四男 2016-03-27 22:17:49 |
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酔ってねーよ、ただ一松が?いつもより素直ににこにこしちゃってるから?それ他の奴らには見せたくないなってだけ。
(くすりと笑う顔にだからそれ!その顔!見せるのまじで俺相手だけにしとけよ!?とは内心の叫び。酔ってないとは口先では応じているものの、少なくとも普段より言動と行動のストッパーは外れているのは確かで、頬からは手は離さずにむにむにと遊び続け。アルコールで割合ぶっ飛び出した頭は欲望を素直に吐き出すことを推奨しているらしい、へらりと笑うと流れる様に言葉が洩れ)
すっげーほっぺ柔らけー、ちゅーしたくなんね。
(/んじゃあ切り良いところまでは続けるってことで。兄ちゃんもお前とまだまだ話してたいからね、そこんとこ勘違いすんなよ?ただ一松の希望最優先だよってだけ、話してくれるならいつまででも大歓迎だから)
(他の奴らには見せたくない、その言葉は自分も相手によく思う事である所謂嫉妬心、はたと其処で「おそ松兄さんが?嫉妬?」それはつまり相手も自分を…?とまで到達するが何せ拗らせ過ぎたDTである都合良く解釈しているのかも知れない。加えて相手は酒が入っているし、いつもの悪ノリかも知れないだろう「危うく勘違いするとこだった、ヤバイヤバイヤバヤバ~イ」といつぞやのノリで此方も乗り越えようとした所でチュー発言である、人の気も知らないでと舌打ちするも此処で引くのは正直癪だし相手から引かせてやると口端歪ませ)
…ひひっ、ほっぺでいーの?何なら口にでもしてあげようか、風邪ン時みたくさァ…
(/ふひ、こんなゴミクズと話したいとかマジ物好き。……は?嬉しいに決まってんじゃん、僕だっておそ松兄さんとまだ話したいし…。だから、その、よろしく…)
えっ、マジで!?いーよしてして、めっちゃ歓迎!
(ほっぺちゅーを拒否しないどころか、口に自主的にしてやろうか発言。成程これ夢か、と納得してしまうと夢なら何をしても許されるだろうと更に気は大きくなり。してもらうというより自分からしたい、との発想に行き着くとあっさりちゅっと顔を近付けて口付けてしまい。だってこれは夢だ、妙にリアルな感覚がするが夢のはずなのだ。むふふ、と満足げに唇を離し)
ふへ、かーわい。
…は?
(可笑しい其処は否定する所じゃないの、嫌がる所だよねと喉元まで出掛かったが相手は酔っ払い、しまった失念していたと後悔しても後の祭りである軽いノリで受け入れられた挙げ句に向こうからキスを仕掛けられてしまうと頭が真っ白に。此は夢が現か然しリアルな感触に互いの唇が触れた瞬間感じた相手の息遣いが否応無しに其れを現実だと思い知らせて途端に顔は一気に真っ赤に染まり)
な、な、な…っ!?
……真っ赤、一松がして良いって言ったんじゃーん?
(くっくっ、と楽しげに喉を鳴らしながらも、内心相手に拒絶の色が無いことに安堵の溜め息。その一方で、拒まれていないのならあと一押しすれば行けるんじゃね?との悪どい思考も頭を擡げており。するりと相手の頬を撫でると、鼻先が触れるか触れないか位の距離まで再び顔を近付け、ふっと目を細めて)
ね、俺とちゅーとかすんの嫌?
い、言った…けど…!でも、おそ松兄さんからするなんて言ってなかったじゃん。
(自分から悪ふざけで仕掛ける分には問題ない、否、好意を抱いている相手だから多少なり緊張こそするが然し自分のペースで進めるのと相手から仕掛けられるのでは訳が違う。パニック状態に陥っている所で不意に頬へ相手の手が触れて撫でられれば肩はピクリと跳ね上がり、至近距離に迫る相手の顔に体温は上昇、心臓は大きく脈打ち)
……嫌じゃない、ですケド…
ふーん?じゃ、今度一松からしていーよ?
(狼狽えながらも嫌ではないと明言した相手に、笑みを更に深めて。近付けた顔は離れず、しかしそれ以上自分から近付くこともせず。目は敢えて閉じない、依然として真っ赤な顔に愛おしげな視線を向けたまま。唇が塞がれる前に溢れた本心は、小声の形を取り「すきだよ、」と)
…は?なに言って…
(酷く狼狽している所で今度は自分からキスをしていいと提案されては笑えない冗談は止めて欲しい、じとり眼差し向けるが本気の模様。引く事は許さないとばかりに退路を断たれ此方を射抜くような眼差しにやがて諦め其の唇へ…触れる直前聞こえた言葉に反応出来る余裕なく重ね合わせ)
(唇の感触を一度目より冷静に堪能しつつ、キスって案外気持ち良いものなんだね、とぽやぽやした頭で考え。触れるだけの口付けも二度目となるともう少し先へ進みたくなるもので、触れ合う唇からちろりと舌を出し相手の唇をぺろりとなめ上げて。相手のお気に入りの炭酸飲料の甘さを僅かに感じながら、頭を相手の肩へぼてりと乗せ)
あーもう、好き。そういう風に可愛い顔しながらちゅーしてきちゃってさぁ、何なのお前、本当可愛い。
(二度目のキスも此方には堪能する余裕など皆無であるバクバクと煩い心臓は今にも破裂しそうなぐらい鼓動が速い。今にも死にそうになっている状況で今度は自分の唇に這わされ舐め上げてきた相手の舌、ビクンッと魚が跳ねるように盛大に身体が反応を示せば緊張は最大値へ。唇が離れた口が金魚のようにパクパクと)
…な、に…してくれちゃってんの…、悪ノリにしたって…普通ここまでする?
(相手の言葉にきょとんと、心底予想外だとばかりの顔で見つめ返し。悪ノリと、まだこの捻くれ者は言うのか、とここまで来て今更の言葉に苦笑さえ浮かび。伝わっていないのなら何度でも伝えるだけである、ひたすらに隠そうとしてきた普段の記憶はアルコールに飛ばされ既に何処かへ行ってしまっていて)
悪ノリってさぁ、マジで思ってる?お兄ちゃんこんなにお前のこと大好きなのに?
(此処で予想してた言葉は“そんなマジになんなよ~”“こんなの遊びじゃん”等の軽い台詞だった。然し其の言葉とは真逆の返事が来てしまえば戸惑いは隠せず、いや待て一松おそ松兄さんは酒が入っている真に受け糠喜びのパターンかも知れないと何処までも後ろ向きに考えてしまうのは性分だから仕方ない、じとり相手を見据えて)
おそ松兄さん日頃の自分の行い胸に手ェ当てて考えてみなよ。…はいはい、兄弟全員が大好きなんでしょ、兄さんは。
えー……そりゃ俺、一応長男だし?弟は皆何だかんだ可愛いし好きだけどさ、一松相手のはそうじゃない訳。
(む、と相手の言葉に改めて日頃の自分を省みてみる。暇ならその辺に居る弟にとりあえず構ってもらって……ああ、確かに弟皆大好きみたいになってるけども!というか事実だけども、そうではないのだ。一旦言いたいことを整える為にもう一缶開けると、キューッと一気に呷ってしまい。目が据わっている自覚は無く、がっしと相手の肩を掴み)
何つーか、あれだ、ヤリたいとか思う方の好きって言うの?一松のことはそーゆー意味ですき。
(此方からすれば自分以外の兄弟にちょっかいを出されるたび例え其れがスキンシップだと頭で理解していても羨ましかったし嫉妬もした。勿論自分にも構ってくれはしたが相手とは違う邪な感情を抱いていたからこそ罪悪感もあった訳で。複雑な心境のなか突如此方の肩を掴む相手の目は据わっていて何事だとビクついたが其の後に続く言葉はより衝撃的で呆気に取られ)
……は?
別に心配しなくても急に押し倒したりはしないよ?一松と違って昼間から兄弟襲ったりは……んあ?あれカラ松だっけ?
(某事変のことを引き合いに出しながら、斜め上にズレた釈明をして降参ポーズの様に両手を上へ。正しく気持ちを伝える為にぶっ飛んだ例えを持ち出してしまったが、流石に言い過ぎたかなぁと遅まきながらブレーキがかかり。とりあえず手持ち無沙汰なのでビールを一口、大分酔いが回ったのかふわふわと眠くなってきて)
はあ!?あ、あれは…そうクソ松であって僕じゃないし。そんな事するわけない…。
(自分と違って兄弟を襲う云々の下りは先ず間違いない事変の事を言っているのだろうが誰彼構わず兄弟に襲い掛かる節操なしと想い人である相手に誤解されてはたまったものではない、此処はカラ松に尊い犠牲となって貰おう全く罪悪感なくサラリと次男に責任をなすりつけ否定をしつつ、ちらり相手を見れば何やら眠そうな姿が視界に入り)
なぁんでもいーけど。とにかく俺はいちまつがすきだよって、そーゆーはなし……、
(眠気が脳をじわじわと侵食していき、呂律も怪しくなりながらもどうにか返答だけは寄越し。直後、ふらりと体が倒れかける感覚に、あぁこれはこのまま落ちるなと頭のどこかで判断して。どうせ寝落ちるなら硬い床ではなく、大好きな弟に向かって倒れ込んで困らせてやろう、なんて。戸惑うその表情が見られないくらいに瞼は既に重くなっているのが少しだけ惜しい気がしながら眠りに落ちていき)
…っ!
(自分の言いたい事だけをつらつら宣いながら相手は眠りにつく数秒間らしいグラつく身体はやがて自分に向かい倒れてきて、避けようものなら間違いなく頭を強打してしまうだろう慌てながら受け止めれば此方の気も知らないで暢気な寝顔を晒す姿。自分のヘタレ加減が心底恨めしいが寝ている今なら己でも素直になれる、相手の頬へ手の平を宛がい…刹那自分の唇を相手の唇へと押し付けるような形でキスをすれば、へにゃりと表情を緩ませポツリと)
言いたいこと言って寝ちゃうとか流石おそ松兄さんだよね、無責任にもほどがあるんじゃないの。そんな事だから僕に好き勝手されても自業自得――…ねえ、僕も…好き。おそ松兄さんのこと、好きだよ。
んにゃ……ん?
(ズキズキと酒を飲んだ翌日の様な頭痛に苛まれて意識が浮上、最後に寝落ちた場所はどこだったか記憶を手繰り出し。そうだ、確か一松と宅飲みをしようという話になって、キス……を、して?ああ、何か滅茶苦茶好き好き言いまくった記憶もある、全て思い出してしまい一気に青ざめ。ふと身を起こせば今の今までその一松に寄り掛かっていたことに気付き、何を言えるでもなくダッシュで逃走を図り)
(寝てしまった相手の寝顔を暫しの間たっぷり堪能していたが時間の経過と共に此方も眠気が訪れ気付けば夢の世界へ。そしてどのくらい時間が流れただろうか何やら膝の上でもぞもぞ蠢いている相手の動きと気配に意識が浮上させられてきたようで薄く目を開ければ視界に入る青褪めた顔。然も逃走を図ろうとしている相手に思わず反射的に立ち上がり追いかけてしまい)
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