黒籠bl / 黄色い笠に身を寄せて｡ / 黄笠

おー黄瀬じゃん、待たせたな(手ゆらり)
俺の背後が参加希望してぇって言ってんだけど良ければ入ってもいいか？(首傾げ)

あ､ｾﾝﾊﾟｧｰｲ!(瞳きらきら)
待ってた…っていうより待って貰ってたｯｽかね?遅れてｽﾝﾏｾﾝ…!
勿論だいじょぶ､むしろ歓迎ｯｽ!宜しくお願いしますね?(にひ/片手すっ)
あと俺の背後がｱﾘｶﾞﾄって!ｾﾝﾊﾟｲの背後さんにもお礼伝えといて下さい!(両手合わせ首こてり)

んで､早速なんｽけど､設定とか関係とかの希望があったらどｰぞ!
まぁどちみち変えてく予定ですし､単にｾﾝﾊﾟｲがやりてｰって思うの挙げてくれれば良い方ｯｽよ(ふんす)

別にそれ位気にすんなって(頭ポン)
おう、良かった。よろしくな(ホッ/手ぎゅ)どんだけお前の背後シャイなんだよ(クスッ)伝えとくわ(手ひらり)

んー…そうだな〜(眉寄せ)関係は両片思いがいいって俺の背後が言ってるんだけど大丈夫か？設定はまだ迷ってるらしいから相談して決めれたらいいなって言ってるけど何か候補とかあったりするか？(ゆらり)

でもでも､折角ｾﾝﾊﾟｲ来てくれたのに､俺…(しょぼ)
それはもう凄いｯｽよ､ちょｰｼｬｲ!!もはや女の子の前のｾﾝﾊﾟｲﾚﾍﾞﾙ!(何気失礼)

あわわ､ｾﾝﾊﾟｲ､眉間の皺濃くなってるｯｽよ!ほら笑って笑って!(頬むにむに/すんな)
なんと俺の背後得!両片思い‼︎良いｯｽねそうしましょ(ほわん)
そｯｽね､ありがちな気もするｯｽけど､吸血鬼とかそういう人外ﾊﾟﾛ?とか､ｾﾝﾊﾟｲが知ってればｵﾒｶﾞﾊﾞｰｽﾊﾟﾛとかも好きｯｽね!(楽し気)

俺も遅くなる時あるし、お互いだろ。
そんなにかよ…って俺がなんだって⁈(一瞬流される所だったが頭グリグリ)

お前みたく無駄にシャラシャラできるか(更に眉間の皺深まり)
おう、じゃあ関係は決まりだな(コクリ)
あー‼︎人外パロな、俺の背後も好きみたいだぜ。妖モノとかもいいよなっつってる(ククッ)どっちも捨てがてぇって超悩んでるけど、色々変えてくんならとりあえず吸血鬼がいいってさ。)

ｾﾝﾊﾟｲはしょうがないｯｽよ､ｾﾝﾊﾟｲｯｽから(ぐず/謎発言)
え､だから女の子前の…って痛い!痛いｯｽよ⁉︎(頭抑え､彼の手を抑える形に)

無駄ってなんｽかｰ､我ﾓﾃﾞﾙぞ､今をときめくｷｾﾘｮぞ⁉︎(ずいずい)
妖ってことは…種類によってはｾﾝﾊﾟｲのｹﾓﾐﾐ見れるんｽよね､今度機会があったらやりましょ!(手ｶﾞｼｨｯ/下心隠せ)
吸血鬼ｯｽね､りょｰかい!吸血鬼と吸血鬼か､吸血鬼と人間か…後者なら俺がｾﾝﾊﾟｲの血ちゅｰちゅｰすんのと､ｾﾝﾊﾟｲが俺の血ぺろぺろすんのどっちが良いｯｽかね?(きょとり/聞き方)
出会いとかはｱﾚ､何か行き倒れてる片方をもう片方が拾った的なのが俺は好きなんｽけど…(うず)

まぁ、お前は後輩だかんな(謎発言に乗っかり)
俺は女前にしても普通だ。ふ、つ、う‼︎(人から言われるとむかっとするものでつい強がりを/ぐぬぬ…)

あー…お前モデルだったけ、忘れてたわー(知らんぷりしては、相手の頬引っ張りククッと笑い)
俺のケモミミ姿とか誰得だよ、ケモミミはお前担当だろうが(ごつっと頭突き)まあ次妖モノでいいかもな(黄瀬のケモミミ見たいし…←)

え…俺吸われるのとか御免なんだけど。ぜってぇイテェじゃん(引き気味)背後が吸血鬼×人間は王道で結構見かけるからたまには吸血鬼×吸血鬼やってみてぇってさ。俺吸われるのは御免なんだけどな(はぁ…)ってかお前はもっとオブラートに包んだ聞き方しろ(バシッ/理不尽)
おお、なんかソレ背後がめっちゃいいってテンション上がってるわ。どっちがどっちするか決めて頂けたら嬉しいですって背後から伝言)

…こｰやってｾﾝﾊﾟｲって呼べんのは後輩の特権ｯｽよね(ぽつり)
普通?へｰ､んじゃあ今度合ｺﾝ行きます?かわいｰ子紹介しましょｰか?(反論を畳み掛けるように上記を述べくすくす)

酷い!俺ｾﾝﾊﾟｲの前では常にｵｰﾗを…いひゃ､いひゃい､ｾﾝﾊﾟｲいひゃい(大袈裟なﾘｱｸｼｮﾝを取って辞めて辞めてと軽く押し返し)
俺得に決まってるｯｽ､つかｾﾝﾊﾟｲ直ぐ暴力に走るのやめません⁉︎俺の頭すげｰ柔らかいんで‼︎
…本音ﾀﾞﾀﾞ漏れｯｽけど｡(じと)

俺もｲﾃｪの嫌ｯｽよ､ちょｰ嫌｡吸血鬼と吸血鬼なら公平だし､俺だけが吸われる側じゃねｰから嬉しいｯｽね(こくり)
痛いっ!でも事実じゃねｰｯｽか､ちゅｰちゅｰもぺろぺろも響き可愛いﾃﾞｼｮ?(首こて､きょとり)
んｰ､やっぱ俺が拾われる側の方がｾﾝﾊﾟｲもｼﾊﾞき易いと思うんでそっち希望ｯｽかね､あ､Mとかじゃないんで､ｾﾝﾊﾟｲ思ってなんで(必死/黙れM)

じゃあ俺は後輩しばけんのは先輩の特権だな(ニッ)
ゴ、ゴウコン位俺だってできるし？ぜひ紹介してほしいもんだね(後輩の前ではカッコつけたいもので、ドンドンと地雷を踏んでいき)

俺の前でシャララオーラだしてどうすんだよ(さらにほっぺムニムニ←)いや、女の前でやられんのもやだけど…(ボソッ/嫉妬)
お前の為に誰がケモミミになるかよ、躾だ躾。これも先輩の特権でやつだな(キリ)…ッ⁉︎べべべ別に黄瀬なら九尾の妖狐とか似合いそーだなーって思っただけだし(ポッ…/顔真っ赤)

いっつもしばれかれてるのと変わんなくねぇか？(じっ)吸ったり吸われたり両方出来るつって只の背後得になってる気しかしねぇが(ズーーん)
…きめぇ(冷めた視線送り)
ふーーん、沢山しばいてやっから覚悟しとけよ(にひひ)
じゃあ他に決めることなかったら絡み文お願いしていいか？)

そんな特権初めて聞きましたけど⁉︎(ﾋﾞｼｨｯ)
ﾊｲﾊｲ､えっとｾﾝﾊﾟｲは…胸大きい子が好みでしたよね?(携帯開きにこりと笑みを浮かべ確認)

いひゃ…しぇんぱ､それ嫉妬ｯｽか!嫉妬ｯｽよね⁉︎(頬弄られながらもｼﾞｨｯ)
俺､なんか犬っぽくねｰｯｽか?次々と聞いたことない特権を作り出して…もはや暴君ｯｽね…(ぐぬぬ)
ﾊﾞｶ正直なｾﾝﾊﾟｲｯｽねぇ､俺はｾﾝﾊﾟｲには猫又が似合うと思うんｽけど?(頬に手添えくすくす)

え､俺今まで何回首に噛みつかれる痛み体験してんｽかｿﾚ､絶対ｼﾊﾞかれるよりｲﾃｪって(両手ぶんぶん/必死に否定)
ほｰんと､背後の変態さにはさすがの俺も参るｯｽよ(呆れ気味)
え､何で⁉︎(がびん)
きゅ､吸血鬼ならｾﾝﾊﾟｲも後輩もないんじゃ…っ⁉︎(目ぱちくり)
あっと､道端でぶっ倒れてるﾄｺからが良いｯｽかね?それもともう出会ってて日常風景?
あとあと､時代系は現代日本で良いんｽか?(あうあう)

俺が今作ったからな(キリリッ/オイ←)
そそ、そーだけど(あわわ…/引くに引けない)

う、うっせーえ！俺だって好きな奴が女とイチャイチャしてたら嫉妬くらいすんだよ(手放しプイッ)
犬だろ、どー見ても(真顔)ふはっ、特権なんて使わねぇと意味ねぇからな(ククッ/既に暴君)
は…⁇そ、そんなのぜってぇ似合わネェし。キモいだけだろ(恥ずかしくて視線そわそわ)

そうか？(キョトン)
俺の背後も我儘な上変態でまじしばいてやろーかと何度思ったか(はぁ〜)
何か言ったか？(ジトリ)
そうだなぁ、ぶっ倒れてるところからでいいと思うぞ(コクリ)ふは、そんな慌てんなって落ち着け(頭ポン)現代日本の方がやりやすいと思うからそれがいいなって背後がお願いしてるから頼むわ)

あ､ｱﾝﾀって人は…!(涙拭うﾏﾈ/すんな)
じゃあ途中から個別ﾃﾞｰﾄになるよｰにしときますね､ｾﾝﾊﾟｲは女の子なんか余裕みたいｯｽから(ｽﾏﾎ画面のﾀｯﾌﾟを始め/辞めたげて)

もｰ!何でｾﾝﾊﾟｲは…天然なんｽか､もう…(手で顔覆い)
言っときますけど､いつまでも忠犬だと思わねｰ方が良いｯｽよ(口端吊り上げ)
…くらえ後輩の特権!甘える‼︎(腰に腕回しぎゅｰ/おま死ぬぞ)
ぜｰったい似合いますって､俺のｾﾝﾊﾟｲだし(ふふ､頬から首へ手するり)

そうに決まってんじゃねｰｯｽか…(はふ)
その言い方だと､結局ｼﾊﾞいてねｰんｽか､俺のことは何回もｼﾊﾞいてんのに‼︎しかも理由が理不尽だし‼︎
な､何でもないﾃﾞｰｽ…(ｶﾀｺﾄ)
わっかりました､んじゃ駄文だけど投下しますね(へらり)
長さは合わせなくて良いんで､ｾﾝﾊﾟｲの回しやすい長さでお願いするｯｽ!
__

全然血足んない…死ぬ…｡
(流石に翼を広げたまま街中を歩くわけにはいかない､あくまで人間を装いｴｻを探してかれこれ一週間､何も口にしていない｡そんな空腹のせいかぽつりと上記､否まぁ吸血鬼､不老不死であり死ぬことはないだろうが､それ程追い込まれているという事である｡声を掛ければ己に靡く女はそこらじゅういくらでも居るだろうが､少食とは到底言えぬような己が血を吸えば命の保証はできないし､対して美味くもない血など口にすれば吐き気を催す､そんな舌を持ってしまったからか食事の頻度は非常に少なく現時点で意識も朦朧､ふとﾋﾞﾙとﾋﾞﾙの隙間､路地裏に入り壁に背を付け座り込み､満たされない腹を抑え｢血の美味くて､吸っても死なない子…いねｰかな｣と呟いた時既に頭は地面についており倒れた事に気付き)

う… お前は俺が女とデートしても何とも思わないのかよ⁉︎(流石にもう限界だと涙目になりつつ訴えて)

天然じゃねぇし‼︎ただでさえお前モテるしどっかいっちまいそうで心配なだけだ(ツンッ)
なんだそれ(クスッ)
うわっ….お前は俺を殺す気か。せめて甘えるなら普通に抱きつけ(離せと頭チョップ)
お、俺のって…ばっかじゃねえの(満更でもなさそうに照れ)

黄瀬だからな、(キリリッ/やっぱり理不尽)
おう、絡み文サンキューな(にっ)


まっず…これじゃ腹の足しにもなんねぇな
(人間を装い生活するのは既にもう当たり前の生活と化し今日も餌となる人を探し喰らう日々。只少し牙が生えて治癒能力があったり血が必要なだけで、どうして蔑まれなければいけないのか。好きで吸血鬼に産まれてきたのではないのに、世の中と言うのは理不尽の塊ですっかり人間達のルールに収まり正体をわ隠してひっそりと生活している。自分は女が恐怖症と呼べる程に苦手な為、適当に男に声をかけ男の血を最低限吸って生活しているがこれもうマズイの何の。でもこれも生きてる為に必要な事だなら致仕方ない。吸血した後自宅に帰ろうと、不機嫌そうにいつもの暗がりの道を歩いていて。すると暗がりの道でも分かりやすい、金髪の頭をした男が横たわっている。まだ若い少年….見て見ぬ振りなど出来ず肩を揺すって「おい、お前大丈夫か？」相手の呟きまで聞き取れず吸血鬼とは知らずにとりあえず声を掛け)

うん､だってｾﾝﾊﾟｲ､ﾃﾞｰﾄしてても俺のｺﾄ考えててくれるんでしょ?上手くいかねｰなんて知ってるｯｽよ｡それに､女の子に連絡なんてしてないしね｡(意地の悪い笑みを浮かべｽﾏﾎのﾃﾞｨｽﾌﾟﾚｲ見せそこにはｹﾞｰﾑ画面が)

もう､ｾﾝﾊﾟｲ､ﾃﾞﾚ過ぎｯｽよ…俺死んじゃう…(顔覆ったまま悶え転げ)
だｰから､飼い犬に手を噛まれないようにして下さいね?(頬ぺろり)
死なせないｯｽよ､俺の命に代えてもね…って痛いっ!(あう)
俺のでしょ?違うの?(首ゆるり傾げ)

ｾﾝﾊﾟｲにとっての俺ってなんなんｽか…(ふんす)
いｰえ､どｰ致しましてｯｽ(にこり)
__

…ｱﾝﾀ､うまそｰｯｽね｡
(己のような倒れている輩に声を掛ける様なﾊﾞｶなお人好しも居たものだ､それに目をやると顔よりも前になんと綺麗な首筋｡ぼやける視界では性別やら見た目やらを確認する余裕はなく､ゆらりと上半身を起こし､目眩のする頭では彼の言葉に耳を貸すことも出来ず､というより言葉を発していることすら分かっておらずぽつりと上記｡震える手を伸ばしゆるりとそこを指先でなぞり､腕を回すとｶﾞﾌﾞﾘ歯を突き立て熱い息を吐き肉へ食い込ませ､流れ出てくる血液をじゅるじゅると音を立てながら口へ含み､その味はとても美味く今までに食したことのないもの､現在吸った量を考えればもうじき吸い尽くす頃だろうか､此奴は死ぬだろう､気の毒だとは思うのだがお人好し過ぎると痛い目に合うという典型的な例だ､全ては空腹時に己の前に現れた彼の自業自得､そう自分に言い聞かせ｡)

自惚れてんじゃねえぞ、は？お前騙しやがったな(いや、相手の言う通りなんだけどなんかムカつく/むっ)

デレてなんかねぇ…って大丈夫か？(面白いな/肩ツンツン)
…この駄犬‼︎駄犬には躾が必要だよな？(耳グイグイ)
ばーか、それはこっちの台詞だっての(デコピン)

んー俺の好きな奴？(ククッ)


は…？うまそうって…って‼︎
(綺麗な金髪に顔立ち、どうしてこんな奴がこんな小汚い小道で倒れてるんだろう。こいつの容姿なら金も生活にも困らなさそう見える。幾ら己が模索しても仕方ないのだが、今はこの場を何とかしなくては。また大丈夫かと肩を揺すってみると、聞こえた言葉は″美味そう″。聞き間違いだろうか、それとも外傷は無いから頭でも打ったか。つい吸血鬼らしい発言に呆気に取られ隙を見せた途端、腕をまわされ勢いよく首筋に噛み付かれて。何が起こったのか、鋭い痛みに突き飛ばす気力も無くなされるがまま。と言うか、吸血され初めて吸血鬼だと分かり、飢えてたのだと理解する。吸血鬼の飢えは人間のそれと違い生き地獄。己は人間では無いし死ぬ事は無い。同情かもしれないが、己にも経験がある事で「吸いたいだけ吸え」と相手の頭をポンポンと撫で)

じゃあ浮気できんの?女の子と?騙したなんて人聞き悪いｯｽよｰ､勝手に勘違いしたのはｾﾝﾊﾟｲでしょ?(手口元にやりぷｰくす)

大丈夫じゃねｰｯｽ…ｾﾝﾊﾟｲのせいで召されちゃう…(ごろんごろん/止まれ)
ぼｰりょくは良くないｯｽってば!それに犬じゃねｰし‼︎(じたばた)
…この俺よりｲｹﾒﾝとか､ありえないでしょ､ｾﾝﾊﾟｲ(額抑､にひ)

ﾔﾀﾞ可愛い､俺も好きｯｽよｰ(ほわん)
__

…え､何､で? 生きて…んの､喋れんの?
(人間ならばもう既に意識はなく息は微かのはず､それなのに言葉を発する余裕すらあるのか､その事実に血の滴る鋭い歯を抜いて目を見開き呆然の表情､驚きのあまり舌が回らず途切れ途切れになるままに疑問を投げ掛け｡やっと意識もﾊｯｷﾘしてきた所､ぼやけのなくなった視界に映る先程まで吸血していた彼はなんと男､己のような爽やかさは微塵も感じられない､勇ましい眉毛の特徴的な男の中の男とでも言うべきか､見た目からすると体育会系､つまりは己の苦手なﾀｲﾌﾟだ､その中で強いて可愛らしいと呼べる部分を挙げるとすれば大きい瞳を中心とした童顔だろうか､髪は単発だし細身という訳でもない｡男の血など生まれて初めて吸ったが､味はそこらのｷﾗｷﾗとしたｵｰﾗを発するﾓﾃﾞﾙとかいう仕事をしている女の子とは比べものにならない程､人は見掛けによらないとはよく言ったものだと一人納得し数回頷いて)

う…できねえけど…(ぐぬぬぬ…/眉下げ)

死なれちゃ困るんだけど(ゴロゴロしてるの留め額にちゅ/オイ←)
お前限定だから大丈夫だって(親指ぐっb/そーゆー問題じゃなi)いや、犬だろ(頭ポン)
うわー(横目で引き←)

あーはいはい(何でか面倒くさそうに)


んな事どうだっていいんだよ、
(男、しかも吸血鬼に吸われるのなんて初めてだ。いつも吸う側だったから、首筋に牙をたてられる感触がこんな痛かったなんて。確かに相手の言う通り人間であれば死んでいただろう。吸血鬼の己でさえ、ふらりとし首筋を抑えて壁によしかかる程。貧血ってこんな辛いのか。驚いている相手に己の正体を知られたく無いのもあり面倒臭いと尻目に適当に返事をして。「お前、あんま無茶してんじゃねぇよ。女と間違われて吸われたこっちの身にもなれ」はぁ、と溜息交じりに言うがまだ相手は本調子では無いだろう。拾ったからには最後まで責任を持たなければ。「お前行く所あんのか？」ゆるりと訪ねて)

ｯｽよねｰ､女の子の前でおっぱｰいですもんね?(からかう様にくすくす)

…え､せ､せんぱ､えっ(戸惑い額抑えかああっ/ﾋﾟｭｱ)
んなの当たり前っしょ､俺以外ｼﾊﾞくｾﾝﾊﾟｲとか認めないｯｽもん(親指立てられた手己の手中に包み込み/帰れ)
じゃあｾﾝﾊﾟｲは猫ね､ゆきにゃん(喉撫で)
なんで!褒めたんｽけど!引かれた!おこ!!(きゃんきゃん/煩)

ちょっ､好きって言い出したのｾﾝﾊﾟｲでしょｰ?相手して下さいｯｽ(不満気)
＿

…あは､ｱﾝﾀどんだけ血多いの
(適当に誤魔化した理由は彼にとってもよく分からないからだろうという何とも的外れな解釈をし､ぶはっと吹き出して楽し気にまるで子供の様なけらけらとした笑い声を上げ､途端壁に寄り掛かる姿を見ては先程の表情はどこへやら眉を下げ頭をふわりと撫で大丈夫かと問うように首をゆるり傾げ､見るだけで痛みの感じられる血の流れ出る傷口を見､そういえば人間の傷は舐めれば治るらしいなんて迷信じみたことを思い出し､刺激を与えぬよう軽く舌を伝わせ｡聞こえた溜め息に肩を跳ねらせ｢ｽﾝﾏｾﾝ…｣と謝罪の言葉､今の状況に似合わない質問を受け目を丸くしつつ｢ない､ｯｽ｣なんて答え､己もそろそろ住まいを見つけないと､毎晩屋上やらはさすがにｷﾂｲとも考えていて)

そこまで酷くねぇ、馬鹿にしすぎだ(ふんすか！)

ぷ、阿呆ずら(悪戯が成功した子供の様に笑い)
お前ドMだったけ？(至って純粋にゆるり首傾げ)
誰が猫だよ、俺はお前の飼い主だろ(オイ←)
いや、お前に言われるとなんかムカつく(理不尽再び！)

じゃあ、俺をその気にさせてみろよ？(くすっ.)

ぷっ…あはは、お前犬かよ
(随分的外れな発言に自分で吸血した量も分からないのかと、ツッコミをいれたくなる。けれどそれを追求してしまうと己の正体がバレてしまうかもしれないから、もはや都合が良くあえて何も触れずにおいて。寧ろあほで良かったなんて。それにしてしても、先程まで倒れてた人物とは思えないほどの回復ぶりだ。コロコロと表情豊かな相手はまるで生えていないのに耳と尻尾が見えその姿は犬。思わず笑みが零れてしまい、頭を撫でられる感触にビクリと肩を揺らすと傷口に染みる様な傷みがはしり。「俺は普通の人間より丈夫にできてっから大丈夫だ」男の首筋に吸血をするのも治癒するのも嫌だろうに。第一もう少ししたら自然と治癒の能力で傷は塞がるから問題ないのだ。相手を引き離し。「ふーん、じゃあお前の住む所決まるまでは面倒見てやる。」捨て犬を拾った飼主の様な気分だ。相手をほっておくとまた何処かで倒れてそうだから引き取ろうと、相手をじっと見据え)

事実でしょ､じｰじｰつ(人さし指立てにこり)

もｰ､ｾﾝﾊﾟｲ誘ってんｽか?(口元弧を描き頬に手添え首こてり)
ちげｰｯｽ､ｼﾊﾞくのもｷｽも全部俺だけにして欲しいの(心外だと口元尖らせ)
今はｹﾓﾐﾐの話っしょ?絶対猫耳似合うｯｽよ?ｾﾝﾊﾟｲ｡(頭ゆるく撫で回し)
森山ｾﾝﾊﾟｲが言ってもﾑｶつくつせに!(びしっと指差し)

その気って無茶ｯｽよ…ほんと暴君なんだから｡(呆れながらも愛おし気に額にちゅｰ)
＿

ちょ､初対面の相手に犬ってどうなんｽか⁉︎
(自分で言うのも何だが､己は吸血鬼の中でも高貴な方だ｡容姿端麗ｽﾎﾟｰﾂ万能､治癒だってそこらの吸血鬼に比べたらよほど早い｡勉強が出来ないのはまだ愛嬌だろう､目の前にいる彼のことはまだ知らないが所詮人間､己より優れているはずはない｡それなのに例えられたのはその人間よりも低級の動物､礼儀など知ったことではないがこれはさすがに失礼に値するのではないだろうか､そして何よりﾌﾟﾗｲﾄﾞに反する､眉を寄せ抗議｡そんな中理由には無理があるだろう言葉､それに加え見ず知らずの男の面倒を見るとまで来た､己にだってﾊﾞｶだが最低限の常識はある､吸血に関係するのは血液の量であり身体の丈夫さではないし､第一ﾊﾞｹﾓﾉである吸血鬼に驚かないなんておかしい､そう考えたのか｢何で俺みたいなﾊﾞｹﾓﾉに会って驚かねｰの?ｱﾝﾀ怪しい人?俺どっかの施設に連れてこうとしてる?つかそもそも人間?｣なんて質問攻め)