HQ!!/しゃべくり。

どうもー。
なになに？俺のことを呼んでたのって及川？（シュークリーム片手に登場し。）

俺で良ければ話し相手になってやっても良いケド。

まさかマッキーが来てくれるとはね…
もちろんだよ、来てくれてありがと！( 笑顔で手をひらひらと振り )

マッキーが来てくれるって分かってたらシュークリーム用意しておいたのに〜( シュークリームを見れば残念そうにぼやいて )

なに？俺が来て吃驚？？
岩泉でくるか影山で来るかで迷ったけど、敢えて俺にしてみたって言うね。（空いている手を挙げれば軽く挨拶し。）

ホントに？
じゃあー、連絡しとけば良かったなー。（持っていたシュークリームを机の上に置き。）

びっくりだよ、嬉しいけど。
たまにはマッキーと2人で話すのもアリだよね( くすくすと笑みをこぼしながら賛同して )

マッキーこの間誕生日だったし今度奢ってあげるよ( 案の定の反応に思わず吹き出しながらも申し出て )

え、俺と話せてうれしいんだ。
ま、偶には及川の相手で疲れてるであろう岩泉の代わりに話し相手になってやっても良いけどね。（両腕を組んで何故か哀れむような目で見ていて。）

！‥わーい、及川が奢ってくれるって言った。（奢ってくれると分かると目を見開き、真顔で喜んでいて。）

アレ、意外だった？
ひどい言い草だな！まるで俺が手のかかるやつみたいじゃん( 相変わらずの扱いを受ければ不満を口にして )

大人の仲間入りをした貴大くんに心優しい及川さんが奢ってあげますよ( 先輩面をしてみては恩着せがましく繰り返し )

うん。てっきり岩泉と２人きりで話したいのかと思ってた。（何度か瞬きをし。）
ん、及川はさ‥、手のかかる奴でしょ。（足下から頭までじーっと眺めるとぽつりと呟いて。）

‥はいはい。じゃあ、心優しい及川さんは俺のために美味しいシュークリームを用意してきて下さい。（先輩面をする相手を冷たい目で見ては、シュークリームを買ってこいとパシりにつかい。）

それも楽しいんだけどさ、岩ちゃんとはいつでも話せるじゃん？( 人差し指を立てて説明し )
…そうですかね( 自信が無くなってきたため気まずそうに目を逸らして )

もうちょっとありがたがってよ⁉︎( 雑さに耐えかね不貞腐れた表情で相手をじとりと見つめ )

まぁ、及川と岩泉は幼なじみらしいしな。（納得したのかうんうんと頷き。）
でも、手のかかる奴ほどうざっ‥可愛いって言うじゃん？（うざいと言おうとしたが堪え、代わりに可愛いと言って様子見て。）

これでも有り難がってるでしょ。（不貞腐れたのを見ては面倒くさいと内心で思い、適当に返事して。）

そうそう、マッキーや松つんともゆっくり話してみたかったしこれはこれで嬉しいかなって( 機嫌良く続けては人懐こい笑みを浮かべて )
今うざって聞こえた気がするんだけど( 眉を寄せてわざとらしいしかめっ面を作り )

ウソだー！すごく面倒くさそうな顔してるじゃん( 言葉と表情のギャップに思わずツッコミを入れて )

及川とゆっくり話せたこと無かったもんな。（笑みを浮かべてるのを見て頭に手を伸ばしクシャクシャと撫で。）
気のせいでしょ。及川って地獄耳？（言い掛けていたのに知らない振りをし。）

そんな顔してないけど？（いつものような表情を作りキョトンとし。）

だよね〜…ってマッキー！髪ぐしゃぐしゃになる！( 頭を撫でる手を掴みながらも満更でもなさそうな声で文句を言い )
地獄耳じゃないから。マッキーが遠慮がないだけだから( 誤魔化す気が更々ないと分かれば呆れたような口調でぼやいて )

えっと、今はしてないけど…さっきはしてたよ！( ポーカーフェイスを決め込まれ苦し紛れに訂正し )

えー？俺がせっかく撫でてあげたのに嫌だった？（手を捕まれるとキョトンとし空いている手を伸ばし撫でようとし。）
俺は遠慮してあげてるけどね。（ぼやく相手を見てはハァと溜め息吐き。）

そんな顔をした覚えなんてありませーん。（何故か敬語を使い感情を込めず話し。）

嫌じゃないけどさ…、じゃあ俺も撫でちゃお( 掴んでいた手を離せば相手の髪をわしゃわしゃと撫でて )
比較対象誰だよ。岩ちゃんとかナシね？( 誰と比べて遠慮していると言うのか、と溜息をつく相手に口先を尖らせ )

マッキーずるい！( 上手くとぼけられれば反論しようがなく諦めて )

うわっ。‥及川に撫でられたらハゲる。（撫でようとしたが自分の頭を撫でられたので、目を見開き失礼な事を言い。）
ん、岩泉と比べてた。（誰と比べているのかと言われるとすかさず、岩泉と比べていると答え。）

ずるくないよね。ほら、シュークリーム。（取り敢えずはシュークリームを貰っておこうと思い、手を前に出して。）

ハゲないよ!?俺に撫でられるなんて光栄だと思いなよねマッキー( 調子に乗って馬鹿げた発言をしては撫で続け )
あのね、岩ちゃんが遠慮なさすぎなだけだから( 素直に認めた相手に小さく溜息をこぼしては、言い聞かせるような言葉をかけて )

マッキーじゃないんだから常備してないの！我慢しなさい( 差し出された手を軽く叩いて )

撫でられて光栄デス。‥けど、髪がなくなっていきそう。（何故か片言で話をし、撫でられることで髪がなくなりそうだと思っていて。）
岩泉に聞いたら、アレくらいは普通って言ってたけどな。（過去に及川に接する態度に聞いたことがあるらしく、そのことを相手に伝え。）

いたっ。‥あー、俺の手が折れる。（軽く手を叩かれただけなのに、大げさに痛がっていて。）

力加減くらいできるってば( 片言でも満足したのか撫でるのをやめて手を離すも、信用されていないと分かる発言を聞けば主張して )
岩ちゃんの普通は普通じゃないんだよ( 何でもかんでも鵜呑みにされては困るため相手の中の認識を変えようとし )

折れない。マッキーはそんなヤワじゃないでしょ( きっぱりと否定しつつも申し訳程度に相手の手を摩り )

人撫でされる度に一本、また一本と‥。（ジッと相手をみると、昔話を話しているかのような口調で話していき。）
ふーん。じゃあさ、及川のやってる行動も普通じゃないって事だな。（岩泉が普通の対応をしても効果がないのだと解釈し、相手に向けて人差し指を指し。）

ううん、簡単に折れるー。あー、痛い。（否定をされるも棒読みで痛がっていて。）

抜けません！からかわないでよ( 間髪入れずに続けては拗ねた表情でそっぽを向いてしまい )
そんな事ないよ、ちょっとおちゃめなだけ( 図星を指されればぎくりと身を竦ませて自分を擁護する発言をし )

いつもスパイク決めてるくせに何言ってんのさ。はいはい、痛いの痛いの飛んでけー( 深い溜息をつきながらも繰り返し手を摩ってやり )