新城 藍 2014-09-23 20:09:07 |
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(彼の微笑む表情は、とても絵になっていて男の人なのに凄く綺麗でいて。名前は神田響さん、というらしい。「…じゃあ、響さんですね、」と確認するように告げ。何か肌寒いと思うと、ブラウスがはだけていて。一気に羞恥が集まると頬を染めて、彼から離れると後ろを向いてボタンを止めていき。長過ぎる髪の毛を鬱陶しそうに片方に寄せると、また彼の方へ向き直り。
ん、(彼女の口から紡がれる自身の名前に満足気な様子で頷いて。今日1日で彼女との距離がとても縮まった様な気がして緩みそうになる頬引き締める様小さく深呼吸し。ふと彼女が慌てて後ろ向いたと思えば先程自分で外したボタン付け始めて。その姿に微かな笑み零しては「外したままでも良かったのに。」と此方振り返った彼女へからかう様に声掛けて。)
…変態。(ボタンを外し終えたのを彼はからかうように言ってきたので、内心照れながら上記を発し。そして彼と近い距離にいる為か、女物の香水の匂いがして。顔を顰めると彼も身体だけの関係の友達がいるのか、そう思うと自分が犯されていたのを思い出して。「私は響さんの過去には何も言えません。だけど、そういう関係だけの友達がいる人は大嫌いです。」と少しだけ相手から距離を持って。私をそういう友達に犯せと命令した女の人のことが頭を過ぎり、いつかは元彼を取ったようにこの人も私から取っていくのか、と思うと酷く狼狽えて。
藍?(短く言い返してきた彼女を微笑ましく思い僅かながら笑み零すが、ふと彼女が顔を顰めたと思うと“過去”“そういう関係の友達”と言葉並べ目に分かる程狼狽えた様子見せ。唐突な言葉に自身には覚えがないのだが、“大嫌い”とまで言われた事に対し納得いく筈もなく「悪い、そういう関係ってどういう事だ?」と問い掛けて)
>匿名さん
(うーん、参加させて頂いている自分としてはトピ説明は理解できたつもりですよー。まぁ、自分も理解力に欠けているので、もしかしたら主さんと自分の思い描いている内容が異なっているかも知れませんが…)
…私に会う前にクラブかキャバクラへ行ったんですか?それともホテルに行ったんですか?(意味がわからない、といったような彼の表情にふふ、と微笑むと上記を述べて。過去のことはどうしようもない。だけどやっぱり彼のスーツから匂う女物の香水に不快な気持ちになって。「…お風呂、入ると疲れが取れますよ。」と遠回しの言い方でお風呂に促して。自己中心的だと、自分でも思うがやはり過去と思いが交差していて上手く自分をコントロール出来ずにいて。
あぁ…キャバクラだよ、キャバクラ。付き合いでどうしても断れなくてな。(きつい香水の匂いが染み付いていたのか。彼女の言葉に深い溜め息吐き出しては、媚を売り身体を寄せてくる女の事を思い出したのか無意識に舌打ちして。匂いが付いているという事が不快に感じ、「風呂入るわ。」とリビングで上着脱ぎ捨てて。片手でワイシャツのボタン外しながらも彼女の手取ればそのまま風呂場へと歩み始めて。)
ふふ、お疲れ様ですね。(舌打ちをし、忌まわしいように述べる彼に微笑むとスーツの匂いを取るようにとんとん、と払って。そして上着を脱ぎ、風呂に入るという彼は何故か自分の手も引いて行き。「…あの、響さん?」と首を傾げて聞いてみる。この様子では彼と一緒に入ることになるようだ。自分は、お風呂に入る時に赤くなるまで肌を擦ってしまうという変な癖があり。犯した男の人達の感触や匂い、触れ合った肌などが気持ちが悪くて擦るように洗ってしまっていて。それを見つからないようにと、慌てて相手を制して。
ん?…あぁ、背中流してもらおうかと思って。(彼女と離れたくないという気持ちから、さも当然の様に風呂場へと向かっていたが彼女に声掛けられ立ち止まって。一緒に入ると捉えられているのかと、上記告げては「一緒に入るのはまだ恥ずかしいだろ?」と続け、からかう様な笑み浮かべつつ頭へ手のひら置き軽く撫でてやり)
…ん、了解です。(背中を流して欲しいという彼に、柔らかく笑みを浮かべると頷いて。自分の頭を撫でられるとそれに縋るように目を細めて、「いいえ、お風呂入りましょう。貴方にはもう震えないから、」ともう信頼しているかのような口振りで言って。実際身体を見られるとか、脱ぐとかは恥ずかしくないのだが、頭や身体を洗う時が何とも恥ずかしく思えていて。それを阻止する為に先に私が入ってそれをクリアしなければ、と「…響さん、先に入っていていいですか?」と尋ねたり
先に入っていいが…大丈夫、なのか?(彼女の思わぬ発言に少しばかり驚き、確認の様に再度問い掛けて。冗談で言ったつもりであって、内心覚悟が出来ておらず、一緒に入浴すると考えただけで微かに顔が熱持ってきたような感覚に陥り。それ隠すように繋いだままの手引き風呂場へ足早に案内しては、「とりあえず、藍が着れるもん持ってくるから。」と顔背けたまま告げて。)
大丈夫ですよ、(目尻を下げて笑って、顔を背けた彼にふふ、と。そして早足に移動したお風呂場は1人暮らしには広過ぎて豪華で、きょろきょろと物珍しそうに忙しなく目を動かせて。そして彼がまた早足で自分の服を取ってくる、と。それにきょとん、とするも早くあの作戦を実行せねばと服を順々に素早く脱いで行き、漸くお風呂場でシャワーを浴びて。暖かいお湯に目を細めるとまたいつもの癖で綺麗にしなきゃ、と思うように身体を擦って
ん、そうか。じゃあすぐ戻るから、ゆっくりしときな。(よく笑み浮かべるようになった彼女に、一時緊張を忘れ安堵した様に表情緩めて。此処の風呂場が物珍しいのか辺り見回す彼女へ声を掛けては脱衣所の扉閉めクローゼットへと足進めて。女関係のものは一切無い部屋の為、彼女には少し迷惑をかけるなと思いながらも暫く中漁っていたところ、使わなくなった黒いワイシャツ見つけて。これなら藍も着れるだろうと、ワイシャツ手に取りクローゼット後にして。)
(ふ、と息を吐くと我に返って赤くなった肌を見て。そしてすぐに全身を流すとお風呂に入り。少し熱いくらいのお湯は自分を包み込むように暖かくて。こんな大きいお風呂で何人と入るんだろう、と馬鹿なこと考えたり。すると脱衣所から音がしたのでドアの方を見ると多分彼が戻ってきたよう。自分はあまり身体に自信がない。だから見られたら恥ずかしいかも、と膨らみを隠すように顎まで浸かり。
よし、入るか…。(脱衣所に入り持ってきた服を籠へ置いては、自らも服脱いで。脱ぎながらも籠へ置いてある彼女が先程まで着ていた服が目に入り、扉の向こうには彼女が居るのだと再度認識してしまい。女性と入浴するのは初めてであり、その相手が愛しい彼女、という内心の緊張紛らわす様に一度深呼吸しては腰元へタオル巻き「藍、入るぞ?」と扉越しに声掛けて。)
ん、はい。(声掛けた彼に頷きながら小さな声量で発し。そして入ってきた彼は引き締まった身体をしていて、なんだか無性に自分が恥ずかしくなり。それを紛らわすように、長い髪の毛を上辺りで纏め直し。自分の横に浸かる彼に妙な緊張をして、あまり目が見れずにいて。この感じ、なんか嫌だと思いながらお湯を掬っては肩に掛けて。
…、(中から小さな声聞こえたのを確認し、浴室の扉開き中へ入って。湯船に浸かる彼女へ一瞬視線向けるも直ぐに逸らし、気を紛らわせる様にシャワー浴びて。髪を纏めている彼女を横目に浴槽へと浸かるが、彼女が湯を掬う音のみが響く空間に余計に緊張がます様な気がして。湯船から立ち上がり椅子へ腰下ろしては「藍、背中流してくれるか?」と彼女の方は見ないまま声掛けて。)
…はい、わかりました。(いよいよ背中を流すときがきて、返答すると湯船から立ち上がりタオルを身体に巻き付けると椅子に座った彼の後ろに膝立ちして。スポンジを手に取ってボディソープを付け、くしゅくしゅすると泡がいい感じに立ってきたので細くも筋肉質な背中を最初に撫でるように、洗っていき。「…ひとつ聞いてもいいですか?いつから、私を知っていたんですか?」と先程から気になっていたことをいきなり問い掛けて。
さんきゅ。(浴槽から立ち上がり後ろでスポンジ手に取る彼女へ礼述べながらも、背中へスポンジ当て優しく擦る彼女の手付きに心が和むのを感じて。次いだ彼女からの問い掛けに「あいつが警察へ世話なった事覚えてるか?それ片付けるために警察署行った時、かな。あの時藍を初めて見て、気付けば執着してた。」と述べつつ過去を振り返ると、自分の執着の強さを改めて感じ呆れた様に小さく苦笑漏らし。)
そんな、何年も前なのに…、(元彼が警察に世話になったのは2年くらい前の話。そのとき彼もいたんだ、と思うと同時にそんな前から執着してくれたんだ、と思うと心が歓喜に染まって。背中を擦っていた手を止めると、「…響さんが私以外にもっと絶望すればいいのに。」と呟くように述べ。先程会ったばかりなのにもう惹かれている自分がいて、苦笑漏らすとスポンジを持っていない方の手でその逞しい素肌に触れ。
ん…それからずっと、藍の事しか考えられなくなった。(過去振り返る様に言葉述べては、これまでずっと見守る事しか出来なかった彼女が自分と居る事に心満たされて。初めて女性に対しこの様な感情を持った事に我ながら不思議だと思いつつ背中の擦られる感覚に集中していて。ぽつりと彼女が呟いた言葉に僅かながら瞳揺らしては「…それはどういう意味だ?」と問い掛けて。その間に彼女に触れられる肌が熱を持ったような感覚になり。)
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