匿名 2014-12-14 16:34:32 |
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海外ドラマは映画なみにつくってるみたい。
『ダウントン・アビー』やいま放送中の『戦争と平和』とか作り込みが凄い。衣装から建物まで作品世界の当時を彷彿させる雰囲気。
『ダウントン・アビー』シリーズは五作目。
ざっと見た感じ、貴族よりは使用人の方が気持ちがラクな雰囲気する。
貴族はいろいろと会社や家を守らないといけない、家督や家の名誉もある。使用人はさほどそんなしがらみはない。
シリーズごとに若干の小悪人な人物はいますけど。
貴族に生まれるとお気楽にはモノを考えられないと思う。貴族にふさわしい礼儀や知性、振る舞いなどちいさいうちから身につけなくてはいけない。
使用人は平民階級だからごくごく一般程度の常識や節度を守ればある程度、貴族の方々に気に入られもする。口が堅い人物ならなおさらかもしれない。
貴族と使用人と大まかにふたつに分けて演出しながらそこにダウントン家を取り巻く時代や陰謀などを書いてるドラマ。
シリーズをざっと見てるけど貴族をいいとは思わない。
使用人が教養を身に付けたり学校に通うことはむかしの時代ではなかなか認められない一面もある。
だけど教養が求められる時代でもあった。
使用人が勉学をすることのむずかしさもある。反面、向上心や意欲のあらわれでもある。
貴族は家庭や家を支えるためにいろいろ事業をしなくてはならない。経営が失敗したら貴族の不名誉にもなる。
ひとの上に立つのかひとに使われるのか、それだけでも人生を左右される。
使用人同士の人間関係や画策もまたこわいもの。
シリーズを通して『ダウントン・アビー』のベイツさんはしっかりした人物と思う。
一度は投獄されるものの無実になり再びダウントン家に雇われる。
海外ドラマも年輩の人物の古いやり方に反発する若者たち出てくる。時代の流れに逆らう者したがう者。
その時代の文化が見えてくる。
ダウントン・アビーは全六シリーズ。
貴族、使用人それぞれのドラマが重厚。
貴族は会社をひとつ潰しただけでも一族の名誉を汚すことになり恋愛に振り回されもする。
使用人は教養や富を求めながらも貴族の人たちに憧れや模範としながら使われ尽くす。
貴族と使用人の間に信頼関係が成り立たないと互いの信用に関わる。
どちらも“ひとりの人間”として演出され激動の時代のなかでの流動的に変わる人間関係。
貴族にもプレッシャーあるだろうし使用人にもコンプレックスある。
貴族、使用人それぞれの事情がうかがえる。
ダウントン・アビーを見てて思うのは使用人側に共感するかな。
もちろんシリーズのなかには悪い使用人もいましたが。
なかには教養を身に付けたり少しでも財を成したりあるいは貴族から心もちとはいえ財をわけてもらえたりする使用人もいるわけで。
使用人が知識や教養を身に付ける姿勢は共感する。使用人のおばさんは応援したり煙たがったりもするけど本心はちゃんと応援している。
ダウントン・アビーシリーズを見てて思うのは貴族のお屋敷も白い巨塔みたいにいろいろな思惑また古くからの伝統に縛られたり家系があるということ。
貴族は寝たり着替えの時まで使用人がいるのも気を使うと思う。お茶くらいは淹れてもらうはよしとしても着替えや寝る直前はリアルに気を使う。
使用人はこき使われはするけど自分の時間がないわけではない。
ちゃんと勉強する時間や機会は与えられる。なにより貴族みたいに出かける時に誰かがついてくることはない。
貴族は必然的に使用人がお屋敷や場合によっては外の仕事まで補佐されることもある。
結構ダウントン・アビーも凄い物語。
大人になったらできない100のことは外国の学生も学校生活に悲喜ごもごもあるのをコメディにしてた。
後番組のゲームシェイカーズはゲームを作る学生たち。
1話2話がかなり破天荒。
海外ドラマも声優人気にあやかろうとするところが目立ってきた。
『マスケティアーズ』では宮野真守さんなどが冒頭数回などで顔出し宣伝したり『大人になったらできない100のこと』は戸松遥さんが『Rの法則』で声優取材を兼ねながらこの流れは『ゲームシェイカーズ』につながっている。
だけどいま声優は競争倍率がより高いらしい。
タレントさんが声優を演じることもある。
ただ海外ドラマにおいて後々人気あったり実力ある声優が名を連ねていることもある。
ダウントン・アビーシリーズを見てると貴族よりも使用人側に感情移入かな。
貴族はいろいろ家を背負ったり恋愛や結婚で弊害があったり苦労が人並みよりある感じ。
使用人が知識や教養を身に付けようとする姿勢が好感。
シリーズごとに時代が進んでいくのもあって裕福になるところもあるけど古きよき時代が変わっていく。
時代の変遷も見える。
ダウントン・アビーシリーズは貴族と使用人それぞれにいいこと悪いことがシリーズごとにある。
貴族には貴族の苦労や悲哀があり使用人にはひがむ者や悪い者もいる。
シリーズを見てきて思うのはどちらの立場になってもつらいことは必ずありよきこともまたある。
18世紀や19世紀初頭などはまだまだ男性が家事ができない時代。
使用人の男性は美味しいお茶を淹れたりそこそこ若者のトレンドを知ってたりもする。
貴族の女性は悲恋をしてしまうと悲しいものがある。それを引きずり将来を悩んでしまう。
また貴族の一族は古い人になるほど伝統や家系を重んじる。
海外ドラマの18世紀19世紀の時代は少しずつ近代化していくなか時代の流れに追いつけ追い越せみたいな風潮がある。
近代化の波はいつの時代にもあるけどむかしの時代ほど伝統や家系は大切。
車文化でレースをダウントン・アビーは取り上げてた。
海外ドラマの19世紀などを舞台にした学校の描写や学校に通ってる人物たちの事情はさまざま。
ダウントン・アビーシリーズの使用人もそうだけど奉公に出ている十代や年端もいかない少年少女など。
知恵や知識を身につけていずれは教師になったり自分が農地を持てたりするなど希望を持つ。
年端もいかない少年少女たちは使用人として奉公しながらも親や家族を安心させたい思いもある。
今週から始まった『THIS IS US 36歳 これから』はヒューマンドラマみたいですね。
たいがいNHKの海外ドラマは原作ある作品から放送されてますけどこの作品はオリジナルでしょうか。
36歳、私もこの歳はとっくに過ぎましたね。
30代後半から味覚や身体、思想や思考が変わったなと思う。
いろいろものを見ることへの考え方が変わったのは実感。ひとつの分岐だったと思う。
海外ドラマではないけど1939年の『オズの魔法使い』のDVDを購入。
冒頭はモノクロだけどオズの国は当時としては珍しくカラー撮影されてたんですね。
当然、CGやアニメーションがない時代の作品なのに描写や演出がとても綺麗。
ドロシー役のジュディ・ガーランドが綺麗なのはもちろんだけどカカシ、ブリキ、ライオン役の役者さんなども個性豊か。
ミュージカル映画なのでミュージカル部分も楽しく作られている。
廉価版DVDで『オズの魔法使い』を見ていろいろ調べたら当時のアメリカの世相などが物語に組み込まれてるとも言われてる。
普通の童話としても楽しめますがブリキは労働者、案山子は農民、ライオンは政治家とも言われている。ライオンだけちょっと王様になるニュアンスがある。
とことん魔女はあれこれとドロシーたちを苦しめる。
一部は特殊撮影を1939年の『オズの魔法使い』は用いているみたい。なんともおもしろい作品。
廉価版で購入した『オズの魔法使い』ほんと名作。
オズの魔法使い自体の正体もドロシー同様にカンザスからきたサーカスの奇術師、ちょっと科学力を使ってオズの民を魔法使いに思わせていたという。
緑の魔女は悪役だから少々気の毒なラストでした。火に溶けてしまうのは残酷。
カカシ、ブリキ、ライオンはそれぞれ欲しいモノはすでに手に入ってるとオズの魔法使いに諭されドロシーもまた帰りたいと願うことでカンザスに帰りハッピーエンド。
随所にセットや衣装の作り込み、ドロシーを演じたジュディ・ガーランドの演技やミュージカルなど見応えが多くあった。
所々にコメディや皮肉の利いたオチもある。
海外ドラマといえば『ヴァンパイア・ダイアリーズ』これはすごい。
洋画邦画にとらわれずに名作と言っていいかもしれない。
映画の『トワイライト』に似てるかもしれませんが私はこちらの方がオススメです。現在日本でレンタル可能になっているのは第8部作までだった気がします。
主人公の女の子エレナは両親を交通事故で亡くし、まだ新しい現実に馴染めずにいました。そんな中エレナの通う高校の新学期が始まり、端正な顔立ちでミステリアスな雰囲気をまとったステファンが転入してきます。すぐに惹かれ合うエレナとステファンでしたが、彼にはとある秘密が……。
という内容ですがラブシーンばかりでなくヴァンパイア同士のアクションなど迫力もあります。
この作品が大好きです。
サンダーマンのシーズン3放送決定。
ヒーローモノのコメディ要素満載の海外ドラマ。
声優陣目当てとヒーローモノの要素で見てたけどおもしろいシリーズ。
たぶん海外の方でもやはり人気作品なのでしょうね。
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