主 2015-10-12 23:13:55 |
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・・・責めるつもりは無いが、俺の祐斗に傷を付けないでほしいな。
(ふわりと微笑み、相手の嘘にはいち早く気付ける自信がある様子。上目遣いに不覚にも可愛い、なんて思ってしまうが、流される程伊達に医者はやっていない、と不敵に笑めば相手の背に隠された手首をするりと掴み取り、新たな傷に口付けて「・・・祐斗の血は嫌いじゃないけれどね。さ、包帯を巻きなおそう。おいで。」疲れた顔も見せずに相手をリビングへ誘導して。
(/畏まりましたーっ!
…ん。……気をつける。
(もう嘘などついても無駄だということを判断したのか素直に頷き。手首をつかまれ一瞬びくりと反応するも、申し訳なさそうな顔を相手に向け。「ごめんなさい…」疲れているだろうにこんな余計なことまでさせてしまったことに責任を感じ、相手についていきながらも小さな声でそう謝罪を口にして。)
いいんだよ。謝らないで。
(相手の謝罪に、振り向いて相手の額へキスを落とし、「今日一日いい子にしてたんだろう?」相手を抱え上げ、自分の膝に乗せて鞄から道具を取りだしながら首をかしげて尋ね。
…うん。
(相手のキスに目を細め小さく笑みをこぼし。相手に尋ねられコクリと頷くと相手の膝の上ということもあり安心したのかその状態のまま相手にすり寄り。)
・・・いい子だな。よしよし。
(相手の返事にふんわりと柔らかく微笑んで相手の頭を優しく撫で、擦り寄られれば相手の頭の上に顎を乗せつつ相手の腕を手に取り、古い包帯を解いて、「少し沁みるから、俺のシャツを噛んでいい。」と一言声を掛けてから相手の手首に消毒液を染み込ませた消毒綿を傷に当てて。痛そうだ、と相手の気持ちを推し量る様に顔を顰めて。
ん……でも疲れてるでしょ?
(そんなそぶりは見せない相手でも本当は疲れているだろうと考え。自分にできることなら少しでもその疲れを癒してあげられたらななんて思っていて。「い"っ……」消毒液が染みて痛みに顔をゆがめるも、悪いと思っているのかシャツを噛むことはせず。その代りに相手のシャツをぎゅっと握りしめ痛みを我慢して。
……祐斗に触っていれば、疲れなんて吹き飛ぶよ。
(にこ、と笑みを相手に見せて、ぎゅっと相手を抱き寄せ、相手の頭に顎を乗せて。「ん、もうすぐだからね……はい、おしまい。」 相手の為にも手早く消毒を終わらせれば傷薬を優しく塗って包帯を巻き直し、“よくできたね。”と相手の頭を優しく撫で。
じゃあいくらでも触っていいよ
(にこにこと無邪気な笑顔でそう述べ。抱き寄せられるとそれに答えるように抱き締め返し。「ん…ありがと」終わったのがわかるとふにゃりと表情を緩ませお礼を言って。「ほんと?じゃあ僕のこと好き?」相手の言葉にぱぁっと花を咲かせた様な笑顔を浮かべそんなことを聞いて。)
はは、それは嬉しいけど……そろそろ夕飯作らないとな。
(相手の背中をぽんぽん、と撫でて相手を離せば立ち上がり、白衣を脱いでハンガーへ掛けて。どういたしまして、と言葉を返しつつ相手の質問に驚いた様に目を見開くも、すぐにふわりと柔らかく微笑んで「……好きだよ?好きでなければ手当てなんかしないだろう?」と答え、相手の頬に軽く“ちゅ、”と口付けて。
じゃあ僕も手伝う!
(立ち上がった相手に続いて立ち上がり、ダメ?とでもいうように首をかしげ。自分の欲しかった言葉が返ってくるとにへらと笑い。「んー僕も大好きー」頬に口づけられ上機嫌になると珍しく自分から相手の頬に口づけ)
いや、助かるよ。有難う。
(ふふ、と朗らかに笑えば相手の頭を褒めるようによしよしと撫でて。「今日はご機嫌だね。・・・あ、そういえば。」相手のご機嫌な様子に此方も嬉しそうに笑い、ふと思い出した様に鞄からごそごそと袋を取り出せば「カスタードプリンを買って来たけど。デザートに食べる?」と尋ねつつ冷蔵庫にそれを入れて。
うん。僕なにすればいい?
(褒められることが嬉しいのか嬉しそうに目を細めると、そう尋ね。包丁も当然使うだろうと思い、なにか切ってみたいな、なんて思ったりもしていて。「おぉっ!食べるっ!」プリンと聞いた瞬間に目をきらきらと輝かさせ心底嬉しそうに頷き。)
んー・・・そうだな。この野菜を切っ・・・いや、俺が切るから、鍋を見ててくれ。
(相手に切らせようと包丁を渡そうとするも、ふと相手では危ない、と変更して自分が持ち、野菜を洗い始め。「ん、分かった。あ、袖、汚れるから。」相手を後ろから抱き込む様に相手の袖を捲って。
えー…僕切りたい
(切ると言われ一瞬嬉しそうになるも、すぐに鍋と言い換えられて不満そうにそう呟き。「ありがと」お礼を口にし、ぐっと自分でも気合を入れるかのように袖を捲り上げ。)
包丁は危ないから。…それとも大人しくテレビ見て待つ?
(心配そうな顔をするもにこっと有無を言わさない笑顔浮かべ提案し。「いーえ。っと……」礼を言う相手にいい子だ、と一撫でした後野菜を慣れた様子で手早く切り。
……鍋見てる
(テレビを見ているのだけは絶対に嫌だと考え、渋々といった感じではあったものの素直にそう述べ。「おぉ…」相手の手さばきに思わず感嘆の声を漏らし、じっと手元を見つめ。)
ん、いい子だな。
(素直に言ってくれた相手に顔を綻ばせて、頭に手をぽんっと置き。サクサクと手を止める事無く動かしていればふと相手の視線に気がつき、相手の視線を辿れば自分の手。何かおかしいところがあっただろうかと手の平を相手に見せて。
ん…でも次はやらせてね?
(こくっと頷き、続いて相手を見上げると強請るようにそう言い。「あ、おかしいとかじゃないよ?ただ凄いなって」相手が手のひらを見せてきて少し頭にはてなが浮かぶがすぐにじぶんが見過ぎていたからだと気が付き慌ててそう言い。)
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