心の勇者 2016-03-03 21:08:23 |
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それなら家が見つかるまでは僕の家で居候、っていうのはどうかな?今までも君みたいな怪獣の面倒は何度か見たことがあるから(相手のことは放っておけず、やはりというか預かる気になって)
居候…?え、いいの?(敵であるはずの相手からの意外な提案に驚きを隠せず)
い、いや…でも僕はまだ認めた訳じゃないからね…!あ…でも、居候したい…(と、慌てたように反論するものの意見が右往左往し)
そっか…じゃあ決まりだね。…よし、行こうか(周りの壊された建物に光を当てて元に戻して、付いてきてね、と伝えて相手と共に自分の家へ戻り)
そう言えば自己紹介がまだだったね…僕はウルトラマンコスモス、よろしくね(軽く自己紹介をして)
此処から飛んで行くけど…君は飛べるかい?(翼がないため飛行能力があるか分からず首を傾げて)
あ、僕はバルタン、よろしくねコスモス(自己紹介を受けて、自分も自己紹介を返し)
もちろん、こう見えて僕もちゃんと飛べるよ(相手の質問に対して、少し自信げに答え)
良かった…前に面倒を見た怪獣は飛べない子でちょっと大変だったんだよ(重かったなぁと以前一緒に暮らした怪獣を思い出して)
それじゃあ行くよ(宙に浮かべばマッハの速度で飛び出して)
そっか、それは大変だったみたいだね…(もし、飛べなかったら抱っこされてたのか…と、少し想像してしまい)
って、あ…待って!?(我に返り、慌てて相手の後を追いかけ)
ん?どうしたの?(スピードを少し緩めて相手と同じ位置に戻り)
あ、その怪獣の子は今は別の所で元気にやってるから今は居ないよ?(同居者が居ると勘違いしたのかと
思いそう言って)
速いね……(相手の移動の速さに驚きつつ、速度を落としてもらった事にほっとし)
い、いや、別に同居者が居たとしても僕は構わないし(目を反らしながらも少し安心したように答え)
そう?あ、そろそろだよ…(そう言って下を見ると海の上に、基地のような場所がある人工的な島が見えて。その島の端の基地から離れた場所の一軒家に降りてきて)
此処が僕の家だよ、さぁ入って(家の中はこざっぱりとしていてあまり余計な物がない感じで)
お、おぉ…ここがコスモスの家か…いい家だな…(興味津々で家の中を見渡し、率直な感想を述べ)
あの…僕は何をすればいいんだ?(しばらく、家を部屋を見渡したあと、相手の方を向いて質問をし)
んー…まぁ実質何もしなくて良い、ってところかな?バルタンちゃんの住む場所を探すのは僕、というかそこに見える基地に居るEYESって人たちがやってくれるからさ(この世界でのチームEYESは怪獣娘の保護や怪獣娘が暮らす場所や星の捜索が主な任務で)
ははは…(体育座りになる相手の隣に座り)
バルタンちゃんはどうして住む場所が無くなっちゃったの?(少し話を聞いてみようと思い話しかけて)
そ、それは…何というか、その…自業自得というか……うん…どうしてこうなっちゃったんだろう…(相手からの質問を受け、改めて自分の家が無い状況を痛感し、悲しくて涙目になり)
新しい居場所…見つかるかな……(と、不安げにポツリと独り言のように呟き)
見つかるさ、バルタンちゃんにピッタリの居場所…それに見つかるまではここがバルタンちゃんの居場所だから…僕が居るからね(また頭を撫でながら優しい口調で)
………うん…(頭を撫でられた事で不安が少しだけ薄れ、そのまま緊張の糸が切れたかのように脱力して相手の方に寄りかかり)
コスモス…僕、眠くなってきたかも……(目を細くしながら呟き)
そっか、それじゃもう寝ちゃおうか(時間は少し早いが、きっと疲れちゃったんだろうなぁと思い、如何にも眠そうなバルタンちゃんをお姫様だっこで抱えて)
わ、ちょっと……(お姫様抱っこされてる状況に戸惑い、眠気が軽く飛び、顔が真っ赤になり)
僕、重いから……(困惑したように自分を抱えてる相手を見て)
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