白澤 2015-12-28 23:00:49 |
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えぇー…マジで帰ったよアイツ。僕がせっかく作った薬要らないんだって、どう思う?(相手の居ないことを確認すると共に信じられないと言いたげな口調で椅子に座り込み。暫く兎に愚痴を聞かせていたものの、桃タローの帰宅と共に先程渡せなかった瓶を持って「ちょっと出掛けてくるね」と悠長な風を装って地獄へと降り立ち)
ただいま戻りました(薬を部屋に置いて大王の元に戻っては仕事を始めていきさっき会ったばっかりなのだが今頃どうしているだろうと相手の顔を思い出して)
多分今頃アイツは執務室だろうね。(閻魔殿へと辿り着くと周囲にバレぬよう注意を払いながら相手の自室まで辿り着き。勝手に入室すると懐から持ってきた薬瓶を先ほど相手に渡した薬の隣においてうつらうつらとしだして)
…女のコの為に作ったって話信じるとか鈍いよねぇ。(机の上に置いた疲労回復薬の入った薬瓶を指先で持ち上げて緩い速度で揺らしながら憂鬱かつ退屈そうに呟き)
何故あなたがここ二?(部屋に入っては先ほどから機になっていた相手を蜜じぇ手一瞬ここは自分の部屋で会っていましたよねと考えて相手のほうに足を運び)
…え?いや待て待て待て!いつからそこに居たんだお前!(眠気も手伝って完全にぼーっとしていたためか相手の声にギョッとした様子で振り返ると共に金棒で殴られはしないかと慌てて座ったまま後退り)
質問してるのは私ですよ(質問を質問で返されては金棒を振り上げて相手に近寄り「何故あなたがここにいるんですか?」再度同じ質問を投げかけては)
お、落ち着け!とりあえず落ち着け!(完全に意識は振り上げられた金棒がいつ自分へ振り下ろされるかの恐怖と回避への試行錯誤を開始していたせいか、「そこの薬!要らないって言われたけどアレお前に作ったやつだから!だから渡しに来ただけだから!」と慌てた様子で捲し立て)
私に?(先ほど行った時は女性のためにに作ったものだと聞いたので相手がわざわざ自分の作ったとは、考えられずいったん金棒を置いては椅子に座り)
…今そう言ったと思うけど?(とりあえず危機が去ったことに安堵の息を吐いてから引き身がちになっていた姿勢を正し。言ってしまった後悔に苛まれながらも平然を装い)
ならば先ほどの女性のために作ったというのは?(相手の言葉に今一理解ができなく婚練していて思っていることを口にしては相手を睨み詰めて)
…嘘だよ。お前のために作りました、とか言ったら気持ち悪がられるだろうからそう言った。悪い?(自分に非があることを重々承知しているせいか机の上に置いた薬瓶に視線を向けたまま言いにくそうに答えていき)
悪いです、初めからそう言ってくれていれば素直に受け取ったかもしれないのに(机の上にある瓶を手にとっては少し微笑み「私そんなに疲れているように見えますか?」相手がわざわざ薬を作ってくれたのだから自分の顔はだいぶ疲れてるんだろうなと考えながら)
(言い返そうと口を開きかけたものの相手の珍しい微笑に返す言葉を失い。バツが悪そうに座り直しながら、「そういうわけじゃないけど…この時期は仕事も増えるんじゃないかと思ってさ」と伺うように相手見て)
ありがとうございます、ここは素直にもらっておきますね(自分の心配をしてくれる相手が嬉しくてついつい笑みをこぼしてベットに座り「わざわざ届けていただき感謝します」相手に薬を見せてはわざとらしくお礼を述べて)
うっ…。…素直に礼を言うなんてどんな風の吹き回し?(結局本当のことを話してしまったせいか若干の気まずさを覚えていたものの、聞きなれない礼にふんと鼻で笑いながら後退った分だけ戻って座り)
そう言えばここにいてお店は大丈夫なんですか?(ベットに横になっては薬を見ては嬉しそうにほほを緩めてしまいハッとしてお店のことがきになり相手の方に顔を向けて首を傾げて)
まぁ今日はそろそろ終わりだから大丈夫だとは思うけど…お前が寝るなら帰るよ。(見慣れない相手の表情に無意識のうちにも目を奪われてしまっていたものの、すぐに気を取り直すと「おやすみ」と告げて立ち上がり)
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