主 2015-01-04 20:47:50 |
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ふふ…私は果報者ですね、心優しい幼なじみがいて私に寄り添ってくれる昴という恋人がいて…幸せ過ぎて怖いぐらいです
(彼の言うとおり自分の周りにはいつだって自分の味方として寄り添ってくれる仲間がいて、そんな当たり前のことに改めて気づかされれば自分はなんて幸せ者なんだろうという実感をして、しかしだからこそ今回の一件はそんな自分たちの関係に大きな亀裂を生じさせるものとなってしまうのではないかという恐怖心は更に大きくなってきてしまい、しかしこのまま黙っていたとして何の解決にも至らないことも当然ながら理解しており、自分はどうすればいいのかと俯いたまま一人瞳を泳がせて考え込んでしまい
・・・まぁ、困ったことがあったらの話だけどな。さってと、そろそろ寝るか!明日も学校か、面倒だな
(迷っているのか瞳を泳がせる彼女の姿を見て、この際今にでも聞き出そうとしたかったがグッとそれを抑えて。これは彼女が自分から言い出さなければきっと前に進めないだろうし、自分は待つと決めたため聞き出さず話を終わりにするとソファーから立ち上がって一度伸びをしながら述べて。色々話し込んで、気が付けば結構遅い時間になっており明日は学校であるためそろそろ寝ようかと提案して)
そう、ですね…それではおやすみなさい
(結局今日は話しをする決心もつかないまま時間が過ぎていってしまい、そろそろ寝なければ次の日に響く時間帯となってしまっており、これが話しをするなら今日最後のチャンスではあったのだが、やはり勇気が出ず最終的に相手に促されるままに挨拶を交わして寝室として用意された部屋へと向かって
待つしかない・・・か。やっぱり俺じゃ無理なのかもなぁ。穂乃果、ことり、頼んだぞ
(そのまま部屋へと戻り寝るわけでもなく、ベッドに腰掛けると深く息を吐きながら自分の無力さに呆れつつ呟いて。彼女が悩みで薄々分かってきていることは、恐らく自分絡みのことで、だから勇気を出して言い出せないのだろうと思っていて。自分に言えないことだとしたら話してくれるまで待つか、それが駄目だったら後はもう強引に聞き出すか穂乃果とことりに任せるしか無く携帯電話を手に取りメール画面を開くと『海未のことを気にかけてやってくれ』と短い文章だが、穂乃果とことりにメールを送って)
…駄目ですね、気分を切り替えなくては
(翌朝、目を覚ませば二人分の朝食の用意をするべく台所へと向かい、昨日は考え事をしていたせいかなかなか寝付けず寝不足気味なのだが今日は早朝練習もあるため寝ている訳にもいかず、今のような気持ちのままでは練習に身が入らず他のメンバーに迷惑をかけるようなことになってはいけないという使命感から気持ちを切り替えていかなくてはいけないなと自身の頬をパチンと叩いては自らを叱咤して調理へととりかかり
珍しく寝付きが悪かったぜ……。俺らしくないな
(昨晩は色々と考え事をしていたせいか寝付きが悪く寝不足気味であり、ベッドから降りると欠伸をしながら制服へと着替えて。きっと下の階では彼女が既に朝食の準備を始めていることは時間的に分かっており、まだモヤモヤとしたものが心のなかに残っているが自分がそんな姿を見せてしまっては心配をかけるだけであるため、気持ちを切り替えると下のリビングへと降りて行き「おはようさんっと。相変わらず海未の料理は良い匂いがするな!」やはり予想通り調理中だった彼女の姿を視界に捉えるといつもの調子で声をかけて)
あ、おはようございます…もう少しで準備が出来ますので座って待っていてください
(相手の為に料理をし、手を動かしている間はその作業に集中することで余計なことは考えずに済むのだが、少しでも空白の時間が出来るとついつい悪い方にばかり考えが傾いてしまい、ともすれば気分が沈んでいってしまいそうになるのだが、ちょうど起きてきたのであろう相手から声がかかればビクッと一瞬だけ肩を震わせるも自然と背筋がピンと伸び、彼を振り返っては緩やかな笑みを見せればこちらもまた表向きは何時も通りの調子で振る舞えていて
りょうーかい、分かったよ。いやぁ、毎日のように海未の料理食べてるともう昔みたいな朝食には戻れないよな…うんうん
(自分まで悩んだ姿を見せて彼女を心配させるわけにいかないため、しっかり頭を切り替えてテーブルまで歩いて行くと、漂ってくる料理の良い匂いをスンスンと嗅ぎながら染み染みと呟きながら椅子に座って。そして料理をしている後ろ姿を見ながら考えるようにスッと目を細めると、再び彼女の様子の変化について考えて。様子が変わったのは昨日、本音で話し合った後からであり、そこから考えるときっと個人的な何かが彼女を悩ませているのだろう。それに加えて彼女の性格のことも考えると言い出せずに困っているのだと思うのだが、どうすれば話してくれるのかまではやはり考えても思いつかず。やはり穂乃果達に任せるのが得策だと思う反面、二人一緒に前に向かって進んでいていくと決めた以上放っておくが出来ないも事実であり、「んー……むむむ…頑張れ俺の頭」そんな風に必死に考えていたら無意識に言葉が口から出てしまい)
(/ずっとレスを返せずに申し訳ありませんでした! しかしこれからはちゃんと返していくので改めてよろしくお願いします!)
お待たせしました……何か考え事ですか?
(少しして出来上がった味噌汁と色とりどりのおかずの入った小鉢、和風オムレツとを順に相手が座って待っている目の前のテーブルの上へと並べていき、最後に炊飯器から炊きたてのご飯をお茶碗へとよそっていく最中、何やら悩みを抱えているであろうことが伺える相手の独り言が己の耳に届けば作業をする手を止め、顔をゆっくりと上げて真っ直ぐに相手の方を見据えては何か悩みでもあるのだろうかと自分の今抱えている問題などそっちのけで相手の方を気遣うような素振りを見せ、もしも悩みが自分で力になれることであるならばどんなことでもしようとそう胸に強く誓っていて
(/大丈夫ですよ、お気になさらず!此方こそまたまた宜しくお願いします)
あー…いや、どうすれば海未がプライベートでも可愛いフリフリのミニスカート履いてくれるのかなって思ってだな…。こう…足がスラっと出るような超可愛い海未専用のスカートをことりに作ってもらうか…
(無意識に言葉が出ていたため何か言葉を発した自覚はなく、急に相手が自分が悩んでいることに触れてきたため内心びっくりしたがそれを表情には出さず、どうせならと思いなんとも自分らしい馬鹿みたいなことを口にすると「アイドル衣装とか学校の制服だと普通に着てるのになぁ…。プライベートでも…こう…もっと露出の高い服装をだな…はぁ」冗談で言ったつもりなのだがなんだか本当にその方向へと考えが向かっていってしまい相手の頭から爪先までじっくり観察するように見ては残念そうに溜息をついて)
なっ…!もうっ、昴はどうしていつもそうなのですかっ…朝のこんな時間からそんな破廉恥なことばかり考えて…
(何となく相手が大きなものを抱えているような、そんな気がして果たして悩みというのはどんな重大な内容のものなのだろうと身構えていた自分がバカバカしく思えてしまうような、自身が最も苦手とする類の話しの内容が相手の口から語られればカァっと顔を真っ赤にして、相手が本心を誤魔化すためについた嘘とは気付かないままに此方をじっくり観察するような相手の目線から逃れるように右手を胸元にやり、左手で制服のスカートの裾部分をつまんで下方向へ引っ張るような格好をして猛抗議していて「…ですがその、それで昴が喜んでくれるのでしたらまた二人きりの時に…」最初こそ拒絶反応ともとれるリアクションをとっていたものの、いつもそればかりでは印象も良くないだろうし恋人として異性として、多少は悦びというものが必要なのかもしれないと不意に真剣に考えて、恥ずかしいし正直なところかなり抵抗もあるがそれでも相手と二人きりの時ならと譲歩して
(/因みに質問なんですがこの後シリアスな展開に持っていくかご都合主義で意外に簡単に解決してしまうか、どちらがいいと思いますか?)
えっ?あ、いや、なんでそんな可愛い反応をするんだ…。ま、まぁそのうち…な?今はとにかく朝飯食べようぜ!海未だって朝練あるんだろ?
(最初の方こそ相手らしいウブな反応だったが、最終的にはなぜか本当に着てくれる流れへと変わっていってしまい、自分は冗談で言ったつもりのため何故かこっちが動揺してしまい、すぐさまスカートの話を終わりにするとテーブルに並んだ朝食へと視線を向けて。相手は朝練があるだろうし、あまり無駄話をして時間を取らせるのも申し訳ないため「というわけで…いただきます!」と両手を合わせて口にすると冷めないうちに相変わらず美味しそうな和風料理を食べ始めて)
(/そうですねぇ…あまり長引かせてもアレですしご都合主義で簡単に解決してしまいますか? まだユメノトビラの話にも入っていないので…)
なんだか腑に落ちませんが…まあ、いいでしょう。いただきます
(やはり恥ずかしいという気持ちが先行してしまって、露出の高い服やスカートなどにはアイドルとして活動をする時にはある程度割り切れるようになったものの未だに強い抵抗があって。それでも相手の為ならばと思い、勇気を出して着てみようと意を決したそんな己の覚悟に反して相手のリアクションはといえばあまり嬉しそうではなくむしろ話題をさっさと切り替えようとしている様子が見受けられ、なんとなく肩すかしをくらったような心境で少々納得のいかない様子ではあったが朝練に遅刻をするわけにもいかないため此方も朝食を食べ始めて
(/わかりました、面倒なイベント発生させて本当申し訳ないです)
……よし、ごちそうさん!本当、わざわざ家に来てくれている上に朝食まで作ってくれてありがとな?片付けは俺がやるから海未は朝練に行ってくれ。ラブライブに再エントリーしてメンバーも張り切ってるんだろ?
(テーブルの上に並んだ朝食を全て綺麗に平らげると、ここから自分の仕事であり食器を持ってキッチンへと向かいながら相手に声をかけて。ラブライブに再エントリーする以上、彼女達はきっと以前よりもずっと張り切っていることだし、相手にはその練習に集中して欲しいし自分も自分に出来ることは精一杯やると決めていて。相手が一体何を抱えているかは分からないが相手には幼馴染達に加えて素晴らしい仲間達がいるのだし、きっと何とかなるだろうと思い「次のライブももちろん見に行くからな?練習頑張れよ」一度振り返って笑みを浮かべながら相手に応援の言葉を送ると今度こそキッチンに引っ込んでいき)
(/いえいえ!謝ることないですよ!やりたいことがあったらどんどんやっていってください!)
…迂闊でした、まさかこんなことになるとは…
(自分たちの活動を応援し、後押しをしてくれている相手の厚意に甘えることにして洗い物等を任せて家を出て、これから他のメンバー達に会うことを考えるとラブライブを前にして自分の失態のせいで余計なことで気を揉ませるような事態となってしまったことに申し訳なさを感じ、どうにか解決する手だてはないものかと思考を巡らせながら幼なじみとの待ち合わせ場所へと向かって歩いていき、恐らくは既に何が起こっているのかをことりから聞かされた穂乃果も待っていることだろうと考えると自然と気も引き締まって
ういーっす。――お、そうなんだよ!μ'sだろ?もう一回ラブライブの予選に登録したらしいぞ?
(いつも通り学校へと登校し、教室へと入ると友人の一人が携帯の画面を突き付け、これを見てくれと興奮気味に言われて。とりあえずその携帯の画面を見てみると、それは次に開催されるラブライブのホームページで、そこにμ'sの名前があったことを喜んでいるようで。それは自分も幼馴染達から聞かせているため当然知っているのだが、友人が嬉しそうな姿をしていることがなんだか自分のことのように嬉しく感じてしまいこちらもテンションが上ってしまい。話している際、時々『海未……大丈夫かね?』と、ずっと悩んだ様子だった彼女のことをふと思い出して)
おはようございま…
(待ち合わせ場所まで向かうと穂乃果とことりは既に先に来て待っていたようで、緊張しながらも表向きは平静を装って挨拶をしようと歩み寄っていけばそれを遮るように穂乃果が身を乗り出し『海未ちゃん!ごめんね、こんな大変なことになってるのに穂乃果何も知らなくて…』開口一番に謝罪をしてくれば小さく首を横に振って「いえ、ラブライブのかかる大事な時期にも関わらず軽率な行動をしてしまいました…今回の件は私に非がありますので…」自分のスクールアイドルという立場の重さをもう少し自覚して慎重に行動するべきだったと反省の言を述べると『そんなことないよ、女の子が恋したらいけないなんてそんな理由どこにもない』とことりの方から反論が飛び出し、それに続くようにして『そうだよ、それでことりちゃんとも話し合ったんだけど…この際開き直っちゃおうよ!スクールアイドルが恋して何が悪い!って…だってスクールアイドルと言っても部活の一環だし…恋しちゃいけないルールなんてどこにもないから』屁理屈にしか聞こえない持論を穂乃果が展開し始めてことりまでそれに乗っかるように頷いているのを見て開いた口が塞がらず
(/お待たせして申し訳ないです)
……ん? どうした……って、なんだその写真!
(適当に友人たちと話していると突然慌てた様子の女子生徒が自分の元まで駆け寄ってきて、手に持っている携帯の画面を突きつけてきて。またμ's関係のものかと思い、特に何も思わず画面を見てみるとそれは予想外のもので、『これって水谷君だよね?それに一緒に写っている子ってμ'sの園田海未ちゃんじゃない?』と驚いた表情で訪ねてきて。その生徒の言う通り携帯の画面に写っているものは間違いなく自分と彼女が並んで歩いている写真であり、話を聞くとどうやらネットに出ていたようで、そして同時に彼女が悩んでいたことがこの写真の件だと分かり。最初の方こそ驚いてどうしたものかと考えていたが「はぁ……この際だから言うけど俺はそいつと幼馴染なんだわ。他にも二人くらいいるんだけど……。幼馴染と遊びに行くくらい普通じゃないか?」と特に何でもないように言うと『あ、確かにこの間昴と海未ちゃんが一緒にいるところ見たぞ。というか実際俺話したし。その時も幼馴染だって言ってたぞ?』というこの間秋葉原のお店で偶然出くわした友人の一言で場は落ち着くと、女子生徒の方はつまらなそうに溜め息をついて何も知らなかった男子生徒達は『羨ましいぞ!』という嫉妬の声を上げて)
(/大丈夫ですよ! 気にしないでください!)
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