── Dependence ── (bl/教師×生徒)

え、食べる！帰りに買って来てくれたんだ…。ありがと、先生。(テーブルに置かれたケーキとシャンパンを見ては嬉しげに笑顔を浮かべるとコクコク、と何度も頷き。仕事帰りに自分の為に用意してくれた事が本当に嬉しくいては顔を上げ、顔を寄せては唇へと口付け)

真っ直ぐ帰るとは言ったが、去年は当日祝えなかったしな。(口づけを受け微笑むと此方からも返し。グラスや取り皿等準備をしケーキに蝋燭を立て火をつけると、相手を席に座らせ自分も着席し、目の前の相手に笑みかけながらシャンパンを注いだグラスを軽く掲げて)──…改めて誕生日おめでとう、誠。これからも宜しくな。

それは俺がその日になるまで教えてなかったからだし、そんな気にしなくていいのに…。(去年は当日になるまで言葉にする事が無かったからだと呟き。相手に促されて席に座り目の前でグラスを掲げられては自分も手に取り、相手のと近付ければカチャン、と軽く音を鳴らし)ん、本当にありがと。俺の方こそ宜しく、先生。(ヘラ、

改めて考えると長い付き合いだな。お前もよく付き合ってくれてるよ。(乾杯の後グラスを口許に運ぶと、相手がここまで一緒にいてくれている事に改めて感謝し嬉しそうに口にし)ほら、ケーキ切るから火ィ消せ。(目の前のケーキの上で揺れる蝋燭を一瞥すると、火を消すようにと促し)

もう5年は一緒に居るよなー…飽きられてもおかしくないのに、ずっと俺の傍に居てくれるし…俺の方こそ、付き合ってくれてありがと先生。(自分もグラスを口元へと運びひと口飲んでは、相手の言葉と嬉しげな表情に自然と頬が緩むのを感じ。火を消すように促されて、フッと息を吹きかけて火を消して相手へと視線を向けては笑顔を浮かべつつ感謝の言葉を呟き)

それいったら俺の方こそ愛想つかされてもおかしくねェよ。感謝してる。…俺はこれからもお前を愛したいし大事にしたい。(消えた蝋燭から相手に視線移すとその笑顔に愛しさ溢れ、此方も自然に笑みが零れ。ケーキをカットし取り分ければ相手の方へ)

んー、愛想つかすような事された覚えはないし…先生が仕事頑張ってるの知ってるから、待つことに関しては不満はないかな。不安にはなる事もあるけど、その度に先生が安心させてくれるから…ほんと、俺って幸せ者だなって感じてるし、俺も先生を愛していきたい。(愛想をつかすという言葉に首を横に振り、これからも自分を大切にしてくれるという言葉に嬉しさが更に込み上げてくれば自分もそうしたいと呟き)ありがと、先生。ほんと美味しそ…。

本当はもっとお前との時間が欲しいところだが、そう言ってくれるお前に甘えてるんだろうな。お前がその辺理解あるから此処まで来れたのは大きいぜ。ただ…毎回言っているが、我慢はしなくていいんだからな。お前か我が儘言ったり甘えてくれる事が俺には嬉しい。(きゅっと片手握れば、何処と無く真剣な眼差しを向けながら伝え)…折角だし食うか。甘やかせなかったから、それはまた明日にでも。

それに、時間が合った時は甘やかしてくれるし… 先生見てたら俺も頑張ろうって気になるからさ。実際、こうやって誕生日に顔出してくれるのだって、我儘言っても甘えていいって言ってくれるの本当に嬉しい。(握られた手をそっと握り返し指を絡めては呟き、折角相手の用意してくれたケーキだからと頷いては手を離してはひと口食べ)ん、じゃあ明日たくさん触れてほしいな…なんて、ん…わ、このケーキすごい美味しい！

俺が頑張れているのはお前が居るからだ。お前が甘えてくれる事で俺も勝手に癒されてる。(気持ちを伝え頷くとそっと手を離し、ケーキを頬張る様子にまた幸福感を覚え頬を緩め)…あァ、次はたくさん触れる。待ちきれねェが、今は我慢しねェと明日が辛い。(すぐ近くにいるのにとそわそわしつつ触れたい気持ちを抑え)

よし、洗濯物終了。(起床し、洗面台で顔を洗って簡単に朝食を済ませ、洗濯物を干し終えてはリビングへと戻り)昨日はケーキとシャンパン美味しかったー。何より、先生と一緒に誕生日の夜過ごせたの嬉しかったな…。(ソファに座り昨夜の事を思い出しては自然と笑みが零れ)

今日は昼からだったな。あ、そうだ…。(時計へと視線を向け、出る時間まで暫く時間があるのを見ては携帯を手に取り、"昨日は本当にありがと。今日も仕事頑張って！"とメッセージとファイト!と猫のキャラクターが応援するスタンプもオマケに付けて送信し)送信、っと。

さて…帰るか。(漸く仕事が終わり、駐車場に向かうと車に乗り込み。帰る前に朝のメールの返信をしておこうと、“お疲れさん。今から帰る”と短い文を送信しては相手が待つだろう自宅へと車走らせ)

先生そろそろ帰って来る頃かな。(帰宅するというメールに、"分かった。気を付けて帰ってきて" と返信すれば入浴を先に済ませてリビングのソファに座って相手の帰りを待つことにし)

ただいま。明日早朝に出なきゃならなくなったから早めに寝るつもりではいるが…お前に時間があるならそれまで甘やかしてやる。(帰宅すると軽く伸びをしてソファに座り)

タイミング同じだったな。…ただいま。(抱き寄せると軽く口づけ)

んッ…、おかえりなさい先生。(口付け受け、相手の帰宅に嬉しげに笑みを浮かべては自分からも口付け返し)明日早いならあまり夜更かしは出来ないか…寝るまででいいから、甘やかしてくれると嬉しい…。(ギュゥ、

また明日も甘やかしてやりたいが、明後日も早朝だ。早起きは得意じゃねェんだけどな…(溜め息混じりに笑い、口づけ受けると腕を緩め、来いとばかりに膝の上を軽く叩き)…ほら。

ホントに無理はしないで…。(促され、相手の膝に向かい合わせになるように座っては無理をして体調を崩されるのは嫌だと心配げに呟き)ちゃんと待てるから、本当に忙しい時はゆっくり休まわないとダメだからな。(ギュゥ、

あァ、いつも気遣いありがとな。でもお前との時間もほしい。(促されるまま座る相手のその重みさえ愛しく感じ、抱き寄せると髪を撫でながら口づけ)

それは俺も同じ…。先生との時間が欲しい…。(相手の言葉に自分もだと頷いては口付けを受け、首へと腕を回しては自分も唇を押し付けるような口付け返し)