春日珠紀 2016-04-04 12:45:04 |
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はい。気を付けます。(ぐっ)
えっと、なんか、…どうしても抱き着きたくなっちゃいまして…へへ。嫌でしたか…?(抱き締めながら見上げ/コラ)
ーーはい。でもそれは私や、みんなの為なんだなって…思ったら、悲しんでちゃいけない気もするので。(申し訳無さそうな笑み)
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期待…え、あ、はい!美鶴ちゃんですね。先輩と一緒に寝ること、私からお伝えしておきます。
(不図、向けられたお願い。快く頷いてはごく当然の様に言ってのけるけれど、その台詞自体が疑いを呼ぶ事を本人は知らない。笑顔で立ち上がっては見送ろうとしたところ、遠くに目当ての彼女を視認して「美鶴ちゃーん!」なんて、彼の気も知らずに呼び掛けを。彼女はと言うと何処か怪訝な表情で早足に此方へやって来て、如何なさいましたかと、平静を装っている様で)
おう、…まあ、無理はしないようにな、(に、)
だ、ダメじゃ…、ねーよ。…たく、しょーがねぇな(背中に手を回し、)
珠紀…、……俺はもう、お前を泣かせるようなことしない。絶対だ。お前には笑ってて欲しいから、(頬撫でて、)
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ぶぶっ、ちょ、待て…!!やっぱ、俺が言――。
( 自分の頼みに快く頷いてくれる、しかしその際の台詞に口に何も含んでいないにかかわらず、吹き出すような素振りを。もし、その言葉通りに受け取ってしまったのならば、間違いなく怒りの底先は自分に向けられる。それは阻止せねばと、立ち上がる彼女を引きとめようとするが、それは、彼女が少女を呼び止めたことにより無駄に終わり。言いにくい、しかし自分が言わねば彼女がさっきの通りに告げてしまうだろう、口の中の唾を飲み、口を開き、「美鶴。俺、今日はここに泊まっていくから、よろしく頼むぜ」出来るだけ平然に、内心心臓をばくばくさせながら少女の返答を待ち、)
有難うございますっ!
良かったぁ…先輩あったかいから、落ち着きます。(抱き締められては安堵して胸に頬を寄せ)
…先輩…、はい、絶対…ですよ。泣かせたら美鶴ちゃんに言いつけちゃいますっ…(クスクス/!)
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ーーそう、ですか。もう夜も遅いですしね。お部屋、ご用意しておきます、畏まりました。
(酷く丁寧な彼女の対応と”お部屋”を用意する台詞、此れは別室をとの意味合いなのだが当の本人は矢張り気付かずに「有難う美鶴ちゃんっ…誰かと寝るの久しぶりで、寝れるかなあ。」悪気の無い至極楽し気な声。それを聞くや否や彼女は物凄い形相で彼を見るけれど、別段何を言う訳でも無く不満気な表情でこの場を後にしたとか。)先輩が帰ってくる前に、お風呂、入っておきますね。
お、俺は逆に落ち着かねーよ。…こんの、天然が、( 頬赤くさせながら、)
待て、それは冗談でもやめろ。お前はわかってないだろうだがな、美鶴は怒らせるとヤベーんだって、特にお前に関してのことは、( くどくどくど、←、)
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うっ、わぁ……結局、喧嘩かっちまった
( 心臓をばくばくさせながら帰ってきた言葉は、特に平凡なもの。これでなんとかなりそうだと思ったのも束の間、彼女は漏らした言葉。それに少女が気づかないはずもなく、ひどい形相で見つめられた時には、思わず声を出しそうになしながらぴんと背中を伸ばし。その緊張が解けたのは、少女がこの場からいなくなったあとで、思わずため息をこぼし。「……ああ、わかった。早めに戻ってくる」原因を作ったとは言え、全く悪気のない彼女を責め立てるわけにも行かず、数秒の沈黙のあとその申し出を受け入れ、その言葉のとおり、一旦家に帰るため廊下を歩いて行って、)
はわわ、お仕事探しとやらが漸く落ち着きました。
え、居心地悪い…ですか?(眉下げて離れ/…)
…美鶴ちゃんがやばい…?もう、先輩!何言ってるんですか、あんな可愛らしい人に!(くすくす/嗚呼)
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(彼が一時帰宅してからというもの、例の彼女からの問い詰めは凄い勢いで。全く持って事態が飲み込めない様子で居ては最終的に溜息を吐かれたのも致し方無く、大人しく風呂へ向かうまでには手間取って。恐らく彼が戻ってくるのはちょうど風呂上りとかち合う時間だろう、半袖に膝丈のワンピースといった寝間着を纏い、濡れた髪にはバスタオルを巻き付けて自室へ着いた頃、彼はもう直ぐだろうかと自然と笑みが零れ)
おー、おつかれさん。背後さんは、社会人か?、(首こてり、)
まてまて、どうやったらそんな解釈になる!?、なんでこうも、お前ってやつは…、(ぐぬぬぬ、)
可愛い、って、お前のほうが可愛いし…、(しれっ、/)つーか、お前はあいつの恐ろしさを分かってねーんだよ!!、実際に見たことがないからだと思うが…、というよりも、美鶴はお前の前だけ猫かぶってるしな…、(ぶつくさ、)
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…あんなに睨まれたら、ゆっくりしようにもできないっての、
( 家へ帰宅後、案の定母親からは問い詰められ。くたくなになってここへと戻ってくれば、今度は少女からの容赦ない視線。用意された部屋に荷物を置いたあと、その視線から逃れるように彼女の部屋の方へ。「おーい、珠紀。俺だ。戻ったぞ」部屋の前で、そう呼びかけて、)
そうなんです。そんな先輩の背後さんは、学生さんでしょうか?(きょとん)
落ち着かないって仰られたので…(あわあわ)
な、何言ってるんですかっ…。え、猫被ってる…?美鶴ちゃんがですか?私に?何故…?(悩ましげな顔で首傾げ/嗚呼)
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わわわ、先輩ッ…!
(髪を乾かすのも終盤、ドライヤーを弱めて冷風を当てていたところで部屋の外から聞こえた声にビクッと肩を震わせて。スイッチを切って少し髪の毛を整えてから襖を開け、「お帰りなさい。」と至極柔らかな笑みを湛えて出迎えて。彼の手荷物が無いことに気付き、別部屋が用意された事を知らないが故にキョトンとした顔で首を傾けて)ーーあれ、先輩、お荷物は無いんですか?
まーな、それも受験生ときた。…、勉強してなくて大丈夫なのかは知らんが、(ふん、)
落ち着かないっていうのはな…、その。お前のことが好きだって話を前提とした、落ち着かないってことで…――、っ、わかれよっ、こんの鈍感が!(くわっ、/)
そりゃぁ…、美鶴がお前のことが好きで、嫌われたくないからなんじゃねーか?……なんで俺がわざわざ敵に塩を送るような真似をしなくちゃいけないのかわからんが、(ぶす、)
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お、おう、…ただいま、
( 部屋から出てきた彼女は既に寝間着姿。男の前なのにこんなに無防備でいいのかやらとか思いながら、風呂上がりのせいか目の前の人物から漂ってくる香りに、抱きしめてしまいそうな衝動を理性で必死に押さえ込んで、それを表に出さぬように返し。荷物の事を聞く彼女に、なぜそんなにきょとんとするのかと不思議に思いつつ、「荷物なら、美鶴に用意してもらった部屋に置いてきた」そのままの事実を告げて、)
えええ、待って下さい、受験生ということは大でなく高…?まさか過ぎて開いた口が塞がりません…(わなわな)
へっ?!はぅ…好きを前提とした落ち着かない…?うう、わ、分かれる様に頑張ります…(しょぼん/…)
えへへ、私も美鶴ちゃん大好きですし、嫌いになる訳ないのに…(頬染め)
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部屋に…?へ?あ、そうなんですね。てっきり私、この部屋に先輩も寝るのかと思いました。
(荷物の件についての返答にはキョトンとした顔で瞬きを幾度か繰り返した後、別部屋がある事に遅れて気が付いて。特に悪意も下心もなく屈託のない笑みを湛えながら、さも当然とばかりに室内を見渡して返答を。「じゃあ寝るまで一緒に居てくださいね。」と、至極楽しそうに、そして部屋へ導くように襖をもう少し開いて)
…えーと、そのまさかなんだが、高じゃなく中だ、(頬ぽり、)
や、別にわかんなくてもいいんだが…、むしろ理解された方が気恥ずかしくなる、(はは、)
美鶴は、…ねぇ。……俺は?、(ぶすー、/醜い嫉妬ですよ先輩、)
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あ、あ、アホか!戦いの最中に、ここに泊まり込みに来たときも、別室だったろーが!
( 彼女自身、全く悪機はなく天然であるがゆえの発言であるということは十分であったのだが、自身を慌てさせるには十分な言葉。わなわなと体を揺らしながら、早口に告げ。自分の心情なんて知らず、簡単に部屋へと通そうとする彼女を見れば、恥ずかしさよりも呆れのほうが勝り、「…いや、先に風呂に入ってくる」部屋に入ることを断り、手をひらひらさせながら廊下を歩いて行って、)
えええええ!中ですか????顎が外れる勢いです。え。え?中でこの文章力なんですか?って驚いておられます、後ろの肩が。
いえ!いえ!先輩のためにも全てにおいて理解したいです。知りたいんです。(きりっ/嗚呼)
なっ…す、す…きに決まってるじゃないですか…!(ふい)
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ええっ…だって、あの時はそれは…今はもう平和ですし…仲も…深まりましたし…。
(凡そ理解が出来ないといった反応を見せるその姿に大きな瞳をパチクリと瞬かせた後、緩慢に首を傾げながら心底不思議そうに呟き落として。それに加えて部屋に踏み入ることなく踵を返した背中をただただ見送ることしかできず、「はい…。」と困惑いっぱいの声。一旦自室にこもり、何か悪いこと言ったかなあ…と、彼が戻るまでは悩み続けるだろう)
あー…。背後も薄々だが、そっちの背後さんは年上だろうなぁと思ってたが、そこまで歳離れてるとは思ってなくて、なんだか申し訳ないとか云々、言ってるぜ、
お、おま…っ、……よくもまぁ、そんな恥ずかしい台詞を、(かぁ、/ふい、)
そーか、そーか…、(満足げに、)
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……今更、部屋に行くってのもなぁ、
( 入浴を終えて、ルームウェアへ着替えたのち、まだ水けをしっかり拭ってない髪のまま、縁側へ座り込みぼーっと、外を眺め。きっと、彼女のもとへ行ってしまえば先ほどのように簡単におのれを部屋の中に入れてしまうだろう。あの事件の最中では、幾度が中へ入ったことはあるが、その時とは違い今は恋人という関係。誰も見ていない場所で、しかも風呂上がりの彼女に何もしないという自信はなく。重く長い溜息をついて、)
いいいいえいえいえ、寧ろおばさんでも大丈夫なのでしょうか?そこが不安です。年齢差が分かったのは此方だけなのですが、…おばさんで申し訳ありません…(/土下座)
恥ずかしい台詞…(キョトン)
す、好きじゃなかったら…こうして一緒に居ないです…(ぽそ)
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(中々戻らない彼。最初の方は別段気にしていなかったものの、徐々に不安は募るばかりで。時折、時計を見上げては小さな小さな溜息を吐いて。意を決して立ち上がると己が開けずして開いた襖は美鶴によるもの。大袈裟に驚いた声を上げるものの、美鶴の手元にあった御盆の上を見て冷静になったのは言うまでもなく。二人分のティーセット。幾つか言葉をかわしては、改めて大人しく彼を待つ事に)
ああ…まあな、中で受験生というと、だいたいの年齢はわかるもんな。おばさんとかいうなよ、俺も背後もそんなんはきにしねーし、( へら、)
自覚ねぇのかよ!?、…、はぁ、( ただ溜息、)
ぶっ、…、不意打ちはやめろ、(己の頭くしゃり、)…俺も、お前を好きになったから、こうやって傍にいんだよ、(ふい、)
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……腹、くくるかぁ、
(入浴によって温めた体が夜風によりだいぶ冷えたころ。こうやってうじうじと悩むのは自分らしくない、悩む前に行くのが俺様だろと思いなおせば、その場から立ち上がり。廊下を歩いて、彼女の部屋へ向かいながら、どうやって部屋に入ることを断ろうかなんて考え。そうしている間にあっという間に、彼女の部屋へ。深呼吸をし、襖の前で、「おい、珠紀。俺だ、真弘だ」彼女の名前を呼んで、)
あれから一月と、経ってしまいました…
本当にすみません。待つ事が苦、であれば…私なんか捨てて下さって、構いません…ので。
如何せん、サファリというものを開く頻度が下がってしまい、(深々)
先輩は、夏バテ、してらっしゃいませんか?身体にはお気を付けて。
珠紀。久しぶりだな。お前も元気そうで良かったぜ…、
馬鹿かお前。俺様がお前から離れることなんてねーよ
お前に心配されるほど、俺の体はやわじゃねぇって。それより、お前こそ気をつけろよ?
あーも、泣くなって。お前に泣かれたら、どうすればいいのかわかんなくなんだよ…、(頭くしゃりと撫でてやり、)
……俺もだ。なーんかな、お前といねぇと調子が出ねぇんだ
やってねーけど…、やろうと思えば出来るが、どうする?
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