どこかの執事さん。 2015-12-25 00:08:49 |
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(友人に起こされ目を覚ますと、とっくに全ての授業が終わり下校時間となっていて。多少驚くももう一度東郷の顔を見ればなにか思いだすかもしれないと考え急いで帰り支度をすると屋敷に向かい。ほどなくして屋敷につくとばたばたと中に入り東郷の姿を探し。
千紘様、おかえりなさいませ…、そんなに慌ててどうしたのですか?(何やら屋敷内で騒がしい音がするのが気になって音のする方へと足を動かして。不審者かと心配になりながら段々と足を速めるも暫くして相手を発見し安堵の表情を浮かべるも、相手は何があったのか慌てている様子であることが伺えれば一体なんだろうと不思議そうな顔浮かべ、とりあえず話を聞いてみようと挨拶とともに問いかけて。)
東郷!ちょっとごめん( 丁度さがしていた相手を見つけると駆け足で近くまで来て。一応一言謝ると相手の頬に両手で包み込むように触れ。そしてこちら側に軽く引き寄せるとぐいっと顔を近づけ暫くの間黙ってそのまま相手の顔をじっと見つめ。しかし効果が出るはずもなく、なにひとつ思いだせずに小さな溜息を一つ漏らすとどうすれば手っ取り早く思いだせるか、なんてを考えながら自分の部屋へと向かい)
…ち、千紘様?(急に謝られたと思ったら、突然相手との距離が近くなり動揺して息を呑み。「……っ」黙ったままの相手に掛ける言葉が思い浮かばない上あまりの近さに恥ずかしさで視線を逸らして。暫しの沈黙の後、聞こえてきた溜息とともに開放されれば一体何が、謎は残るばかりで首傾げながらもいつも通り紅茶を淹れに厨房へと向かい。)
んー……やば…頭おかしくなりそ( 普段ここまで考え込むことなどないからかなんとなく疲れてきて。そういえば今日はずっとこのことしか考えてないな、なんて苦笑が浮かび。気晴らしに相手に遊んでもらおうか、などと思案すると早速制服を脱ぎいつもの着衣一式をクローゼットから出してきて。)
(厨房へと辿り着けば早速紅茶を淹れ、お茶菓子を横に添えてトレーを持ち上げ。こぼさぬよう注意を払いながら、相手の部屋を目指して歩き。先程のは一体何だったのだろうなんて考えているうちに部屋へと辿り着けば何度かノックをして「東郷です、紅茶をお持ちいたしました」と声を掛けて相手の反応を待って)
ありがとー。入っていいよ。( 丁度上半身に着ていたものを全て脱ぎ終わったところに相手の声が聞こえて。自分が相手のところにいく手間が省けた、なんてのんきに考えて、まだ着替えの途中ではあったが彼ならばいいか、などと勝手に納得して上記述べ。)
失礼します…っ、き、着替えの途中であればおっしゃってくだされば良かったのに…(返事を聞いて部屋に入ればまだ着替え途中と思われる相手が立っており一瞬驚いては溜息をついて。男同士でありしかも相手から呼んだのだから特別恥じらいはないのかもしれないが、一応あまり見ぬようにと配慮しながら紅茶を近くの机において)
いいじゃん別にー。…あ、何?俺の裸見てドキドキした?( 間延びした声で適当に返し、何を思ったのかにやにやと笑いながら裸のまま相手に近づくと前記述べ。別にそんなことはないのだろうとは思っているものも、今朝のように少し照れているところも見てみたい、なんて考えていて。)
(/昨日は返せなくてすみません!pcの調子が悪く返せませんでした…)
早く服を着てくださいね、千紘様。体を冷やしてはいけませんし(声が近くなったなと感じて振り向けば、未だ服を着ない相手が視界一杯に映り。にやにやしている様に見えるのは発言からして気のせいではないのだろう、呆れてため息混じりに上記を言い放って。)
(/大丈夫ですよ!自分もたまーに調子悪い時あるので判ります!)
えぇ…反応薄っ!もうちょっと照れるとかさ、ね?( 期待はしていなかったが予想以上に薄い反応にすこしがっかりして。面白くなさそうに服を手に取ると渋々着替えて。机の前に座ると相手が入れてくれた紅茶に口をつけ、美味しい、と一言。)
(/ありがとうございます!)
は、はぁ…、照れる、ですか?(こういう時照れるのはメイドだけなのではないか、と思いながら先ほどと変わらず呆れた口調で。何やらつまらなそうな相手に「私に一体何を望んでいるのでしょう…」と問いかけのような独り言を呟いて。「有難うございます」美味しいと聞こえれば嬉しく感じて目を細めて。)
(/いえいえー)
そうそう。…ほら、今日の朝みたいに?( 相手の呆れた口調には気づいていたが気にせずに前記述べ。何を望んでいるのか、と聞かれれば少し悩むように考え込み。「んーなんだろ?いろんな顔とかは見てみたいかも。東郷のことは好きだし」考えた結果前記のような結論にたどり着き淡々と述べて。「東郷紅茶とか淹れるのうまいよね。」口をつけたまま相手を見上げるようにして。)
あんな事をされるとは思っていませんでしたからね…(朝の出来事を思い出し、あれは驚いたと言わんばかりにふるふると緩く首振り。「いろんな顔…」独り言に近い言葉にまさか返答が来るとは思っておらず、若干の遅れをとって話し出すも言葉を詰まらせ。その言葉から察するに此方に対する興味があるということだろうか、しかし同時にそれはやはり記憶がないということを告げられたようなものであり。「…信頼していただけているのですね」嬉しいことであるはずなのに、口元に小さく弧を描くものの自然に眉下げてしまって半ば困り笑いのようであり。それでもお互い〝あの日″からぎこちなかったあの時より幾分もましになった、相手に関してはむしろ記憶は無いだけでほぼいつも通りだと思う。それでもこうして嬉しさの間に哀しいと感じてしまうのは本当に長く側にいた相手が突然こんなことになってしまったからだけなのだろうか。いつの間にか考え込んでしまっていたのか無言でぼっと突っ立ていれば、相手の言葉でふと我に戻り。「美味しい紅茶を味わっていただけるよう努めさせていただいておりますから」褒め言葉を貰えば微笑み浮かべて。)
もっかいしてやろーか?( 首を振る相手とは対照的に、にやにやと面白がるような笑み浮かべ。「ん。怒ったのとか泣いてんのとか、めっちゃ笑ってんのとか」怒った顔は見たことがあるような気がしないでもないが泣いているところや心から笑っているところとかは見たことないな、なんて思案し。執事ということもあるのだろうが、別に思いっきり笑ってはいけない、泣いてはいけない、なんてルールはないのだからもっと感情を表に出してもいいのにという思いもあり。「そりゃ信頼してる。………どうかした?」頷いた後、相手の笑みがどこかぎこちなく感じなにかあったのか、と前記尋ね。「ん。俺東郷が淹れる紅茶一番好き」こちらもふっと微笑み相手のほうを向くと前記。)
(/ついにpc端末が壊れてしまい来れてませんでした……すみませんっ)
そうされたいのでしたらして頂いても構わないのですが、私の照れる姿はそんなに面白いでしょうか?(なんだか楽しそうに見える相手に純粋な疑問を投げかけては不思議そうに若干眉下げ。「ならば千紘様が私を全力で楽しませてくれれば出来なくもないかと…怒ってもいいですが怒られるのは嫌でしょう?」喜怒哀楽が強く出る方ではないが機械的といえばそうだったのかもしれないと考えると、多少の冗談を交えながら口元緩ませてはそう述べて。「いえ、どうぞお気になさらず」先程自分では笑ったつもりだったのだがうまく笑えてなかったのだろうか。聞かれてしまえば謎は解決されぬままもやもやと渦巻いていたままだったが、心の奥底にしまいこんでしまおうと淡々と述べ。「其処まで言っていただけるなんて嬉しいですね」賞賛を受ければ表情緩めて。「そういえば、先程の帰宅された時の…あの、行為といいますか、行動は何だったのでしょう?」あれだけ近くに顔があったのは少し恥ずかしかった、少し前に起きた突然の出来事を感情付きでふと思い出せば躊躇しながら述べて。)
(/壊れてしまったのですね…;それは仕方ないですし気にしないでください。元から置きレス式ですので!)
面白いっていうか……可愛い( 即答するが照れたときの相手はいつもの堅さが少し抜けるようで可愛い、と思ったのは本心で。「それ難しくない?俺自信ないんだけど」相手の冗談にクスクスと笑い、どうやったら彼を笑わせることができるのか、などと考えながら前記述べ。確かに怒られるのは嫌かも、なんて付け足し。「…ん。なんか言いたいことあれば何でも言っていいんだからね」先程のぎこちなさを微塵も感じさせない相手の受け答えに、やはりなにか言いたいことでもあったのだろうか、と。「あー…あれはねー…………なんでもない」言ってしまおうかと目線が泳ぐも、結局思いだせたことはなにひとつなかったのだから言う必要もないか、と最終的には誤魔化すように笑い)
(/ありがとうございます!)
……そうですか(思っていたものとは違う返しが来て瞬きを数度するものの、その答えにそれほど悪い気はせずいつも通りの声色で述べ。「それ以前に思いっきり笑うなんてここ何年無いですから、かなり難しいでしょうね」最後に大笑いしたのは何時だっただろうか、思い出すように無意識にとんとんと人差し指を動かしてもすぐに記憶は出てこず。「ありがとうございます、ですが、少し考えこんでしまっただけですので……」心の奥底の何かに気づきそうになり。どちらかと言えばその言葉はまるで何かを恐れているかのような声の大きさこそいつも通りに近いものの弱々しい声で、自分に言い聞かせるように呟いて。「はい……、そんなところでお辞めにならないでください。すごく気になるのですが……?」
若干首を傾げながら観察するようにじっと見つめては述べ。)
ん。期待はしてなかったけど反応ないなー………あ( 顔色一つ変えない相手に半ば苦笑すると次の瞬間なにか思いついたように目を輝かせ。「くすぐりとか効く?」なんて突拍子のないことを口にすると早速相手の脇腹をくすぐり。「うわ…頑張んねーと」それは相当な難題になりそうだな、と思案すると気合を入れるようによし、と拳軽く握り。「…そか。ならいいんだ。」相手の様子からもうこれ以上話してくれそうにもないなと感付くとそれ以上追及するのは諦め。しかし明らかに元気のないことにも気が付いており、朝したのと同じようにぽんぽん、と何も言わずに数回頭を撫で。「え……んー…俺が全部思いだしたらじゃだめ?」これを正直に言ってしまったら相手を傷つけるかもしれないと思い言うのに躊躇して。言ってしまってもよかったのだろうが相手を傷つけるかもしれないと思うとなんとなく胸にひっかかるような感じに襲われ。)
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