匿名さん 2015-04-13 22:33:20 |
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買い物は楽しいからな
この扇子は本当に良い物だ、他に良い物があるか見るのも楽しいだろう?
(ため息をつく相手を横目に目を細めながら扇子を眺め「妖とて女だからな、買い物は好きなのだ」と続け。「何を言う?お前は自分の意思だろう?あの時は術で貢がせたのだから…嫉妬か?」と冗談と取らぬ相手にくすりと笑いながら聞こえてきた電車の音に立ち上がり)
……狐に化かされた気分だ。
(自分では気づきもしなかった感情を言い当てられてしまい、それを認めまいとするように顔を背けながら上記を言えば。やっと到着した電車に乗り込み、閑散とした車内の席に座り)
私は狐だが?化かした覚えはないぞ
(口元を着物袖で隠しながらくすくすと笑い上記を述べ。「戻ったらまたいつもの日常だな。いなり寿司忘れず作れ?」と早速注文をつけ)
ふんっ…。
(相手の言葉に不満そうに鼻を鳴らし。「本当に好きだな、いなり寿司。旅館では普通の食事を食べていたし、普段もああいうのでいいんじゃないか?」いくら狐の妖怪でもさすがに飽きるのではないかと不思議に思い、窓を少しだけ開けながら相手に聞き)
子供のようだな
(「撫でてやろうか」とからかいながらにこにこと上機嫌で。「あんな凝ったものでなくていい。いなり寿司は私が明治についていた神社でいつも持って来ていた老婆がいてな、それが美味くてな。慎之介のいなり寿司も日に日に美味くなっているぞ」と思い出話と共に相手の作るいなり寿司を褒めてやり)
よせ。
(相手とは対照的にこちらは憮然とした顔でいて。「いなり寿司だけ上手くなってもあんまり嬉しくないけどな」珍しく褒め言葉を言う相手に内心驚きつつ、少しひねくれた褒め言葉の受け取りかたをして。「…そういえば翡翠、お前は料理出来るのか?」舌の肥えた相手が旨いというそのいなり寿司はさぞかし旨いものなのだろう、なんて考えていると、ふと気になってそんなことを尋ねてみて)
相変わらず可愛げがない
(言葉とは裏腹に相変わらずの笑みを浮かべて。「他に何か得意な物があるのか?」と尋ね、あるなら食ってやるぞと少し楽しみにし。相手に料理ができるのか尋ねられるとキョトンとした表情で「私がするように見えるか?私は食べるのが専門だ」と当たり前の事のように答え。)
まぁ…あるにはある。一つの料理って訳じゃなく、あるものを使ったいくつかの料理なんだがな。
(得意な料理と聞かれて、いつか作ってやると答え。「自慢げに言うなよ…」さも当然と言わんばかりの顔の相手に思わず額に手を当てて。しかし、次の瞬間何かを思い付いたように相手の方を見て。「美食家たる者料理も出来ないとな。家の台所を貸してやるから何か作ってみたらどうだ? というか、たまにはお前も作れ」とこれを気に家事仕事を手伝わせる魂胆でいて)
ほぉ、近頃の男は料理ができるらしいからな。
昔は料理をする男は職人位だった
(ふむと顎に手を当て頷くと時代も変わったものだったと内心思い。相手の提案を聞き「私に作らせたいのか?お前がどうしてもと言うならば作ってやってもいいが…残さず食えるのだろうな?」この私が…と言いたげな様子でなぜか偉そうにして言い。)
あぁ、食べたい。翡翠の手料理、スッゴく食べたいなー。
(相手の言葉の最後に若干不安になるような内容があったような気がするが、恐らく気のせいだろう…。などと考えつつ、偉ぶる相手をおだてるように、しかし感情の伴っていない声で上記を言い。とはいえ、大妖怪である相手がどんな料理を作るのかは本当に気にはなっていて)
はぁ…仕方ない…
何百年ぶりかの料理か…食材も調味料もありすぎるからな…何ができるやら
(相手の感情のこもっていない言葉に気付きながらもため息をつき了承し。しかし料理などいつしたかも忘れる程なうえに昔と今とでの差に悩み真剣に考え。)
何…百…年……!?
(溜めをいれた言葉とともに驚愕の表情を浮かべ。「い、いやしかしだな、基本的な部分は変わっていないはずだ。だから大丈夫だ、問題ない」まるで自分に言い聞かせるようにウンウンと頷き)
(/翡翠の手料理食べたい大作戦…成功だ…)
では魚でもさばくか
切るのには慣れているからな
(基本的にはかわらないと言う相手の言葉に妙に納得しふふ…っと怪し気な笑みを浮かべ。そうなれば野菜も簡単だなと思い立ち何やら楽しくなり包丁を研がねばなどと呟き。)
(/作戦にまんまとハマってしまった……←
何ができるかは…できてからのお楽しみっ!!←)
うん、意気がるのはいいがな、台所をみじん切りにするのはよしてくれよ…?
(本当にしてしまいそうだから困る。何やら楽しそうな様子になってきた相手を不安げな表情で見つめ。そんなこんなの話をしているうちに、いつの間にか電車は目的の駅の近くまで来ていて)
(/魚切り、野菜切りの果てに出てきたものがいなり寿司だったら笑いますw)
ふ…まな板くらいに留めておこう
(台所まではと冗談ぽく返し、不安げな表情など気にもとめず。「そろそろか…帰ったら一眠りしよう」と窓から見える景色にもうすぐかと考え小さく伸びをして。)
(/全部混ぜた豪華ないなり寿司を作ってみせましょう(`▽´)ww)
(許せ、まな板…それに台所のどこかは破損することを覚悟しなければと思いつつ「神社に入る前に少し待っててくれよ? 本家の連中から引き継ぎするから」と忘れていないだろうかと神社の守りについての話をし、電車を降り)
(/それもういなり寿司じゃない!w
今日はこの辺で! お休みなさい)
あぁ、そうだったな…そうだ、私が人間に化けそやつが私に気付くか試してみようか?
面白いと思わないか?
(忘れていたようで面倒だな…と内心思うとはたっと思い付き、ニヤリと悪い笑顔を浮かべては上記のように提案し小さく首を傾げ。)
(/こんにちはです♪雨が近いから偏頭痛にムカつく今日この頃←ww
いなり寿司の新境地だと思ったら大丈夫ですww
気にせず食べてやってください(笑))
まぁお前ほどの妖怪なら騙せるだろうが…、しかし、俺はお前をなんと紹介すればいいんだ。参拝客とでも言えばいいのか? こんな辺鄙な所にある神社来るよそ者なんて、それだけで怪しまれる気がするんだが…。
(上記の言葉は建前に過ぎず、実際は相手が何をしでかすか分からないため会わせたくないだけで。相手の笑みに若干嫌な気配を感じて身を遠ざけ)
(/こんばんは!こっちは天気がコロコロ変わって困ってます。朝晴れてたのに昼は雨、またその逆だったり…たまらんorz
グッドラック慎之介…((((;゚Д゚)))))
そうだな……彼女とでも紹介したらどうだ?
しかし…お前どう見ても恋愛下手そうだ…怪しまれるか…
(相手の考えなど知らずふむと顎に手を当て考え込むと提案し、しかし相手を上から下まで眺めるとしれっとした様子で言い。)
(/コロコロ変わられるのもイヤですね(´⌒`)
グッドラック慎ちゃん(`▽´)ゝビシッww)
傷つくわ。もっと気を使え化け狐。
(盛大に舌打ちをしつつ、相手を睨み。「俺だって…少しくらい…」と過去を振り返るが、思い出すのは学校生活の合間の妖怪退治や修行の日々くらいで。続く言葉もなく、その目に微かに涙を浮かべて天を仰ぎ)
(/慎ちゃん…(´・ω・`))
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