主 2014-09-20 23:17:10 |
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もう一人、余計な転入生もいるけどね
(視線を逸らせば気配を感じ)
来た……
<クスクス笑いながら何時の間に立ち込めてきた濃い霧に>
噂をすれば
副部長が来てくれたみたいだよ
じゃあ部室にいるからねー
(串をゴミ箱に捨てると先に部屋を出て行き)
<霧から出てきたのは並盛の制服を着た六道骸で、しかもエプロン姿>
クフフフ
入部希望ですか?クローム
(嬉しそうに笑みを浮かべクロームに歩み寄り)
余計な、転入生…?
(何のことか分からず再び首を傾け)
あ、ちょっと…
(出て行く白蘭を引きとめようとするが間に合わず)
!?骸様…?何で此処に…それにその格好…
(霧から出てきた骸を見て先程以上に驚き格好を見ては冷や汗を掻きゴクリと息を呑み歩み寄って来る骸に反射的に後退り)
どういうわけか、六道骸が副部長になっていてね
まぁ大人しくしているなら構わないけど…
君には害を与えないのは確かだし
(睨むように六道骸を睨めば、少し不安げにクロームを見て)
おやおや
雲雀恭弥に睨まれるのは構いませんが、クロームに嫌われるのは嬉しくありませんね
沢田綱吉は僕の標的ですから身近で機会を窺うために、堂々と部活の副部長として潜入したんですよ
並盛の制服にも興味ありましたし
クフフフフ
(クロームが後退るも尚も笑顔で歩み寄り)
骸様が副部長…
う、うん
(骸が副部長なんて信じられないという目をし相手の言葉を聞けば俯いて頷き)
嫌ってなんか…ない、です…
あ、そうだったんだ
…そうですか…
(首を振ってはなるほどと納得し骸の笑顔を見ればフイッと目を逸らしこれ以上離れようとしても無駄かと思い雲雀の後ろに隠れ)
クローム、何故雲雀恭弥の後ろに隠れるのです?
雲雀恭弥…よくも僕の可愛いクロームを…
(笑みを浮かべるも機嫌を損ねたのか、乱暴にエプロンを取ると雲雀に怒りを向け)
?
何で僕の後ろに隠れるの?
…六道骸、暴れたいなら相手になってあげるよ
(背後のクロームに話しかけると、正面に立つ六道骸から荒々しい憤怒を感じると武器を構え)
…ごめんなさい
!やめて…ください…
(俯きながら謝罪し雲雀から離れ骸が怒っているのに気付き小さな声でそう述べ)
わからない…なんとなく…?
雲雀も、やめて…
(また俯いまま言っては首を傾け疑問系で答え武器を構えた雲雀を見てはフリフリと首を振って)
僕は風紀を乱す奴が許せないだけだけど…
君がそういうなら…
(六道骸を無視するとクロームの言葉に武器を手離し)
クフフ
あまり雲雀恭弥に深入りしない方が身のためですよ、クローム
(小さく息を吐くと穏やかな口調に変えるとクロームに微笑み)
礼は要らないよ
(力無く近くのソファーに腰を下ろし)
後でどうなっても知りませんよ
クフフフフ
ところで部室へ行ってみますか?それとも…雲雀恭弥と話でもしていますか?
(エプロンをつけなおすと雲雀を一瞥してからクロームを見て)
念のため僕も部室へ行こうか
白蘭も馬鹿な真似しないように見張らないと
(クロームと視線が合うと立ち上がって)
雲雀恭弥が来るのは嬉しくありませんが
では案内しますよ
(ドアを開け振り返れば笑みを浮かべ)
風紀委員の仕事だからね
(呟けばクロームと共に六道骸の後ろを歩き部室へ向かい)
部活といっても、まだ僕と白蘭しかいませんよ
彼は毎日お菓子を食べ、僕は裁縫をして過ごす…そんな感じです
(大まかに部活の活動を話せば部室に到着し)
やぁ、遅かったね
君たちの分も未だあるよ
(チョコの滝の前に笑顔で手を降りながら、串にフルーツやマシュマロを刺せばチョコをコーティングしてパクパク食べており)
そっか…
(流石は風紀委員長だと思い頷き)
骸様が裁縫…服を作ったりしてるんですか…?
(白蘭がお菓子を食べるというのは分かっていたが骸が裁縫とは予想していなかったようでそう問い)
…私は、いい…
(白蘭を見てはまだ食べていたのかと思い自分はいらないと首を振り)
異常がないなら僕は帰るよ
(部室に平和そうな白蘭を呆れたように見ればクロームに声をかけ)
ムックンは独特のファッションセンスを黒曜の皆に馬鹿にされたから見返してやりたいらしいよ
(チョコフォンデュをおかわりしながら骸の代わりにクロームの質問に答え)
お黙りなさい
(白蘭に怪しげに微笑むと武器を片手に)
あ、待って…
(帰ると聞けば何故か止め)
それで裁縫を…
(納得はするが悲しい理由だとでも言うような表情をし)
骸様…!落ち着いてください
(まずいと思い慌ててそう言い)
何?
僕に何か用?
(足を止め振り返り、わざと素っ気ない返事をし)
フフフフ
只でさえムックンのセンスなんて、髪型はパイナポーだからね
(満面の笑みのまま大きな声で)
クフフフフフフフフ
そうですか、そんなに僕に殺られたいのですか…
(最早クロームの声も聞こえないようでリングから霧の炎が勢いよく)
あの…
1人にしないで…
(俯いては言いづらそうにするもあの2人の空気に1人では耐えられないと思い小声でそう言い)
!それは…禁句…
(白蘭の言葉にハッとし急いで止めようとするが間に合わず)
あ…骸様、ダメです!!
(こんな所で暴れられては校舎が大変な事になると思い骸の前に立ちはだかり)
……
仕方無いか
(俯く彼女と二人の喧嘩しそうな空気を見ては腕を組み近くの壁に凭れ)
クローム、退きなさい
もう我慢出来ません
(匣を取り出すと)
ムックンと遊ぶの久し振りだね
いいよ、軽い運動くらいなら
(勝つ気満々の笑みで六道骸の方を向き)
ありがとう…
(相手が居てくれるようでホッとし撫で下ろしては相手の隣に行って)
ダメです…
やめてください…!
(その場から離れようとはせず)
!ダメ、お願いだからやめて…
(相手の方をむけば必死に止めようとし)
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