匿名くん 2014-11-30 21:16:58 |
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いや、わかんなくてもいーだろ。
(相手が小さくため息をついたのを見て、何をそんなにため息をつくことがあるのだろうかと首をかしげる。『そっか』相手の答えをもらうと『俺が一緒にいてやろうか?』と上から目線な言い方だが自分的には結構優しくできたと思っている。)
(/すいません..。今日は寝ます。おやすみなさい。
そう、かな。
(気に病んだことをあっさりと切り捨てられれば大したことではないのだと安心し。そして相手から告げられた自分にとっては魅力的な提案にまた唐突だな、と思いしばらく目をパチパチと瞬かせて相手を凝視するが「いいの?」と嬉しい気持ちをやや押さえながら伺い。
(/了解です、自分も落ちます!!)
よくないなら言わねーよ。
(相手からいいの?と聞かれれば照れくさくなり素っ気ない返事で返してしまう。相手の様子を伺うと目があい何故か知らないが無意識に俺は微笑んでいた。自分の頬が緩んだのがわかりそれを隠すように顔をそらす)
ありがとう。
(先ほどまで少し冷たい対応だったので不安に思っていたが、微笑まれたことでこちらの気もすんなりと緩み。ぎこちなくも微笑み返しながらお礼をいい、一緒に帰ろうと誘ったことを本当に良かったと思って自分のささやかな成長に感動して。
ってか、家どこ?
(そらしたままの顔をゆっくりと戻すと何となく歩きながら帰っていたが、あまりにも道が一緒なので聞いてみた。もしかしたら相当近くなんじゃ..。いろいろな考えが頭のなかに浮かぶもおとなしく相手の返事を待つことにした。相手をうかがうように顔をのぞく首をかしげる。
あの角を右に曲がったところだよ。
(すっかり浮き立った気持ちを押さえながら、相手の質問に対してその方向を指さしながら答え。顔を覗かれれば近い距離が恥ずかしくなって少し赤くなり、緊張して鞄を握る手におのずと力が入ってしまい。
…俺もそうなんだけど。
(あまりに近いことに驚く。そして相手の顔を見ていたので顔が赤くなったことがわかり『どうしたんだよ』といじわるな笑みを浮かべながら言うが、鞄がぎゅと握られたので俺の言い方か…?と色々思い当たる点を探してみる。
え、……近いね!!
(こちらも驚いて一拍パチりと瞬きをすれば大きな声をあげて、その声に自分でもびっくりして手で口を押さえ。からかうようにどうしたのか聞かれたがどう言えばいいのかわからずに愛想笑いでごまかそうと試みて。
…だな。
(急に大きな声を出す相手に驚きはするが笑いがこみあげてきて、ついには声を出して笑いはじめた。急に笑顔を作る相手を見て『…今、誤魔化したな?』と自分も完璧な笑顔を作りあげて相手に問う。俺が笑顔なのも変だな、と自分がしたことにたいしてまた笑いがこみあげてくる。
…、へへ。
(急に笑い出す相手を不思議に思うよりも先になんとなく打ち解け始めたような気がしてこちらも照れながら笑い返し。思いの外誤魔化したことが早くバレて、図星を突いてくる相手の完璧すぎる笑顔に逆に恐怖さえ覚えて「ほんとに、何でもないから」と全力でブンブンと首を横に振って。
よく今まで気づかなかったな。
(学校登校するときとか会ってもいいはずなのに一度もあわなかったし、こんなに近かったのに気づかなかったことに違和感を感じて。相手の反応を見ると何だか可愛らしく思えて『何でもないなら顔、赤くなんねーよ』とからかいながら言う。あまり人と関わるのは好きじゃない俺だがこいつには打ち解けてるのが自分でもわかった
今年引っ越してきたから…
(会わないのは時間のサイクルの違いだろうと一人で納得ながら思い当たることを言ってみて。楽しそうな相手を見てこれ以上の抵抗は無駄だと判断し「……顔が近かったからちょっとびっくりしただけ」と言い放つとそれを言ったことがまた恥ずかしくなってきて顔を逸らし、そこでふともう家に着いてしまうことを寂しく感じて。
え、あぁ。引っ越してきたのはお前のことか。
(前に親が近所に引っ越してきた人がいると話していたので誰のことか今やっと理解できた。『ふーん…?』その言葉を聞くと意味ありげな返事をし『それだけ?』とまた意地悪な笑みを浮かべて聞く。『あ、もう家か』家が見えてきたのでポツリと上記を言う。そしてありえない発言を。『家、来るか?』自分でもその発言に驚き口をパッと押さえる。そして相手の様子をうかがう
それだけ!!ホントに何もないから!!
(何故こんなに必死になっているのだろうと自分でも意味がわからないままに、それでもこれ以上探索をされると変なことを口走ってしまいそうで手まで横に振って探索を拒み。別れるのが寂しいと思っていたところにかかった相手からの思わぬ発言を聞いて顔をまた輝かせ「行く」と即答すれば相手の家の方に向かいながら携帯を取り出し母親にその旨をメールで伝えて。
あー、わかったわかった。
(相手の様子を見てこれ以上はやめよ、そう思い上記を言う。自分でもびっくりする発言をしさすがに無理だよなと心の中で半分あきらめていると相手からの即答。顔を伺って見るとその顔は嬉しそうだったのでほっと胸を撫で下ろす。「あ、俺ひとり暮らしだけどいいか?」自分でも何故聞いたかわからないがとりあえず口走った。さっきから自分の様子がおかしい。そう思うもその理由はわからなくて。
いいよ。一人暮らしなんて羨ましいー、
(新たに知った相手のことで、この年齢で一人暮らしならしっかりしているんだろうな、と感心して同時に羨ましいなんて言っても自分がしたらまともに生活できないのが目に浮かんで。他人の家に上がるのはずいぶん久しぶりのことなので緊張と嬉しさでドキドキしながら落ち着きなく相手についていって。
そうか?まぁ親がいるより楽だけど。
(楽しそうな相手を見ればこちらまで嬉しくなった。そして、そのままスタスタと自分の家を目指してあるく。ドアの前につくと鍵をあけ『入れよ』そう手短に相手に伝えると靴を脱ぎリビングへと向かっていきとりあえず何か出そうと思い冷蔵庫をあさってみる)
お邪魔します…
(他人の家にいる自分がなんだか不思議な感じがして家の中をしばらくキョロキョロと見渡し、それが失礼な行為だと気が付けば他にどこを見ればいいのかわからずとりあえず冷蔵庫を漁る相手を見つめることに落ち着いて。その後ろ姿に何故か安心感を覚え。
(/すみません、今日は落ちます!!)
お茶でいいか?
(冷蔵庫をあさってみるも特に何もなくて。結局は普通のお茶を出す。相手が立っている様子を見れば「そこら辺座っとけ」と気遣ってはいるのだがやなり無愛想で。表には出さないが内心人を家に呼ぶのは久しぶりで内心楽しんでいる自分もいた。まさか俺から家に誘うとはな、そんなことをぼんやり考えながらお茶をつぐ。
あ、うん。ありがとう。
(頷いてそばにあったソファに座り、冷蔵庫から出したお茶をコップに注ぐ相手を再び見つめ。自然と顔に笑みが浮かんだが、一人でニヤニヤしているのは気持ち悪いと思ってなんとか抑えようとし。こんなに笑えるのは久しぶりだなとしみじみ感じ、今更思い出したのか慌てて荷物を置いて。
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