子分的な何か。 2015-11-19 00:00:51 |
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ん、わかればよろしい。ええ子ええ子、
(勝ち誇った顔で相手のふわふわの髪を撫でて。「……んなキッシュつくるわ。」しばらく考えるも素直に一旦冷蔵庫を閉めて相手に向き直り任せろと言わんばかりににっこり微笑み。母から教わった手順で作れば大丈夫だともう一度冷蔵庫の中から卵や野菜類などを取り出していき)
あれ、親分手伝わんでええの?親分にも手伝わせたって!流石に子分に作らせるんわ申し訳ないわ(自分を置いてけぼりで作業が進んでいけば自分を指さしながら首を傾げこれはもしやとなんとなく察しては彼女が作ろうとしているものの手伝いをしようと)
あかんよ!キッチンは男子きんせいやで?
エマのパパもおりょうりはおくさんのしごとやからって、
(相手の腕をつかんでテーブルへ連れていき「親分おすわり。」椅子を指さして犬にでもするように満面の笑みで命令を下し/←/「できひんなったらよんだるから、な?」相手の手を握って言い聞かせ)
お、おすわり…?…なんで俺犬扱いなん?…エマ、一人でできるん?大丈夫なん?(手を握り返しながらも椅子には腰掛け不安げに彼女を見つめ怪我も何もしないのなら大丈夫だろうかと不安げに息を吐き)
できるもん!…そんなにしんようできひんの?
エマのことちゃんと信じてくれてないんか、
(ブツブツとつぶやきながらキッチンへ戻っていき包丁を握るもどう切ったらいいかわからず「親分出番やで!」早速相手を大声で呼び)
お、早速出番か!はいはい、どないしたんー?(苦笑浮かべながらキッチンへと帰っていく背中を見送ったそのあと大声で呼ばれればくすくす笑いつつキッチンへと向かえば首を傾げ)
…やってみ!見ててあげるから。
(できないとは言いたくないのかまな板に並んだ野菜を指して切ってみろと述べ「うまくできたらエマとシエスタできるけんりあげるでな!」ふんっ、と腰に手を当て得意げに言って見せて)
ホンマ?ちゃんと切ったるから、親分とシエスタしてや(くすくす笑いながらもリズムよく野菜を切っていけば「こんくらいでええ?もう少し切った方がええ?」首を傾げ乍相手の方へ顔を向けて頬をかいて)
ほぇー…あ、できたん?
ん、かんぺきや!あとは卵とまぜまぜして焼くだけやでな!
ごほうびに今日はいっしょにシエスタやね!
(相手の切ってくれた野菜を見てぱぁっと顔を輝かせ「おいしくなりそうやわ!えらいな親分。」いつも母親がしてくれているようににこにこと微笑んで相手を見上げ。ボウルに卵を割って砂糖などで味付けをしていき「火こわい。」突然思い出したようにぴたっと動きを止め)
ん、ほな、火は危ないからな、親分がやったるわ(頭を優しくぽんぽんと撫で受ければ相手をキッチンから出して「椅子に座っといてな」と微笑みかければ火をかけそれをフライパンへ)
たのんだで?しっぱいせんでや?
(一度はキッチンを出たものの心配なのか後ろからじっと覗きながら述べていて。「ええにおいやあ…」しばらくして漂ってくる美味しそうな香りに頬がゆるみ相手のそばへ駆け寄り「もうすぐできるん?」わくわくしながら問いかけ)
もう少ししたら出来るで!(相手に微笑みかけては皿に盛り付ければ「出来た!ええ出来やわ」と満足そうに呟けば小さな相手の背を押しながら片手にはお皿で「ほな、冷めんうちに食べようや」と笑顔で)
わあ…おいしそう…!
親分天才やん!すごいすごい!
(母親の料理に負けないくらいの綺麗な仕上がりに思わず声を漏らして背中を押されるままテーブルへつき「ごはん食べたら親分おしごとやろ?」どことなくさみしそうにそれぞれのお皿に料理を取り分け)
せやろ、もっと褒めてもええんやで?親分のこともっと慕ってや!(冗談交じりに上記を述べれば取り分けた皿の横に銀食器を並べながら呟かれた言葉に眉を下げ「せやなぁ、お仕事せなお金もあらへんし…」と困った様に呟きどうしようかと悩むような仕草をして)
えらいな、ええ子やで?
(いつもは相手の対面に座るも今日は隣へと椅子を移動させ「ええ子やからエマがおとなりで食べたるわ。」にへ、と笑って。相手の悩む仕草を見れば「エマがおてつだいしたらはよおわる?そしたらはやくシエスタできるやろ?」いつも忙しそうな相手に少しでも休んでもらいたいと手伝うことを決め)
んん、せやなぁ…はよ終わるかもしらんな(相手の提案に頷いては「ほな、お願いしてもええ?」首を傾げながら問いかけてみて)
ええでっ!いっしょやったら楽しいかもしらんし。
(やった!と嬉しそうに拳を握りしめて早速食べてしまわなくてはと食事を始め「じゃませんようにがんばるわ、」こくっと頷き)
邪魔いうて、今日そんなに仕事あらへんから平気やで?(食事を摂りながら首を傾げては「それに邪魔やこ思わんし」と眉を下げ)
ほんま?ならすぐかた付けてまおなっ!
(眉を下げる相手の顔を不思議そうに見つめ「パパはおしごとのじゃまなるからてつだわんといてって言うねんもん。」ポツリと呟き黙々と食事を続け)
せやな、はよ片付けてさっさと仕事やってしまお(にこりと頬笑みを浮かべ彼女のつぶやきに頬をかけば「あれとちゃうんかな…、エマのパパさんはまだ早いっちゅーて思っとるだけかもしらんで」と彼女の頭を優しく撫でては最後まで食べきり)
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