加州清光 2015-02-12 17:04:17 |
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>燭台切さん
…ふふ。じゃあ、これからよろしくお願いしますね。
(他人の顔色を窺いがちな自分にしては中々思い切った行動をしてしまった自覚があるようで少しだけ相手の反応が怖かったものの、怒ったりという様子は見受けられなかったため一先ず安心して。相手に色々と思うことがあったとしてもそれがどんなものであれ自分の想いが揺らぐことなどなく、くすりと小さく笑みながら改めて挨拶を交わし。)
…あ、そういえば。この間燭台切さんに頂いた貝殻、主様にお願いして首飾りにしてもらったんです。こうしたらいつでも身に着けていられるし、お守りみたいになるかなって。
(ふと思い出したように声を上げてからごそごそと自分の襟元から服の中に手を入れ何かを探ると、細い革紐に編むようにして首飾りへと装飾された以前相手から貰った貝殻を見せて。ぎゅっとそれを握りながら嬉しそうに経緯を語り。)
>>燭台切
え、俺がど真ん中なあ…俺にど真ん中なんて務まらん気がするが…俺は皆で輪を作れば良いと思うぜ、そしたら皆真ん中だ!
もういいのか?まっ、また泣きなくなったらいつでも貸してやるぜ!いつでも来い!
(相手は自分にど真ん中を譲ってくれるが、自分は皆の中心になれるほど自分はしっかりしていないと苦笑いをして。ここは皆で作る場所、自分なんかが中心ではなく『全員が中心』それを自分は目指したくて、人差し指立てながら提案し。
腫らした目を晒しながら笑顔を見せてくれる相手につられるように自分もニッと歯を見せながら笑顔を見せ、痛くない程度に背中を軽くパシッと叩いてやり。)
>>五虎退
っはは、こいつぁ驚いた…涙が止まらんくてな…っ。良かった、俺はてっきり君に嫌われてしまったもんだと思っていたからなあ…。不安なら安心出来るまで何度でも言ってやる、君が邪魔になるなんて事はありえないんだぜ?
(相手の言葉が耳に入った瞬間、両の目の目頭がぐっと熱くなり目尻に溜めた涙がポロポロと落ちて。涙を零すもその顔は嬉しそうな笑顔を浮かばせていて。相手の笑顔と宜しくとの言葉に、まだ涙を溢しつつも此方もにっと笑顔を見せ「こちらこそ、だ!君にそんな思いはさせない、よろしく頼むぜ!」と相手の頭をくしゃりと撫で回し。)
>>宗近
そうだな…すまん、もう明日から4月だってのに返信遅れて…。ま、落ち着いたらあっちの方にも顔出してくれよ?勝手に女々しくなった俺が色々書いてしまったが気にしないでくれると助かる。いやあその日に帰ってくるとは思わなんだ。君がここに帰ってきたときのレスを見たが俺があんたを嫌うなんてありえないんだからな!ずっと慕っている、宗近。
(相手の悲しげな表情につられるようについ自分も悲しげな表情浮かべてしまうと、こくりと頷き。それから自分の返事の遅さに申し訳なさそうに苦笑いして謝り、2人の場所の事を口にしてはまたあの場所にも戻って来て欲しいと伝え。次に自分に嫌われてしまっただろうかと心配していた相手の事を思い出し、その心配は無用だと自分の気持ちを伝えては嬉しそうに笑ってみせ。)
俺か?いや皆が俺に任せてくれると言うのなら責任を持とう。頼りないかもしれんがな…。あ、リセットの件は寂しいがそうした方が俺も良いと思う。…それか新しく作り直すかだ。まあこの数字だからな、入りづらい方もいると思うんだ。清光が建てた場所だから気が引けるのもあるんだがな…。
>おばあちゃん
ッ…もう、おばあちゃんってば泣き過ぎです。僕、おばあちゃんにはいつでも笑っててほしいです。
(ぼろりと涙を零した相手にまた何かしでかしてしまったかと少々驚きながらその表情を少しだけ不安そうに見つめて。どうやら許してもらえたらしいことを察し、ならば元は自分のせいとはいえ相手の涙をこれ以上見たくはないと困ったように笑みながら相手に告げ。それからぐっと背伸びをし相手となるべく距離を縮めてから相手の頬に両手を当て、頬を伝う涙を拭ってやり。相手の頬に添えた手でそのまま相手の顔を自分の方へと引き寄せ、こつんと額を合わせながらそっと瞳を見つめれば「おばあちゃんって、意外に僕に負けないくらい泣き虫ですね。」なんて悪戯っぽく呟いてみて。)
>五虎退くん
……うんわかった、此方こそ宜しくね。
あぁそう言えば受け取ってくれたんだったね、あのまま何処かに捨て去る勢いだったように思えたけど…貰ってくれたんだ。
(色々な気持ちが体中に巡りながらも相手の覚悟は本気だと捉えるが相手のお陰で自分が此処に戻ってきたようなものだし、宜しくと同じように笑みを含んで。特別な人にあげるもの、と言われたあの貝殻を貰ってくれていた事に表情緩め、それが主によって綺麗に装飾されていて驚き。身に着けていてとても嬉しい、言葉こそ少ないが表情は明るいまま相手と貝殻を見つめて)
>鶴丸くん
輪の中に鶴丸くんでも良いと思うけど……。
ふふ、だって泣くって早々ないよ多分。ちょっと感情溢れないと涙でないものだし…というかそんなに泣いてたらどんどん格好悪くなっちゃうよ。
(3人で輪を作ってその中心に相手の姿。ちょっと想像してしまい軽く含み笑いを零すとそれも悪くないんじゃないかと思って。感動モノでも見たら号泣しそうだが早々涙なんて流せないと軽く笑って言ってやれば、背中を叩かれたことによりまた強く前向きに一歩前進させられたように感じ「有難う、鶴丸くん」と後々ちゃんと感謝唱え)
>燭台切さん
…初めは、僕も受け取りたくなかったですよ。加州さんへの贈り物を横流しで受け取ったみたいで、すごく嫌でしたから。
(相手の言葉に苦笑を漏らしながら掌の中で暫し貝殻を弄んだあと、貝殻を手放し胸の前に下げ。相手が貝殻を手渡してきた頃合いには既に相手に恋情の念を抱いており、だからこそ受け取りにくかったそれを今下げるまで至ったのにもまた自分の中で心境の変化があってのことらしく。)
何度も捨てようか、それか主様にでも預かってもらおうか、いろいろ考えました。けどあの日燭台切さんが居なくなったことで、僕にとってこの貝殻が燭台切さんのいた証みたいに感じられるようになって。…まあ、今でもちょっと複雑な気持ちではありますけど、それでもこれは一応燭台切さんからの贈り物ですからね。
(相手のいなくなった後の心境の変化、不在の相手に想いを寄せる寂しさを紛らわせるようにそれを持つようになってしまった事をぽつぽつとゆっくり語ると胸の前に下がった貝殻ごと胸に両手を当てて。未だ相手が思っていた者の存在を気にして素直に貝殻を貰ったことを喜ぶことは出来ないが、それでもどうにか割り切ったつもりでいるのか少しだけ寂しそうにしながらも表情には笑みを浮かべ。)
>五虎退くん
……ちょっと違うかな、元々その貝殻は君にあげたかったんだ。清光くんにあげるなら…君が装飾したように別の形であげていたと思う。
(あの時の己の感情がぼんやりと脳裏に思い浮かぶ。相手が持つそれは正真正銘、遠征で手に入れた決して特別なものではないと。それなのに疑われたのは恋仲が居たからという理由だけなんて。とは言えこうして此処に居るのだから、なるべく過去は振り返らず自然がまま貫きたいと思って)
変な話僕の心がもっと浮き沈み激しくて、其処に入り込まれてたらどうなってただろう…なーんて。
(ふふと口元に笑みを零しながら別の意味で相手に気持ちが偏っていたらと、ふとぼんやり浮かび上がり。やはりこれからの物語は誰も想像しえないか、と風任せ運任せに委ねようと長い息をふーっと吐けば、井戸まで足を進めて桶にたっぷり水を浮かすと一気に頭から被って)
>燭台切さん
ッそう、ですか…そうですよ、ね…。
(あくまで自分のためだった、なんて片思いをしている身には蜜でしかない言葉に一瞬気持ちを浮かせかけるものの、続いた言葉にそんな気持ちはすぐに暗く落ち込み。分かってはいたけれど、相手の中で自分と加州の差は今でも大きく、"拾った貝殻"と"飾り付けた首飾り"の違いがまるで自分に対しての感情と加州に対しての感情を語っているようで思わず唇を噛み締めて。)
え、わっ!?な、何してるんですか!そんな恰好じゃ風邪引いちゃう…ふ、拭くもの何か取ってきます!
(自身が醜い嫉妬に胸の内を焦していた間に相手が取った行動に一瞬遅れて気付き、思わず大きく驚きの声を上げるとすぐにその傍に駆け寄っていき。あまりに突飛な行動に動揺を隠せないままあたふたと動き回ると、春が近づいたとはいえまだまだ暖かいとは言い難い気候に晒すには少々心配な相手の格好にすぐ水気を切るべく判断を口にすると手ぬぐいなりを取りに行こうと駆け出して。)
>五虎退くん
………ふ、ふふ。あはは、ははっ…、ほんと…こんなんじゃあ何にも…何にも変われてない。
(水ってこんなに冷たかったっけ。水って何もかもを流してくれるんじゃないんだっけ。津々とした思いが感情が頭中や胸中でぐるぐると竜巻のように渦巻いていて。全部忘れられればまた一から始められると思ってたのに全然流れもしないものに、ただただ腹の底から苦しい笑みを零すだけ。水に晒した体は風が吹き抜ける度に寒さを与えてくる、ふと顔を上げて駆け出した相手の背中に「待って!」と呼び止めようと己がまま声を上げ)
僕は手強いかもしれない。……それでも…君は僕を本気にさせてみる?
>燭台切さん
…本気になんて、ならなくていいですよ。勿論好きになってもらえたら一番ですけど…ずっと加州さんのことが好きでいても、全然構いません。…ただ、想うのだけはとめないでもらえたら嬉しいです。
(拭くものを取りに屋敷の中に戻ろうとしたとき、背後から掛けられた声に少々びくりと肩を震わせながら立ち止まるとその言葉に胸元に下げた貝殻をぎゅっと握りしめて。本当ならば相手にも自分を好きになってもらいたい、それでも相手の性格からいきなり以前の恋人を忘れるなんてできないだろうことも何となく分かっていて。だからこそその心が動かなくとも、想うことだけは許してもらえたら、振り返らないまま小さな我儘を口にしてからその場を立ち去り。"手強い"ということは、それだけ恋人だった彼のことが忘れられないということ。意識していなくともそんなことをくちに出来てしまうほどの深い愛情をまざまざと見せつけられ我慢が利かなくなったのか、歩き続けながらぼろりと涙を零すと唇をきつく噛み締めて。)
>五虎退くん
いや……このままじゃ駄目なんだ。僕にとっても君にとっても。だから此れは僕の我侭かもしれない、君が僕を好いてくれるように、一度でも僕が君の言葉で心変わりしそうになったことも…。
(水も滴るいい男なんて言葉、以前主に教えてもらった言葉を内心呟いてみたが全く以ってそんな事は無かった。寧ろ今自分は相手を止めてまでそう言いたかったのかすら分からない。自分の気持ちとは裏腹に相手をただ傷つけてしまっているだけ、今の発言も結局自分が自分である為にただ綴っただけ。自分が心底嫌になってきてもう一度桶に水を汲み始めるなり小さく息を吐くと、相手にはもう聞こえていないかもしれないそれでも――「僕は最低だね。本当、最低な刀。こんなんじゃ格好すらつかないな。ごめんね、ほんと、ごめん…ね。」桶を掲げる力も無くなって桶の水に自身の顔を映すが直ぐに水をかき回して顔を濁らせ、相手の横を通り過ぎると真っ直ぐ通り過ぎて誰も使用していない手入部屋へ向かい静かに襖閉じて)
>>五虎退
っははは!っああ、どうやらそうみたいだなあ。あ、君が泣き虫って言ってるんじゃないぜ?今まで気付かんかったが以外と俺は涙脆いらしい。
(笑っていて欲しいとの言葉の暖かさ、涙を拭ってくれる手の暖かさ、額と額が合わさる暖かさ、そして相手の心の暖かさ、それら全てがまた涙腺を緩ませて。もう泣いては駄目だとわかっているのに目から溢れて止まらないそれは頬を伝って下へ下へと落ちて行き。涙は止められなくとも笑顔だけは絶やさずに、それだけは絶対に崩さないと心から嬉しそうに困り笑いをし。拭っても拭っても溢れてくるそれを一生懸命に拭いながら上記。)
>>燭台切
いんや、俺にはその場所は落ち着かないさ。それに俺の背後の奴の顔が俺から見えなくなっちまうだろ?俺は全員の顔を見ていたいからな!
格好悪い…なあ。君達が帰って来て嬉しすぎて馬鹿みたいに泣いた俺は格好悪かったかい?まあ俺の場合は格好悪かったのかもしれんが、君の泣き顔は中々格好良いもんだったぜ?…だから、無理に強がるなよ、燭台切。
(自分を真ん中に進めてくれるその気持ちは嬉しいものの、自分に真ん中は少し眩しすぎる、その気持ちと輪の中に自分がいるのであれば自分の後ろの人の顔が見えない事になる、そうでなくて自分は皆の顔を見ていたいと伝え。
格好悪くなる、その言葉を使い相手はまた溜め込んでしまうのではないかと気が気でなくなり絶対に無理はするなということを伝え。)
>燭台切さん
え、あの…燭台切さん?どうしたんですか、大丈夫ですか?
(自身が他の短刀と共に宛がわれている部屋の箪笥から手ぬぐいをいくらか持ち出し、相手の元へと戻ろうと来た道を辿っている最中てっきりあの場で待っている者だと思っていた相手が此方へと歩いてきて。そのまま自分を通り過ぎ手入れ部屋に籠ってしまった相手に動揺を隠し切れず、手ぬぐいを手にしたまま部屋の襖の前で立ち尽くすと襖にそっと片手を当てながら外より開けないまま声を掛けて。)
>おばあちゃん
…泣かせちゃったのは僕だけど、おばあちゃんが泣いてると僕まで悲しいです。
(どうにも感極まってしまったせいで中々涙を止められなくなっている様子の相手を見て少しだけ悲しそうに眉を下げると、相手の上着をそっと掴みそのまま自分の方へと引き寄せて。相手の上体を自分の高さに合わせさせそのまま擦り過ぎて段々赤くなってきてしまった相手の痛々しい目元を労るように唇を寄せながら溢れる涙を吸い取ってやると、あくまで親愛の意味の口づけだから恥じらいを感じるというより相手への心配が上回っているためか照れる様子もなく静かに言葉を零して。)
>鶴丸くん
……はは、そっかそうだよね。ちょっと遠征行ってる間に僕も頭が硬くなってしまったみたい。
いいや…格好良かった。安心感から生まれた涙に嘘はないんだ。……え、強が、って無いはずだよ、…。
(そろそろ本格的に頭を切り替えないと気持ちが沈みそうだと思い、腕捲りをすれば畑の方に歩み寄って。土いじりに没頭して今までを忘れてしまいたいと思う半面またこれから頑張らないとと気持ちを高めるために。野菜を土の中から引っこ抜きながら強がる自分を見透かした相手の言葉が、ずっと胸を突き刺して。考えないようにしようと無我夢中で土をいじってればポツと雨の兆し、こんなに晴れているのに可笑しいなと下向き間隔空けて土を少しずつ湿らせているのは強がった部分が流す雨で)
>五虎退くん
どうもしてない、大丈夫だよ。……ちょっと髪を整えに、ね。
(結局自分で撒いた種だ。自ら水を被ってしまったから折角整えていた髪が乱れてしまった、自業自得だと何度も胸中で呟きながら襖の前の相手に素直に応えて。時々小さなくしゃみを発しちり紙で鼻をかんではまたくしゃみをくり返し。無茶をしたためにあれっきりの水で風邪でも引いてしまったかと手入れが終わって暫く、襖の外にまだ居る相手を襖越し見つめ“よしっ”と呟くと立ち上がり襖開け「…何か甘いものでも作ろうかな、五虎退くん……手伝ってくれないかい?」表情に清清しさはないが何時もの自分らしく表情緩くし目を細めながら尋ねて)
>燭台切さん
は、い…お手伝いは、全然大丈夫なんです、が…。
(先程すれ違った時の相手の様子から何だか胸がざわざわしていて、心配から無断ではあるものの襖を開けてしまおうかと手を掛けた丁度その時自分が開けるより早く内側から引かれた襖に少々驚いてしまい。手にしていた手ぬぐいを握りしめながら目を白黒させている自分の前に立つ相手の姿に少しだけ安心するもののそれでもいつも通りには見えない相手の様子に眉を下げるとまだ相手のことが気になってしまうのか歯切れの悪い言葉で答えて。緩んだ表情こそいつもの優しい相手の姿のように見えるものの、それでも内に何かを抱えているせいかどこかいつもと印象が異なり「…あ、の…ほんとに、大丈夫ですか?」なんて押しつけがましい心配を相手に向けると不安そうに瞳を揺らし。)
>五虎退くん
どうしたの? もしかして主に何か頼まれた? だったら先に優先してくれて構わないよ、間に合わなくたって一人で作業しているから。
(緩い表情を崩さずにたどたどしく返事をする相手をきょとん顔で見つめると、何だか歯切れ悪いのをハッと閃けば主から何か用を託されていると勘違いし。困ったような表情に無理矢理手伝いを強要するわけには行かないと小さく頷くと、相手の頭にポンポンと手を置いてそう述べて。「…? 大丈夫だよ、…って何処か変?」首を傾げながら返事をすると手入部屋を出、相手をまたも通り過ぎ台所へと続く廊下を歩きながら少し寒気がして思わず腕を擦り)
>燭台切さん
…変、というか…何だか、まだ無理してるみたいで、不安というか…。
(相手に抱かせてしまった誤解に即座に否定を表すようにぶんぶんと首を振ってから相手を見ると、ぼそりと呟きを漏らして。いつもの相手らしい爽やかさというか、すっきりと澄んだような雰囲気が今はなりを潜めているのがどうしても引っ掛かるようで、先に歩いて行ってしまった相手の後を慌ててついていきながらじっと観察するような視線で見つめ。「…あ。あの、さっき濡れちゃった時に取りに行った手ぬぐいなんですけど…もう、要らないです、よね…。」ふと思い出したように握りしめたままだった手ぬぐいのことを口にすると結局自分で身なりを整えてきてしまったらしい相手の背中を見つめながら少しだけ困ったように笑みを浮かべて。)
>五虎退くん
……やだなぁ無理してたら何もかも手付かずのままだよ。
(もう迷いは捨てなければ心は壊れていくままだ、そう思い込めば大丈夫と確信しているのか動いていないと気が済まない状態で。わざと上機嫌に鼻歌を吹きながら台所へ辿り着くと、くるっと後ろを向いて「ううん。必要だよ。だから其処に置いといて。…さぁって、何作ろう……何食べたい?」甘いものとは言えども幾つか浮かんでいるのだが自分が食べるよりも皆に振舞いたいと思い、相手に意見を聞こうと尋ねて)
>>五虎退
っく、はは、悪いな、これは嬉し涙だ。君にそんな顔させるつもりじゃあ無かったんだ、すまんな。
(相手の行動やら言葉やら、またその暖かさに更に涙が溢れると相手の言葉に首を緩く振り、パッした明るい笑顔で上記を返し自分は悲しくて泣いているのでは無いという意を伝えて。それからしゃがんだまま柔く優しく相手の頭を撫でてやると「…なぁ、五虎退。こうやってたまに俺も崩れてしまうんだ…俺に清光の代理はちと重い物があってなあ…。宗近も燭台切も支えくれるんだろうが、俺が色々な事で崩れるそのときは君も俺を支えてくれ。勿論俺だけじゃなくて宗近や燭台切もな。…俺も君達が崩れそうなとき支えてみせるから。」そう言って相手の細い腕を力なく掴み、相手の向かいへ肩に額を埋めるように緩く押し当て。)
>燭台切
…宗近から話を聞いた。君も俺が代理でいいと言ってくれたそうだな。そう言ってくれたからには彼が来るまで努めさせてもらう、…が知っての通り俺も弱いんだ。俺が崩れるときにはささえてくれよ…?勿論支えてもらうだけじゃなくて支えてみせるがな。…君の強がりも全部。ほら、今は俺しか見てない、さっき流さないで溜めてた分流しちまえ。
(相手のいる畑の方へゆっくりと足を進めさせれば 間の野菜のある土を避け、震える声を発せさせる相手の向かいへしゃがみこみ。指で涙を掬い取ってやれば相手を緩く抱き締めてやり。上記を真剣な声色を含んだ優しい声色で言い切れば、相手の涙腺を壊してやろうと、泣く事を我慢しないで欲しいとの気持ちで柔く相手の頭を撫でてやり「我慢だけはするなよ、我慢されると俺が君を支えてやることが出来んからな。」そう付け加え。)
>鶴丸くん
……彼、清光くんの事だよね。……彼のこの場所を守っていくか、新居で新しく生きるか…、僕は鶴丸くんにお願いしたいって思ったのは…もしかしたら彼を思い出さないようにしようと思ったからなのかも。上手く言えない…でも…此処が大事なのは皆同じ。…守るために出来ることがあればって思ってる。
……!っ、う…う。
(全部涙で吐き出せば新しい気持ちで一歩前へ歩けるかな、清々しい気持ちで生活出来るかなと何度も拭っても拭いきれない涙。「どうしたらいいんだろう、どうする事が最善なんだろう…!」相手が隠してくれているからと言う安堵感に自分の胸に手を置いてグッと握り、枯れるまで延々と嗚咽を混ぜながら苦痛に耐え漸く収まれば土の中に突っ込んでいた片方引っ張り、芋採って「芋煮でもしよっか。何処かスッキリした顔を見せながら口元緩めて)
>燭台切さん
…じゃあ、お団子食べたいです。いっぱい作って、おじいちゃんやおばあちゃんにもお裾分けしに行きたい、です。
(正直相手の様子は今も気になるもののこれ以上追及したところで答えが返ってくるとも思えなかったのか諦めた様に一瞬目を伏せ。もし相手が未だ内に闇を抱えているにしてもそれが本当に解消されたにしても一先ず今は相手に楽しい時を過ごしてもらいたいと考え、すぐに気持ちを切り替えて表情に柔らかな笑みを浮かべると手ぬぐいを台所の邪魔にならなそうな棚に置いてからリクエストを口にし、だぼっとした袖をそっとまくり上げて。)
>おばあちゃん
…勿論です。皆そうやって支え合うためにいるんですから、おばあちゃんだってもっと普段から甘えてていいんですよ?
(自分の肩に額を埋める相手は普段の頼りがいのある青年からその容姿に見合った脆く淡い印象を抱かせ、そんな相手がなにもかも抱え込んでしまわないよう祈るようにゆっくりと相手の頭と背中に腕を回し優しく抱擁し。この本丸の中で一番周りのことを考えてくれているように見える相手、だからこそ相手自身の想いを代償にしてしまっているように以前から感じており、そうして相手がいつか崩れてしまうことを危惧し甘えを出してくれたなら、そんな言葉で相手の願いに応えると慈しむ様な優しい手つきで相手の頭を撫でて。)
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