弟くん 2015-03-26 13:00:51 |
通報 |
(適当に冷蔵庫から麦茶を取出し二人分ついではコップを両手に部屋へと戻る。扉の開閉の音が聞こえ首をかしげるも其処には誰も居ず、彼の部屋へと戻るも相手の姿はなく「あれ?晋ちゃん…?」と再度首をひねり)
結局隠す場所ねぇ…
(と呟けば自分の部屋に帰れば麦茶を持つ相手の姿があり、手に持ったメイド服をどうすればよいかと慌てては逃げようかと足を後ろへ進めてはドアにぶつかりガタンッと音をたたて転んで)
ッ⁉なんだァ、晋ちゃんか…
(急な大きな音にバッと後ろを振り返れば相手でほっと息をつくも手に持っているものを見て固まり。「兄さん…そんな趣味があったなんて…可笑しいな俺が知らない事があるなんて」とぶつぶつ呟き)
ハァッ!?んなわけねぇだろバカッ!!
(手に持ったものをブンブンと振りながら言えば立ち上がって「俺の部屋撮ってたんならそれぐらいわかんだろ?…これは友達が持って来たやつに決まってるっ」と仁王立ちして言えばフンッと顔をそらすが、さてそれをどうしようかと頭を捻って)
ふーん、俺の知らない所で俺以外の奴家にいれてたんだ・・・
(大きな溜息と共に上記を呟く程度の小ささで吐き出しては眉間にしわをよせ。「・・・じゃあさ。着てみてよ其れ」と悪びれの無い笑顔で此方もゆるりと首をかしげ)
はっ…はぁ…?お前…しょーきか?
(何故自身が着ることになってしまったのかわからずに戸惑いながらも反抗していてはケータイがブルブルと震えたのでメールかなとケータイを開けば『バスケの試合負けた』としか書いていなくてすぐに閉じては相手に連絡が行ってないことを願いつつも「こんなヒラッヒラで短いのはけねぇよ」とツンとして)
正気だよ?え、一回も使わずってのは服が可哀相だろ
(上記を述べた後だから、と期待の笑みを浮かべて。相手の携帯がメール着信を知らせたのを見れば眉を顰め「・・・ねぇ、誰から?」と不機嫌そうに問い。「いいじゃん、多分似合うよ?」と満面の笑みで述べては早くと催促して)
ッチ…ちょっとだけ…だからな
(口を尖らせて言えばメールが届いた相手の反応に何故不機嫌なのかなと首をかしげるも内容を話すことはなく「学校のヤツからだから気にすんなよ」と言えばケータイをベッドへ放り投げ相手の前でありながらもゆっくりと服を脱ぎメイド服に袖を通せばスカートの部分をギュッと持って嫌そうな顔をして「もう脱いでいいか?」と首をかしげ)
ふーん?学校の奴からねェ…何で俺の兄さんのメアド知ってるのかなぁ
(相変わらずにこにこと笑みを浮かべ自分の本当の感情を表に出さずにいるも内心ではドス黒い感情が渦巻いており。「え、駄目。まだ写真も撮ってないしよく見てないじゃんか」としれっと言ってのければ自分の携帯を構えて)
ワザワザこーかんしたんだよ。今日の結果聞くために!!
(質問に呆れて言えば目を見開きしまった、というような顔をして。「はぁっ!?と、撮るなよっ!!…なっ目ぇ悪いわけじゃないだろっ馬鹿っ」と相手のケータイのカメラのレンズの部分を隠してベェッと舌を出して。メイド服を着ていればどこか落ち着かなくてレンズを抑えたままお茶を一口飲んで)
…、へェ今日の結果か。どうなったの?
(言ってしまったからにはもう遅いとでも言わんばかりににやりと口角を上げ相手に詰め寄り。「馬鹿じゃないってばー。全く兄さんってば照れ屋さん、似合ってるのに」くすくす、と笑いながら携帯を降ろし。そういえば部屋に仕掛けたカメラはそのままだったかと思い出せば満足げに笑みを浮かべ)
……ッチ……俺らの負け。
(嘘をつくことぐらい出来たのだがそんな事をしてしまってはもう一度相手に負けてしまった様な感覚が現れ、舌打ちをして顔を逸らして。「照れてねぇし!!馬鹿ではないとして…俺こんなの似合わねぇよ」と言えば唇を噛み若干頬を赤くして。相手の笑みの意味等知らずにスカート丈をギリギリまで上げては「女子ってよくここまであげるよな…」と独り言のように呟いてはそそくさと直して)
…へー、アイツ等勝ったんだ
(結果を聞くなりにやりと口角あげてはどうでも良い奴らでも役に立ったんだなとしみじみ思い。「大丈夫似合ってるよ?じゃあさっきの奴ね、兄さん負けたから」と笑顔を向けては相手と距離を詰めて相手の頬に手を添えて。「あー確かに。…切ってあげようか裾」と鋏を片手に首を傾け)
まぁ、散々点稼いでくれた奴のおかげだろうな
(嫌味たらたらに相手を見て言えば、負けたのは自分のせいだよなぁ…としょんぼりして。「はぁっ…?さっきの奴ってなんだよ…おいっ」と距離を縮めるあいてに動揺しながらもなんとなく頬に添える相手の手に自身の手を重ねてみて。「そーゆーことで言ったんじゃねぇっ!!」と眉を潜め左右に首を振って)
はは、それほどでも?
(勝ち誇ったような笑みを浮かべてはわざとらしく照れて見せて。「さっきの奴って…バツゲーム?」にやり、と笑みを浮かべてはぐいっと距離を縮め相手と唇を重ね。「なーんだ、詰まらないな。いいじゃん切ろうよ?」鋏を掲げ人差し指を立ててはすがすがしいほどの笑みを浮かべ)
褒めてねぇっ!!嫌味言ってんだよ俺はっ
(ワナワナと拳を作ればげんこつでもお見舞いしてやろうかと手をあげてい。ニヤリと笑う笑顔に戸惑いを見せてはバツゲームと告げ急激に縮む距離。気付けば自身と相手の唇が重なっているので「んんっ…んーっ」と一応は抵抗してみるものの声だけで抵抗らしい抵抗をすることが出来ず。強くお願いされることに弱く頷きそうにもなるが首を振り「ダーメ…だ」と舌をベーッと出して)
なーんだ、惚れ直されちゃったのかと
(くすくすと相手の反応に愉快だと言わんばかりに笑い始めれば上記。声を上げる相手を見下ろすように口を離せばふ、と息を吐き「はは、抵抗?…そんな事しないでよ兄さん」と小さく呟けば再度唇を重ね。頷きそうになるも結局は断った相手の様子に口をとがらせては「残念」と肩を竦め)
惚れ直すわけ無いだろ⁉︎ばーっか
(愉快そうに笑う相手役対してイライラしはじめて。抵抗を許されない為、声を抑えようとしたらまたキスして来た為「ふぁっ…んん…」と甘い声をもらして相手の残念がる顔に弱いのか「チッ…わかったよ。好きな丈に切ればいいだろ⁈」と強がって。
えー?そうかなぁ
(いらだっている様子の相手にお構いなくけらけらと笑っていて。甘い声に目を細めてはさらに深くキスをして。満足いくまでその状態のままで居ては唐突に離れ「…は、兄さん可愛い」と微笑んで見せ。「好きな丈に、か…じゃあスカート部分切り落とそうか?」と冗談半分で笑顔を見せ)
そうに決まってる!
(ふんっと鼻を鳴らせば相手を睨み、未だケラケラ笑っている相手の背を叩いて。深いキスになれておらず「んぅっ…っはぁ」呼吸出来ずにいて、離されては顔を今までとは全く違った赤さに染めて。「あー!!聞こえねぇな‼︎」と耳を塞ぎ眼を閉じて
トピック検索 |