宗三左文字 2015-11-16 02:50:55 |
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はぁ……内番ばかりで戦にも出していただけないなんて、退屈で仕方がありませんね。出陣したいのに、腕は鈍る一方だ。
(本丸の四方のとある一角に居を構えるのは、左文字刀派である三振りだ。他の場所とは違い日の当たりにくい其処は一歩足を踏み入れると、暖かな本丸とはまるで別の場所へと来てしまったかのようなひんやりとした独特の空気――清廉としているのに何処か仄暗く、妖しげな雰囲気が感じられる。兄と弟が出払っているのを確認して畳にしどけなく己が身を横たえると早々に結紐を取り払い、緩り散らばる撫子色の髪を乱雑に梳いた。そしてぽつり、上記の呟きを洩らす。この本丸に顕現した後、主に命じられて出陣したのは大凡30回にも満たなかった。確かに僕は打刀最弱ではあるけれど…と使われない理由を慮って再度盛大な溜め息を零すが、頭の片隅ではやはり納得がいかない。大体、己は来るのが遅過ぎた。入手しにくい刀剣達と並んで、何故か宗三左文字が中々現れなかったそうだ。そして、この本丸にようやく顕現することが出来た頃にはもう既に殆どの刀が練度を上げ、出揃っていた。しかも、よりによってこんな性格だ。初対面時には主に困った顔をされたため、苦手な類いに分類されたことなど容易に分かった。そんな風に、使われない理由など頭の中では幾つも羅列出来る。けれども、解決方法だけは一向に見つからない。主に進言すればいいと皆は言うものの、それでは自分があまりに惨めに感じられて。こんな時ばかりは、自身の無駄に高い自尊心をを酷く憎く思う。「……嗚呼、どうすれば」声は震えていた。延々と繰り返す問答に終止符を打つことは、未だ難しいように思われる。つい、と伸ばした両手をいつの間にか熱く歪み始めた視界のままで眺めると、口元に自嘲の笑みを浮かべて投げ遣りに言葉を繋いだ。)
こんな細っこい手では、誰かを支えられるとは思えませんね…
上げついでに一応ろるてすと、とやらを載せておきますね。これを見て相性等の確認をしてくださればと思いますが……いかがでしょう?(心配そうに小首傾げては)
まぁ、態々僕と話したいと思う物好きな長谷部は居ないでしょう。……そんな物好きさんを待ち望んでいる僕も、物好きと言えば物好きなのでしょうけれどね(眉下げつつ薄く笑み)
取り敢えず書きたいことをやたらめったら詰め込んだだけのロルだそうですので、内容や長さはそこまで気にしないでください。質問等も受け付けていますので、何かありましたらお気軽にどうぞ(手ひらり、)
何処かの軟弱が俺を呼んでいると聞いて来たんだが、当人は居るか?(ふん、問い掛け)
規約、ろるてすと共に目を通した上で参加希望だ。
貴様の様な奴は、その"物好き"な俺くらいでなけらば相手が務まらないと思うぞ?(口角を緩く上げ瞳を細めて生意気な物言い、/図々し)
…兎に角、検討を頼む。貴様の思う"へし切長谷部"では無いと感じたら断ってくれて構わん。俺は一旦仕事に戻る。主命が残っているのでな(手ひらり、踵返し)
おやおや、存外お早いお着きで。僕なら此処に居ますよ…(袈裟揺らめかせ物陰から姿現せば)
まずは、参加希望ありがとうございます。……ふふ、随分とご自分に自信があるようですねぇ。油断して精々振り回されないように注意することです、犬っころ(衣の袖で口元覆い薄く笑み浮かべると挑発的な声音で)
……少し待ちなさいな、へし切。審議なんて軽く見ただけで直ぐに終わりましたし、その後幾度も確認しましたが答えは変わりませんでしたよ。取り敢えず、面倒事は好きませんし単刀直入に言いましょう。貴方なら大丈夫そうです、と言うより……是非ともお相手をお願い致します、長谷部(緩く目を伏せ、深く頭を下げ)
生憎鷄殻相手に振り回される程落ちぶれてはいないんでな、安心すると良い。(犬っころ呼びが気に召す筈は無くぴくり片眉を上げ口許に笑みを浮かべつつも嫌味口走り/条件反射)
……おい、頭を上げろ。貴様にそうされると気味が悪い(振り返りぎょっと瞳を揺らせば罰が悪そうに、)
っはは…幾度も確認をとってくれたのか?あんなちんけな文章に、か。有り難いが先ず申し訳無いな。ともあれ此方こそ宜しく頼む。(緩く口許に笑みを乗せ彼と動揺瞳を伏せれば頭を下げ)
鶏殻、とはまた随分と口が回るのですねぇ…しかも悪い方向に。貴方はどうも犬っころよりタチが悪いようだ、まるで駄犬です。――あ、吠えないでくださいね?(鶏殻と揶揄されれば笑みは一瞬冷え切ったものへと変わるが、声色は何処か満足気でもあり、皮肉には皮肉で応戦してみては)
……見知った間柄でも、最低限の礼儀は必要でしょう?それに、主直々に挨拶は出来ませんから尚更です(渋々頭を上げれば少々真面目な表情で言葉を紡ぎ)
いえ…これから長くお話するのです、しっかり見極めなくてはなりませんでしたからね、どうかお気になさらず。ほら、貴方も頭を上げてください。……これからよろしくお願いしますね(柔い笑みを浮かべては相手を優しく見据えつつ)
さて。早速ですが長谷部、設定等に何か希望はありますか?あ…いきなり詳しい設定まで申してくださっても構いませんし、何となくこういうのがしたい、といった緩いものでも構いませんよ。何かありましたら遠慮なく言ってください(微笑、)
おい、誰が駄犬だ。(眉間に皺を寄せ然も不機嫌を滲ませた表情を浮かべれば眼前の相手を睨み付け)…まあいい、非力な"籠の鳥"よりは幾分かましだろう。(溜息と共に悪態染みた言葉を吐けば鼻を鳴らし挑戦的な笑みを口許に乗せ/開き直り、)
一利あるな、貴様にしては良く言った。(ふん、/上から、)
主に御目に掛かれないのは残念だが、主が直々に見做した事ならば従う迄だ。(少々寂し気に、然れど割りきっており淡々と述べ)
ふむ。此方としては大雑把だが本丸でほのぼの日常、皮肉多めの宗三左文字に御相手願いたい。その方が遣り甲斐が有るというものでな、(緩く笑み、)
其方から"へし切長谷部"の性格等に要望があれば聞かせてくれ。根本の性質は変更は不可だがな。
誰って…貴方に決まっているでしょう?(口許に袖を宛がい小首を傾げ、悪びれた様子もなく何処かあどけない表情で相手見つめては、)……籠の鳥は何も“小鳥である”とは言及しておりませんし、案外開けてみたら猛禽の類いかもしれませんよ?非力とは決めつけないでいただきたいですねぇ…(目を細め笑みと共に音も無く吐息零せば、色違いの双眸ゆらりと妖しげに光らせ)
……貴方の上からの態度、何だか気に食わないです。犬は犬らしく地面に伏せていれば良いものを…(むう、)
愚直ですよねぇ…貴方。姿も見せない主に対してそんな風に在ることが出来るなんて、ある意味尊敬しますよ(寂し気な相手見遣れば暫し困った様に目を泳がせた後、呆れの含んだ穏やかな声音で発言を)
設定の希望、了解致しました(こくり、)
皮肉多めを選ぶとは中々に根性が座っていますねぇ…正直吃驚しました。かなり嫌味ったらしい僕になり得ますから、それ相応の覚悟を決めて置いた方がいいかもしれません。…まぁ、それも承知の上でしょうからもう何も言いませんけれど。後々変更も可能ですので、何かあれば御随意にどうぞ。
貴方の性格ですか?やはり、此方に負けず劣らずの皮肉多めだと嬉しいですね。それから、何だかんだ言って最終的には僕に一等甘いと尚更嬉し……なんでもありませんきかなかったことにしてください(両手で口覆い)
犬らしく、その喉元噛み千切ってやろうか?(悪気の感じさせない表情に喉元をひくりと抉り上げ挑戦的な眼差しを藤色の瞳に宿しては)っは、『猛禽類』ィ?そんな如何にも非力そうな四肢で何が出来る。所詮籠の鳥、飼われる身の貴様は其処迄だ(嘲る様な笑みを浮かべ乍顎をく、と持上げ腕を胸前で組み)
貴様相手に易々と恥体を見せる程廃っていない。(膨らんだ彼の頬を満足気に見遣りにやり楽し気に口角を上げ、)…後、俺は犬では無いと何度言えば分かる。(幾度詰られた言葉、やはり引っ掛かるものがある様で仏頂面を覗かせて)
愚直?何を戯けた事を。貴様とこうして対話できる場を設けて頂いた事に素直に感謝するのは当然だろう。それに俺はあの方の臣下。例え姿がお見えに為られんと慕う想いは変わり無い。(相手の言葉を反芻すれば首が横へくたりと傾き然も当然の様に前記を述べつつ/相変わらずの、)
…其のままでも充分過ぎる程嫌味ったらしいが。(先刻迄の相手の言動に対し無自覚なのか飄々と言って退ける相手に思わず苦虫を噛み締めた様な表情と声音でぽそり呟いて)
…!把握した。(刹那垣間見えた本心らしき其にぴくり肩を揺らせば双眸を見開いて、次いで悪戯染みた口調で態とらしく、)貴様同様皮肉多め、…最終的に貴様に一等甘い"へし切長谷部"で間違いないな?(ふふん、)
喜んで遠慮させて頂きますよ。それに、やられたらやり返しますので。(受けて立つとばかりの余裕さを見せつけるが如く薄い笑み口許に浮かべるが)…、酷い言い様で。能ある鷹は爪を隠すんですよ、僕を下に見ないでいただけます?(彼の言葉耳に入ると途端に眉をひそめて不愉快そうに。否定出来ないのもまた事実であるようで)
おや残念、つまらないですね(左肩より流れる自身の髪弄り、言葉通り面白くなさそうに言葉尻やや強く投げやり気味に)ご不満ですか?僕、鳥頭なので何度言われたって忘れてしまうんです(平然と都合の良いことを口にしては態とらしくあざとい笑みを魅せ)
うわぁ…一旦黙ってください、へし切。よくそんなことを当たり前のように、しかも饒舌に宣えますね…(相手と己とでは思考構造の違いが特に顕著で、自身では考えられぬことを平気で述べる相手にぞわりと肌粟立たせては苦々しい表情で/失礼)
――貴方が相手だと、無意識に箍が外れて程度というものを忘れてしまうようでして。(呟きを目敏く聞き取ると僅かながらに目を見開き、顎に手を添え先程からの自身の言動を密かに思い返せば確かにそうかと一人で妙に納得しつつ)…あとは本丸設定なのですけれど。「他の刀剣達は皆出揃って居る」か若しくは「かなり初期の本丸で刀剣達はまだまだ少ない状況」であるか。それを決めていただけたらと思います。些事ではありますが、僕はこういうところによく気が回ってしまう質なので…(困ったように眉下げ張りの無い声で問いかけては)
何故そんなに愉しそうなのです?、……ええ、其で相違ありません(言ってしまったことは仕方が無い。本心であることには違いないため、多少の気恥ずかしさには目を瞑って大人しく頷きをひとつ零し)
……はぁ。あの長谷部はきっともう此処へはいらっしゃらないだろうし、本日をもって「りせっと」とやらをさせていただきますね(寂しげに伏せた双眸揺らめかせ)
というわけで、引き続きお相手の方を募集します。募集要項は上記をご覧下されば分かるかと。……籠の鳥を憐れに思う暇があるなら、さっさと此処から連れ出してください。籠の中、というのはいつだって退屈で堪りません…(仄かな笑みを口許に湛え、酷く凪いだ声色で)
__其れを哀しく思うのであれば、多少は己から何かを変えられる様働き掛けて見ればいいだろう。
( 思い切り吸い込んだら肺が切り裂かれて仕舞うのでは_思わずそう考えて仕舞う様な寒さの中、今日も今日とて主命に身を粉にして働き回っていた。両手に溢れ返りそうな程に書類を抱え、次の目的地へと向かおうとするものの、今目の前にある道を通って行けば些か遠回りになり、右折した道を通って行けば近道になる事を思い出しては有無を言わずに右折。此方の道を行けば左文字派の部屋の前を通ることも同時に思い出し、又次男である彼の憂いた様な瞳を思い出すものの_其れが何だ。短い溜め息を溢しては、ぱたぱたと忙しない足音を立てながらなるべく左文字派の部屋を見ぬように目的地へ向かう。「_!」_然し、運が悪いのか否か、問題の部屋を通り過ぎる瞬間に彼の言葉を耳にして仕舞い、途端に足を止めた。此の侭では仕事がと焦った時には、ほぼ無意識の内に上記の通りに嫌みたらしく口にして仕舞った後で。…俺は何時も、彼の事になると嫌味を孕んだ言葉しか掛けてやれない。_然し其れはもう癖と位置付けても可笑しくないもので、彼になのか其れとも己に当てたものなのか分からない侭其の顔に嘲笑を貼り付けては鼻を鳴らして又、_辛辣な言葉を紡いだ。 )
__…嗚呼、ひ弱な籠の鳥には無理難題だったか?
…とまあ、>1に返す様な形で ろるてすと とやらを投下させて頂いた。( ごほん / 襟ぴしり整え、 )此処のさいとでは嫌われ傾向にあるらしい小説風ろる_俺は其れを好んでいてな。更にへし宗_。俺が一番好む貴様とのかっぷりんぐ……、否、何でもない。( 目線ふい、掌ぴ← )
取り敢えず参加希望だ。俺が持っている"へし宗の長谷部のいめーじ"は、「内心は辛辣な事を言うのを控えようとしているが、ついつい言ってしまう」…と言った感じだ。飽くまで其れは俺のいめーじ故に、貴様の好みと合わなかったら遠慮なく言え。( じ、 )検討の方を頼む、
!…、……早速いらっしゃいましたか。待っていましたよ、へし切。参加希望に加えろるてすとまで、態々ありがとうございます。(緩り一礼、) 取り敢えず先に結論を言わせてもらいますね。ろるの相性、貴方の持ついめーじ等の確認の結果、貴方ならば、と思い至りました。是非とも、お相手をお願いします。
小説ろるは……僕のろるを見ての通り、ですね。好んで使っていますから此方としても大歓迎です。――全く…言いかけて途中で止めるのはやめてください、何だかむず痒いじゃないですか。(む、/ジト目←)
…さて。貴方だけに言わせておくのは不平等ですから、僕の持つ“へし宗の宗三のいめーじ”を言っておきますね。「皮肉を言って後悔することも少なからずあるが、突っかかってくる相手と相対すると思わずその後悔を忘れ去って挨拶のように軽い口調で皮肉を吐いてしまう。そしてまた一人で後悔」…と言ったような感じでしょうか。長く分かりにくい文章になってしまいましたが…伝わりました?(眉下げ、何処か不安そうに) 貴方の好みに沿えているか少々心配ですし、思う所がありましたらどうか、はっきりと申してくださいね。
…もし何も無いようであれば、設定の希望を言ってくださると助かります。先程のろるてすとの続きからでも構いませんし、無論ぱろでぃ等も大丈夫です。希望は幅広く受け付けていますから、どうぞ御随意に。(にこり、)
…へし切と呼ぶのは止めてくれ。其の呼び名は好かん。( ふん / 上から.. )!…採用して頂けるか。俺の方こそ感謝しよう。嗚呼、此処に来られる頻度は低いやも知れないが末長く宜しく頼む。( 会釈、 )
其れならば良かった。では、遠慮せずに使用させて戴くぞ。( こくり )…否、気恥ずかしくて言えたものではないからな。詮索するな。( かか )
成る程、理解した。きちんと伝わっているから安心しろ。( ふ、 / 珍 )_其れにしても…へし宗に於ける互いのきゃらいめーじの好みが一致していて驚いたな。…嗚呼、口出しする箇所は無い。是非とも其の様な宗三で頼む、
そうだな…「俺が近侍の本丸に貴様が顕現した」と言う設定で遣ってみたい。刀剣であった時代から互いに想い合っているが言い出せない…様な雰囲気で。其処に、>1の様にれあ刀等に混ざっての顕現か若しくは一度折れた後の顕現か等、其の辺りは貴様に決めて欲しい。
ああ、すみませんねえ。貴方を揶揄いたくて態と…ですよ。(しれっ/…)頻度なんて正直どうだっていいんです、長期間続けてくださるのならば幾らでも待ちますから…、此方こそ、末永く宜しくお願いします、長谷部(ふふ、)
そうですか、良かった……いめーじに相違はない、ということですね。ならば互いに遣りやすいというもの。――設定の方も了解致しました(こく、)
そうですね…僕は、>1の様に「れあ刀に混じっての顕現」が良いです。何となくですが、其方の方が話を進めやすい気がして……あぁ、そういえば。顕現後の話の流れはその場その場で考えて、という形で宜しいですか?宜しいようでしたら、どの場面から始めるか、どちらから絡み文を出すか、といったことを決めてくだされば…と思います。
何だか僕、希望を聞くためとはいえ貴方に判断を委ねがちですね…申し訳ありません。遣り取りが始まれば此方ももっと積極的になる所存ですので、どうか安心してくださると幸いです(一礼、)
__そうか。ならば俺も貴様を「貧弱な鳥」とでも呼ぶとするか。構わんな?貧弱な鳥。( 青筋ぴしぃ / ... )そう言って頂けると有難い。……其れと…其の、だな。俺と握手、しろ。勘違いするな、此れは主命だ。「宗三と仲睦まじく」と仰せつかったからな。( 右手ぎぎぎ差し出し、 / 不自然過ぎ )
「れあ刀に混じっての顕現」だな。了解した。__嗚呼、其の様な方式で進めるつもりだ。場面は「宗三顕現直後の初対面」からを希望する。絡み文は……出来ることならば貴様に頼みたい。_言っておくが、出来ないと言う訳ではないからな。苦手なだけだ。( 言い訳 )
其の様な事など気にするな。俺も気にしていない。( 首振り、 )貴様の口から積極的と聞ける日が来るとは思わなかったな。楽しみにしておこう。( くすり )
貧弱な鳥?…否定は出来ませんけど、貴方こそたかが犬っころ分際でよく口が回ることで。――嗚呼!なるほど分かりました。弱い犬ほどよく吠える、と言いますものね。(にこぉ、更に煽る/目が笑ってない)
主命……僕達を仲良くさせて、主は一体何が楽しいんでしょうかね。まあ、握手ぐらいなら僕は別に構わないんですけど……ほら、これでご満足いただけましたか?(あからさまに目をそらしつつ相手の手ぎゅっぎゅ、/雑)
ふふっ…言い訳をなさらずとも、僕は気にしないと言うのに(くすくす、) 取り敢えず、他に決めることも今は特に思いつきませんので、早速絡み文を下に出しておきましたよ。書きたいことを詰め込み過ぎてかなり乱れた文になりましたが…如何でしょう?長さ等は気楽に回せる程度で適宜変更する…と言うかしてしまう予定ですので、貴方も気兼ねなくその様にしていただいて構いません。
そうですか?…ありがとうございます(ふ、) ええ、楽しみになさってください。とは言え、実際に貴方を喜ばせられるかどうかは分かりませんよ…?(しゅん、)
(名も無き涅槃の淵に似た場所を揺蕩う己が意識が突然、何者かに掬い取られる様な感覚を覚えた。穏やかな心地に浸っていた所を邪魔をされたようで、非常に不愉快だ。そんな時、嗅ぎなれた鉄の匂いが不意に鼻を突いた。それと同時に、凄まじい熱気を感じる。……あの時と同じ、だ。身を焦がすあれは、そっと僕の薄い皮膚を包み、撫でて、そして――喰らう。思い返した途端、えも言われぬ恐ろしさが全身を駆け巡る。辺りを確認しようにも瞼は動かなかった。それどころか身体は一片足りとも動かないようだ。逃げなければという焦燥と、もう無理だと相反する諦めが同時に思考を支配する。……しかし、どういうことだろう。幾ら待とうがこの熱は決して危害を加えてはこない。どうやら焼く為の炎でも、況してや再刃の為の炎でもないらしい。寧ろ、もっと穏やかで優しいそれは、言うなれば“始まりの炎”。再び気持ちを落ち着かせ、炎に身を委ねる。それを待っていた、とばかりに頭へと流れ込むのは大量の知識だ。これからどうすべきなのかといった大きな趣旨から、生活についての細々とした些事までを前もって全面的に教えてくれるらしい。有難いことだ。――そうこうしているうちに熱は離れ、肉体の構築が終了する。暫しの静寂の後、外界からそっと名を呼ばれた。厳かな声でおいでください、と。これが審神者、僕の主の声だろうか。呼び掛けに応じるが如くその声を辿り、そうして静かに、緩やかに目を開いた。)
……宗三左文字と言います。貴方も、天下人の象徴を侍らせたいのですか……?
煩い、不必要に囀るな。その口_俺が直々に閉ざしてやろうか?( 顎掴みぐい、にや / 煽られ過ぎ )
_おい、主を軽んじるな。あの方にもあの方なりのお考えが有っての事だろう。( 睨み、 )_…幾ら近侍とは言え、主のお考えになられる事に一々首を突っ込んで良い訳ではない。それは現在近侍でない貴様も然りだ。…だがしかし、確かに「仲睦まじく」は……( ぎゅ、一応握り返し / ぶつぶつ )
嗚呼、感謝する。何も問題は無いぞ。是非この侭のろるで頼む。_俺も状況や展開、雰囲気によって長さは色々に変動するだろう。故にその辺りは暗黙の了解で片付けるのが妥当だな。( こく、 )
何を言う。特別な事をしようと力まなくとも、その侭の宗三で俺は十分楽し__……否、何でもない。( ハッ..、視線ふい )
__..、
( _"宗三左文字"。その名を聞いた瞬間、一気に背中がざわりと粟立つのを感じた。近侍と言う立場を取っている故から、顕現した刀剣男士を逸早くこの目に出来ると言った利点_。しかし当然利点の裏には欠点も存在している。"宗三左文字を目にした事での動揺を、彼や審神者に悟られぬ様に努める難易度が高いという事実"これが粉う事無き欠点だ。_まだ、人の姿を取る前。あの頃も確かに俺達は会話をしていた。"声"と言うものを感じる事は無かったが、会話をしていたのは事実だ。自分の名前を憂いた表情で呟く彼を見詰めては、暫しの間身体の内を駆け巡る懐かしさや何やらに翻弄されていたものの、審神者の己を呼ぶ声にハッと意識を集中させた。しかし_審神者のその口から発せられた命は目を見張るものであった。"宗三に本丸内の案内をしてあげて下さい"__何故俺に、と声を上げそうになるのを必死に飲み込み、未だ整理が付かない気持ちに困惑の表情を浮かべた。審神者は近侍の仕事は一旦休んで良いと仰られたが、どちらかと言えば今の自分にとって有難いのは宗三と関わらずに近侍の仕事を続行する事。だが、主命とあらば無下に断る理由も見付からず、「 _承知致しました。お任せ下さい。 」左胸に右手を添え深く礼をした。宜しくお願いします_そう言い残し去っていく審神者の後ろ姿を見送りながらも頭の中を制しているのは只今背後に立っている彼の事_。振り返る前に、何処か浮き上がっている気持ちを抑え込み、短く息を吐く。それから成るべく動揺を悟られぬ様にと半ば睨む形で振り返りざまに彼を見据えては些か掠れた声で呟き、逸早く彼と距離を置きたくて返事も聞かぬ侭に歩き出した。 )
…まず左文字派の部屋だ。小夜と_江雪も最近に顕現した。今の時間帯なら二振りは部屋に居るだろうから、挨拶を済ませろ。それから本丸内を案内する。
ん、乱暴は嫌…ですよ?……それに、一つ言わせてもらえば籠に入れられた鳥は精々鳴くのが仕事です。なのに貴方は囀るなと仰る。ね…貴方も、僕を飼い殺しになさるのですか?(あざとく瞳うる、/引き際の心得有り)
はいはい、そうですね。あの人の言う事は絶対ですものね。(眉ひそめ、/適当)…別に、あの人の考えることなんて元より大した興味はありませんよ。……はぁ。その様子を見る限り、主の命に何か思う所があるのは貴方の方らしいですねえ。(手持無沙汰、両手で相手の手弄びつつ/…)
ええ、了解致しました(こく、)――因みに、此方の会話はどう致しましょう。僕としてはこの様な会話も存外気楽で好きなのですが、もし必要ないと思うようであれば無論切っていただいても構いませんよ?…貴方の御心の侭に従います(微笑、)
おやおや……ふふっ、何とも嬉しい言葉が聞こえましたねえ。ありがとうございます、長谷部。僕も、其の侭の貴方で十分…いえ、十二分に楽しいです。(緩り顔覗き込み/くすくす、)
(緩慢な所作で、幾度か目を瞬かせてみる。少々ぼんやりとはしているが、どうやら距離感の掴みや色彩感覚に狂いは無いようだ。目前に見えるのは今代の主となる審神者と、その隣にもう一人――この本丸に顕現した刀剣男士の一人だろう。僕が名乗りを上げる際に妙な視線を投げ掛けてきたのはその彼だ。視界から得られる情報を整理し考え事をしていたせいもあるが、彼は直ぐ様主との遣り取りを優先してしまった為、先の視線は何だったのかと問い掛ける隙も出来なかった。仕方がないからその間に、上半身から下半身、衣服や手足の確認をしてみる。これが僕、宗三左文字の肉体……如何にも貧弱で細っこい、脆そうな身体ではないか。これはきっと、焼けた後に再刃された影響なのだろう。視界に映る髪は撫子色でどうにも癖のある髪質のようだが、存外柔らかであるのは良かったと思う。――此処で突然、はたと息が詰まる様な気がした。初めて聞いた彼の声はやけに耳に馴染む様で、何故だろう、酷く懐かしい様な…。とくりとくりと訳も分からず早鐘を打つ心の臓の真上に右手を添え、そして僅かに頭を振る。駄目だ、分からない。一度忘れよう。無意味な動揺に困惑の表情を浮かべていると、不意に彼が振り向いた。…僕は彼に何かしただろうか。睨まれればやはり良い気はしなくて、咄嗟に冷えた笑みを返してしまう。彼によれば、僕の兄弟刀はどちらも先に来ているらしい。殆ど関わることのなかった二振りだ。仲良く出来るだろうかという不安が頭を過ぎるが、それも束の間。彼は僕を置いて行こうとしていた。どういうつもりだ、と声は出さずとも慌てて駆け寄れば、小さな意趣返しの心算で彼の外つ国由来の衣服を掴む。どうだ、これで置いて行かれることはない。何処か満足気な笑みを浮かべながら、掴んだそれをぐいと引っ張ってみる。此方ばかりが心を乱されっぱなしというのは些か気に入らないのだ。そうして態とらしく媚を売る様な猫撫で声で“ねえ、”と話し掛ければ、さあ、彼はどの様な反応を返してくれるのだろう。…とろり、己の目が細まるのを感じた。)
…ねえ、僕はまだ、貴方を知りません。ですから、どうか貴方のお名前を教えてはいただけませんか……?
_籠から逃げると言う手は無いのか?飼われ、繋がれ、__唯一の手立てでさえ制限されて仕舞うのなら、新たな手立てを捜す事が妥当だろう。( 眉ぴく、 / 耐えてる )
…現在俺達がこうして人の身体を得て、馴染みや腐れ縁の刀剣と話が出来るのは、何よりあのお方のお蔭だ。_其の恩がありながら、貴様の主に対する態度には些か疑問がある。( じと、 )主の全ての言動に疑問を持っている訳ではない。…ただ、何故主はよりによって貴様と__。( 手じっ / 抵抗せず )
必要無い、_等と言うとでも思ったのか?俺にとって此方の会話は一種の癒しとなっている。貴様さえ良ければ続けたいと思うのだが。( ちらり、 )
判った、判ったから_此方を見るな。の、覗き込むなッ( 頬かかか、手で相手制し )
( 数え切れない程の年月を経てやっと巡り会えたと言うのに_情けない事に、何から話せば良いのか、何と話し掛ければ良いのか判らず、険しい表情の侭に歩みを進める。未だ感情の整理が追い付かないふわふわとした気分を何とか振り払おうとするものの、考えるなと思う程に頭に浮かんで来て仕舞うもので、些か苛付きを表情に表す。と__「…ッ!!?」不意に背後から襲ってきた小さな抵抗と、蕩ける様な優しい声音。引っ張られては止まって仕舞うのが自然の摂理と言うものだが_今は其れを悔やんでいる場合ではない。_彼は言った。俺を知らないと。俺の名前を教えてくれと。…何の冗談だ、と声を荒らげそうになるのを堪え、歯を食い縛った_些か影のある顔で振り返る。其処には俺の服の裾を掴んだ侭の彼が、何が楽しいのか緩やかに…何処か艶やかにも見える表情で立っていた。どくん、と心の臓が激しく脈打つ。_其の目で見詰められては、何故だか何も言えなくなって仕舞う。「__ッく、」無意識の内に小さく呻き声を発し、振り向いたばかりであるにも関わらず半ば彼の手を振り払う様にして再び歩き出す。そして、眉間辺りに軽く右手を添えながら口を開いた_今の俺にとって、此れが限界であった。 )
_面白くも何ともない冗談は止めろ、宗三。未だ貴様は此の本丸を知らない。貴様の最優先事項は"此の本丸を見て回る事"だ。_俺と話等、後で幾らでも出来るだろう。
――逃げて、それで何処へ行けと言うのでしょう。もし仮に逃げ果せたとしても、どうせまた直ぐに捕らえられて手元に置かれるんです。…諦めもまた、一つの手立てだとは思いませんか?(儚げに目伏せ、憂い顔/魅せ方計算済み)
確かに兄上や小夜、それに薬研や…貴方に、再び会うことが出来たのはあの人のお陰ではあります。…ですが、人の依代が欲しいと此方から強請ったわけでもなし、何故主に恩を感じなくてはならないのです…(むう、/屁理屈) 良いじゃないですか…仲良き事は美しき事です。それとも何です、僕と仲良くするのは嫌だとでも?(じとり、/それでも手は離さない)
!、……もう、驚かせないでくださいよ。その様に思って下さっているなら幸いですし、勿論僕も同感です。…では、此方も続けるという方向でいきましょうか(ふふ、食指ぴんと立てつつ)
あっ、こら長谷部、止めなさいっ、見るぐらいならタダでしょう!(相手の手ばしばし、)
…、…酷いひと。
(整った顔が何処となく強張っている。少しだけとはいえ、そんな彼の動揺を見ることが出来た。其れが嬉しくて、愉しくて。もっともっとと逸る心の侭にもう一度手を伸ばそうとした時だ。僕を振り払う様に、彼はまた歩き始めてしまった。僕が思うに、彼は少々横暴で強引である。じとりとその背を睨めつける様に眺め、一言のみの素直な感想…もとい文句を零す。その直ぐ後に彼は言葉を紡いで――…僕は何も、冗談を言っているつもりは全くと言っていい程なかった。しかし、彼は冗談は止めろと言う。それに加え、不思議と親しげに聞こえる宗三、との名前呼びに、主の命を果たそうとする直向きな態度――あぁ、そうか。懐かしさを感じたのは、彼が僕の知り合いだからか。今更ながら其れに気付いてしまえば、後はなし崩しに彼の正体が分かるというもの。話等は後で幾らでも出来る、という相手の言葉に肯定を示す為こくりと頷くが、前を向いた彼にはその返答は分からないだろう。そう考え「…はぁ。…すみませんねえ、無駄口ばかり叩いて」頷きの代わりに、と口から出した言葉はやけに棘があった。相手が“あの刀”だから、無意識にそうなってしまう。ねえ、“へし切”…貴方なのでしょう?――確認を取っても良いが、其れはまた後で、だ。彼はきっとどういうことだと内心訝しんでいるだろうから、今はもう少しだけ、そんな彼の様子を見ていたい。ふわりと綻ぶ表情の侭にそっと足を踏み出せば、彼の二、三歩後ろを追い掛ける。)
見て回った後は自由でしょう?…後で、沢山お話をしましょうね。
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