松野トド松 2016-01-08 15:19:52 ID:197283bc6 |
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あー、なんか襖開いた気したのは気のせいじゃなかったんだ…っ痛ぇ…(心霊現象かと少し怖かったんだよね、と呟きながら膝の痛みに青筋うかべ、にんまーりと怪しい笑みを浮かべると両足首を掴みながら炬燵の中に頭からもぐり足の指にフーッと息を吹きかけ)
だ、っから、兄さんの寝顔写メって、…っく、ふ、ってこら!両足なんて卑怯っ…ふぁっ?!(畳を這いずって逃げようとするも両足掴んで引き戻され、見えない相手の方を振り返りキッと睨みつけるも、生温かい息が足の裏に当たれば思わず甘い声が漏れ)
は?マジで…消せ。今すぐ消せ(聞き捨てならないセリフが聞こえれば腹いせに指先を小指から親指に向かいべろりと舐め、ずるずると炬燵の中を移動し、相手の上にのしかかりながら頭を出せばスマホを探して体を弄り)
にぎゃーっ!?な、なめ…足の指なんて汚いじゃん、ばかっ(首筋まで鳥肌立たせ叫び、文句の合間にも体の自由奪われ完全にのしかかられてしまい、出てきた頭をべしべしと叩きながら)ざんねん、まだ鞄の中でした!いくらポケット探したって無いし無駄無駄。それに消すなら兄さんの先に消してよ連写のやつ!(ズボンや服の中をごそごそと漁る手の動きになんとか抵抗しようと身を捩り)
まぁ、多少匂いはあるけどごちそーさま(べーっと舌を出してにやっと笑みを浮かべ)痛っ…暴れるな(両手を一纏めにして動きを封じながらカバンを視界に入れ)消してやってもいいよ。
ひっ、に、匂いとか余計なこと言うなばかーっ!(あまりの羞恥に涙目になり、しかし消してもいいと言われれば両腕を頭の上でくくられた態勢の事も一瞬忘れてパッと表情明るくし)えっ、ほんと?
別に臭いっていったわけじゃいでしょ(なぜ怒られているのかと首を傾げ)うん、消してもいいよ。もうデータバックアップとったし、アルバム作ったし(起きてからご飯も食べずにせっせと頑張ったことに満足げな顔で)
足の裏におったってだけで嫌なの!てかにおわれるのがいや!兄さんの変態っ(ぷるぷる)…ご飯も食べずに何してたかと思えばそんなくだらないことを……それ消したって言わないから!そもそもそのアルバムどこだ燃やしてやるっ(怒りにわなわなと体震わせ、腕掴まれたままビタンビタンと魚のように跳ね)
別に嗅いだわけじゃなくて、舐めたら感知しただけだし(変態と言われてほんのりと頬を染めて)こんなに頑張ったの久々で疲れた。アルバムは秘密の場所に隠してあるから大丈夫(ぐっと親指を立ててみせ、いきのいいマグロみたいだと明後日の方向な思考をしていて)
いやなにちょっと赤くなってんの、褒めてないし!変態、ド変態!弟に罵られて悦んじゃう真性M兄さん!ほんとはぼくの知らないとこで靴の匂い嗅いで興奮とかしてんじゃないのっ(あらん限りの言葉責めを吐きつつ自覚はなく、涙目のままキッと睨みつけ)まさか床下?人の写真をオカズと一緒にしてるとかないよね?ねぇ?
…靴の匂いは嗅いでないけど、この間銭湯で服持って逃げたときついでに嗅いだ(蔑まれる言葉を聞けば聞くほど紅潮し、嬉しげに笑い)…っ、あー…(ぎくりとするとギギギと音が聞こえそうなほどの動きで首を動かし視線を外し)
ついでで嗅ぐなっ!!てか毎日一緒にいる人間の匂いなんて今更嗅いでもって感じじゃないのねぇ、ぼくのこのパーカー兄さんのマーキング済みなの?!(自分の着ているそれと相手を交互に見やり)………え。まさか、だよね?弟の寝顔を使って何か良からぬこととか考えてないよね?え、ちょっと何か言って兄さん。いややっぱ言わないで、聞くの怖い(がくぶる)
え、ついでじゃなくて日常的にかげってこと?いや…日によって匂い違うから…マーキング…は、してない(さらりと以前にも嗅いでいたことを暴露しつつじっと見つめ)…ご馳走様でした(すっと立ち上がって姿勢正しく正座をして頭を下げて)
どうしてそうなった?!てか日によってって何、なんでそんなこと知ってんのちょっと!ぼく日常的に家庭内ストーカー被害遭ってないこれ?!(投げかけられた衝撃の事実の上乗せに肩縮こまらせて信じられないという顔をし)…………、………(ようやく解放されたものの起き上がる気力もなく、隣で正座して頭を下げる兄を菩薩顔で眺めながら思考は現実逃避へ)
こう、側を通るときとかにさりげなく…ストーカーはしていないかな(どうやって嗅いでいたかを素直にしゃべると、手を顎にあて首を傾げて)…えっと…蔑んでくれていいですよ?(頭を下げたまま期待に満ちた顔を見せないようにするも声に滲み出ていて)
そんな廊下ですれ違った女子の匂い覚えてる男子中学生みたいな……(怒りを通り越して呆れ果て、呆然としながらポツリと)…コソコソ嗅がれるくらいなら直接の方がまだマシ…。
…………、…ねぇ兄さん。ぼく、言葉も出ないほどどうしようもないクズって初めて見たよ(生温かい眼差しのままそれだけ吐き捨て、上半身起こせば相手の膝の上に姫抱きの要領で横向きに座り首に腕回して)
…え、嗅いでいいの?(ばっと頭を上げて相手を見ると普段半目の目を見開き驚いたように呟くと、目を輝かせ)
…っ、…ト、ド松?(クズと蔑まれれば背筋を這い上がるゾクゾクとした感覚に涙目になり、とつぜん膝の上にのぼってきた相手を慌てて両手で支え)
(/ごめん、寝てた。おはよう)
え…あ、う、うん?まぁ…知らないところで妙なことされるよりは…?(なんだか相手のペースに乗せられた気もしなくもない、と渋い表情しながら)
……ホンモノが毎日目の前にいるのに、隠し撮りしてマスかいて……哀れな兄さん(腕が回された事に気を良くし、耳元に唇押し当ててはわざと煽るように囁いて)
わかった、なら毎日嗅ぐ(両手を顔の横あたりにあげるとわさわさと怪しく動かしながらじりじりと近寄る)
…っ、あ、…(耳元で囁かれることで感じる息に体を震わせ、頭に直接響く言葉に耳まで赤くなりながら掻き抱くように相手にしがみつき)
えっ、毎日はちょっと…ってなにその手!へんな近寄り方しないでよ何する気なのっ(バッと思わず己が身庇って身体を捻り)
…んー?どうしたの?シて欲しくても言えないもんね、ここじゃあ…(ふぅ、と息吹きかけ耳朶をやわやわと甘噛み)ふふ、我慢してる兄さんは可愛いと思うよ?ぼく。同じ男の、しかも兄弟にこんなにしちゃって…(赤くなった耳元としがみつくかのような腕の力にクスクス笑い)
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