θ 2015-09-07 20:37:34 |
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( 夜の道 、車の通りが無ければ静かで暗いであろう其処を歩くこと20分弱 。コンビニを目指して歩くも 、もうすぐで車が通ることも無くなる時間で 、寂しさが増していき 。コンビニも遠い田舎の町は不便なことが多い 。" その分 、のんびり出来るけど " なんて 、心の内で呟いてくすりと笑い 。やっと見えてきたコンビニの光で 、さっきまでの寂しさが少し薄れてきて 。コンビニの外観もはっきり見えてきた頃 、見覚えのあるような人物が駐車場の縁石に座っているのが見え 。なんでこんな時間に 。「 ○○ 、こんなとこ座ってなーにしてんの 。」其奴の前にしゃがんで 、話しかけてみた 。)
前は遅れても一日くらいで返信きてたのに 、暫く来ないと 、最後のこの繋がりも切れてしまうのかと考えちゃうんだよね 。なんなんだよ自分 。依存しすぎ 、
…これは多分 、切れたかな 。
垢見つけちゃったし 。
自分なんかしたかな 、
なんで 、こうも上手くいかないんだろう 。
少なくとも 、あの子は 。他の人とは違うと思ってたのに 。やっぱり 、いつも大好きで大切な人だって思うのは 、自分だけってことかな 。向こうは 、どうでもよかったのかな
/オリ
_俺たち 、どうしてこういう方法でしか 、お互いを守ろうと出来ねえんだろうな 。
( 校舎のテラス 。手摺に肘をついてグラウンドをぼんやりと見つめ 。渇いた笑みを浮かべて 、沈黙を破った己の声は 、心を映すかのように震えていて 。さっきまで我慢出来ていたのに 、声に出した途端泣きたくなるのはどうしてなんだろう 。くしゃ 、と雑に頭を掻くように前髪を掴んで 、目元を隠し 。見つめていたグラウンドは 、段々と歪んできて 、形を崩していく 。それと同時にスコン 、と栓が抜けるような音が聞こえ 。限界だったみたいだ 。頬を生温いものが伝っていくのがわかった 。隣でずっとだんまりなこいつは 、一体何を考えているのだろうか 。昔なら何考えてるんだろうかとか 、想像くらいは出来た筈なのに 。今はもう 、想像すらも出来なくなってしまった 。楽しかったあの日々を思い出しながら 、目を見て重い口を開き 。)
____もう 、終わりだな 。
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