匿名のラブライバー 2014-07-10 12:16:46 |
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はぁ…今のままじゃ駄目、かぁ…(本番も近づいた自分たちの目標でもあるラブライブ本戦へ向けて一生懸命練習を続けてきたつもりだったのだが、メンバーには未だに迷いがあると指摘されてしまい、頭を冷やすべく練習も早めに切り上げて溜め息混じりに帰路を歩いていて。その原因は冬の始め以来ずっと会えていない彼に対する想いを引きずっていることだろうなと思い至れば「考えちゃいけないってわかってるのに…」考えまいとすればするほど大きく膨らむ相手への想いを切なげに呟き、自身の夢の為に頑張ると決めたというのになんという体たらくだろうと苦笑を浮かべ
(/了解しました。とりあえず新しい絡みを投下させていただきました)
……だーれだ(あれから時が経ち自分と穂乃果の事については全く触れられることなくそこそこ名が知られるようになった反面、忙しくなってきたのだがそれでも彼女のことを忘れたことなど一時もなく過ごしてきて、今日も何とか味方につけたメンバーとどうするか話して来た帰り道を歩いている。すると目の前に別れてから偶然か姿を見なくなってしまった穂乃果の姿が見えキョロキョロと辺りを見渡して誰もいないことを確認すると彼女の両目を覆うという悪戯をし始め)
(/では絡みます! と同時に本体もドロンしますね)
うわっ!?…え、えっと、ユウくん…?(急に視界が遮られ、続けて聞こえてきた声に驚き混乱をしていて、しかし自分にこんな悪戯を仕掛けてくる異性など他には知らず、唯一心当たりのある名前を口にしながらも、今ここに彼が居ることが信じられないとでもいいたげな様子で自信なさげにしていて
せーかい。久しぶりだね穂乃果(久しぶりに会うせいか、自分の名前を言うのにどこか確信をついていない様子の相手に内心苦笑いを浮かべるも、今は久しぶりに会う彼女に嬉しさを隠しきれずに笑顔を共に幸せオーラを全開にさせながら彼女の両目から手を離し)
っ…えへへ、久しぶりだね!(手を離されて視界が開ければ声の主を振り返って、そこに立つ懐かしくも片時も忘れたことのない姿を見つけ、ハッとした表情を浮かべたかと思えば相手に勢い良く抱きついて表情を隠すように顔を埋めながら口調は明るいままで述べ
っとと。ごめんね。本当は少しだけでも会いに行きたかったんだけど、忙しくなっちゃって(勢いよく抱きつかれたため、一瞬よろめくもきちんと彼女を受け止めるように抱きしめると距離を置くとはいえ会いに行く事ぐらい少しでもできたのかもしれないのだが、それを許されないかのように日々忙しくなって会いに行けなかった事への謝罪をし)
動画で見たよ、ユウくんたちの頑張る姿。最近すっごく人気あるみたいだね!(彼の忙しいという言葉を聞き、最近はかなり名の知られるアイドルとなった相手の活躍を自身もキチンとチェックしていたため、忙しいというのもわかっていると理解した上で埋めていた顔を上げて満面の笑顔を浮かべ、相手が着実に夢に近づいていることを心から祝福していて
そういう穂乃果も頑張っているみたいじゃない。直接見れはしなかったけどメンバーからμ’sの名前を聞くようになったし……えーと、確か前に少しだけ穂乃果が映ってる動画っぽいのを見てたんだよね(もちろん頑張っているのは自分だけでなく彼女も頑張っていることは知っているのだが、何分忙しかったためにライブも見に行けずにいたのだが、現役の人から名前だけでも聞いたことと僅かだったためどんなものかは忘れたが動画を見たと言いだしては彼女の満面の笑顔を見て満足げにしており)
うん!穂乃果たちね、いよいよ来週夢の舞台に立てることになったんだよ。スクールアイドルの頂点を決めるラブライブにっ…(これまでの頑張りを認められ、誇らしげな様子で自分が目指してきた夢の舞台に立てることを語りながらも、喜ばしいことであるはずなのに後半はどこか元気のない様子で言葉を詰まらせて「…えへへ、変だな…すごく嬉しいことの筈なのに…」代償として失った相手との時間のかけがえのなさを想い瞳からツーッと一筋の涙が零れてしまい、それを指で素早く拭いながらも互いの夢の為にと無理やり笑顔を作り、寂しさに押しつぶされそうな気持ちを抑えて努めて明るく振る舞おうとして
……穂乃果。悩みがあるなら聞くよ?(夢の舞台に立てるというのに涙を流す彼女に疑問が浮かび上がる。感激の涙にしては彼女の表情はどこか悲しげだし何よりも彼女の言葉である。今まで一緒にいれなかった自分ではあるが、彼女の役に立てるのならばと彼女を優しく抱きしめては首をかしげて尋ね)
…嬉しいのは本当なんだよ?…でもそのことをユウくんのそばに居て一緒に喜び合いたかったなって…(実際自身の夢に近づき、充実した日々を過ごしているのは確かなのだが、もっと言うなら相手との時間を引き換えにはしたくなかったという想いを語り「なんて…わがままだよね。ユウくんも穂乃果も大事な時期だし一緒に居たいなんて…」二人同じ時間を過ごしたいという本音を口にして背中へと回した手にギュッと力を込めるが、それは許されないことだからと諦めたような口調で述べて苦笑をして
穂乃果がいいのなら僕は構わない……だって、僕も穂乃果に会えなくてさびしかったからね(むしろこれから大切な舞台に立つ彼女にこそ気を使わなければならなかったのだが、それでもしばらく彼女とこうして触れ合えないことへの寂しさは本物であり少しだけ彼女に向けて顔を近づけては自分も寂しかったという思いを伝え)
ユウくん…、そんなこと言われたら穂乃果だって一緒に居ることを選びたくなっちゃうよ…?(自身の本音を受け入れるような相手の優しい言葉に、我慢をしている想いが揺らいでしまいそうになっていて、相手をジッと見つめて小さく呟き
今言ったけど、穂乃果が望むならね。穂乃果は特に大事な舞台があるんだからそれが終わるまで我慢するという選択肢もあるよ(一緒にいることはできるが、このような大事な時期に自分と彼女が密会をしていたことがバレると彼女達に迷惑がかかってしまうため強制はしたくなく彼女の気持ち次第だと申し訳ないが彼女に選択権を委ね)
本当はユウくんとのことをもう少しだけ我慢するべきなんだと思う…でも、やっぱりどちらかなんて選びたくないよ…きっと今のままだったら穂乃果は自分の納得のいくライブもきっと出来ないもん…(本来ならば、この大切な時期に怪しい噂がたつような行動は慎むべきで、相手の言うことも最もなのだが、最善の道をキチンとわかった上でそれでも久しぶりに再会した相手が自分にとってどれだけ大切で心の支えとなっていたのかを再認識すれば損得勘定ではなく、ただ相手と共にあることを選び「ごめんね、穂乃果は不器用だから好きなものを一つでも諦めて平気な顔なんてやっぱり出来ないんだ」と、己の弱さを認める発言をしつつ苦笑を浮かべ
えっと……じゃあ僕に何かできることはある? できる限りなら何でもするからさ!(彼女が今悩んでいる原因は恐らくそれなのだろうと判断をすれば、自分でもできる応援やその悩みを解決できるための方法を一緒に考えたりあるいは実行をすると言ったできる事は何かないか考えつつ、彼女には両手を握って笑顔を浮かべ何とか安心させようとし)
じゃあ、ユウくんには穂乃果の仲間と会って欲しい…そして穂乃果もユウくんの仲間たちに会って話したい、私たちのことを認めてくださいって(自身の望みはお互いの仲間から自分たちの関係について改めて知ってもらった上でそれを認められ、気兼ねなく一緒に居られる関係になれることで、難しいこととわかっていても認められないまま密会を続けることはもうしたくはなくて
……できるだけ早めにした方がいいよね。時間がないし……(ただ自分の仲間たちならともかく彼女らの仲間たちは時間がないために話し合いの余地があるだろうかと不安になってしまい、いつもとは違って不安げな顔を浮かべてしまい)
そうだね。…って、言ってもμ'sの皆は私たちの関係を殆ど認めてくれているんだ(あの別れから落ち込む己の為にメンバーは随分と気を遣ってくれていて、彼女たちにとっても大事な舞台だというのにそれでも話し合いの末に此方の想いを尊重してくれたことを話し「それでね、もしも本当にそのつもりならユウくんがどんな人か見たいからって、連れてくるように言われたんだ」不安そうな相手へとμ's全体の総意を相手へと告げ
うわー。すっごいプレシャーだな……でも頑張らないとね(認めてはくれているのは嬉しい事なのだが、どんな人か見たいと言われてしまうとどうしたらいいのか分からないため顔をしかめる。しかし自分と彼女のためにもきちんとメンバーとは向き合わなければならないためすぐに覚悟を決めたのか表情が緩んできて)
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