名無しさん 2015-11-23 03:03:27 |
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トト子ちゃんも好きだけどー…
(もっと好きな子がいると視線で訴えるが、誰であるかを言う勇気がないようで。「伊達にかまちょじゃねーぞ?みーんな好きなんだからな!」とドヤ顔で宣言してみせて)
…気にくわない。
(彼女でなければ六男のバイト先の子か、と思考を巡らせるが、考えるほどに胸がざわつき小さく本音を呟いて。みんな好き。そんな言葉に耳をピクリとさせると「お、俺は何番目に好きなんだ」と自信なさげに問いかけ)
…ふ…ははっ、ヤキモチか?
(悪いとは思っているが、溢された本音に吹き出さずにはいられなくて。相手の問いにはどうこたえようかと少し悩み「…何番目に好きでいてほしい?」と意地の悪い問いを返し)
…フッ…どうして兄の恋愛で、俺が妬かなくちゃならないんだ。
(声に出ていたことに今更気がつきぎくりとするが、平然を装いカッコつけたことを。逆に質問をされると余裕ぶり「何番目でも」と返すが、暫く間を空けてから「…願わくば、三番目より上が良い」と本音を)
…妬いてくれたら嬉しいなって思っただけだよ
(いつものようにかっこつけた相手の言動に寂しげに眉を下げて笑むとポツリ本音を零して。少しずつ相手の本心が分かると「最初から心配することは何もないよ」と遠回しに一番好きだと告げてみて)
え、どうしてだ?
(異変に気付き心配そうに覗き込めば首を傾げて。「…ってことは良い方なんだな?」相手は“何番目”とは言わなかったが、言い方からして下ではないことがわかるとパッと表情を明るくさせ。)
…鈍いねぇ、仕方ないから言ってやるよ。大事なことだから一回しか言わねえぞ
(そろそろ気持ちを隠し続けるのも限界のようで、目を閉じて一度深呼吸すると真剣な表情に。「お前は自分に自信なさ過ぎ、にーちゃんを信じろよ」やっと相手の明るい表情が見られたと嬉しげな様子で)
おう。何だ、言ってみろ。
(真剣な様子に此方も居住まいを正し、真剣な態度で相手の言葉を待ち。自信がないのは周りからの雑な扱い故のもので、仕方ないだろうと言いたげにするが、「でも良かったよ、兄さんから嫌われてないみたいで」と嬉々とした様子で微笑みを浮かべ。)
あのな、俺…カラ松が好きだ。兄弟としてじゃない、一人の男として…好きだ
(大事なことは一回しか言わない主義であるため、言葉の一つ一つを確実に伝えるべく丁寧に紡ぎ始めて。「寧ろ大好きだからな!」とドヤ顔で言ってみせて)
……、兄弟に恋愛感情を抱くのは絶対ダメだ。…そう思っていたのに、どうしてか兄さんが相手だと、そんなことどうでも良くなる。
(相手からの思いもしない告白に驚きで声が出ず。気持ちが落ち着くと上記を淡々と述べたあと、「俺もおそ松兄さんが好きだ」と此方からも思いを伝え。ドヤ顔に対抗し此方も胸を張れば「俺はそれ以上だぞ」と上をいく発言をし。)
カラ松…それ本当か?お兄ちゃん嬉しすぎて泣きそうなんだけど
(通じることはないと思っていたためか相手の答えが信じられなくなってしまい、不安げな視線を送り。相手の発言に笑みを深くすると「…長男を超えられるとでも?」とくすくすと笑い)
本当さ。…そっちこそ、俺をからかってたりしないよな?
(もしこれが嘘であったとしても、己の気持ちを伝えられたことに悔いはないと、相手の目を真っ直ぐ見つめニッと笑ってみせて。「こればかりは負けないさ、絶対な」前髪をふわ、と掻き上げ自信たっぷりに宣言し)
…揶揄いでこんなことが言えるかよ、本気で好きだ
(一度きりしか言えない大事なことをただの冗談で言えるはずもなく、相手の目を見つめ返すことで偽りはないと訴え。「…カッコいいこと言ってくれちゃって…」他の兄弟ならイタいと言いそうだが己にとってはこの上なく嬉しいもので)
…俺の方も泣きそうになっちまったぜ。
(相手から送られる眼差しに恥ずかしくなり俯くと、相手と心が通い合っていたことに改めて嬉しくなり、目の奥が熱くなるのを感じ誤魔化すように相手の肩に顔を埋めて。)
愛に生きるこの俺を、甘く見るなよ。
(十分に甘えることができたため相手から離れるとこれまたイタい発言を。)
弟泣かせな俺も罪だねぇ~…
(甘えられることに喜びを感じ、肩にのしかかる重みを愛おし気に撫でるといつもの相手みたくイタい発言をしてみせて)
くくくっ…俺だけを愛してくれよ?
(思わず笑ってしまうもやはり嬉しいことには変わりなく)
ふっ、全くだ。責任はいつか取ってもらおうか。
(相手の言動は己を真似ているのだということにすぐに気が付くとおかしそうに笑みをこぼし、顔を上げると意地悪い笑顔を浮かべ冗談混じりに言ってみせ。)
安心しろ、兄さん意外を好きになることはないさ。
(自信たっぷりに宣言してみせるが、“俺だけを愛せ”という言葉に後から恥ずかしさがやってきて、ほんのりと頬を染め。)
…今取ってやってもいいんだが?
(口元を緩ませたまま相手の頬に手を添え、すすっと顔を近づければ「何してほしい?」と一応選択権は与えて)
嬉しいぜカラ松!俺も大っ好きだからな!
(言葉とは裏腹に頬を染める相手が可愛くて仕方がなく「あーもー、可愛すぎるって」と抱き付いて)
そうだな、昼飯を奢るとかで良……!?
(言葉を言い終える前に己の今の状況に気が付くと動揺で硬直してしまい。「…じゃあ、その……やっぱり、キス、で…」至近距離に耐えられず目線を下に落とし、赤くなりながら質問に返し。)
うおっ! …俺はカッコいいと言われる方が嬉しいんだけどな…。
(抱きとめると頭を優しく撫でてやりながら、上記を不満げに呟き。しかし大好きだと言われ嬉しくないわけがなく、その言葉に応えるように抱き締める力を強くして。)
…いい子だな、カラ松
(動揺を隠せない様子の相手にくすくすと笑みを溢し「お望みのままに」などと浮ついた台詞を並べると少し意地悪したくなり、頬に口づけを落とし)
それは俺がいる限り無理だな~
(可笑しそうに笑いながらも自信満々に宣言すると、やはり弟は可愛いものだと今一度繰り返して)
っ……、ほ、頬か…。まあいきなり唇になんてしないよな。
(きゅっと目を瞑りキスを待つが、相手がしたのは唇でなく頬で。何処か物足りなさげにぶつぶつ呟くと、キスをされた頬を軽く撫でて。)
なっ…。…ふっ、クールな俺は可愛さも兼ね揃えているのか。全くguilt guyだぜ……。
(悔しげに眉間に皺を寄せるが前髪をふわりと上げるといつもの調子で前向きに捉え。)
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