さにわ。 2015-03-10 21:58:01 |
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違う? 何だか良くわからねぇけど…変な事聞いて悪かったな。
(ただの仲間という立場でもなく、友、親友と呼べる付き合いかと思えばぼんやりしている感じに質問した意味合いが良くなかったと内心反省して。相手が何も言えなくなってしまった様子に面目ないと思いながら、悪い事したと複雑な表情浮かべると何となく相手の肩に手を置くついでにそのままグイッと自分の方に寄せ合い、顔を近付けて相手の目をジッと見つめ)
…きつね。こんな近距離で見合ったら…どう感じる?
…たぬきの顔が、いつもよりちゃんと見える?
(不意にぐっと近づいた相手との距離に驚きはしたものの、人見知りが酷いくせに不思議と嫌な感じはせず。いつもよりその細かな顔の造形まではっきりと窺える距離において、感じることといえば相手の顔が良く見えるくらいで少しだけ考える様に顎に指を当てながら暫しの沈黙を挟むものの、それ以上言葉に表現できる返答がなかったのかそのまま感じた旨を口にだし。しかし他人との慣れない接近に伴ってか、やはり少しだけ照れくさくて面頬で殆ど覆われた白い頬に仄かに朱を灯すと居心地が悪そうにそっと相手から視線を外して。)
…たぬきは、何か感じるの?
まぁ、そうだわな。よく見えるしただ近いだけだ。
(無反応でなかっただけ良かったと言うべきか。自分で確かめたくやった行動だが、次第に押さえていた羞恥が出てきて相手よりも徐々に頬から赤みが発生し視線も下がってきて。しかし同様に相手の視線が逸れたのに気付き、やばいと感じたのか無意識に相手の腕を掴んで自分の胸辺りを触らせて)
……感じるだろ、こうしてると…凄くドキドキ、する。ドキドキって主が言ってたんだけどな。
ッう、わ…たぬき、すごく鼓動が早くなって、る…。
(相手の厚い胸板に手を重ねた瞬間どくどくと早まっている鼓動が此方にまで伝わってきて、そのことに少し驚いたように声を漏らし。どうしてこんなにも鼓動が早まるのか、正直病気か何かかと疑ってしまいかけるほど人の身体には無知で、少しだけ戸惑ったように瞳を揺らすものの相手の想いが触れ合うことで伝染してしまったかのように次第に先程とは比べ物にならないくらい頬を紅潮させると微かに唇を震わせながら相手を見上げ。相手の胸に触れていた手をそっと離し、相手の手を両手で掴み自分の胸へと導くと先程触れた相手の胸と同じようにどくどくと鼓動を速めた自分の胸を触らせ。)
…た、ぬき…。たぬきの…なんだか、移ったみたい、で…。…俺も、どきどきする…。ねえ、どうして…?
……お前のせい、だ。
(交代で相手の胸に手を触れさすだけで更に鼓動が早くなっていくが、同じ気持ちと知っただけでドキドキとは裏腹にほっこりした感情が支配して。鼓動の意味を伝えるべきか悩み、突然何を言ってるんだなんて変に勘ぐられても分かりやすく説明など出来るはずもなく。たった一言、“お前のせい”と呟くと触れただけでは分かり難い感情の糸がぷつり切れたような、衝動的にそのまま向かい合った状態から背中に手を回し、鼓動を互いに抑え込むように抱き締めて)
ッや、だ…たぬき、やだ離して…っ!なん、か…体、おかしくなる、から…ッ!
(自分のせいだなんて言われても当然何のことやら理解できず、そんな中施されたきつい抱擁に今までよりも強く胸が高鳴るのを感じ。どくどくと周りまで音が響いてしまっているんじゃないかと危惧したくなるほど酷い動悸に耳まで真っ赤に染めたままかたかたと歯を鳴らせば自分自身の身に起きていることなのに理解できない今の状態に音をあげる様に相手から離れようとして。相手と近づくたびに酷くなっていく胸の高鳴りは戸惑いの一言に尽き、混乱した頭を抱えながら相手の厚い胸板を押しのけようともがけば次第に瞳に薄く涙の膜を張り出して。)
怖い、よ…たぬき、これやだ…。俺が、俺じゃないみたいで、怖い…ッ!
……っ、悪ぃ…
(鼓動を互いで抑え合えば収まりつくなんて浅はかな考えだったかもしれない、しかし衝動的だったのは事実で自分は次第に鼓動が鳴り止むまできていて。反対に相手は嫌だと拒否する始末、嫌がる相手を無理矢理抑え込むなんて事はさせたくなく、そっと体を離す。やや複雑な表情浮かべたまま、この空気をどうしようか短い間に考えるが何も浮かばず、涙目な顔見るなり後頭部掻きながら体を半回転に相手へ背中を向け、空気を一閃するかのように口を開き)
……困らせるつもりなかった、でも俺はきつねに嫌われたくない…はは、これじゃあ嫌われちまったなぁ!
ッ違う!嫌いじゃ、なくて…でも、俺も分かんなく、て…。
(相手の身体が離れるにつれて次第に早まっていた鼓動も正常に戻り始めるものの、相手の半ば投げやりな雰囲気さえ感じられる言葉に話すこと自体不得意な自分が今までにない位の大きな声で否定を口にし。未だかつて抱いたことのない感情にその正体がまだきちんと自覚できていなくともこれが嫌悪かそうでないかくらいは分かっており、決して相手の言うように嫌いになった訳ではない旨を戸惑いが尾を引いているせいかいつもより酷くたどたどしい言葉で相手に伝え。上手く言葉に出来ない自分自身がもどかしいのか言葉が途切れる頃にはついに瞳からぼろりと涙の粒を零してしまい、面頬との間に入り込んで不快さを与えるそれを拭おうと顔が見えない様に深く俯きながら片手で面頬を取り、隙間から手を入り込ませ涙を拭うと小さく鼻を啜って。)
きっと嫌いじゃないなら……“好き”だな。
(背を向けてしまったから相手の様子を窺うことは出来なかったが、どんな状況なのかは一目瞭然で。不安ではなく不満でもなく、表現に戸惑っているから相手を困らせているわけで、次第に冷静になってくるとその場に立ち上がり自分の胸をぎゅっと掴み。数回深呼吸した後、何事も無かったように振り向き、俯く相手を見やれば上から腕伸ばしてわしゃわしゃと相手の髪を撫で乱し。)
…俺はきつねが好きだ、ドキドキしたのは意識しちまったから…。でもきつねは今のままでいい…意識するの難しいだろ?
…す、き…?
(相手に誤解されてしまったことがまるで心臓を内側から何度も刺されているような痛みをもたらして、後から後から零れる涙を拭いながらこの思いの正体を考えていて。そうして考えていても一向に答えを見つけられない自分を案じてか髪を掻き乱すように撫でながら言葉を掛ける相手に面頬を戻してから顔を上げると赤い目をぱちぱちと瞬かせながら相手を見つめて。"好き"という言葉には聞き覚えがあり、いつか主が他の仲間やそれこそ自分がキツネに執着する思いの名だと教えられたか、そんな穏やかで優しい気持ちになる感情とは似つかないほど身体を火照らせる相手の言う"好き"に理解が追い付かないとばかりに稚拙な発音を口にしながら首を傾げ。理解はまだできていないし、そもそも自分の知る好きという感情より熱過ぎる想いに戸惑いすら覚えるものの、相手の言うように今のままでいていいのかと考えればそれは肯定しきれず。)
…難しくても、ちゃんと分からないといけないことじゃないの…?
…
愛、っつーと重いしよ……あーっ、わかんねえけど! 俺はお前が好き、なんだよ!
(好きの気持ちを伝えるのはただでさえ表現力に乏しい自分では上手く言葉に出来なくて。放った言葉を暫く自分の中でも考えに走り、これ以上は詰まると思ったのか、少し気持ちを落ち着かせるために一人でぶらぶらしようかと、そのまま部屋を出て行こう…相手の横を通り過ぎ襖に手を掛けようとして)
…俺は考えるの苦手だからそっちの分野はお前に任せる。
たぬきは…俺が、すき…。
(相手の放った言葉を復唱しながらぼんやりと相手に視線を投げかけていたものの、その姿が自分の前から一度消えようと素振りを見せたことによりはっと息を飲み。任せると言われてもそもそも相手の言う"好き"の意味すら分かっていないというのに、まさに無茶ぶりとしか言い表せない相手の所業に思わず彼を引き留めかけ。しかし相手を追うようにして出した手を宙に彷徨わせたのちそっと下ろすと少しだけ俯きがちになりながら唇を噛み。言うだけ言ってこの場を去ろうとする相手に少々不満を抱いてしまったのか僅かにむっとした様子を窺わせ。)
…いいよ。たぬきが教えてくれないなら、キツネでも小狐丸でも…誰かに教えてもらうから。
……キツネまだ見つかってないんだし、小狐丸なんて俺より勿体振りそうな気はするけどな。
(どちらかに聞くにしても見つからない小動物と相手を掌で転がしそうな発言を醸し出しそうな名前に、ふーんと愛想なく宙を見つめて。しかし自分も立ち去るなんて何してるんだろうと思ってるのは事実で、考えることが苦手だからと誰彼構わず振ろうとしたのは正直面目ない次第で。襖に手を掛けたまま微動だに開こうとせず、緊張に近い感情に盛大なため息を付くと突然振り返り何をしようと思ったのか膝を折り、軽く四つん這いな形を取ると相手の面頬に触れるかそうでないか唇を寄せてみて)
……お前俺が常に傍に居たら迷惑だって思ってるだろーし。だから俺は近距離でも遠くに居た方がお前の為になるんじゃねぇかって考えてるんだ。
ッ迷惑じゃ、ない…けど…。…少し、困る…。
(目前に迫った相手の顔を見ていると何とも言えない想いが胸の奥から込み上げて来て、じんわりと温かくなっていく体に戸惑いつつも相手の言葉を否定し。迷惑、という言葉では違う気がするのに口をついて出た言葉は大差ない"困る"なんて言葉で、未知の感覚に支配されることへの不安から口にしてしまった言葉を上手く言い換えることもできずそっと相手から視線を逸らすと面頬の下の頬を上気させて。)
…どう言えばいいのか、分からないけど…嫌、じゃないんだと思う…。どきどき、苦しくて…どうしたらいいのか、分からなくなるから…困る。
……困るってある意味、嫌ってことだぞオイ。
(どっちつかずな発言に一瞬目を丸くするも此処まで近く寄ったと言うのに動作の一つも無ければ、ただ単にぽつりぽつりな言葉を洩らすだけの相手に、何かおあずけを食らった小動物みたいに相手をガン見。しかし特に慌てる、といった行動も無しに自分の中では暴れるまで行かずとも手で振り払うくらいはするだろうと思っていたのだが悉く予想外れ。仕舞にはやはり俯いてしまったようで、どうしたもんかと考える間もなく相手から離れて)
きつねは俺のこと……好きか嫌いか、それだけはっきり聞かせてくれねえか?
(/お返事遅れてしまっていてすみません!ただいまGWということで実家に帰っておりまして…中々時間が取れず、今の状況に至ってしまっております。
甘えてしまっていることは自覚しているのですが、どうかGW期間中返事を暫しお待ちいただけませんでしょうか?)
(/お返事遅くなりまして申し訳ありません。此方GW休みなしですので返事は何時でも大丈夫ですよ!ご実家での有意義な時間を過ごして下さいませ、自身も休み無く働きますので(笑
――どきどきが、悪いことじゃないなら…きっと、好き、なんだと…思、う…。
(高鳴る胸はまるで自分じゃないみたいで、自分の身体の変化にまだ戸惑いが大きいもののやはり不安なだけで相手が嫌いだとは思えず。この胸の痛みが、早すぎる鼓動が悪いことでないのならきっとこの思いも好むべきもののはずで、そこまで考えるのにかなりの時間を要したもののか細い声でぽつりと呟くように答えるとそっと相手の方に手を伸ばして。少しだけ震える指先を相手の首に触れさせ、そのまま肩に手を滑らせながらそっと相手の胸板に自分の身体を重ねて。)
…こうしていても、どきどきするけど嫌じゃない、から…きっと、たぬきのことは好き、だとおもう…。
(/お待たせいたしました、レスお返しさせて頂きます!余計な心配かと思いますが、お仕事の間も時々ちゃんと休んでくださいね。休みなく、なんて仰られては少し不安になってしまいます。どうかご自身の身体もちゃんと大事にして下さいね^^)
(/レスお待たせしてしまい申し訳ないです。背後都合に付き来週の月曜以降でないと時間を作れないので数日不在になります。それと先日の本体文にて不安にさせてしまいすみません、所々休んではいますので体調は普段通りでございます。間が空いてしまいお待たせになりますが都合が早まれば即返事に取り掛かります!)
………きつね。
(一度でも時が止まればいいなんて思ってしまうのは相手に失礼だろうか。自分が持つ気持ちと相手の持つ気持ちの量は明らかに自分が圧している状態なんだろう。それでも気持ちを理性とも言えるものを抑えながら、相手が身体を重ねた瞬間ドクンと大きく高鳴る胸とは裏腹に安心感を覚えて。単に重なるだけで愛らしいとさえ思う、相手の全てを欲しいとさえ思ってしまうくらい心の温度は上昇し。無意識にふと出た言葉は相手を思うからこその言葉、呟きと似た自分らしくないか細い声でその返答を待って)
接吻……しても……いい、か…?
(/おおお待たせしてしまいまして(土下座)たぬきらしくない行動の予感がひしひしと出ていますが、どんな対応でも受け止めます!)
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