けだま。 2016-01-08 23:22:19 |
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(/トピック完成おめでとうございます、「有頂天家族」も原作者の他の作品も食べちゃいたい程好きな者です。当作品で一番好きな次男坊を提供させて頂こうかと考えておりますが、その他色々と一緒に決めていけましたら幸いです!)
(/ ようこそお越しくださいました!あちらでも記載した通り、残念ながら此方はアニメ知識のみしかありません故、原作との違い等ございましたらその都度教えて頂きたく思います。ちなみに私も矢二郎さんが一番好きです…!
それでは、まず当方の提供ですが…長男か三男かな、等と考えておりますがどちらかご指名などありますでしょうか?)
(/畏まりました!有頂天家族ファンの方に巡り会えるとは、何という神様の御都合主義かと幸福しております。といいますのも、募集しようか悩んだ時期もあるのですがマイナーだろうと諦めましたので…。
では矢一郎兄さんでお願い出来ますでしょうか?矢三郎も勿論好きなのですが、長兄のハードボイルドエッグ頭が可愛くてツボです故に…!)
(/ 同じく少しマイナー過ぎるかな、と悩んだ末募集させて頂いたのですが、こんなに早くお相手様が見つかるとは…恐悦至極、恐悦至極にございます。
畏まりました!あの蛙が乗りにくそうなトゲ頭、とても素敵だと思います。精一杯努力しますが、余りにも似非だと感じましたらお声かけください。
今からとても楽しみで早くやり取りに入りたいのですが、もう2点だけ。シチュエーションといいますか、甘々、シリアスなど設定にご希望があれば是非。そしてロルの長さはどう致しましょう?
質問攻めのような形になってしまいすみません…!)
(/興奮の余り、日本語が可笑しい箇所が出ておりました、失礼致しました…正に有頂天ですね!
此方こそ、矢二郎の味わいを最大限に引き出せるよう努力致しますので宜しくお願い申し上げます。
そうですね、先ずロルに関しましては、当方中〜長の傾向が御座います。字数にすると100文字以上です。
女体化は狸ですし、アリだなと考えております!此処は頑固者の矢一郎兄さんに女体化して頂き…たい…ですね。それを含めますと、ゆるゆるでコミカル、プラスいちゃいちゃな雰囲気が良いかと。兄さんの口にお粥を突っ込んでみたいです。
因みに次男は、原作二部作目にて祖母の薬を飲み化力を取り戻していましたので、その流れで蛙→狸→人間に変化できる設定にしようかと考えております。)
(/ ロルの長さ、及び雰囲気についても把握致しました。ゆるゆるでコミカル、此方も同じような事を思い描いていたので安心しました!しかしあの長男の事ですから、そうやすやすとは口を開いてくれないでしょう。
祖母の薬、なるほど…。私の記憶の内では最後まで蛙の姿のままでしたので、どうなったのか気になっていた所でした。それでは是非そのように致しましょう。
そして募集主として真に不甲斐なく、大変申し訳ないのですが、宜しければ絡み文をお願いしたく存じます…!)
(/畏まりました、当方の拙いロルで有頂天家族の持つオモシロ暖かな雰囲気を出せるか自信がございませんが…投稿させて頂きます!)
__すっかり冬だ、蛙は冬眠する筈だが…俺は狸だからなあ。母上達に顔を見せに行くべきと推測するよ。
(いつもの井戸の底でちゃぷちゃぷ水を掻き、底冷えする北風も冷え切った水にもすっかり慣れてはいるがけぷ、と息を吐いて空を仰ぎ。井戸から這い出て、人間やら乗り物やらを巧く利用して実家である森へと向かい。父が亡くなった後のひと騒ぎも落ち着き、人騒がせな阿保従兄弟に煩わされる心配も無い今、実に悠々自適で家族が眠る場所へ到着して。可愛い末の弟から上の弟、母親の順に眺め最後に兄の側へと近寄り「兄さん、俺だよ。」と流暢な様子で声をかけ。)
(/ いえ、大変分かりやすく素敵なロルに阿呆の血が騒いでおります…。此方こそ至らぬ点も多々有るかと思いますが、何卒宜しくお願い申し上げます!)
___む、矢二郎か。…全くお前は何時までもふらふらしおって…遂に冬眠にでも入ったかと心配したではないか。
(吐く息を白く濁らせ、ふかふかの毛皮を持ってしても冷たく感じる外気、背筋を伸ばそうとも自然と縮こまってしまうこの季節。先日までの喧騒は何とやら、すっかり平和を取り戻せたとは言わぬまでも拍子抜けする程には穏やかな日々が続き。特にする事もなく胡座をかいてぼんやりと思案に耽っていればふらりと姿を現した一番目の弟、暫く家族を眺めてから近寄って来た常と変わらぬ暢気なその様子と言葉に大きな溜息を一つ。そこそこ久しいというのに小言ばかり並べてしまうのは己の性かと心中で嘆きながらも、隣に座れと促す様に指先で床を軽く叩き )
(/お優しいお言葉を有難うございます、ロルが上達するよう精進致します…!スマホから参加しているのですが、変換ミスがちょくちょくありまして…しかし言い訳はせず注意して参ります/汗/何かありましたらお声がけ下さいませ、既に矢一郎の胡座で心臓に矢が刺さっております故引っこ抜いて落ち着きたいと思います!)
冬眠出来るとしたら本望さ、何にしろこの体たらくだからね。兄さんは相変わらずの規則正しい生活をしているらしいが…頑張りすぎると毛が凍りつくぜ。
(未だ夢の中の三人、否三匹を起こさぬよう声を潜めそろりと粘り気ある前足を動かし更に側へと近寄り。兄のお小言の中に隠された家族愛を知らない筈が無く、蛙の姿ながら羊に似た瞳を緩めカエル笑いを零し。誘われるがまま隣にぺったりと腰を下ろし、毛深き兄とぬらぬらした弟と云う一見可笑しな光景の中朝日に照らされ。偽右衛門の座へ上り詰めるべく努力を惜しまなさ過ぎる相手へ、やんわりと怠ける事の大切さを伝えようと冗談めかしてはみても、結果兄が納得する筈が無い事実は重々に理解しているようで。)
(/ 此方も同じくスマホからですので、ご安心を。多少の誤字脱字は目を瞑って頂ければ、などと甘く考えております…。それでは背後はこれにて失礼、のんびり通常運転な矢二郎さんに長兄の後ろで悶絶すると致しましょう!)
俺以外で我ら兄弟の誰が頑張るというのだ。それにお前と矢三郎はだらしなさ過ぎだ、全く…。
(朝日により明るんで来た寝ぐらと囀り始めた鳥達の声の中、けろけろと此方に説いてくる弟に呆れたようにそう返すも、労いは素直に受け取ったのか太ましい見事な尻尾を静かにぱたつかせ。それぞれの道を突っ走り過ぎる弟三匹には嘆息しか出ないものの、土壇場で弱い己を支えてくれるのもそんな阿保達なのだと考えた所でふと空を仰ぎ。そろそろ日課としている精神の鍛錬の時間だと思い起こせば、未だ寝息を立てている家族を起こさないよう人間の姿に化けて首を鳴らし、「お前も偶には精神を鍛えたらどうだ?」と冗談半分に誘うように片手を差し出して。)
兄さんは前に、弟達は皆役に立たないと言っていたらしいね。そりゃ紛れもない事実さ、何年も井戸の底に居たのだから。矢三郎は父上が一番目をかけていただけあって、期待以上の阿保だよ。
(長兄は誰に言われずとも、狸界において洛中洛外へ走り回り精力的に活動してきた立派な努力家。紛れも無い事実であり、不憫にも思える愛すべき石頭に一種の敬意と面白さでクツクツ笑い出し。パニックを引き起こした故の発言だと知りながら、受け入れるかのように穏やかな口調で同意するだけで特に嫌だとも考えておらず。弟の方へ視線を向け、井戸へ度々話しかけに訪れてくれた事への嬉しさを含めた一言を呟き。人間に化けた兄を見て、ならば自分もと力み蛙に狸の尾が生えた中途半端な姿迄変わり。「……確かに鍛えないといけないらしい、兄さん、面倒だが頼むぜ。」と珍しく差し出された手にピョンと乗っかり。)
何を笑って居るのだ。矢三郎もお前も呑気にしているが、また夷川が何か仕掛けてくるかもしれんのだぞ。…特にお前は早く感覚を戻せ、井の中なら兎も角、こんな所では鳥に食われても文句は言えん。
(弟達には阿呆だ何だと口酸っぱくしながらも、金曜倶楽部に捕まり鍋の具にされそうになったり、長老達との席で『鴨虎』の名の通り酷く暴れてしまった己もまた阿呆。過去の醜態から目を背け目線を落とせば末弟のように半端な化け方をした次男、然程焦りは感じられない間延びした言葉の後手の平に感じる両生類特有のひんやりとして湿り気を帯びた感触。ふ、と口が緩むのを堪えきれずに空いた方の手で口元を覆い、返事の代わりにぺったりとした頭を軽く小突いては歩き出し。寝ぐらから少し離れた場所に先程のように胡座を掻くと弟が降りれそうな高さまで手の位置を下げ。)
矢三郎は平気だろうね、弁天様と赤玉先生が居るからなあ。それに偽電気ブランがあれば、何処となり叡山様が駆けつけるさ。そうだね、蛙だと思い込む時間は終わった。本来の俺になった時は_兄さんと朝、こうしてボンヤリしていたいよ。
(阿保遺伝子の中でも何でも楽しめる性質を受け継いでしまえば、上の弟の暴走も安心して眺めていられる心地がして心配御無用の意思を緩やかに示し。最早役立たずの矢二郎に非ず、家族にも兄にも次男坊としての「役に立てるという思い上がり」が披露される機会はいつでもあり得る、そして長兄の味方は不変である事を言葉に含ませ。小突かれると「おお」と小さく声を上げ、血の繋がる兄弟ながら不思議とそうでない気持ちが胸の中で膨らみぼおっと笑う様相を見つめ。地面に降りると小蝿を一瞬にして舌で絡め取り、かつて肩を並べ歩いていた頃へのノスタルジーに浸り願望は自然と言葉になり。)
確かにあの二人の御力と矢三郎の性格であれば怖いものは無いだろうな。酒の力を借りなくても化けられるように____さて、それは楽しみだが…お前も朝寝をするんじゃないかと俺は踏んでいるがね。
(胡座の状態で両眼を閉じ、丁度人間が瞑想するような姿勢のまま静かに弟の言葉に耳を傾け。そういえば父が亡くなる前までこの蛙、もとい狸は好んで酒を飲み『偽叡山電車』に化け洛中を騒がせていた事を思い出すと、頼もしいながらもどうせ一騒ぎ起こす事になるのだろう場面を想定して少々頭を抱え。気を取り直して精神を集中させようとした矢先、ぽつりと零された健気な願望には心からの同意に少しの皮肉を交えて、その時くらいはこの毛玉に付き合って酒の一杯くらい煽ってやるかと鼻を鳴らし。)
矢四郎も例に漏れず、俺にひと暴れさせる為に工場から抜け出して駆けて来たんだぜ。狸としての沽券に関わる…と真面目に考えてもいるよ。ケロ、俺は嘘は吐かんね、蛙に二言無し。
(霜に覆われた様が美しい土を眺め、寒い中何処からか聴こえる不思議な冬の音色にぼんやり耳を澄ませ。当時は無論誰も彼も必死であり、卑怯な夷川一族も末娘の海星の事も含めて全てが嵐の後の一時の静けさなのだと思うと、阿保はやはり阿保らしく暴れなければ阿保とは云えないのかもしれないとさえ思い。酒が無くても、と言われ地面から再び兄へ視線を移し、珍しく真剣な眼差しで頷いて。流石家族は己の性質を御存知でいらっしゃる、此れが家族が家族である所以と笑い出して。「兄さん、実は俺も同じ事を考えていたよ。朱硝子で付き合ってくれないかい、今から。」と約束事の実現を今直ぐに設定し。)
ふむ…矢四郎が居なければ俺も母上も食われてしまっただろうし、お前もずっと彼処に居たままであっただろう。…狸なのか蛙なのかはっきりせんか。その言葉、俺は忘れんぞ?
(あの時の末弟の活躍を思えば素直に頷いて褒め称えるべきであるが、同時に思い出すのは夷川海星という従姉妹の存在。三男の元許嫁であり、隣でぺったりしている二男が文字通り井の中の蛙となってしまった理由の一端を担っていると表現しても過言ではない彼女の事を考え、複雑な面持ちで蛙のままである弟を薄目でちらりと見やり。約束を持ちかけられてしまえばあからさまに動揺した様子で体勢を崩し、「今からか!?いや、断りたくはないが…まだ日も明けたばかりだぞ?そんな阿保のような、…まあ阿保だが。」としどろもどろに、しまいには顎に手を添えてうんうん唸りながら悩み始め。)
三人集まれば文殊の知恵、とは良く云ったものだなあ。海星に惚れていたのは事実…今は秋空のようにからりとしているよ。宇宙規模の蛙と狸の狭間さ。俺が兄さんに嘘を吐いた事はあるかい。
(家族の絆は脈々と受け継がれ、亡き父と母の「クタバレ」根性の賜物と言って過言では無いだろう四兄弟の、毛玉風情乍ら悪足掻きばかりの人生に思いを馳せ。しみじみとした様子で若い彼女の姿を脳裏に浮かべ、まごう事なき事実から今の心境迄を綴り口をぱっかり開けて笑い。相も変わらず反応が堅苦しい兄の姿にも変わらぬ居場所を見い出し、けろっぷとしゃくり上げ流れる雲へ心を預けて。悩み始めた相手を面白そうに眺めた後、「然し兄さん、頭ばかりで動くのは毛玉のする事じゃあ無いと思うぜ。アルコールでかちこちの脳ミソを柔らかくしたらどうだい。」と更に誘いをかけ。)
いや…すまなかったな、矢二郎。…お前は嘘は吐かんが一言余計だ、阿呆め。しかしそうと決まればさっさと出るぞ。矢三郎にでも見つかると面倒な事になる。
(かつて弟本人の口から彼の身の上の話を聞いた時には大きなショックを受け、年甲斐も無く涙を零した日もあった。長兄で有りながら自らの抱えた問題に取り掛かるので精一杯、彼の為に何もしてやれなかったという後悔の念を滲ませながら小さく呟いて目を伏せ。"かちこちの脳ミソ"という言葉には片眉を上げるも中々に的を得た事実。くよくよと思い悩まないようにとは心掛けているが長考してしまうのが己の性故、アルコールで理性を飛ばしてしまうのも悪くはないかも知れない、と混乱した頭で結論付けると勢いよく立ち上がり。衣服を整え土を払いながら、得意の偽電気ブランでも含めば人間に化けられるのではないかと淡い期待を抱きつつ再び相手の方に手を差し出し。)
__此れも又、阿保の血のしからしむるところさ。兄さんは人に頼るのを潔しとしないからね、其処が面白い訳ですごめんなすって。楽ちんだ…兄さんの掌や肩が一番落ち着く気がするよ。…何年振りなんだか、ねえ。
(あの夜、糺の森で兄が涙を零した事は当人は知らない。焼き付いたかのように思い出せるのは、驚きと戸惑いに揺れる兄の表情。我が身である資格無しと苦しみを吐露した時の月は何と寂しく、何と眩しかった事かとまざまざと記憶は巡るが、今は心中穏やかに結論へと言葉を繋げ合わせ。怠惰の化身であり乍ら長兄の熱意には一種の尊敬を込め、少し戯けて話の角を丸くして。兄が期待しているであろう事は無論、自身も期待しているのは間違いが無く。伸ばされた手に飛び乗ると白い息も春の陽のように優しく溶けていく小径を、朱硝子がある方角へと共に向かっていき。)
阿保の血のしからしむるところ、か…。お前こそ、兄を敬う気概が幾らか足りん。それは___喜ぶべきなのか?…積年振りであることは確かだろう。
(我々はどう化けて姿形を変えようと狸であり、それ故阿呆であるのは致仕方ない事である。偉大なる我々の父が遺した言葉はなんとおおらかで、己が無駄に力んだ肩を解してくれることだろう。朱硝子へと向かう道すがら、弟の台詞を無意識的に復唱しては微かに口元を緩め、冬特有の肌を刺す冷たい外気に反しぽかぽかと体の中が温まるのを感じ。真昼間から酒を頂くというのに辛気臭い顔ではいけないと心持ちを切り替えると、誰でもない自らの肩を"落ち着く"などと言ってのけた弟に意外そうな視線を向け。いざ店の前で足を踏み入れるのを躊躇うも、所詮は阿呆、思い切ったように勢いよく戸を開け中へと歩を進め。)
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