかな。俺はお前のように欺くのは得意ではないが?」こちらへと一歩、また一歩と近付く彼。その様子を静観しつつ、ふ、と笑み溢せばそう返していて )
舐められたものだな。そう簡単に捕まる程間抜けではないと思っていたんだがな?……それに、その人間を消して回っている俺たちは、お前の“報酬”源を食い潰しているとは考えないのか?
>> 一松
一松、大丈夫だ。俺はずっと傍にいるぞ。
( 終始魘される姿。その姿に、無力な自分は何もできない。傷の手当てができても、失われた血を補給してやることができても、彼の根底にある苦しみから彼を救い出すことができない。ああ、なんて情けないほどに、無力なんだろうか。歯痒さと自身に対する怒りから、ぎゅっと、握り返してくれる手に力を込め頭を撫でる。…早く悪夢から醒めて。そうしたら、そうだな。ホットミルクでもだしてやろう。小さい頃は甘いものが好きで、けれど互いに滅多に食べられない環境にいたから。これからは、たくさん、沢山。欲しいものをたくさん、あげられたらいいな。だから、とりあえず、蜂蜜の入った、温かなミルクから。一松は喜んでくれるだろうか、笑って、くれたら、いいなぁ。そう思考を巡らせていた刹那、がばりと起き上がった彼。唐突な動きに目を見開くも、ぐらぐらと不安定なその体を咄嗟に支えてやり。落ち着かせるように、できる限り優しく背中を撫でてやる。いまだ自分を助けた理由なんて聞いてくる、…どうすれば、信じて貰えるのだろうな。諦めにも似た笑みを彼へと向け、背中を撫でながらたっぷりと優しさを含ませた声で )
~……大切、だから。一松から真っ赤な血が流れたとき、どうして良いか、わからなくなってしまった。お前を失うことが、こんなに恐ろしいことだなんて、今更気付かされてしまった。……すまない。お前は、どう感じているかわからないが、~……生きていてくれて、本当に、よかった。
>浅瀬サン
いけるよ、むしろ他に必要なもんない…あでもすうぃーつ?は食べたい。…ひひ、さあ?たぬきかきつね…にしては獰猛そうだしね。……フーン。そりゃんなチビの時から殺したいやつがいたなんてご苦労だったね…知らないけど売っちゃったなら変態に引き取られてるかバラされて内蔵だけ生きてるかしかないんじゃない。プライド…ではないと思うよ、どっちかっつーと………嫉妬?……ヒヒッ、僕が徹底して殺したのに対して、やっぱり殺せないからそばにいようなんてあまっちょろい考えされてハッピーエンド迎えられたりなんかしたらちょっと妬いちゃうよねぇ…。(相手のなりたちについて十も満たなかった、と聞けばまだ施設に入る前。多分カラ松お兄ちゃんにも多くは話して居なかった元々の生まれ育った自分の家庭の境遇についてもつい思い返し胸がざわつくような感覚覚えてはそんな頃に殺したい標的がいたなんて酷な話だ、なんて思ったりしつつ。あまりにもプライドというには幼稚で、単純な理由ではあるが本心なのだから仕方がない。いつか裏切られる、裏切られる恐ろしさや結末は知りたくない。手に入らないから殺す。にも関わらず殺さずした結果手に入る未来を手にいれる人間が目の前に居るのはどうしても狂わしく、……もしも僕があいつを殺めたあと、浅瀬サンが飼い主サンと結ばれたりなんかしたら僕はどうしてしまうんだろう?なんて非人道染みた思考巡らせ。「…就任してから知った。ちょこ、は。たまに小さい頃あまいの食べた気がするけどたまにすぎて名前覚えてない。……キヒッ、誉め言葉のつもりだよ…まああんたの場合は望んで知識を得てきたのか、生きるために知識が詰め込まれてきたのかわかんないけど…。…へえ?面白いね…、…でもやんなら早めにやった方がいいよ。目的達成した後は僕はこんな馬鹿げた組織に留まっとく津守、ないから。…やれるかは別としてね?」などとさも気だるそうな様子と声であくびと共に答えながらも最終的にはへらりと気味の悪い笑みを浮かべ。珍しくも気まずそうな様子を見せる姿にああ、この人もこんな人間らしいところあるんだ。なんか勿体ない。なんて考えながら眺めており)皮肉に決まってんじゃん、皮肉に。さすがに魔法使いがどうとか信じてるわけないよ。…ふうん。…でも俺には知られちゃったわけだからね。浅瀬サンに似合うかわいいニックネーム練っとくよ…ひひ。夜更かしもたのしーよ…明け方の日が登りかけた空眺めながらああ、こんな時間までなにしてんだろうって無気力になる感じ。暗いの苦手なの?……元看守共だよ、うちの。未発達でアルコールの分解出来ないガキに飲ませて好き勝手してたからね、処分した。
>カラ松
………、………。…………幾らでも、幾らでも殺せたわけじゃん。…自分達を追ってる警察の幹部…それもボスがおちおち目の前で自分のミスで気絶なんて。…それを助けるなんて…ただの敵には絶対しない……おまえ、…なんで未だに、俺をその大切な一松で居させてくれるんだよ。…俺はおまえを…殺そうとして、対立して汚れて…さっきだって…お前に…。(無茶をした事で起きた激しい目眩に揺れる体を支えられる感覚とひどく優しく背中に触れられる相手らしい手つきに何で僕があそこまで振り払ったってこうしてくるんだ、と噛み付くような事を言う気もなくなっておりただただ俯くように目線を軽く落とすとひどく穏やかながらも感情の込められた相手のその台詞は不思議と辛い言葉な筈もなければ冷えきった心なら簡単に吐き捨てることもできた筈にも関わらずじわりじわりと胸の奥をかき乱していくような不思議な感覚に痛いような、熱いような、何だろう?と困惑するのを隠すようにぽつりと呟く。“お兄ちゃんもどうせ裏切るから殺す”という思いが“手に入らないくらいなら殺す”というものであったことは何となく相手に会う前から気づいていたが、それが相手とのやり取りの最中に“寂しさや悲しみに負けた弱い自分が、自分からお兄ちゃんを突き放しただけの自己中心的な甘え”と“お兄ちゃんへの気持ちをただ暴走させただけの殺人鬼でしかなかった”という考えに行き着いており、胸を埋める殺意よりも強い罪悪感や罪の意識に歯噛みする。――そうだよ、きっと僕が欲しかったのはこれなんだ。お兄ちゃんに背中を撫でて貰って、優しい言葉を貰って、笑いかけてそばにいてもらう。…欲しすぎて欲しすぎて、何が敵で何が悪かもわからなくなって。人や物を壊すことに慣れすぎて、相手の敵にまでなってしまった。こんな自分がまだ相手の中にある大切な一松であれる理由が解らずに俯いたままでぎゅうと空いた側の手でシーツを強く握り絞めると――今更、いまさらここまで落ちぶれといてお兄ちゃんにそばにいてなんか、言えない。と胸の中でぽつり呟くと首を緩く横に振り)―――め、…わく、かけたね。…俺…あんたの仲間に見つかる前に、行く…から。……、……おに、………紫合、……ごめん……おまえのなかの一松を汚して。
>> 一松
……確かに、お前は今俺達の敵だ。でも、それ以前に、一松は俺の、大切な大切な人だから。それは一松がどんな風に変わったとしても、変わりはしない。
( ──…そう、彼は自分の知る過去の“一松”とは、随分変わってしまった。あの頃には持っていなかった鋭い目付きも、冷たい態度も、刺すような言動も。自分が彼の傍に居られない間に見つけてしまったもの。でも、それでもな一松。あの頃とどんなに変わってしまっても、一松は一松だから。俺の愛した人。誰よりも何よりも、それこそ自分なんかよりも大事な大事な。そんな相手を、簡単に切り離せる訳がない。これは愛情なんて甘やかな響きの言葉ではすまされない感情。これは、執着。お前こそ、こんな感情を抱かれていると知れば、きっと腕の中からするりと逃げ仰せてしまうんだろう?ならばお前が望む限り、必要とする限りでお前に全てを尽くそう。要らないと言われるまで、ずっと、傍にいよう。だからそんな顔はするな、笑って?……そ、と頬を撫でる。ここにいることを拒むことなんてない。傍にいて。お願いだから、自分を否定しないでくれ。そんなことは、言わないでほしい。もう一度“カラ松”と、名を呼んで……。そう思いを込め、「いちまつ」と、丁寧に名前を呼び、ぎゅっと両の手でその手を包み )
~…この場所は他の仲間には教えてない。招き入れたのも、お前が初めてだ。……頼む、俺がお前の傍に、いたいんだ。
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