神崎 琴 2015-02-25 01:18:14 |
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あははっ、大丈夫だって、大丈……っ
(相手の今にも泣きだしそうな表情に心配かけられないと気丈に振る舞い立ち上がろうとしたが、右足に酷い痛みを覚え再び地面に座り込み)
ん……っ、はは、無理、みたい…
(再び立ち上がろうと脚に力を入れてみるも、やはり右足首の痛みが酷く表情歪ませ、心の中では大会が近いことへの焦りと不安が募るも、周りの部員や相手に心配をかけまいと乾いた笑い浮かべ「無理」と答え)
ありがとう。でも、中野くんには無理だよ。私結構重いし…
(先程スタミナがないと言っていたこと思い出し、見た目からも力がある方じゃないと思い自分は陸上をやっているため筋肉もそこそこついているので無理だと苦笑すると、他に自分のことを担いでいけそうな男子部員はいないかと辺り眺め)
うぅ…じ、じゃあ他に何かあれば何でもっ…
(どうにかして貴女の役に立ちたいのか上記言いながら男子部員に運ばれてる相手を見ていて
なんかごめんねホント。龍崎くんも大会近いのに…
(男子部員の中で一番力がありそうで、なおかつ大会まで余裕がありそうな部員を選ぶと保健室までお姫様だっこの要領で運ばれ、なんだか照れくさそうに運んでくれている部員に謝り)
中野くんも、心配しなくて大丈夫だよ。ごめんね。
(/寝ます。また明日宜しくお願いします!
ありがとうございました…
(しばらく経ち保健室から両側松葉杖をついた状態で出てくると、室内を振り返り保険医にお辞儀をして、もうすっかり暗くなった外を窓から眺め)
さて、……帰りますか
中野、くん?
(大会には出られそうもないと保険医に言われ、心が押し潰されそうになりながら歩いていると、ベンチで姿見つけ近づき)
もうすぐ夜の9時過ぎだよ。
寝るなら帰って寝なー
(部活終了の時間はとうに過ぎており、治療のために特別に校内に遅くまでいたが、まさか相手までまだ帰っていなかったとは思わず苦笑しながら立ち上がるよう促し)
も、もうそんな時間っ!?って先輩大丈夫ですか…?
(夜の9時と言われると驚いて目が覚め、はっきりした意識になると相手の足に気がついて
うん、骨には以上ないみたい。
(微笑み作り病院に行くほどではないと伝えると再び三日後の試合のことを思い出し淋しそうにポツリと小さく呟き)
完治までは1週間だけどね…
(/今日は寝ます。また明日ー。
送りなんて大丈夫だって。
ほら、もうこんな時間だし、中野くんも早く帰りなー
(送って貰うなんて気恥ずかしく自分の柄じゃないと苦笑し最近は男の子も物騒だからと直帰を促し)
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