神主さん 2014-12-25 22:52:16 |
通報 |
ふふっ…そういえば神崎どこいったんだ…(色違いのミサンガを買って楽しそうに笑うが直ぐに正気に戻り、俺はなんでこんなことやってんだよと呆れたように今買ったミサンガを見てはぁとため息をつき。今朝出かけると言ってそれっきりの神崎がどこにいるのだろうと気になり)
あ、そういえばあいつのこと殴ってねぇや…(殴られたり蹴られたりしたことを思い出せば学校の方に向かい)
頭で考えていたことを無理やり消すとはぁとため息をついてソファにゴロンと寝転び
『なになに、何のため息?恋煩い?』とニヤニヤ尋ねながら飛びかかってくる涼生を足で止めると
「なんだよ恋煩いってアホか」
と鬱陶しげに答え
『えーー、樹冷たいー…最近フと来なくなって来たと思ったら急に冷たいし、やっぱり昨日の子となんかあるんでしょー!』とお腹にある樹の足を持ちながらブーブー文句を言い
さて…あいつは何処にいるのかな〜(学校に着くと周りを気にせずとりあえず昨日暴力を振るわれた場所に足を運び。いるかなーと思ってそ〜っと中を覗き、洋服、しかも学生服の中に和服と言った珍しいものを着ているので嫌でも目立ってしまい。教室にいないと知るとどこだろうと思って、神崎の友達らしき人物がいるクラスに行き)
バタバタと暴れている涼生を片足で止めながら携帯をいじっていると外がザワザワしており(なんだ?)と思いつつも関係ないだろうと放っていると
ガラッと教室が開く音がしたことによりみんながバッとドアの方を見
「津雲…?」ちらっとドアの方を見た神崎も津雲の姿を目に捉えなぜここに、という驚きに目を見開いた
おっ…びっくりした…あ、神崎ここにいたんだ(廊下でざわついていたのは気にしなかったが、教室に入るといろんな人に一斉に見られたことに驚いてびくっとして。聞き覚えのある声にそちらを見ると、今朝出て行ったばかりの神崎がいることに気づいてゆるく微笑んで軽く手を振り。)
えっと…昨日の男子生徒どこにいるか知っていますか?(神崎に近づいて、神崎に止められている涼生をみて話しかけてみて)
近づいてきた津雲を見てまだ驚きに固まっていたが、津雲の質問から少し危険な香りがしたのかグッと足に力を入れて涼生にアイコンタクトをし
『ぅッ…んーーと、さーどこだろう』
とニコっと笑いながらごまかし
その涼生の言葉を聞いてから足を退け起き上がると
「どうしてここにいるんだ?危ないだろ」と少しきつめに津雲に話しかけ
そうですか…(探してもいないし、自分より知っていそうな人に聞いても知らないと言われてしまいしゅんと落ち込んだ顔をして。)
やられた分はきっちり返さなきゃなと思ってね(神崎の質問にこれまで見せなかった満面の笑みを向けて、笑顔とは反対に言葉には刺がありぐっと拳を握っていて。神崎を見て思い出したように先程買ったミサンガを取り出して、周りの目も気にせず渡して)
津雲の言葉を聞くと(やべぇ…)と思いながら苦笑いを浮かべ
差し出されたミサンガを見ると津雲とミサンガを交代に見て一瞬キョトンとなったが「俺に、くれんのか?」と津雲に尋ね
まぁ、いないなら仕方ないか…(はぁとため息をついていつもの無表情に戻り)
ん、(色違いのお揃いということは黙っといて相手の言葉に何も言わず小さくこくりと頷き、プレゼントみたいになったなと照れていて)
くれると知るとニカッと嬉しそうに笑い
「ありがとな」とお礼を言うとそれを受け取り
その2人の会話や行動を見て面白くなさそうに頰を膨らませて見てた涼生が
『もーー、なにさそんなラブラブして』と2人に声をかけると
「なっ、ラブラブはしてねぇ」
と涼生を見て反論を述べ
うん(嬉しそうに笑う相手を見て自分も嬉しくなり小さく微笑み)
……(神崎の友達に言われたラブラブという言葉に頬を赤くして否定も肯定もせずに、なんでこんなことで照れてんだよと恥ずかしくなり俯いて)
涼生は2人を交代で見ると
『んもー!!何その甘い雰囲気!』と大きな声で叫び
『テリャッ』と掛け声をあげて真っ赤になった津雲を見つめている神崎に抱きついた
「うおっ!!てめ、急に飛びつくんじゃねーよ!」
急に飛びつかれた神崎は驚き目を見開きながら涼生に注意をし
(神崎ってこんな顔もするんだと涼生を注意してる神崎を見てくすっと小さく笑い。友達とはいえど抱きついてる姿を見てると胸のあたりが痛くなって、少し寂しそうにして二人のじゃれあいを見ていて)
神崎は涼生を離そうと必死で津雲の状態に気づいていなく、なお涼生を離そうと必死で
一方涼生は神崎に必死にしがみつきながらも津雲の方をちらっと伺っており、少し寂しそうにしている津雲を見ると二ヒヒと悪戯を思いついた子供のように悪そうに笑い『えいっ』と声を上げると津雲の手を思いっきり自分の方、いわば神崎の方へひっぱり
神崎の上に津雲が乗るようにし
えっ…わっ!?(完全に油断していた為涼生の悪い笑などには気づいていなく、ため息をついたところに手を引っ張られて気づいた時には神崎の上に乗っていて。初めて見る上からの光景にかぁっと真っ赤になり、降りようとするが慌てているためなかなか降りられず)
「うぉっ!?」
涼生以外の重みが急にかかりびっくりするも、それが津雲だと知ると目を開き
慌てている津雲が落ちないようにそっと支えながら、どうしてこうなっているのかわからず考えているとこちらを見てニタニタしている涼生が見え
(こいつか……)という結論に至り津雲を支えながら涼生を睨みつけ
それを見た涼生が冷や汗を流しながらサッと目をそらし
う、ぁ…ご、ごめん(自分からは乗ってないのだが自分が油断していた為こんなふうになって申し訳ないと思い真っ赤な顔して神崎の顔を見ないように目をそらして。降りようとするも神崎に支えてもらってるため降りられず、恥ずかしい反面こうしていたいと言う思いもあってきゅっと服を掴んで甘えるようにして)
2人が上に乗ったことによりソファに沈んでいた身体を腹筋を使って起き上がり、上にいる津雲だけをギュッと抱きしめると涼生を半目で足蹴りにし
自分をギュッとつかんでいる津雲を見てフッと笑って頭撫で
わっ…(起き上がると後ろに倒れそうになるも神崎に抱きしめてもらえば倒れずに済んで安心したが、涼生が蹴られたのを見て慌てて神崎の方に顔を向けて。頭を撫でられると気持ちよさそうにして、しかし涼生が蹴られてしまって申し訳なくて涼生の方を見ていて)
『むーー、痛いよ樹ーー!』
涼生が大袈裟に痛がっているのを薄目で見ながら無視をし
心配そうに涼生を見ている津雲に気づくと
「鈴、あいつなら大丈夫だから見んな…アホが移るぞ」
といいながら津雲の頭を自分の胸元に埋めるように抱きしめ、涼生を見えないようにし
トピック検索 |