誰にも渡さない…[非募集]

(/軽く混乱がw了解です。すみません^^:)

誠ー!!ね、ねーてば…。待ってよー…っとわぁ!?

(入学式当日、式も無事に終わると幼馴染みの相手と教室に移動しようと、名前を呼びながら駆け寄り、さほど段もないのに見事に躓き、よろけながら相手の後ろから背中に鼻をぶつけて)

(/こんな感じで…すいません、下手くそで…)

ｰｰｰｰっと!?
(/後ろから聞き慣れた幼馴染みの声が己を呼ぶのに振り向こうとした途端相手が背中にぶつかり驚き。相手をなんとか支えては『お前なぁ……」と顔を引きつらせながらため息をつき。

(/いえいえ！すごく分かりやすくです！俺の方が下手なんでご安心を!)

ん…？あー、大丈夫、大丈夫。
(相手が振り向き様に支えてくれた為、怪我は免れ、軽く鼻を赤くしながらもヘラ～と笑い相手の呆れた様子にも気付いていないのかｷﾞｭっと抱き付いて見上げ)

(/良かった…。下手だなんて…分かりやすいし、好みのロルですよ!!ではこれからよろしくお願いします。)

どさくさに紛れて抱き付くな…暑苦しい……歩きづれぇ…。
(鼻を赤くしながらﾍﾗｯと笑う相手にある意味無敵だなと納得し。ｷﾞｭｯと抱き付く相手に少し驚くも慣れている為冷たい言い方をしながら周りからの視線、特に相手を見る男子からの視線にｲﾗｯとなり。

(/嬉しい限りです><此方こそよろしくお願いします！では本体はﾄﾞﾛﾝします。)

いいじゃん…。唯と誠の仲でしょ～
(と冷たくあしらう相手に慣れているため、周りから明らかに勘違いされるであろう言い方をｻﾗﾘと言い｢だって…唯は誠、大好きだもん｣といつものように無邪気な笑みを向けながらとりあえず離れて)

(/では、此方も下がります!!)

良くねぇよ。てか俺とお前の仲ってただの幼馴染みだからな？ただの！
(無表情で言えば周りに勘違いされるような言い方をする相手に額に手を当てﾊｧｰと重いため息をつけばただの幼馴染みだと断言し。『そういうのは本当に好きになった奴にだけ言えバカ……。俺にだからともかく他の奴に言ったら冗談でも真に受けるからな。」無邪気に大好きと言う相手にいつもﾄﾞｷｯとしてしまうがそれを隠すように真顔で言い。

(/すみません><名前間違えました！)

幼馴染み…。んーまぁ、そうとも言うか…。
(無表情で冷たくあしらう相手にうんうんと頷きながらも、軽くショックだったのか表情を一瞬曇らせ｢んー、好きなんだから…仕方ないじゃん。それに、大好きって誠にしか言わないよー。｣此方も真顔で言い、”likeの好き”はたまに言うけど…なんて考えながら一人で歩き始め

（あ、happinessの…大丈夫ですよ!!。気になさらず）

……。
(相手が一瞬表情を曇らせたような気がすれば流石に冷た過ぎたか……なんて思い無言で頭をﾎﾟﾝﾎﾟﾝと撫で。『……それは幼馴染みとしてだろ？……俺にだけ？なら他の奴に言ったら許さねぇかんな……」相手が言ってるのは幼馴染みとしてだろうと思っていると己にしか言わないと言う相手に口角を少し上げればﾌｯと笑い。

(/はーい)

……うん。
（撫で受けながら歩き、相手から“他の奴に言ったら…”と言う言葉に小さく頷き「まぁ…誠は幼馴染みとして…って思ってるかもしれないけど…唯は違うんだけどねー。｣小さく溜め息を吐くもいつも流されてばかりの為気にせず歩き、此方に向けて手を振る誰だかわからない何人かの男子生徒や先輩方に笑顔で手を振り返して）

……言っとくが俺も唯の事嫌いではねぇからな……。
(いつも冷たい言いぐさの為相手を傷つけてるように感じたのか少し目線を相手から反らしながら言い。『……っ」相手が一人で歩き始めるのにそれを駆け足で追い掛けていると相手の呟く言葉に思わず顔を赤く染め相手に近寄るのを戸惑うも笑顔で男子生徒に手を振る相手に嫉妬心が湧き後ろから抱きついては『仕返し」と呟きﾆｶｯと笑い。

ん？そか…ならいつかは、唯を好きになるかもしれないよね？
（相手の言葉に少し安心したのか笑みを浮かべながら言うと、小さな呟きと共に後ろから抱き付いて来た相手を見上げ「何の仕返しかわからないけど…」と述べるも嬉しくて目を細め腕の中で反転し抱き返して）

かも…な……。
(安心するように笑みを浮かべる相手に本気で己が好きなのだろうかと若干信じ始めていて。『何の仕返しだろうな。」己も何の仕返しだかなと思い、仕返しを理由に抱き付きたかったのが本心か……？と自問自答していて。目を細め反転し抱き返す相手に顔が赤いの事がバレるのを恐れ目線を反らしながら『顔見んな……はずい…」とだけいい。

そか…。よし、じゃあ…唯は今までと変わらずずっと誠を好きでいるねー。
（相手の言葉がよほど嬉しかったのか、抱き返えす腕を再びｷﾞｭーっとし上記を述べると「でも…嬉しいし、何でもいいよ!!」と幸せそうに、未だ見上げたまま笑みを向け「いいじゃん…誠が抱き締めてくれるなんて…もうないチャンスかもしれないしねー」とここぞとばかりに堪能し）

ずっと好きにさせといてやるよ……。
(さっきよりｷﾞｭｯと抱き締める相手にﾌｯと軽く笑えば上から目線になりつつも内心可愛い…と思っていて。幸せそうに笑みを浮かべる相手につられるように笑みを浮かべていて。『……うざいってぐらい毎日抱き締めてやっても良いが？独占される覚悟があんだったらな」ここぞとばかりに堪能し顔を見詰める相手になんなら……と思い意地悪な笑みを浮かべながら言い。

唯が好きなだけだし…誠が迷惑とか、彼女出来た…とかなら。ちゃんと…言ってね。好きな人に…嫌われるのとか、ヤだし…。
（前々から…相手は自身に興味なさげなのは薄々気付いていたが…気付いていない振りをするのも、たまにつらかったりもしたのか…正直に思っている事を伝えると「んー、嬉しいけど…そんなに気遣わなくていいし…いつも、デコピンとかして…ウザいとか言う癖に…」と相手の言葉はまたいつもの自身をからかうものだろうと思ったのか、腕を離すと再び振り返り歩きだし“あ、でも…嘘でもドキッてしたぁー”と付け足して）

勘違いすんな。俺は迷惑とかも思わねぇし彼女も作る気ねぇから。唯以外の女に関わるとかまじダルいだけだしな……。
(相手の正直な気持ちに照れ隠しが裏目に出てしまったなと後悔していれば己も本音を相手に言い。『気遣うほどいい性格はしてねぇぞ……俺は。それは……ただ単に照れ隠し……つぅかなんつぅか……。」気遣わなくて良いと言う相手に眉間にシワを寄せれば気遣った事一度もねぇけどと言いたそうな顔をして。デコピンの事等を言われれば頬を少し指先で掻きこの際だからと本心を相手に告げ。『嘘……でもね…」ｸｽｯと笑えば相手が幸せなら別に良いかと考え。

誠は何だかんだ言って…優しいねー
（相手の言葉に笑みを浮かべ…相手の真意など未だ、鈍感な自身にわかるはずもなく歩き、教室の前に来たところで振り返り「てか…何、ブツブツ言ってんの…？大丈夫だって。唯、気にしてないから…」と相手を見上げると「誠は誠でいいよ!!」と天然、鈍感…見事に炸裂し相手の言葉も自身を傷付けない為のものだろうと思いヘラ～と笑い）