とくめい 2015-08-24 23:54:17 |
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いや、お前ならやりかねなさそうだし..。(自分の慌てぶりにだろうか、笑みを見せる相手に頬を膨らませムキになった返答を返しては差し出された手を優しく握り返し。海辺に居すぎたせいか辺りは薄暗くなっており、相手が転ばぬようしっかり注意をはらいながら宿の方へと握る手の強さを強め足を進めて)
そらるさん、僕へのイメージが酷い…。(頬を膨らませる相手の仕草に愛しさを覚えて繋いだ手をしっかりと握り返し。暫く歩いて宿の入口前へと辿り着くと一旦立ち止まって繋いだ手を見つめ、「…なんか、こういう秘密にしてるって感じも僕は好きですよ」と呟き)
スリルがあって、ってこと..?(突然立ち止まった相手に何事だろうかとそちらへ視線を向けると呟かれた言葉に不思議そうに首を傾げて。しかしその後、口許を緩ませるなり「でも俺も公表したりするよりは、こうして二人だけの秘密..みたいにする方が好きかな」と握った手を一度離してはその手で相手の頭を撫で)
スリルってよりは僕もそらるさんと同じで二人だけって特別感があるなぁと思いまして。(頭上に感じる相手の手の心地良さに自然と目を細めて微笑を零し。ふと自分の頭を撫でる相手の手首を軽く掴むと軽く相手の唇に口付けし、「…スリルもありますけど」と照れ臭げに笑いながら掴んでいた手首を解放し)
..そ。ほら、部屋戻るぞ。(突然己の唇に柔らかな相手の唇が重なると少し驚いた様に瞳を丸くするも直ぐに目を閉じ。照れているのか可愛らしく笑う彼をより愛おしく感じては、その恥ずかしさに口許を手で抑え二、三歩前を行き。その後ゆっくりと顔を後ろへ向け小さく上記を述べるとそのまま真っ直ぐ宿へ入り)
そうですね、もう結構暗いですし。(照れ臭さは未だに拭えないながらも上機嫌そうな様子で相手の言葉に頷くとその後ろについて宿の入り口を潜り。時間帯のせいか心なしか出発時よりも客の増えた廊下へ視線を向けているとその先に観光地のパンフレットが置いてあることに気が付き、「せっかくですし明日は何処か行きましょうよ」とそのパンフレットを一枚取りながら声を掛け)
んー、そうだね。どっか行きたいところとかあるの?(そのまま自分達の部屋の方向へと足を向けていたが背後から掛けられた声に反応し後ろへ振り向いて。相手の背後へとまわるとその後ろからパンフレットを興味津々に覗き込み、「あ、俺食べ歩きとかしたいかも..」なんて独り言程度に呟けば欠伸をしながらゆったりと足を自室へ進めて)
おお、食べ歩き良いですね!(相手の言葉に賛同するように頷き、パンフレットへと興味深げに視線を落としたまま自室へと歩いて行き。部屋へ辿り着くと同時に相手の前へと回り込むとパンフレットの記事を指差し、「此処結構お店とかあるっぽいですし、此処食べ歩きしましょうよ。お土産とかも買えそうですし」と目を輝かせ)
..へぇ、良いんじゃない。じゃあ明日はそこ行くか。(部屋の前へ到着し鍵を開けて扉を開きかけた瞬間、楽しそうな表情を浮かべる相手が前へと回り込んできたので指し示されたパンフレットの箇所をまじまじと見ると軽く頷き賛同して。ドアノブを回し扉を開ければ先に自分は中へと入り、内側のドアノブを握って扉を開けたまま相手が入ってくるのを待ち)
此処からも割と近いみたいなので歩いて行けそうですし…あ、ありがとうございます。(相手がパンフレットから視線を外すと同時に再びパンフレットを自分へと向けて内容を拾い読みしていき。そのまま礼を述べて軽く頭を下げながら入室し、ふとパンフレットから窓の外へ視線を上げると「夜になると結構真っ暗になるんですね!家だったらまだ全然明るいのに…」と感嘆の息を吐き)
本当だ、もうほぼ夜だね。(相手が入室したのを確認した後に部屋の扉を閉めては、電車移動や散歩等で疲れたのか口許を手で押さえながら小さく欠伸をし。窓際の方へ視線を向けている相手の姿を見据えるとゆったりした足取りで背後に近付きその背に額を当てて。「..やっぱりお前といると楽しいし安心する」なんて声を抑え気味に呟けば、そのまま腰の方へ手をまわし体をより密着させて)
…僕もそらるさんと一緒にいると安心します。幸せですし。(背中に感じる温もりの心地良さに自然と表情を綻ばせながら落ち着いた声のトーンで零し。「……好きです、そらるさん」首を斜め後方に傾け背に額を当てる相手の姿を見詰めながら、聞こえるか聞こえないか程度の声量で囁き)
..知ってる。(相手の口からぽつりと吐き出された好意を示すその言葉に満足気な笑みを浮かべれば、自分に背中を向ける彼を半ば無理矢理此方へ向かせて強引に窓へ押し遣り。暫し疲れと眠気で伏し目がちになった瞳の眼差しを相手に向けているも、徐々にその距離を詰めてはゆっくりと唇を重ねて)
…っ、そらるさん…。(突然の行動に暫し目を丸くしていたものの、重なった唇の離れる頃には柔く微笑を浮かべて離れる相手の顔を見つめ。片手を伸ばして相手の頬を軽く撫でながら再びその距離を詰め、「…僕はそらるさんが思ってるより好きですよ」唇の触れ合う寸前の距離で言い終えるが早くそっと口付け)
え、..んん。(離れた頃に見せた相手の柔らかな笑顔に自然とこちらも頬を緩ませた後、自分の頬を撫でる彼の手を握り締めては眠気で虚ろになった目のままじっと見つめて。距離を縮めてくる相手に鼓動を早めながら何だろうと次の行動を待っていると、何かを呟き終わるや否や再び重なった唇に驚きで小さく声を漏らし)
‥そらるさん可愛いですね。(重ねていた唇をゆっくりと離しクスリと小さな笑みを零した後に添えたままにしていた頬に手を滑らせ。暫しその柔らかさを堪能してから滑らせていた手を離し、「寝ましょう、そらるさん。明日の食べ歩き寝坊しないように」再び一度軽く口付けて笑い掛け)
煩い..それならお前の方が。(可愛い、なんて言ってくる相手に少しむすっとした態度を取っては視線を逸らし。自分の頬を包む暖かな相手の手に安心した表情を見せているとまたも彼からの口付けが。照れ隠ししているのか、やや紅潮した頬のまま睨みつける様な視線で暫し相手を見ているも、提案された事には小さく頷いた後「じゃあ布団敷き始めようか」と押し入れの方へ足を進ませて)
はい!(明るい声色で一度頷いてから相手同様に押し入れに歩み寄りそこから布団を運び出し、手早く部屋に布団を敷き終え。腕に抱えたままの枕を弄びながら布団の上に座りながら相手を見つめ、「多分すぐ寝ちゃいますけど、今日はそらるさんのこと抱き締めて寝たいです」と手に持っていた枕を傍らに置いて手招きするように腕広げ)
俺が抱き締められる方なの..?抱き締める方じゃなくて?(漸く敷き終えた布団を目の前にした途端、一気に疲れと眠気が押し寄せたようで閉じかける重い瞼を擦りあげるようにしてこじ開けてはうつらうつらした状態のまま腕を広げる相手のもとへ近寄って。そのまま相手の胸に収まるよう縮こまっては「まふまふの匂いって安心するからすぐ寝れそう」と口元を緩めながらより体を添わせ)
わ…なんかそれ、ちょっと照れますね。(素直に腕の中に収まる相手の様子を暫く見詰めていたものの、思わぬ言葉に照れ笑いを浮かべながら柔い力加減でそっと相手を抱き締め。「それならそのまま寝て良いですよ。…おやすみなさい、そらるさん」抱き締めていた片手の指先で相手の髪を撫でてから額に軽く口付け)
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