編集者と漫画家 ひぼ

...やあ、福田君！....本当見つけやすかったよ。君は僕への態度を直すところから始めないといけないね....。ま、すぐ直るとは思ってないけど。
(たたっと駆け寄り真面目な顔で上記述べ)

雄二郎さんの事思って立てったすから。今更いんじゃないすか？オレが急に態度変わったらやりズラいくないすか。直す気ないすからね。（ いつもの生意気な態度で上記を述べれば ）てか、シチュとか関係性とか決まってないんすけど…雄二郎さんなんかあります？ （ 首をコテン、）

....なるほど、ありがとうって言っておくよ(にっ、)...んー、君が素直になるなんて考えられないし...今のままの方が良いのかも(ぐぬぬ、)君は漫画家、僕は編集者...それは変わらない。シチュは...こういうのは僕より君の方が良い案が思い浮かぶんしゃないかと思うけど....(腕を組み眉下げ、)

礼まで言われるほどの事じゃないすよ。（ ふは、）わかってんじゃないすか。 （ うんうん、）まぁ、それもそうだよなー同居しててお互い、両想いで告白はまだやってないってのはどうすか？（ 相手をちらっと ／ 提案 ）

...そういうところ君らしい(ふん、)...君のことはよく分かってるつもり...だけど、何時かは直してもらいたいなーなんて思ってるよ(うかない顔して、)..同居っていうのは僕も考えてた...よし、それでいこう(こくん、)

なんすか、それ。（ ふっ、）いつかすね、気が向いたら直してやるすよ、雄二郎さん相手だからこれが普通になってるんで。（ うんうん、）そうだったんすか、考え同じだったんすね。じゃ、それで他はなんもねぇよな。（ 首を傾げて）

...ううん、何でもない(ふいっ、)..君の気が向く時なんてないような気がするけど(ジーっ、)...君と同居したら楽しそうだなーとか...まあ、何かある度に口論になりそうな気もするが...うん、他は何もない。僕は君に従うよ(頭ガシガシ、)

一番気になるような言いまししないでくださいすよ。雄二郎さんがなんでもないならいんすけど。（ こく、）もしかしたら、あんじゃないすか？（ ちらっと、）そうすね、雄二郎さんを色々こき使い出来るしな（ ニヤッと）まぁ、なったらなったでしょうがないすよ。絡み文どっちが先に出します？（ 首コテン、）

...まあ、そのまんまの意味だと思っててくれればいい(ちらっ、)...あ、あるの！？短気そうな君が？....あり得ない(最後はボソッと、)あのね、僕は君の執事じゃないんだから...こき使うの止めてくれないかな？(拳つくりブルブル震わせ、)...そうならないようにしてくれ...福田君、最初お願い出来る？(ジーっ、)

まぁ、あんたがそ言うなら（ うん、）雄二郎さんって失礼すぎるんじゃないすか？自分でもないと思ってたりはするんすけど。（ ふん、）執事すか…面白すね、次回の漫画執事ものなんてどうすか？（ じっと、首を傾げて ）雄二郎さんの頼みすからねーいいすよ。（ こく ）



＿ （ 仕事部屋でネームを描いていたもの中々いい案が浮かばずに部屋を出ればお互いが良く過ごすリビングに向かえば何かを飲もうとしたもの入れるのがめんどいと確信して「雄二郎さんーどこすか、居たら返事してください。」少し声を張り上げ名前を呼び）

....え！聞こえてた？ごめん...訂正しとく。福田君だって優しい心を持ってるんだもんな(両手合わせて謝罪、)....執事もの...うん、面白いと思う。けど、君の口から執事ものをやりたいなんて...(目を丸くして、)....流石、福田君(親指をぐっ、)

....福田君、そんな大きな声で呼ばなくてもここに居るよ(自分の部屋から出て相手の側へ、)....何？どうしたの？(冷蔵庫を開けながら尋ねて、).....ネームで悩んでるみたいだね(その場からちらっ、)

普通に聞こえたすよ、まぁそうすよーこれでも優しいんすから。（ へら、）俺が書くのってヤンキーものが多いじゃないすか、だから偶には変わったジャンルに手を出すのも悪くねーかなって（ 顎に手を当て）褒めても何もやらないすよ？（ ふっ、）


あ、なんだ居たんすねー（ ちらっと、見れば）腹減ったのと、コーヒー入れてくださいよ（ お腹さすり、）そうなんすよ、中々いいの思いつかないんすよね（ ソファーに座りながら、）

...え、自分で言っちゃうの？(苦笑い、)そうそう、だから驚いてるんだ....君が書く執事もの...うん、見てみたいな(こくん、)君に何か貰えるとは思ってないからね、僕は(手ヒラ、)

...君の呼ぶ声が聞こえたから来たんだよ。....コーヒーくらい自分でいれたら？あと、食べ物なら冷蔵庫にあるし...(ため息つき冷蔵庫を閉め、)...刑事ものとかどう？福田君なら出来そうな気がする(首かしげ、)

そこツッコミはいらないすよ。（ 首を振り、）今は書かないすけどね、そのうち描くのもありすよね。（ ふっ、）わかってんじゃないすか。（ クスクス、）

そうだったんすねー部屋にいたなら入ればよかった。雄二郎さんの入れたのが飲みたいって言っても入れてくれないんすか？肉が食いたいんだって、ないから諦めるすけど。（ 冷蔵庫からチョコ取り出し、）刑事か、まだ描いたことねぇな確かに…。（ チョコをぱくり）

....ごめん、つい(ペコリ、)...うん、福田君が描きたいって思った時に描けばいいと思う(こくん、)...福田君の性格を考えれば....ね(ぐぬぬ、)

僕の部屋に来ても何にもないけど...それでもいいの？(首かしげ、)...分かった、入れるからちょっと待ってて...はい(コーヒーを入れて相手の目の前に置き、)肉か....何時も頑張ってる君の為に買ってくるから(親指をぐっ、)....描いてみるのも良いんじゃない？じゃあ、ちょっと肉を買いに行ってくる(玄関のドアをバタン、)

ついじゃないすよ、ツッコミだけはいんすね。（ ふっ、）描く方向で進めみますよ。（ うんうん）俺だからな。（ ふぬ ）

一緒に住んで、雄二郎さんの部屋まだ入った事ねぇなーっと（ こく、）流石、ありがとうございます。（ 素直に礼を述べれば）え、まじすか！雄二郎さん見直したすよー。いってらしゃいー（ 軽く手を振り、コーヒーをごく ）

...僕も福田君のためにするとは...(公園を見つけ、)....たまには外でこうするのも悪くない...福田君にはちゃんと肉を買っていくから...(ベンチに座り、)...ちょっとくらいここで休んでいても怒られないよね...(そのまま爆睡、)

＿雄二郎のやつ、おせぇな…。何やってやんだよ（ スマホ、取り出し ／二回程かけるも反応無し ）…高い肉買わせてやる。（ 玄関を出て、公園が見え ）雄二郎……さん、起きろ（ 肩揺さぶり ）

.....、なんか体が揺れて...って、福田くん？(パチッと目が覚め、)ここで休むつもりが寝てしまっていたのか...すまない、福田くんの為に買ってくるって言って飛び出してきたのに...(すっと立ち上がり頭ガシガシ、)

やっと、起きたんすか？てか、よくこんな寒いから公園で寝る方がびっくりすよ。（ ふっ、）別にいいすよ、雄二郎さんの無謀な寝顔見れたんでーオレは特にしたす。（ にやっ、）