主 2013-11-06 21:18:00 |
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……あれ、ない…珈琲でいいか(キッチンに入り棚を調べると己の気のせいだったのか紅茶らしきものは見つからず、買いに行こうか少し悩むがそれもめんどくさいなと思い結局相手と同じ珈琲を飲もうと決め、珈琲を入れるついでに朝食も作ってしまおうかと考えれば冷蔵庫の中身を確認し、昨日の晩ご飯に使ってしまったので最後だったのか空っぽで、つい小さくため息を吐いてしまいキッチンからリビングへ戻ると「今日の昼飯と晩飯のためにも買い物に行ってもいいですか?」と相手に尋ね)
(温かい珈琲を味わい飲んで居ると、紅茶を入れにキッチンへと戻った筈の相手が現れ。買い物に行っていいか?と尋ねる彼に「或、紅茶無かったのか?」と問い掛け乍テーブルに珈琲を置き、立ち上がり)どうせなら、一緒に行くか?
(何も考え無しにふと突いて出た言葉に、己自身が内心驚いたが、まあいいかと相手の返事を待ち)
紅茶もなかったです。…えっと、いいんですか?仕事とか…(相手からの問いかけに頷き、珈琲を置いて立ち上がる相手に目を丸くしては相手の発言に申し訳なさを感じ、確かにここら辺のことはまだよくわかっていないため迷う確率も上がるだろうが相手にも仕事があるはずで、すぐには頷くことができず問い返し)
ん…まだ時間もあるしな。それに、或この辺り知らないだろ?ウロウロするのにも、土地勘が無いとな(己の仕事を気使ってか、多少遠慮気味に感じる相手に「気にするなよ?俺も買いたい物があっただけだ」と付け加え、頭を軽くポンとして)着替えるか…或、寒いから暖かい恰好しろよ?
(そう伝えれば己は着替える為に自室に戻ろうとリビングを出て部屋に向かい)
…まぁ、確かにそうですけど…。(相手の言葉を聞いてもまだ頷くことができずにいれば気にするなと言われ頭を軽く撫でられ「…わかりました、ありがとうございます」と漸く頷き)
はい、わかりました(着替える為部屋に戻る相手に己も部屋に戻り、言われた通り持ってきている服の中で暖かそうな物を選んでさっさと着替えてしまうと財布と携帯を持ち階段を降りて玄関に行き)
(自室に入り簡単に着替えを済ませ、そう言えば生活費も渡す約束だったな…と思い出しては財布を取り出し中身を確認し。普段あまり現金を持ち歩いていなかった事に今更気付くも、まぁいいか。と財布の中から一万円札を数枚と、普段殆ど使わない予備で作っておいたクレジットカードを一枚取り出し乍部屋を出て。ふと玄関に目を遣ると、既に相手が待っていて)
或、早いな!あとこれ生活費だ。悪いが普段から現金を持たないんでな…今はこれだけしか財布に無いから、また後で用意してやるから…とりあえずこれと、あとこのカードは好きに使え
(軽く説明して現金とカードを相手に差し出し)
少し急いだので。…あ、ありがとうございます、わかりました(相手が来るのを待っていると何やら手に持ちながら部屋から現れ、相手のことを考えてか少し急いで来たことを伝え。手に持っていたものを差し出され礼を言いながら受け取り、説明に頷けば己の財布に仕舞い込んで)
じゃあ行きましょうか(財布をケツポケットに入れて靴を履き玄関の扉を開けながら上記述べて)
着替えくらい、ゆっくりしろ…(相変わらず気を使う事ばかりするんだな…と思えば、少し眉を下げ優しい目で相手に視線を向け。己が手渡したカードと現金を財布に仕舞う姿を見守り、行こうかと玄関の扉を開けられ「そうだな、行くか」頷き己も靴を履き外へ出ようと後ろに並び)
早く準備すれば買い物できる時間も増えるでしょう?(クス、と小さく笑いながら外に出て、家との温度差にふるりと震えてしまうが息を吐いて落ち着かせ、数歩歩けば家の鍵をかけるであろう相手のことを待ち)
それはそうだな…(恐らく相手は何気無く笑っただけであろうが、そのクスリと笑う姿が何とも言えない程悪戯っぽく見え。
年甲斐も無く一瞬ドキリとするも、目を反らす事で平常心を取り戻し。「…生意気な笑い方しやがって」と、先に外へ出て己を待つ相手の頭をペシンとし鍵を掛け)寒いな。大丈夫か?
あたっ、生意気に笑ったつもりはないんですけど(何故か頭を叩かれ、よくわからないことを言う相手に叩かれた部分をなでながら困ったように眉を下げて微笑み。鍵をかけたのを見ると歩きだし)
大丈夫ですよ、叔父さんこそ寒くないですか?(平気そうな表情で言い、顔だけ相手の方に振り向かせ尋ね)
天然でその笑い方なのか…末恐ろしいな、或!(からかってやろうと少々大袈裟に答えチラリと相手に目をやると困った顔で微笑み乍頭を撫でており。
先程の悪戯な笑みとは打って変わり何とも幼く見え、何だか本当に調子の狂うヤツだな…とまた昨夜の何とも言えない感情が沸き起こったが、こんな子供相手に己の気持ちを引っ掻き回されてたまるかと内心思えばサッと相手から視線を外し)
ああ、大丈夫だ。さっさと行くぞ…
(横を歩き顔だけ此方に向け話す相手をもう一度チラリと見ると、やはり胸の奥が一瞬ザワリとして。何なんだよ一体…と少々焦るも悟られぬように前を向き歩き出し)
(/本体のみ失礼致します
まだ一カ月そこそこですが毎度楽しく過ごさせて頂いて居ります。自分の都合上、とても多いとは言えない頻度にも関わらず、常に優しく迎えて下さって有り難う御座いました。
今時間から用事で年明けのご挨拶が遅れそうなので、先にと思いまして…
来年度も、どうぞ宜しくお願い致します!)
末恐ろしいって、なんでですか…?(ただ普通に笑っただけなのだが相手に大袈裟気味に言われれば頭上にクエスチョンマークが飛び交い、しかも何故か目線を逸らされることにも気づいて首を傾げながら相手を見つめ。歩き出した相手に一つ遅れて反応し)
あ、はいっ(駆け足で相手の隣に並べば道を覚えようと辺りを見回し)
(/お返事遅くなってしまいすみません!明けましておめでとうございますー!
私の方こそ楽しませてもらっていますよ、忙しいのはお互い様なので、遅くなっても待ってます!あ、それが迷惑でしたら言ってくださいませ…。
こちらこそ、或共々今年もよろしくお願いしますね!)
(本当にクルクルと表情の変わるヤツだな…そう思うと、ふと頭を撫でてやりたくなりるが何となく悔しくなり。スタスタと進む己に駆け寄り、並んで歩く或が無性に可愛らしいなと思ってしまい己の表情も緩み。
その瞬間ふと、そう言えば鍵を渡して居なかったなと思い出し)
或、この鍵持っていろ
(己のキーケースから鍵をはずした相手に手渡し)
(/自分も遅くなってしまいまして、申し訳ありません…
迷惑なんて思いませんよ!とても嬉しいですので。こちらこそ、本当に或に翻弄されて来ているオッサン共々宜しくお願い致します!)
え、あ、いいんですか?(相手の言葉に辺りを見渡すのをやめ、手渡された物と相手とを交互に見ながら少し戸惑い気味に述べたあと、確かに己は買い出しとかに行くことも増えるしそのためか、など思い留まれば手の中にある鍵を見詰め)
(/いやいや、お正月は忙しいとは思っていましたので全然大丈夫ですよ!それに遅くなりそうと一言いただいていたので!
ありがとうございます…!
では改めてこれからもよろしくお願いします!)
これから一緒に暮らすんだ、鍵は無いと不便だろ?(鍵を受け取った相手は少し戸惑った顔をしていて。やはりまだまだ色々と遠慮がちなんだなと思い)或、そこのパン屋旨いぞ
(と、鍵を見つめる相手の気分を解してやろうと、適当に話始め)
(/こちらこそ、宜しくお願い致します!では…。)
まぁ、確かにそうですね…(せっかく渡された物を返すというわけにもいかなく、相手の言葉に小さく頷けばそっと己のズボンのポケットに入れ。するとパン屋と思わしき店のことを言い始めた相手をちらりと見て)
そうなんですか、覚えときますね(今度買ってみようか、なんて考えながら一つ笑みを零し)
(/はい!ではこちらもドロンいたしますねー!)
鍵そのままだと落とすだろ?キーケースでも買うか…
(ズボンのポケットに鍵を入れる様子を見て上記を述べ。パン屋を紹介した後、もう少し現金を降ろしておくかと思い「或、俺は今から銀行に行くが…適当にぶらついてるか?」
そう聞き乍、相手を見て。
携帯で時間を確認してはこの時間から開いているショップを思い出し)
そう、ですかね?俺は落としたことないですけど(昔のようにキーホルダーか何かをつけておけばいいか、と軽く考えていたため小さく首傾げ。銀行に行くと言う相手に頷き「はい、じゃあ適当にぶらついてます」と相手を見上げてから辺りを見渡し)
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