提督 2016-02-09 10:22:55 |
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努力をするなとは言わないけれど、それであまり気合いを入れ過ぎるのは考えものだよ?期待に応えるためにああしよう、こうしようといった感情は抱え込み過ぎると時に大きな足枷になることもある。私は今の等身大のサラが好きなんだよ、決してそれを見失うようなことにはなって欲しくはないかな?(意気込む相手へと冷静な口調でそう静かに諭すように口にして、それから不意に相手の前髪を片手でかきあげるようにしておでこに口づけを落として)…ほらね、今のままのサラにすらお願いされればこうして望むものをあっさり与えてしまう私がいる…だからサラには何よりもサラらしくいてくれたらうれしいんだけどね
はっはっはっー、日本式に倣うならそういう面もあると答えるしかないけれどね。でも、自分の気持ちを押し込めて我慢ばかりいては本当に欲しいものも手に出来ずに終わってしまう…かもしれないよ?…私としても出来ればサラにはそういう思いはして欲しくはないからね、だから必要な時はそうして本心を聞かせてくれた方が私もより強く深い愛情をサラに与えてあげられるというものさ…何よりも愛おしく大切なサラの為に、ね…(言われた通り瞳を逸らさずに見つめながら背中へと回す腕に僅かに力を入れて、もう片方の手で相手の顔に優しく触れて頬を撫でながら耳元で相手に対する本音のこもった言葉を囁きかけ、その一連の行動で気分の高揚感は最高潮になったようで更には顎先を指で軽く持ち上げるようにして相手の唇に少しばかり深く長いキスをして)…その代わりもしかしたらサラが望む以上のものを私が逆に求めてしまうということもあるかもしれないけれどね、今のように…あぁ、そうそう後は艦載機、これについてはまた後日にだね。元からそろそろ戦力の補強も必要だと感じ始めていた頃合いだし、その上でサラの喜ぶ顔が見られるなら要望に応えない手はないよね
…やあやあ、待たせたね、それじゃあ海辺までゆっくり行こうか。そういえばさっきは何か考え事でもしてたのかい?なんだか窓の外を眺めて物憂げな顔をしている様子だったからね。まあ、そんな表情もとても魅力的ではあった訳だけど(目的のものを受け取って相手の元へと戻り、海へと歩みを進めながら疑問投げかけつつ、そんな己の本心も交えて口にして)
そ、そうですか…難しいものですね……意気込み過ぎず、自分らしく……考えてみると自分らしさとは何かとこれもまた思考の波に攫われてしまいそうですが……ぁ…(言われた通り肩の力を抜かねばと息をついた所でさりげなくキスをされ、少し驚いた後に嬉しそうに微笑み)…はい!あなたの理想に少しでも近づけたらと考え過ぎてしまったようです。…こほん、なので…見失わないよう、たまにこうして愛してくださると………サラは嬉しい、です(と、照れながらおねだりを重ねて)
国が違えば考え方も違う、郷に入っては郷に従えと……思っていましたが、それで私の幸せはおろか提督の願いすら叶えられないのであれば本末転倒です。やはりサラは…あなたが必要です。あなたに、提督に今のように諭して下さい。愛情も…欲しいです。もっと……ずっと(高揚して潤んだ瞳で見上げ、見つめあって。回された手のままに体を寄せれば耳元で囁かれる言葉に、ぁぁ、と熱っぽい吐息を吐き、触れられた?がどんどん熱を帯びるのを自分でも感じ……誘われるままに今度は唇へのキスを受け入れ、目を閉じ幸せを感じて)……ん、ん………ふぁ、ふぁい……さ、サラは提督が望むならなんでも……か、艦載機よりも嬉し……いえ、艦載機も嬉しい…です。よろしくおねがいします、ね(そしてずっとキスしていたかったが、名残惜しく離れると少しトロンとした瞳で頷き。求められるのも嬉しいし、あわよくば艦載機よりずっとキスをなんて思った自分が恥ずかしくて、要望に応えると言った提督にこくこく頷き)
……ふゃっ!?み、見ていらっしゃったのですか?え、ええ、こんなに幸せ過ぎていいのでしょうかと。これ以上の幸せをこんな時に願っていいのでしょうかと…少し考えてました(夜の帳の中、静かな波の音を聴きながら並んで歩いて。考えていた指輪という言葉は飲み込みつつ今のままで十分幸せなのだから満足しておいた方がいいのではないかとドキドキした心をなんとか押さえ込みながら呟くように話し)…み、魅力的だなんてそんな。…う、嬉しいですけども…///
はっはっはっー、こういう時一番は何も考えないことさ。口で言うには容易く実行をするにはとても難しいことだけれどね?何も考えないようにしようと考えた時点で既に論理は破綻している…なんてちょっぴり哲学じみた何かを感じるよね(相手の思い悩む姿に自身の顔の前で人差し指を立てては悪戯っぽい笑みを浮かべ、なんともアドバイスとしては心許ない内容を冗談交じりに口にしてみせて)思い悩むのも私に対する恋慕故に、か…そこまで言わせておきながら想いに応えないというのは男としても人としても褒められたものじゃないよね。たまになどと言わずにいつだって私はサラに愛を捧げるつもりさ(可愛らしいお願いを口にする相手の瞳を優しく見つめ、髪をそっと撫でて)
サラのそういう律儀な面はまさに美徳といったところだけど、私が一番聞きたかったのはその本音だよ。…やはりそうでなくちゃね、理屈で凝り固まった恋よりも本能のままに欲する恋の方が私には好ましい…それこそが心の底からの願いというものだと思うからね(全てを投げ出し、己に身を完全に委ねるようにして脱力して欲望のままに求めてくる相手に彼女の思考を全て独り占めにしてしまっているという優越感に浸りながら自身もまた深みに嵌るように夢中で彼女を求めて)やれやれ、やはり艦載機だけでは不足かな?そんな物欲しそうな顔をされてはね、もっともサラは自分では気付いていないんだろうけどね。もう少し慎ましやかな女性だと思っていたけれど意外にも欲張りさんだね(どこまでも真っ直ぐな熱っぽい視線にクスッと小さく笑いが溢れ、決して攻め立てるような口調ではないながらも敢えて相手を揶揄うようなニュアンスのこもった言葉を口にして)
サラだって艦娘であるのと同時に1人の女性だよ、とすれば幸せになりたいと願うのは至極当然のことだと思うしそれを咎める権利は誰にもないんじゃないかな?それに、もし身に余るほどの幸せを得たとしてそれに甘えて堕落してしまうサラではないだろう?むしろ私の知っているサラならその幸せを糧にもっと自分の使命に尽力しようと思うんじゃないかな?…つまりサラが幸せになることはむしろこの鎮守府にとってもマイナスではなくプラスにしかならない、ということになるんじゃないかな?…などというのは詭弁かな?(控え目な口調で遠慮がちに語る相手に対して幸せを求めることは咎められるべきことではないと持論を展開して、最後に冗談っぽく笑ってみせて)
何も考えないこと……ですか。さ、サラは哲学とか理論はわかりませんが…たまにでなくいつも愛を求めていいだなんて、それこそ頭がふわふわして何も考えられなくなりそうな気がします…あ、甘やかしすぎてはいけないと思いますが、愛情もこんなにいただけて、サラは……サラは…んん…(何も考えないでとのアドバイスを素直に受け取り意識しようとするも難しく、重ねて甘い言葉に至近距離での視線に目を細めて、はぅ…と呻くと幸せからか小さく恥ずかしそうにへにゃりと照れ笑いし)
本音と本能……ですから、その…つ、慎ましくは努めていてもサラは…開拓と挑戦、フロンティア精神溢るるアメリカの船ですから、えと…欲張りで……す、すみません?(本能のままにあれという言葉と欲張りだと言う言葉の板挟みにあって目を回しつつわからないまま謝罪の言葉を口にして、赤くなりながら)…さ、サラはどうしたら……っ
も、もちろんサラは提督のため、サラのため、艦隊のため、みんなのために現状に甘んじることは致しません。……が、サラの幸せの求めすぎがそのまま鎮守府の発展につながるというのは少し盛りすぎですよぅ…あはは。ですがそうして後押しせてくださるなら、サラは…………ねえ、提督、どこに腰掛けましょうか(幸せは抑えるものではないと諭してくれるのが嬉しく、消えない幸せを噛み締めて空を仰ぐと今はまだ求める声を上げずにどこに座るかを、もうずっと照れと幸せで赤味が取れない顔をほころばせ)
何も考えずともどうされるのが嬉しいのかはサラ自身が一番よく知っているといったところだね、そんな幸せそうな顔を見せられたら私まで心が満たされるような気持ちになるよ(すっかり骨抜きになったと言っても過言でもないような状況に陥りながらも、甘えるような声音で幸せそうな笑顔を浮かべる相手を見ていると幸せというものは案外頭で考えるよりもずっとシンプルなものなのかもしれないなと自身も表情が綻んで)
はっはっはっ、何を謝る必要があるんだい?欲張り?結構なことじゃないか。私としてはジレンマに頭を悩ませて普段とは違った慌てふためくサラの可愛らしい姿が見ることが出来てとても眼福だよ(真面目故に一つ一つの言葉について真剣に考え過ぎてしまうのだろう、己の言葉に翻弄されてあたふたするのを見てクスッと悪戯っぽい笑みを浮かべて)
盛り過ぎだとか事実がどうかなんてそんなことは些細な問題なんだよ、要はサラとこうして甘い時間を過ごす為の口実…つまりは建前に過ぎないんだから。…さあ、あそこの埠頭まで行こう、あそこからは海がとても綺麗に見える(体面を取り繕うことすら放棄してあっさりとそう言い放っては、少し先に見える埠頭を指差せば自然と相手の手を握り再び歩みを進めていき)
はい……!なんと言いましょうか、あはは…もう何されても嬉しい気がしちゃって……すみません、浮かれ過ぎですよね?ですがそれで提督が嬉しく思って下さるのなら、などとも思ってしまいます。幸せ、ですね。サラは果報者です(そう言いながら寄り添ってふわりと微笑み、表情が綻ぶ提督を見て一層幸せを噛み締めて)
経験と計算と的確な指示により落ち着いて安定に戦える戦場とは違って…こういうのは不慣れなものですから、いつもと違う姿になってしまうのは経験不足で仕方のないこと……と弁明はしてみます(楽しそうな提督の様子は嬉しいが、こちらとしては嬉しくも普段とは違う慌てた自分を見られるのは恥ずかしく、照れたまま笑顔で恥ずかしそうに目をそらし)…わ、笑い過ぎですよぉ……
そうなんですね……えへへ、サラも提督の建前の無い本音が聞けて嬉しい………て、提督も普段と違う自分を見せてくれてもいいんですよ?(並んで歩く埠頭、遮るもののない海の先を見つめつつ、目を細めて微笑み)ここから色んな船が出航して、また帰ってくるんです。帰ろう、帰りたいって思ってこれる場所だからあなたが待っているから…戻ってこれるんです
サラのそのどんな些細な出来事にも幸せを見出せる価値観、私はとても素晴らしいと思うよ。だからもっと喜ぶ顔が見てみたくて色々手を尽くしてあげたくなるんだ(少し大袈裟なようにも聞こえる相手の言葉に、そういうセリフを表裏なく本心そのまま口に出来るところもまた魅力であり愛おしいと寄り添う彼女にこちらからも顔を寄せて)
いやぁ、ごめんごめん。でも、全てにおいて完璧よりはそういう面があった方が人間味があってより魅力的に映ったりするものだよ?…言い訳を用意して弁明するよりもそうやって見方を変えてプラスに捉えるようにしてみたら相手のことも自分のこともまた少し好きになれる気がすると思わないかい?(照れ臭いのか言い訳がましいようにも思える物言いをする相手に、己の本音を交えてフォローを入れつつ自分なりの解釈で前向きに考えさせようとそう問いかけ首を傾げ)
普段と違った私か、それはまた難題だね。私としてはサラと過ごしている今が既に他の誰とも過ごしている私とは違う気持ちでいるつもりなんだけどね(違う自分と言われてふむ…と顎の辺りに手を当てて思案顔で歩き)サラがそれを言うと説得力があるというものだね。絶対に盤石で安全な戦闘というのは存在し得ないけどそれでも私がサラや他の艦娘を送り出せるのはその信頼があるからこそだろうし…必ず帰ると約束してくれるサラの言葉を私が信じずにどうするってね
はい!ありがとうございます…!…ふふ、恋って素敵ですよね。全てが輝いて見えるんです。キラキラしてふわふわして…提督がこうして側にいて嬉しい言葉をかけてくれる……些細な事でも私にはどれもが大輪の花です……提督………………はっ、景色を見に来たのにこのままずっと提督のお顔を見ていたくなってしまいました、なんて(隣で、至近距離で見つめあっていると他の全てが二の次になって忘れてしまいそうであったが、なんとか意識を現実に引き戻すと照れながら内心を伝え。……もう少しで自分からキスしに行きそうになったのは内緒である)
そ、そうですね……ですがこれ以上好きになってしまっては私一体どうなってしまうのか、と…み、魅力的…ですか?私。…じゃあ、提督ももう少しでも、私を、好きになってしまいそう、ですか?(ドキドキと高鳴るままに提督の言葉をそのまま訪ねて好きという言葉を聞き出そうと)
な、なるほど…私と一緒にいない提督は拝見したことがなかったのでわかりませんでしたが、こうして一緒にいる提督自身すでにいつもと違う提督……わ、私だけの提督だったんですね……そしてそうしてお互い信じられるからこそここまで上手くやってこれた…………素敵です、それは奇跡の様で、紛れもなく真実で事実。…乾杯しましょうか提督。愛と奇跡と信頼に………なんて言ったらちょっとキザですかね?(と、半分照れながら恥ずかしさを誤魔化すように星空をバックに最大限ロマンチック…だと思いながら宣言しては微笑んで)
そうだね、そしてその恋よりももっと輝かしく尊い感情を愛と呼ぶんだろうね。かくいう私もさっきから目に入るのはサラの姿だけだよ、遠くに見える景色よりも近くにこれほどの絶景があるんだからそれも無理からぬことではあると思うけどね(相手が自分を見ているように己も見つめていたことを事も無げに認める発言をしては、小さくウインクをしてからそっと唇を奪い)
どうなってしまうかわからないことがサラは怖いかい?そんな風に自分自身のあり方に不安を感じてしまうほどに愛されてると思うと尚更サラが愛おしく感じてしまうよ。好きという言葉では足りないほどにね(彼女が求めているであろう言葉、それよりもさらに己の想いを乗せて口にして)
つまりはそういうことになるね。私がサラを独占する以上私自身もサラだけのものでなければ不公平というものだからね…キザで結構、それに相応しいムードと役者が揃っているのならそれは冗長でもなんでもない必然だと思わないかい?(ロマンチックな雰囲気に肩を抱き、そう囁きながらグラスへシャンパンを注ぎ)
あっ……ええ。愛……素晴らしいです、ね(ふいに奪われた唇なね恥ずかしそうに照れ笑いしつつ)…ふふっ、もう、二人して相手しか見ていないのではここまで来た意味がなくなってしまいます…が、嬉しいです。通りで時々目が合うと思いました…?
怖くはない、です(胸にそっと手を当てて目を閉じ、自分の心を深く考えながらもそっと微笑んで)ですが、期待と、未知な自分に対するほんの少しの不安と、こんなに私の心に提督が居ることの嬉しさ……好き以上…はい、私もです(そしてそっと目を開いて、はにかんで。言葉に出さずとも同じ気持ちなのだなと幸せで…)
はいっ…!こんな二人だけの世界なのですから、ロマンも夢も見たっていいですよね…♪…日本ではこういう時に「月が綺麗ですね」と言うそうですが……月に、提督に、私たちに、愛と奇跡と想いに乾杯、ですかね?(うっとりとした様子でグラスを見つめていたが、私も提督に注ぎたいです、とシャンパンを借りて提督のグラスに注ぎかえし、にっこり微笑んで)
確かに言われてみればその通りではあるけど…でも、肝心なのはどこで過ごすかではなく誰と過ごすかの方が大事なんじゃないかなと、私はそう提言をしたいところだね。それに…ここなら他に誰も邪魔が入らず二人きりになれるだろう?ここへ来た意味なんてなんならそれだけでも十分だよ(ここへ来た意味があまりない、そんな相手の言葉を否定はせず悪戯っぽい笑みを浮かべながら事も無げにそんなことを言ってのけて)
はっはっはー、サラは私のことでいつでも胸がいっぱいのようだね。…なんてことを私自身が言うと少しばかりナルシストっぽいかな?だけど、嬉しいのは本当だよ、サラの想いがどれほどのものか知れば知るほどに私の中の愛おしさも大きくなって、私はこんなにも愛されている、ありのままの私をサラが必要としてくれているんだと自分に自信がもてるんだ…自意識過剰なほどにね?(相手の口から語られた内容は全てが己を思うが故の心情の変化によるものだとわかると、少しばかり得意げになり冗談めいて軽口を叩けば肩を竦めてみせて)
へえ、そんなマニアックな知識をよく知っていたじゃないか、流石はサラは博識だ。でも、私にはそんな奥ゆかしいのはあんまり似合わないんじゃないかなってね、私はストレートにサラが何より綺麗だって、そう伝えたくなってしまうんだ。…だからこの場合は愛と奇跡と想い…そしてサラの瞳に乾杯、といったところかな?(ゆっくりグラスへ注がれていくシャンパン、その手元、そしてその先にある相手の顔へと目をやり、フッと瞳細めれば嘘偽りのない己の想いを口にして。そして、シャンパンで満たされたグラスを手に取れば少々キザったらしいことをまたも口にしながらもゆっくりグラスを傾けて)
Yes…!はい、誰ととはとても大事……勿論みなさんと一緒に出かけるのも好きですが、あなたとはまた格別というか、世界が違うといいましょうか……それに私となら理由はいらないなんて、ああ……もう私、もしこのまま世界が二人だけになったとしても悔いはありません……ナルシストなんてとんでもない、その通りの事実なのですから…!私はもっと提督が必要で、提督ももっと私を愛して……(と、頬は紅潮し瞳はうるうるで目の奥にハートでも見えるんじゃないかというくらいには雰囲気と言葉にとろけており、最早ぴったりくっついて離れようとせず)
だって愛するあなたの日本の言葉ですもの。必死に勉強もします……まあ、アイオワなんかはわからないのはわからないでいいやと豪快ですが、アメリカ艦とはいえ繊細をりかいする心はあるのです。……はうぅ、なんだかとても恥ずかしい事を言われてます…!…はい、乾杯……お慕い申しております、提督……好きです、愛してます…(提督の言葉に真っ赤になりながらも視線は逸らさず、照れながら笑えばグラスを傾けて、鳴らし)………ふ、……幸せの味が、します…♪
そんなこと言って本当に世界が私とサラだけになったら大変なことになりそうだけどね、今だって殆どサラのことばかり考えてしまっているのにそれが本当に全てになってしまう訳だし、何より私たちを縛っている役目からも解放されるんだからね。これまで以上に離れたり出来なくなって四六時中一緒にいるのが当たり前になる…幸せ過多で少し不安になりそうだ(ピッタリくっついたまま離れる様子のない相手の頭を優しく撫で続けながらそう苦笑を浮かべて)まだ愛が欲しいのかい?でも、少し困ったね…これ以上サラへの愛おしさが膨らむと自分でも感情が制御できなくなりそうなんだよね
そういうサラも中々に恥ずかしい発言していると思うけどね、愛する私の日本の言葉なんて…サラのことだから特に意識とかせずに言ったことなんだろうけど、そういう言葉が意図せず自然と出る辺りサラらしさといったところかな(相手の発言に対して率直に思ったままに返しては口角を吊り上げて笑い)はっはっはー、これほどまでに愛されているというのは男冥利に尽きるというものだよ。サラの熱い思いは真っ直ぐに私の心に届いた、こんな気分で飲むお酒というのはどんな美酒よりも甘美なものだね
ああ…嬉しいです、提督…そんな溶けてしまいそうな言葉をいただけるなんて…//…ふふ、深海棲艦は許せませんが、そのお陰で船から意思疎通できる人へとなれたことだけは感謝するべきですかね…?…ですが提督を幸せ過ぎて不安にさせるなんて幸せでもサラ、悪い子かもしれません(と、幸せでぽやっとした顔で冗談を照れたように呟き)……くす、そして今も困らせてしまうなんて…しかってくれてもいいですよ?提督。…でも愛情に際限はないのだとサラは進言します。冷静な提督が制御できなくなる程…?い、今は二人だけですから、二人だけの秘密なら、よい、のでは…と…(そう言ってみるも恥ずかしいのが言葉尻がどんどん窄んでごにょごにょと恥ずかしそうに小さくなって)
そうなのでしょうか?…ああ、日本の女性だともっと奥ゆかしく愛を伝えるものなのでしょうけれど……サラはやっぱりサラですから、えへへ…ダメだと言われるまでは直しませんし直せません♪…ふふ、サラもあまりにも幸せ過ぎてお酒も甘く……いえ、提督に夢中になり過ぎて味がわからなくなりそうです……誰もいない場所、静かな波の音、星空、愛する提督………サラ、このひとときずっと覚えておきます(アルコールが入って少し艶っぽくなりながらも空を見上げて呟き、胸にしまい込むように目を閉じて)
……提督、きっと平和を取り戻して、もっと一緒に、もっと幸せになりましょうね……
それは私も同じ気持ちさ、不謹慎だろうと何だろうとサラと出会えるきっかけを与えてくれた深海の敵にもこの部分に関してだけは感謝せざるを得ない、人間なんて利己的で身勝手な生き物でいいんだよ。…確かに不安な気持ちにさせられてそのまま解消をしてもらえないというのは私としてはちょっとスッキリしない、それを払拭するためにサラは今後も私の傍で生きていかなくてはいけなくなった。という訳だよ(冗談には冗談で、今更相手には罰にもならないようなことを言ってのければヘラっと笑い)はっはっはー!サラの口からそうやって大胆な言葉を引き出せると深い喜びを感じてしまうな、あんまり入れ込み過ぎたら歯止めが効かなくなってムードもへったくれも無くなってしまいそうだから、ここは軽くつまみ食い程度にしておこうか…(言葉に勢いが無くなっていく相手の唇をそっと己の唇で塞ぎ、髪にそっと触れて)
ダメだなんて間違っても言わないよ、私の好みでサラの言葉や感情を捻じ曲げてしまったらそれは既に私の意思が介在してしまっているということになってしまう。それだとどんなに自分の思うようになったとしてもどこか作り物のように感じてしまうだろうからね。…気持ち一つで味わいも変わってしまうなんて不思議なものだよね、だけど雰囲気に酔って、お酒に酔って…もしかしたら記憶が飛んでしまうような刺激的な一夜になってしまうかもしれないけどね(なんとも艶っぽさを感じさせる横顔を見やり、その身体を包み込むようにそっと抱きすくめれば耳元でそう囁いて)
ああ、そうだね、道のりはまだまだ長くなりそうだけど…とりあえず平和になったらサラと自由に色々なところへ出かけてみたいものだね
身勝手…のように見えますが、他者を守る優しさが、思いやりがあります…その理由は利己的であったとしても。…あら、側で生きて行くのに何の不都合もありませんよ?…なんでしたら末代まで側で生きます。なんて罰にもなりませんねぇ(と、提督の明るい冗談返しに羞恥も収まってほんわりと笑って目を閉じると唇を受け入れて)……ん……ふふ、つまみ食い、なんて言ってる時点でムードもロマンもありませんからね(などと嬉しそうに頬を染めながら照れ笑いし)
あら、そこはサラが物言わぬただの作り物の船に戻ってしまったとしても愛してやる…くらいの上段も聞かせて欲しいものですが……ててて!提督!?admiral!?な、なにをおっしゃ……いえ、その、意味はいいですけれども、もも…(雰囲気たっぷりに艶っぽい感じを出せたものの、提督に耳元で意味深な言葉を熱っぽく語られては折角収まってきた羞恥心が戻ってきてしまって、真っ赤になりながらしばらくあわあわしてしまい……それでも、そんな夜になったら内緒にしててくださいね、と恥ずかしながら小さな声でつぶやき)
もちろんです。手始めに南の太陽降り注ぐ常夏の島とか、標高の高い謎の遺跡とかどうでしょう…!それともまずは私の実家でしょうか…えへへ(落ち着いたり恥ずかしがったり朗らかに笑ったりところころ表情が変わりながらも幸せを噛み締めてそんなことを言い)
サラは人をその気にさせるのが上手いね、こんな不謹慎な発言までそんな風に肯定されてしまったらそのうち私は反省も省みることもしないダメ人間になってしまいそうだな。末代まで、か…なんだかそれはそれで呪いじみてるね、悪くはないけど私としてはあんまりそういう繋がりは好ましくないかもしれない。だってそうだろう、末代まで一緒なんて呪いや因果なんて無くても私は何度生まれ変わってもその世界でサラをきっと探し出すんだからね(相手への想いや心の繋がりは何かに縛られたり強制なんてされなくても最終的に必ず一つの答えに収束するのだからと当然のように語り)…はっはっはっー、これは一本取られたね。まさかサラにそんな鋭いツッコミを受けることになってしまうとは思いもしなかったよ
私は正直者だからね、もしもサラが物言わぬ元の船の姿に戻ったとして、これまでのサラとの思い出や記憶を持って愛し生きていくというのは辛いだろうというのが正直なところでね。やはりサラは隣で笑って声を聞かせてくれる今の姿が何より一番さ、だけど同時にもしも船の姿に戻っても、それでも私はサラの側には居てやりたいと結局はそう考えるんだろうけどね(模範解答とは言えないかもしれないがそれでも自分の気持ちに嘘はつけないとばかりにゆるりと首を横に振り、それでも最後に想いを寄せるのはやはり相手なんだろうと思うのも事実であるようで)いやはや、すごい慌てようだね。当然他の誰かがこの一晩のことを知るはずはないよ、だって唯一の証人である私たちがそもそも何も覚えてはいないんだから…
これまでは考えることも出来なかったような遠出というのは実に夢があるね。だけど、近場だって二人で日々の生活のための買い出しとかそういうのも中々に捨てがたい…だけどそれよりまずはお互いの実家に挨拶が先かな?(相手の考えに同意を示し、同時に自分なりに思う幸せの形と何よりまず自分たちの明るい未来のために何をすべきか一緒にいつまでも語り合うのだった…)
(/今回もまた素晴らしく甘い時間を過ごせて良かった良かった。ここらへんでキリはいい感じだし次へ行ってみようか?今回は相手には加賀をお願いしようかなって思ってるんだ、今回のシナリオは秘書艦と提督という長い付き合いを経てせっかくケッコンしたにも関わらず素っ気ない加賀に任務だから仕方なく受けてくれたんじゃないかとやきもきする提督と、本当は提督大好きなのにそれをどう表現したらいいのか分からなくて素っ気ない態度になってしまう加賀というのを是非にやってみたいと思ってね。もちろん最終目標はしがらみを乗り越え甘い時間を過ごすことだけどね?どうかな?)
(/理解したわ。私が参りましょう。糖分もきっちり…多少過剰なくらいに摂取したので丁度良いです。
しかしながらなんといいますか…やはり空母がお好きなのですね(無表情から一瞬だけクスリと)
サラ「できれば指輪欲しかったです…………加賀さん?なんでわざとらしく指輪見せつけるんですか?」
加賀「やりました」
サラ「もう!でもいいですよ、あの後サラと提督は二人であまーくあんなことやこんなこと………あれー?加賀さんなんか顔赤いですよ?」
加賀「……そ、そんな破廉恥なことは……///」
サラ「えへへ、やりかえしました♪」
加賀「やりすぎました……」
サラ「ではサラはこれで。仲良くできるといいですね」
加賀「……ですね……いえ、既に仲良しの筈なのですが……こほん、では提督、出だしをお願い致します…」
)
(/流石はよくわかってらっしゃる。まあ、これだけ長い付き合いで俺の好みが把握されてなかったらそれはそれで驚きなんだけどさ。だけど今回に限っては俺の好みってよりはこのシチュエーションにピッタリなクールな艦娘って考えた時に一番に思い浮かんだのが加賀さんだったっていうのが真相なんだけどな)
長い付き合いでそれなりに加賀さんのことを理解したつもりだったが、まさかケッコンして謎が深まることになるとは流石の俺も思いもしなかったな…(現在、出撃のために留守にしている嫁艦に想いを馳せればポツリと独り言を呟き)ケッコンで何か生活が変わるかといえばそうでもなかったしそれらしい発言も行動もなにもないんだもんな…こりゃ考えたくもない話だがもしかしたら加賀さん的にはケッコンは上司の命令に従っただけって説が濃厚になってきそうだな
…ここは男らしく俺からアクションを起こすべきだろうな、最初から悪い方向に考えてウジウジするのもなんか情けない男みたいで癪だしな(頭をよぎった嫌な考えを振り払うように、相手側に動きがないならこちらからだと一念発起して)とりあえずデートに誘ってみるか、それとも出撃から帰って疲れてるであろう加賀さんがのんびり出来るように労ってやるか…ま、どちらにせよ二人で一緒に過ごすのが何より一番良さげだな
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