忠犬穂乃果ちゃんと飼い主絵里ちゃんのお話【GL】

うーん…何がいいかな？…そうだ！絵里ちゃん、あれ教えてよボルシチ
（作りたい料理と聞かれても普段あまり料理をしないため、パッとは思いつかず真剣な様子で考え込んで小さく唸り、それからふと、以前相手が得意だと言っていた彼女とも縁のあるロシアの郷土料理の名前を出して｢はーい…｣少し不服そうに唇をとがらせながらも渋々ながら了解して

ボルシチね？じゃあビーツの缶詰買わなきゃ（微笑みながらも得意だからかちょっと楽しみそうにしていてはビーツの缶詰以外に何か買うのかと考えていて、「よろしい…あと…本当にごめんなさい…」やっぱり気にしてしまい相手の顔をチラっと見て）

これ以上謝ったら穂乃果本当に怒っちゃうよ？本当にもう気にしてないから、ね？
（未だに自分に責任を感じているのであろう相手にこれ以上気を遣わせないようにと敢えて突き放すように言っては、再び気にしていないからと告げて緩く微笑み

おっ…怒るのは嫌ね…（ビクッとしては苦笑していて「それじゃあ料理の話をしちゃいましょうか」とあらためてうなずきメモを取りだし何を買うかと書き始めていて「ボルシチ以外にもなんか作る？」とせっかくだからと聞いてみて）

ボルシチの他かぁ、何がいいかな？…それじゃあ、サラダなんてどう？
（他に何を作ろうかと聞かれれば、少し考えた後にせっかくならば付け合わせとしてサラダを用意したらどうだろうかと提案をしてみるが、普段料理をしないためどんな種類のサラダがいいかまではわからずアバウトにサラダとだけ言うのみで

ボルシチの他かぁ、何がいいかな？…それじゃあ、サラダなんてどう？
（他に何を作ろうかと聞かれれば、少し考えた後にせっかくならば付け合わせとしてサラダを用意したらどうだろうかと提案をしてみるが、普段料理をしないためどんな種類のサラダがいいかまではわからずアバウトにサラダとだけ言うのみで

ボルシチの他かぁ、何がいいかな？…それじゃあ、サラダなんてどう？
（他に何を作ろうかと聞かれれば、少し考えた後にせっかくならば付け合わせとしてサラダを用意したらどうだろうかと提案をしてみるが、普段料理をしないためどんな種類のサラダがいいかまではわからずアバウトにサラダとだけ言うのみで

（/すみませんエラー起きて連続で送信してしまいました）

サラダかぁ…なら簡単なマセドアンサラダにすれば材料は十分かしら…（ちょっと考えていながら十分な量だったらと決めては「ではちょっと買い物に行きましょうか」と言って手を差し出して）

おおっ…よくわかんないけど美味しそうだね！
（聞き慣れない料理名に、目を白黒させてただ感嘆するばかりだったが相手が勧めるのだからさぞかし美味しいのだろうなと考えれば期待に胸を弾ませて、差し出された手を握れば軽い足取りで相手の隣を歩き

簡単に作れるからいいかなって（微笑みながらも「マセドアンってのは「さいの目」って意味なんだよ」と言っては手を捕まれて歩いていけば「あとは家についたら湿布ね」と言って）

へぇ、絵里ちゃんって物知りなんだねー
（サラダの名称について説明されれば博識な相手に素直に感心している様子でキラキラと瞳を輝かせていて｢その前に買い物だよね？やっぱり街のスーパーとかがいいかな？｣帰ってからの予定を話す相手へとその前に材料を買いに行くのではないかと問いかけつつ買い物ならどこがいいか考えていて

そうかしら？（物知りと言われてはまだ知らないこともあるかと思い言ったあとに「まぁ…スーパーだよね？」と言ってはあることを願い目指していては足のことは少し気にしていながらも気にしたら嫌われると思い聞かないことにして）

じゃあ行こうっ
（行き先が決まれば張り切ってそう宣言して、スーパーのある方向へ足を向け｢っう…｣しかしまだ完全とはいかないようで踏み出した足に痛みが走れば相手に聞こえないぐらいの声で小さく苦悶の声を漏らし、軽く足を引きずりながら歩いていて

そうしましょう（そう言っては相手が足を引きずっているのを見ては「急がなくても大丈夫だから…ゆっくり行きましょ？」と言っては心配も少しはあるが悪化させてはダンスがあまりできなくなるのではないかと考えてせめてこれぐらいはと言って）

えへへ、ありがとう絵里ちゃん
（ゆっくり行こうという相手の言葉がこちらを気遣ってのものだとわかれば微笑みを浮かべお礼を述べれば、腕にギュッとしがみつき｢こうしたら少しは楽だよ｣と屈託のない笑顔浮かべて言ってのけては相手へと身を預けるようにして歩みを進めて

どういたしまして♪（微笑みながら言った後に腕にしがみつかれては「じゃあこんな感じでしばらく歩く？」と聞いては委ねられてるのがまたちょっとうれしく、優しく撫でてあげて）

えへへ、うん！
（頭を撫でられれば嬉しそうに瞳を細めて微笑み浮かべて、相手の優しさに感謝しつつご機嫌な様子で寄りかかって歩みを進めていて｢お店はあそこでいいよね？｣しばらく歩けばスーパーが見えてきて買い物をするならあそこでいいか問い掛けて

…可愛い…（ご機嫌になった相手の笑顔を見ては内心で言ったつもりが小声で呟いてしまったあとにスーパーの事を言われて「ん～…まぁいってみましょうか」と言ってそのまま中に入って辺りを見渡していてビーツはどこにあるか探していて）

そういえばボルシチって何が必要なんだろう？普通にこういうお店に売ってるもの？
（店内へ入り、早速買い物をしようと思い立ったところで相手をくるりと振り返っては、そもそもボルシチがどんな料理で材料には何が必要なのかすらわかっておらず無難にスーパーにやってきたのだが、果たしてここだけで揃うものなのだろうかと今更気にし始めていて