ナルシストなヴァンパイア 2016-02-04 17:46:28 |
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先生がいじられるのと同じくらい仕方ないことだね、天命ってやつかも
(相手の場合性格や接しやすい雰囲気、生徒からの人気も相まってのものではあるが、としっかり分析しながらも口先はデタラメで、麺の上に飾りのように乗っているキュウリをパリパリと噛みながら。「ぶふっ…。わぁお、俺様人気者ー…いやぁ調理実習終わったばかりの女の子には特に優しくしようと思うよね、それくらいで貢物貰えるなら安い安い」突然のトーンチェンジに耐えられ切れず伏せ込み、平常心取り戻したあとまるで他人事のように軽はずみな言葉つらつら並べ、既に皿の上の料理は一口ほどに減っており)
何だそれすげぇ嬉しくないんだけど。どうせ天命受けるならお前みたいなのが良かった
(サラリと述べられる言葉に何度目かの溜息吐き。イケメン、と言うよりも美しいという言葉が似合いそうな相手が音を立てながら胡瓜を食べる姿は妙に可笑しく、思わず口元緩め。「お前なら突っ立ってるだけで貰えるだろうよ……って、ハンバーグ食うか聞くの忘れてた。すげぇ今更だけど、食う?」最後の一口になったところで、はたと気が付き箸止めて。箸ですくい上げると、相手に向けるようにしながら首傾げ)
選ばれしイケメンだけに与えられた天命なのさ…つか、秋山ちゃんがモテ始めたら大変なことになりそ。学園崩壊。
(一口だけ残った麺を綺麗にすくい口へと運び、きっと人の良い相手の事であるから誰に対してもフることなど出来なさそう、と考えた上で上記述べて。最後の一口飲み終わったタイミングで魅力的な言葉を投げかけられれば返事よりも表情に出てしまい、目を軽く見開き食べたいと言わんばかりの表情で「……いいの?秋山ちゃん、それ最後の一口…」と言いながらも食べる気満々に身を乗り出し)
学園崩壊……って、なんでだよ。俺を求めて戦でも始まんの?…どっちかっつーとヒロインだろソレは
(相手の言葉でぐるぐると想像巡らせてみると、たどり着いた映像に苦笑浮かべ。そもそも、自分に限らず相手もじゅうぶんに学園崩壊の可能性を持っているのでは、と時折色恋の問題に巻き込まれているのを見かける相手の顔ぼんやり見て。「んあ?ああ、んなことは気にしねぇよ。ほれ、あー」眩しい視線にハッと意識戻すと箸を相手の口元へ運び、開くように促して)
ハーレムだよ、素晴らしいと思うんだけどな。…もうっ秋山先生は私の物よっ!何言ってんのよ柊くんは私のことだけ好きだって言ってくれたもの!…みたいな?
(あれ、これだと先生が酷い奴みたいだ、とケラケラ笑いながら1人二役女生徒の真似しては結論相手の立場を悪役にして。ヒロインとの言葉にぴくりとしながら相手へ品定めするような目線を間近で向けてはどう見ても王子様というキャラではないだろうと1人解決し、差し出された魅力的な最後の一口を素直に受け入れるべく、あーん、と幸せそうに開口し)
…いやでも、好きな奴が好きになってくれればそれで充分だろ。何なら他の奴からの好意をそいつからの好意に回したいくらい。
(相手の小芝居にくは、と笑い声漏らすも、先ほど似たようなことをしたこと思い出せばぴたりと止めて。「お前、なんか失礼なこと考えてねぇか?」と、視線から感じる雰囲気察すれば眉根寄せ。開かれた口と嬉しそうな顔に頬緩ませてから、「どうだ」と箸差し入れ尋ねて)
いいやまったく。つか…随分謙虚だねぇ…。そんな風に思ったことないや…先生は?青春時代の話聞かせてよ
(心を見られたようで誤魔化すように真顔で首を振れば、生徒に話すような話題でもないだろうがふと気になってしまい上記述べ、にやにやと表情緩ませて。あーん、と子供のように開いた口に入れられたハンバーグは食堂で作られているものにしては出来が良く、まだほんのりと暖かさを保ったそれは満足させるには充分なもので「…まぁまあ。嘘、美味しー…普通にうまい」と唇についたソースを指で拭いながら笑み)
そうかね。二兎追うものは一兎をも得ずってことわざがあんだよ、人間の世界には。…俺の?んなもん聞いたって面白くねーよ。本にしたら起承転結の起にもなんねぇ
(ちら、と相手の目の奥に何か感じるも触れようとはせず、からかうように言うと箸を置き笑って。こちらへ向けられるとは思っていなかった質問にぴたりと固まると、緩い表情を見てサラリと流し。ソース拭う姿に妙な色気を感じてしまい勝手に気まずくなると、ふと端に残る茶に目が行き。「惜しい」と小さく言って身を乗り出しその部分に指を沿わせると、付いたソース舌で舐めて)
ふーん…俺としては大人の恋愛ってのを教えて貰いたいところなんだけど…んま、先生が話したくないなら無理に聞かないよ
(相手の年齢を考えればそれなりの経験はありそうであるも自ら話すタイプではないのだろうと察し、それ以上強請ることはせずあっさりと身を引きへらりと笑顔を見せて。ぺろりと指に付いたソースを舐めていれば頬に触れた相手の指に気付くのが遅れ、気付いたときには先程の自分がしていた行動と同じく指を舐めとる仕草で。ちろりと見えた舌先の赤さにぞわりと全身反応させてしまい思わず、やらし…、と吐息混じりに言葉漏らすことしか出来ず)
大人が大人の恋愛できてるとは限らねぇぞ。好きになるとそいつしか見えなくなんの。もーダメダメ
(さらり。なんでもないように言って笑う顔はわずかに歪み残して。ハァ、と誤魔化すように大げさな溜息つくと、食器を片付けようかと立ち上がり。トレイを持ち上げようとしたところで、ふと耳に入った呟きにキョトンと手を止めると可笑しそうにふはりと笑い。「お前にはよっぽど負けるよ」なんて言いながら相手の唇へ視線移すと静かに息呑み。意思とは関係なく吸い寄せられるように身を乗り出すと、すう、と親指で唇拭い。「ついてた」と見え透いたこと言っては拭った指に口付けるようにして見せてから再びトレイ持ち直して)
えっ、何それ先生めっちゃ可愛いじゃん、なになに秋山ちゃん恋愛にのめり込んでいっちゃうタイプ……って、
(案外恋愛にはドライになるのかもなど己の予想とは正反対は内容の暴露を突然され、当然聞き逃すことなど出来ず勢い良く反応し立ち上がる相手に釣られるように立ち上がって。相手の方を向くも勝ち合わない目線、やや下に向けられているのを感じていれば再び肌に触れられて、ソースがついてた事への羞恥心など吹っ飛んでしまうくらいにぞわりと新しい感覚に襲われ息を詰まらせてしまい、我に返ったときには相手は既に席を立っていて「…ちょ、ちょ、秋山ちゃん何~、俺の事たぶらかしてんの?やめよう今みたいなの、だめ絶対」と慌てて自分のトレイ持ち追いかけるように返却場へ)
アホか。…のめり込むっつーか、堕ちていくっつーか。空回り遠回りして、結局相手に伝わらなかったりだの……って。なに饒舌に話してんだかな
(相手の言葉を聞きながら返却場へ着くと、食器類置いて呆れ声で突っ込みを入れて。するすると出てくる言葉にふと冷静になれば苦笑浮かべ相手の方へ向き直り。「なに言ってんだよ、天下のイケメン様がこれくらいで」と先程の空気を忘れさせるようなカラリとした口調と表情で述べては、コツリと相手の額指で弾いて)
へぇ…器用貧乏っつーか、不器用っつーか…っいてぇ暴力反対なんすけど!
(ごちそうさんでーす、と独り言述べながらトレイ返却場へ置き、相手の話し聞きながら振り返ってみれば額弾かれ、さほど痛みはないもののいつもの明るいトーンで返事してみれば相手から先程までの色気は感じず。見せないだけで大人の色気そのものは持っていることに驚きを感じるも口には出さず「そーそー、奏様たぶらかしたりなんてしたら、全校生徒敵にしちゃうからね、刺されるぜ秋山ちゃん」とけらり笑い)
まぁ、お前は上手いことコントロールできそうだよなぁ。気持ちも行為も
(痛い、という言葉に腕伸ばすと、先程弾いた額の部分をぽんぽんと叩くように撫で。コントロールし過ぎる面もあるのではないかと無駄な想像巡らせると、手つきは自然と穏やかになり。「痛いのは嫌だねぇ。…お前はこの後何すんの」くぁ、と欠伸浮かべると腕時計へ視線をやり、夜とはいえまだずいぶんと早い時間であることに気が付き)
ん…、どうだか。わっかんねーよ、俺こんなんでもまともに恋愛経験ねーから。あ、これ内緒ね、百人切りの逢坂で通してるからさぁ、しーっ。
(頭を撫でられるなど両親にもされた記憶なく、不慣れな行為につられるがまま表情も自然と子供のようになって。コントロール、と言われてしまえばいままで誰にでもいい顔をすることしかしてこなかったため恋愛に溺れた自分のことなど想像できず、さらりと私情暴露すれば、己の唇に指当てて。相手の欠伸につられてしまいそうになりながら食堂の時計へ目を向ければまだ寝るには早すぎる時間、学業を終えてからまだ風呂に入っていないことに気付けば、あっ、と間抜けに口開き「俺、風呂入らなきゃ。学生の風呂閉まる時間早いんだよ」と不満そうに眉しかめながら食堂を出ようと足進め)
なんだそれ、お前こそ可愛いこと言うじゃねーか。
(ふはり、笑うと額にのせていた手をするりと移動させて髪をわしゃわしゃと崩すようにして。その後手を離すと、風呂という単語にお、と声漏らし。「ちょうどいいや、俺が使ってるシャンプーやら整髪料やら、見て行くか」立ち去ろうとする相手の腕掴み隣に並ぶと、指先で自分の髪を少し摘んで首かしげて見せ)
あっ!ちょ!……え、見る。風呂行こうぜ秋山ちゃん
(ぐしゃりと無惨にセットが崩れた音がするも、先程とは違って本格的ななでなでをされてしまいさすがに羞恥心が増しぶんぶんと頭振るように。乱された髪髪手櫛で整えながら不満そうに相手を見るも一瞬のことで、思いもよらぬ誘いに即答返したすぐさまにでも浴場へ向かうかのような食いつきっぷりで年頃らしい表情して「つーか使わせてくんない?気にいったら俺も同じのにしたいんだけどー」と顔を相手の髪に寄せ匂いを嗅ぐように)
そうきゃんきゃん吠えるなって。……んじゃ、俺が今使ってるやつ使ってみな。気に入ったら新しいのやるから
(ころころと表情の変わる相手に口元緩めてから、問いかけに何か考えるように顎に指置いて間を置いて。ひとつ頷き答えると、髪に顔寄せられ身を捩り。「色々持って行くから、風呂場で待ってな」顔が近づいたことで相手の香りもふわりと漂い、何かに酔うように目を細めつつ言うとするりと離れて)
(おわ……!お仕事お疲れさまです。見落とされていることもあるかと上げてしまったのですが、逆にプレッシャーになってしまうでしょうか?上げない方が良いのであれば、これからは大人しく待機していようかと……!)
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