カノ 2014-08-01 15:43:50 |
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本当の事を言った迄だろ?(表情は変えずわざとらしく首を傾げて。「おーよ。美味しくなったら作り直しだからな。」と、今まで何も食べなくても生きていけていたのにこの世界に来てからはすぐに腹が減ってしまう体に慣れたのか、腹減ったと小さく呟いて。)
クロハ
ひっどい。……わざと不味いご飯作るよ、もう。(折角許してやろうと思ったのに……なんて思いつつ、まぁいいかと準備に取り掛かる。今日は和食で攻めるか……と、カレイの煮付け、ほうれん草のお浸し、きんぴらごぼうにハマグリのお吸い物と手際よく作っていき←)
ふは…(そう言って不味い飯は作らないんだろ?なんては言わずソファに横になり少し眠ろうと目を瞑った瞬間、猫が構えと言わんばかりに腹の上に乗り掛かり不機嫌そうに起き上がれば抱き抱え「うっせーな。蛇の餌食にするぞ。」と鼻先伝いたり。←)
……なんか鼻であしらわれた気が。(キッチンの中でポツリと呟けば完成した料理を皿に盛り付けていき。さて、あとはきんぴらと魚が煮えるの待つだけか……なんて考えていれば聞こえた一言に「蛇って猫も食べるの?」とキッチンから顔を覗かせて問い)
(猫に構いながら相手の顔がのぞき込んでるのに気付き目を向け「食べねぇよ、流石に。まぁ毒で殺すことはできるけど。」とらさらっと述べ猫を見れば少し怯えたように震えている様子。思わず笑って猫の頭を撫で「大人しくしてれば食べねぇよ。」と。)
え、食べないの?(首を僅か傾げれば"そういえば蛇って丸呑みだっけ"なんて思い、さすがに相手でも猫の丸呑みじゃ喉につかえるだろうと見当外れな解釈をして。「僕も大人しくしてたら食べない?」なんて相手に近付きつつ問えば、その真意なんて物はただの好奇心でしかないのだが……どうしても聞きたいと相手の目を真っ直ぐに覗き込み)
…………(相手の問い掛けに猫から手を離し相手の腕を掴み自分へと引き寄せ唇が触れそうな距離まで近付ければ「食べられたい、の間違いじゃなくてか?」と悪戯な笑みを浮かべて。ここまですれば相手も多少なりとも静かになるだろうと思いながらじっと見つめていて。)
……ッ、!!?(相手の手放した猫に気を取られ視線を外してしまえば、まさに隙をつかれたとはこの事だろうか。腕を掴まれた感覚に視線を戻せば、近付いた相手の顔。脳が状況を把握するまでの僅かな時間キョトンと目を丸くしていたが……把握。それと同時に真っ赤になってしまえば「わ、……ぁ、な、べっ……鍋忘れっ……!」と良くわからない言葉を述べながら後退って←ぇ)
………は?鍋?(相手の言葉に目を丸くするものの、後退る様子に笑みを深めれば再び腕を引っ張り相手の耳元に顔を持っていけば「顔、真っ赤だぜ?」と囁いた後耳を甘噛みすれば満足気に手を離して、「これで懲りただろ。次から気をつけろ。」と。)
……っ、誰のせいだと……っ!!(せっかく逃げたのに再度腕を引かれてしまえば、囁かれた言葉に一度睨み付けてやろうと声を発したのも束の間……耳朶を噛まれた感覚にビクリと身体を揺らせばワナワナと震えて。次いだ言葉に一瞬表情をしかめれば「……へぇ?」と軽く言葉を上げて相手を見つめる。ここまでされて、僕が黙っているとでも?離れていく相手の腕を掴んで逆に引き寄せれば、相手の唇ではなく首筋に己の唇を押し当てて強く吸い付く。「……仕返し。」なんて軽く耳元で囁き返してやれば、本当に放置しっぱなしの魚ときんぴらの鍋を覗きに行こうと相手から離れて←)
だってお前が食べて欲しいって言うからよ(自分は悪くないとでも言いたげに手をヒラヒラさせからかうように笑っていれば逆に腕を引かれ、突然のことに抵抗することもできずに首筋にチクリとした痛みが走れば微かに肩を跳ねさせ。「…ってめ、何しやがる!」ほんのり赤くなった顔を見られまいと慌てて離れるものの、首筋に手を当てしてやられたと唇尖らせて。←)
……ふ、仕返しだって言ったでしょ。(鍋の火を止めて盛り付けをしていれば、リビングから聞こえた相手の声に勝ち誇ったような表情で笑って返せば「ほら、ご飯出来たよ。運ぶの手伝って。」とキッチンから相手に手招きして)
…絶対手伝わねぇ(唇尖らせたままソファに腰を下ろし腕を組んで。全く、どんな負けず嫌いかよ。自分じゃなくてコノハとやってろよ。悶々と考えながらもその場から離れようとはせずそこに居座るのはきっとこの家以外行き着くところがないだけで…。「おい、早く飯。」←)
……もう、お父さんじゃないんだから。(どこぞの亭主関白よろしく、どっかり座ったまま一言命令口調を飛ばした相手に苦笑しながら「クロハってさ、朝にリビングで新聞読みながらコーヒー飲んでそう。」なんて良くあるお父さん像を述べつつ食事を運び。ついでにお茶を淹れて相手の席と自分の席に置けば「さ、食べよ?」と)
世の中の動きなんて興味ねぇよ。でもまぁ、コーヒーは嫌いじゃない(相手の言葉に素直に返すものの、それが何を意味しているのか分からずきょとん、として。「…うまいものなら食べてやる。」ちゃんと両手を合わせて呟き横目で見つめ。)
じゃあ本とかなら読むの?(相手の言葉に新聞に興味がない分でも小説や雑誌なら読むのだろうかと疑問を問い返して。きょとん、としている表情にクスッと笑み浮かべれば可愛いなんて思ってしまったり。「全部自信作だから多分大丈夫だと思うよ?召し上がれ」と促して、自分も手を合わせていただきますと述べればハマグリのお吸い物を一口啜り)
そんなのにも興味ねぇな。テレビとかは好きだけどな(ソファにどっしりと寄り掛かりテレビへと視線を向けながら笑みを浮かべて。「…なら食ってやる。」つられるように吸い物から手を付け黙々と食べ始め暫くの沈黙の後に一言、普通、と小さく呟いて。)
テレビ見るなら炬燵にミカンが必須アイテムだね。……そろそろ出すかなぁ、炬燵。(テレビは好き、なんて相手の言葉に小さく頷けば笑って返して。……炬燵、出したらクロハも出れなくなるのだろうか。そんなことを考えながら食事を進めていれば呟かれた一言に勝手に肯定と受け取り、「ありがと。お代わりあるからたくさん食べてね。」なんて笑って述べ←)
炬燵…?よく分かんねぇけどそれ、必要なものか?(聞き慣れない単語に首を傾げつつ、相手の用意した夕食を口にし「お前、料理とかする奴なんだな。意外。」とだけ呟き手を合わせればご馳走様、と。元々何も食べなくても生きていこうと思えば生きていけるだろう体質に甘えて料理を残してしまえば「後はお前が食べろ。」と。)
必要……かは分かんないけど、あれば暖かいしミカン美味しいし。(冬といえば炬燵。炬燵といえばミカンと何となく思っていたせいか、必要かと問われた言葉に一瞬キョトンとするものの曖昧な返しをしてしまい。意外という相手に笑ってしまえば「元々面倒くさいからってやらなかったからね。全部キドとかセトに任せてたし」なんて懐かしそうに返して、今は皆忙しくていないからね。と。しかし早々に食事を切り上げてしまった相手に「え。今日全然食べてないじゃん。何処か具合でも悪い?それとも口に合わなかった?」と心配そうな不安そうな、何とも形容し難い表情向けて)
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