匿名さん 2015-11-14 10:44:37 |
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(/ありがとうございます!!とても見やすくわかりやすいので自分のがとても不安です!!)
ここは…どこ?
(いつものように何も変わらない日常。朝起きて学校に行き、変わらない友人と変わらない話をして時間になれば帰る。そんな日常を脱するかのように廃れた神社を見ていて奥の森に足を踏み入れてしばらく歩けば、空の色が変わっていた。不思議に思い後ろを振り向くと今まであった神社が無い。戻ることも出来ないし進むしかないとは分かっていて一言呟けばさらに奥に進む。見たことの無い風景にこれは幻覚か夢かと思いながら楽しそうに歩いていると、人とも取れるだけど人とは異なるものを持つ青年を見つけてきょとんとした表情のまま立ち尽くしへらりと小さく笑って。)
(視線に気付いて、目を凝らせば何やら見慣れない格好で立っている少女が一人。人型など珍しくもないが、獣の耳も尾も妖気も無い。ふと、時雨は絵巻物や文献で知った「人間」のようだと思うが、その者達はこの世界とは違う別世界で生きている。かなり昔に人間が迷い込んできたと言う話を聞いたことがあるが、ここ数百年の内に妖界に現れたと言う話は聞いたことがない。となると、狐狸が化けている方が納得が行く。妖気が無いのは引っかかるが、微量なため自身が感知出来ないだけだろう。時雨は狐狸だと思い込んでいる少女に対して少し呆れたようにため息をつくが、どこか心配した様子で)
先程の足音はお前か。しかし、奇妙な格好をしているな。それに人の子に化けるとは、どこの子狐か子狸かは知らんが、悪戯も程々にしないと間違えて悪鬼に食われるぞ。
(/いえいえ読みやすい文体でスラスラ入ってきます!
こちら小説っぽさが抜けなくて申し訳ないです;なるべくなりチャに近付けますね……!
ではそろそろ背後は消しますね!何かあればまた背後で話し掛けて下さい!)
はい!歩いてたらここに着きました。あの、私は子狐でも子狸でも無いです…よ?
それはそうとここは何処でしょうか…見たことのない景色なのですが…
(初めて見る姿をしている青年を見つめて、なんで耳があそこについているのか尻尾みたいなのがあるのはなんでだろうと考えるが今日はハロウィンかなにかかなと思うことにして。進みにくい草の道をようやく進むことが出来て青年の近くに行くことが出来ると、話しかけようとした瞬間ため息をつかれて驚いた表情をし。相手の子狐や子狸、化けると言った言葉に何を言ってるんだろうと首をかしげて、人懐っこい笑顔を向けて話しかけてみて。自分がここに来た事とよくわからない場所と伝えて教えてもらおうとし)
(/ありがとうございます!
いえいえ、とても読みやすいですよ!!
はい!了解しました!)
(何やら耳や尻尾に少女の視線が来ているような感じがしてムズ痒い気分になるものの、相手の狐狸ではないと言う発言を聞くや否や話の方に関心が向き。その為、すぐに視線が気にならないものになり、数秒時雨は思案顔のまま何やら首を傾げ。では、何者かと聞きたかったのだが、目の前の少女の人懐っこい笑みを見ると質問攻めをするのは少し気が引け)
子狐や子狸ではないと?……俺の勘違いか、間違えて済まない。
(先に勝手に狐狸と決め付けてしまったことを時雨は素直に謝り。不思議なことに歩いてきたと言っている割には土地勘の無さそうな少女を一瞥し、訝しげに思いつつもこの場所をざっくりと答えようと口を開き)
それで、ここか?ここは都から少しばかり離れた所にある森の奥だが……見たことがないと言うことは迷子にでもなったのか?
(触ってみたいなーと思いゆらゆらしているしっぽを見つめていて、相手の顔を見ればなにやら考えているのか首をかしげていたり難しい顔をしていて。私変な事言っちゃったかなと思い少し不安になりながら、怪しいものではないことを伝えようとニコニコと笑っていて。)
は、はい!大丈夫ですよ!えっと、狐とか狸では無いんですが、人ではあります!
(と自分が狐や狸ではない伝えて、謝られると慌てて頭と手を横に振り大丈夫なことを言えば人間に見られなかったのかなと思い。自分がいる場所のことを聞くと都?と首をかしげて、確かに街からは少し離れてるけどそんなに森の奥でも無いようなと考えながら)
森の奥ですか…。そうですね、簡単に言えば迷子です!廃れた神社が見つかれば帰れるんですが…
…………人?
(一瞬、聞き間違いかと自身の耳を疑うが生憎と正常なようで、しかも少女の無害そうな笑顔を見る分に嘘を言っているようには思えず。そもそも捕食する側の妖怪が捕食される側の人間を名乗るのにはメリットなど無いに等しく、また先程は気のせいかと考えた妖気もこれほど近いるにも関わらず相手から全く感じられないのが決定打となり、よって時雨は目の前の少女が人間だと認めざるを得ない状況で)
悪いが……その廃れた神社とやらはたぶん見つからないぞ。そもそもこの森や近くには神社など無い。お前が探している神社は恐らく人間界側にあるだろうな。
(首を傾げる少女に対してはっきりと、しかし心なしか言い辛そうに遠回しに帰れないことを告げ。きっと一度に説明しても飲み込めないだろうと時雨なりに気を使い、ここが妖怪のみが生きる別世界であることはまずは伏せ、相手の反応を見てから言おうと決め)
はい!
(大きく頷いて、そんなに狐や狸のような顔をしているかと思い自分の顔を触っていて。それともここは人という生物が少ない所なのかと自分なりに考えていて)
え?神社見つからないって…。人間界側?ってことはお兄さんは幽霊とか?
(言いにくそうに自分が帰れないことを伝える青年を見て、戸惑いながらも帰れないってここはどこなんだろうと冷静に考えていて。最後に青年から人間界という言葉を聞くとはっとした表情で、胸の前に手を持ってきて幽霊のようなポーズを取り首をかしげて、帰れないことについては特に気にしてなくそれならここで楽しもうと思い)
いや、幽霊ではないがーー。
(予期していた反応とは違い、時雨は一旦言葉を続けることを後回しにして興味深そうに少女を見。先ほど相手は少し戸惑ったような反応を見せたものの、すぐに恨めしやなどと言った声でも聞こえてきそうな幽霊のポーズをし始め、割とこの人間は強いのかもしれないと考えを改め。むしろ、昔に読んだ文献の、人間は体も心も脆弱だと書かれていた部分は訂正した方が良いのかもしれないと頭の隅で思い。とにかく、説明しても平気そうだなと妙な信用を覚え、言葉を続ける為に再び口を開き)
……そうだな、まあ平たく言えば俺は白狐の妖怪だ。それで、ここは妖界ーーつまり妖怪が生きる世界で、お前達人間が生きる人間界とは別の世界だ。
幽霊ではないんですか…。
(珍しいものを見れたと少し嬉しそうにしたが違うと相手からの告られる言葉に、見てわかるほど落ち込み。青年に見られてると気づけば落ち込むのをやめてニコッと笑い、幽霊でもないなら彼は何なのだろうとさらに不思議になり首をかしげて考えていて。腕を組んでうーんと考えていると彼から伝えられる言葉に目を大きくさせ)
妖怪?白狐?…ここは私みたいな人はいないってことですか?
(首をかしげながら相手を見て、彼が言ってることを信じないわけでもなく疑ってるわけでもない。なんとなく分かっていたのか耳も尻尾も本物なんだと思い目を輝かせていて)
ああ、人間など一人もいないな。
(一刀両断、時雨本人にその気はないもののズバッと断言をし。何故か、先程からこちらの耳や尻尾を見て目を輝かせているような少女をチラリと見遣り)
元より人間界と妖界は繋がっていない。普通はどちらも互いの世界に行くことは出来ないが、稀にお前のように別世界に迷い込んでしまう者もいる。
(本当に稀だと、わざわざ強調する言葉を付け加え相手の反応を伺い。いまいち危機感が無い、と言うよりかはやけに落ち着いている少女に今の状況がいかに異様かと教えるのも気が引けるが、やはり後々のことを考えると言わずにはいられず、時雨は自身のお節介さに苦笑を零したくなるものの堪え)
そうなんですね!
(一人もいないと分かれば人間によってこの別世界を仕切られていたり、人間の村があるというものではないんだとわかると笑顔になって。尻尾を触ってみたいとどこか落ち着かなくそわそわしていたが、我慢出来ずにそーっと尻尾に手を伸ばして触ろうとし。)
稀ってことは…私はラッキーってことですね!奇跡でこちらの世界にこれたんですね…。あの、お兄さん以外にも沢山いるんですか?
(強調する相手を見ては相手の気持ちなども知らずに、非日常な世界にわくわくしていて。彼の他にもたくさんの妖怪がいるのかなと思い、会いたいなーときょろきょろしていて相手を見て首をかしげて)
(花の咲くようなと比喩しても差し支えないほどの笑顔を見て、時雨は少女が気丈なのか天然なのかを決め兼ねていたが、ただここまで話してみて分かったことは底ぬけて明るい性格だと言うことで。ふと、横目で見れば相手が尻尾に手を伸ばしている最中であり、触られても平気なのだが何となくヒョイと尻尾のみを動かしてその手を躱してみせ)
ある意味奇跡だな、悪い方のだが。まあ、都のど真ん中に迷い込まなかった辺り、幸運とも言えるか。
(途中から独り言のように呟き、この森ではなく都にいたら大惨事になっていただろうと思いつつ、だからこそ不幸中の幸いだとも考え。そして、きょろきょろと好奇心旺盛に辺りを見回す少女の期待を裏切るようで悪いと感じつつも)
ーー一応言っておくが、今この周囲には妖怪はいない。都に行けば沢山いるが、そのまま数の多い場所に行くのは自殺行為だぞ。
(ここが自分にとって非日常的な世界で、日常に飽きてきていた私にとってはとても楽しみで不思議な世界にこれたと嬉しそうにしていて。今こうやって妖怪さんと話してるのも私にとっては幸せなんだなーと思い柔らかく笑っていて。触れると思ったが尻尾を動かし躱されては驚いた表情とピクッと肩が揺れ。むぅっとした顔で相手を見つめて、諦めきれないのかぺろっと唇を舐めてわきわきと指を動かし。)
悪いほうですかね?私にとってはとても楽しみな世界ですよ?都の真ん中に行ってたらお兄さんに会えないもんねー
(呟く言葉にニコッと笑顔を向けて、なにかの縁なのかなーとお気楽に考えていて。そういえばここには親戚も何もいないのにこれからどうするんだろうと考えていて、妖怪さんのお腹にでも入っちゃうのかなと思い、じっと見つめていて。)
えー…いないのかぁ。んーじゃあいいやー少ししたら会いに行ってみよー。そういえばお兄さんは何やってたの?
(何やらガバッと尻尾目掛けて飛び込んで来そうな気配を察し、むしろ先手を打とうと逆に奇をてらって少女の頭の上に尻尾をポスンと置くことで相手の行動を制止させようと考え、尾を上げ)
楽しみ?……変わっているな。まあ、変に後ろ向きに考えられるよりかは断然良い。前向きな考え方は嫌いじゃない。
(何故か腹部辺りをジッと見られ、時雨は疑問符を浮かべそうになり。一息おいて少女から発せられた、少ししたら会いに行ってみようと言う言葉に下手したら妖怪に食われるぞと思いつつ、そう言えばこの少女はこれからどうするのかと気に掛かったものの、何をやっていたのかと聞かれた為、この話題は答えた後にするかと一旦保留にし)
ああ、森で薬草摘みをしていた所だ。俺は薬師だからな。薬草も既に摘み終えた所だ。
それで、昼も近いしそろそろ帰る所だがーーこの後お前はどうする気だ?まさか、フラフラと妖界を歩き回る気か?
(抱きつこうとしていた尻尾が自分の目の前から無くなり、どこだろうとキョロキョロしていて上を見ればあったので何するのかなと首をかしげていて。手を前に伸ばしたまま顔だけは上を向いて尻尾をじーっと見つめていて。)
そうかな?妖怪の世界はとても楽しみー。猫とかの妖怪もいるのかな〜。えへへ、ありがとう。お兄さん
(変わってるとの言葉に首をかしげて、まぁ考え方は違うもんねと思い。相手に褒められたのかなと思うと笑顔でお礼を述べて、狐のお兄さんなら猫もいそうだと思っていて。相手がしていたことを聞くと驚いた表情でおおっと小さく声を発して、お仕事の途中だったんだと分かれば邪魔しちゃったかなと思い。)
薬師ってことは…お医者さん?草からお薬を作るんですかー凄いなー。
うーん、そうしようかと思ったけど…お兄さんが危ないって言うならしない。
(そのまま尻尾を降ろそうとする。少女が避けなければポスンとその頭に尻尾が置かれる形となり。
そんなことを同時進行しつつ、確かに好意的な言葉を述べたものの何故か相手からありがとうと笑顔で言われて、礼を言われるほどのことは言ってないと時雨は感じるが別に悪い気はしなかった。そして少女の零した感嘆の言葉に、薬師は医者のようなものだとさっくりと答え、慣れれば苦労はしないとも付け加える。また、試しに相手に釘を刺せば思い止まってくれたことを見て、時雨は表情を変えないまま心なしか安堵し)
その方が賢明な判断だ。……とは言え、人間のお前にここで身を隠す当てなど無いか。
(尻尾で何するのかと見つめていて、もしかしたら顔に当ててくるのかもしれないと思い楽しみなのか目をつぶって当たるのを待っていて。医者のようなものだと言われるとかっこいいなーと心の中で思っていて。やってるところを見てみたいと思い、もしかしたら迷惑になるかもしれないので見に行きたいというのは言わないで。彼がいない時に都に行くのは辞めておこうと考えていて、もし一人で行って何かあったら彼に迷惑がかかると思い。相手の言葉に驚いた表情をして、少し考えていい案が浮かび)
え、無いんですか?あ!お兄さんが食べちゃえばいいんですよ!
(ポスンとふわふわの毛並みの尻尾を顔ではなく少女の頭に置き、取り敢えず嫌がらなければそのままにしようと時雨は思い、会話へと集中。先程はあのよう決め付けてしまったが、方法が他に無いわけでは無い。しかしさすがに野宿すれば良いとは言えず、それに野宿も安全ではないのでやはり黙っておくことにした。後は自身の家に置くと言う最終手段があるのだが、果たしてそれは吉と出るのか凶と出るのか。ふとそのような思考を巡らせていたら、いつの間にか少女も何やら考え込んでいたので少し待ち、数秒後にはパッと良い案でも思いついたのかこちらを見るととんでも無いことを言い出して。表情筋をあまり働かせない時雨でもその言葉には驚き)
っ!?滅多なことを言うな……!そもそも俺は人は食わん。……全く、食われる以外の他に方法があるだろう。
(頭の上にふわふわした尻尾が置かれるとキャッキャッと嬉しそうにはしゃいでぎゅっと頭の上に置かれてた尻尾を手に取って抱きしめて、抱きしめながら会話をしていて。相手も考えてくれているのかなと思い、自分の言った言葉に驚き声を発する相手に驚いていて。目を見開きながら相手を見ては慌てて謝り、また少し考えてははっと気づいたような顔をして相手を見て、これですかというように首をかしげて)
す、すいません!!もしかしたら食べるのかなっと思って…ました。食われる以外…野宿!
(妖怪達にとっては尻尾など珍しくもないので、このようにはしゃぐのは新鮮だと感じる。それと同時に、嫌がっているようにも見えないので尾を引っ込めるのは後にしようと考え、会話に向き直り。そうしてさっきの発言をして、それで驚いて謝る少女が視界に映り、自身でも驚くほどに声を荒げてしまったことに気付いて、普段の自分らしくもないと反省を一つ。ただ幸いなことに少女は臆することなく、むしろ積極的に話しかけてきて何故か胸を撫で下ろしたい気持ちに駆られるが、その出して来た提案が、ついさっき時雨が心の中で却下したことであり、まさか相手があの野宿の答えに至るとは考えておらず、このまま少女を放っておけば夢見が悪くなるのは目に見えるなと察し)
野宿は止めておけ。夜はならず者どもがのさばっている。
現時点で人の世に帰る手立てが無い以上、家探しと言うのが一番良い方法だ。お前一人ぐらいなら空いている自宅の一室を貸してやらんこともないが……まあ、数十分前に出会ったばかりの男の誘いなど受け入れ難いだろう。無理強いはせん、返事は好きにすると良い。
(/そろそろ落ちます!
遅筆、定まらないロルにお付き合い頂き感謝です)
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