戦国無双4

幸村……………。(信之の心の声)

幸村人形「そんなに見つめないで♪」

稲姫「信之…。稲じゃないです！」
(半泣きで走り去る稲姫)

民『先程、何やら事件あったみたいじゃ！』

(群がる民達と武将)

兄上>

と、とりあえず兄上、此処から離れましょう。民が騒いでいます（義姉も引き止めなければならないし民を落ち着かせなければならないのだがとりあえず今は兄を起こそうと肩に手を掛け肩組む姿勢になれば歩き出し

幸村»

そ…そうだな、幸村お姫様抱っ…ん(噛んだ)

すまない、幸村…。

兄上>

ん、何か言われましたか？…いえ、兄上が謝られることなんてないですよ（噛んだであろうその言葉に耳を立て、謝罪する相手に首振り

幸村»

お姫様抱っこをしてくれと！
私は、言ったのだ！！

幸村人形「置いてかないで~!」

幸村、あの人形も忘れずに連れて来たか？？

兄上>

お、おおおお姫様抱っこですか？！兄上、どこでそのような言葉を！しかし兄上が望むなら…拾ってきます。これですよね？大切なものなのですか？（戸惑いつつも了承し、先ほどの人形を拾い見せて

幸村»

あ…い…や、知り合いから聞いたのだ！
良いのか、幸村？

ああ、その人形には秘密があるのだよ！
実は、喋りながら歩く人形なんだ！
くのいち殿から貰ったのだが
何故か、私についてくるんだよ…。

兄上>

そうだったのですか…ええ、断る理由もありませんし。…へぇ、変わった人形なのですね。なぜくのいちが兄上にこれを渡したのかが疑問だ（相手を軽々と姫抱きすればそのまま歩き出し人形眺めながら不思議に思い

幸村»

そうなんだよ、幸村。
何か、すまないな…?

幸村人形「そんなに見つめないで」

あ、因みにその幸村人形を叩くと
幸村、お前に通じるらしい！

という事で叩…っん(また噛んだ)

兄上>

いえ、これも弟の役目ですから。…え、そうなんですか？というか今叩こうとしました？叩くのは止めてください（微笑み頷いて、人形が喋ったことに目反らすと今度ばかりは聞き逃さないと人形を兄から離して

幸村»

さすが、私の弟だ！(自信げに輝く兄)

いや、撫でようとしたのだ！！

幸村人形「幸村愛してる~よ♪」
(変なの教えると喋ってしまう)

あ～、待て幸村！

兄上>

それは本当なのですか？…兄上？これはなぜ、こんなことを喋るのでしょうか？（撫でようとしていたと発言する兄が信じられず問いかけて、人形から聞こえた言葉にキョトンとした表情で問いかけて

幸村»

あ…い…や…そ…の、人形が勝手に！

幸村人形「信之酷い！しくしく泣」

わ…私が、そのような事はしないよ♪
幸村、こんな兄を許してくれ！
【走った瞬間信之は
幸村人形に足を捕まれ転がる】

あーーーーーーーーーー！！！！

ずてーん！！

幸村、信之

2人とも真田兄弟の強さ俺に見せてくれないか
(かなりの剛毅で強大なオーラを放ち真田兄弟の前に現れて話し

前田殿»

見てないで、助けてくれないか？
さっきから、この幸村人形が！
私の、足から離れないのです！！

ん…………?ここは…!?

このままの姿勢で寝てたのか？

とりあえず、この幸村人形を…。
(弟:幸村の顔に付ける)

よし、これで大丈夫だ！

幸村、私を置いて何処に行ったのか？
もしや、怒ってそのまま帰って来ない
弟を幸せに出来なかったのか私は！

幸村呼びつけ大作戦~♪(ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ//)

一、酒とこねつけ餅セット！

二、信之ぬいぐるみセット！

三、ひたすら名前呼ぶ！！

よし、これで完璧だ！

幸村幸村…ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ。

兄上>

兄上、来られず申し訳ございません！今日は居られると思いますので！ところで何をなさっているのですか？

幸村！»

ゆ…幸むら…んーzzzん ！？
私の自慢の幸村ではないか！
いやこの方法でお前を釣ろうと！
心配し過ぎて変な罠までしかけたぞ