名無しさん 2013-10-14 16:38:49 |
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アビリティ…様々な能力がはびこる世界
一般的に超能力と言われている。
空間を操る、心理を読み取る、さまざまだ
このアビリティは不可解であり街での犯罪に利用する者も現れた
そんな世界に一人の少年の物語である
そんなある日の学校
「お~い灰原ニュースみたかよ!」
「銀行から昼間に知らない内にお金を盗まれたニュースだろ」
俺は灰原、高校に通う人間だ、最近不可解な事件が街で起きている
※こんな感じかな?
「それがな、銀行員によると、犯人らしい人なんて何処にもいなかったんだってよ?」
さっきから隣で五月蝿いのは菅田。俺の友達…というか相棒だ。
「そりゃあ変装して怪しまれないようにするのは当たり前だろう?お前はもう少し頭を使え。」
「う…うっせぇな、分かってるって!」
「あーはいはい。そうかよ。じゃ、俺寝るから。」
「お、おい灰原、無関心だな?」
「…」
無関心…な訳がないだろう。
実はこの事件、大分前から起きている。
これで被害は早くも14件目。警察たちも未だ尻尾を掴めていないんだとか。
これはかなりの能力者の仕業だろう。
捕まえてやる、この俺が絶対に…
駄文申し訳ない!
って、言ってもどうしたらいいか…
俺、超能力あるわけでもないしな…
「なぁ、灰原聞いてんのかよ」「あぁ、ごめん。考え事してた。」
まだ、命のかかわる事件は起きてないから幸いだが。いつ、起こるか…
夕方になり下校時間になった…管田の奴置いて帰りやがったな…
ぶつぶつつぶやきながら俺は学校を出た
「…ハア眠い」
最近寝れてないからな…ん?
目の前にシルクハットをかぶった如何にも怪しい男がいる
「ん…?ほほ~」
男は何かに納得したようだ
「君…なかなかおもろいな…」
えっ…いつの間にか後ろに移動して
グサッ
「なっ…にしやがっ」
身体が熱い…なんだよこれ
「まあまあ、明日になれば効果が現れるやろ、ほなさいなら」
まち…やが…れ
「・・・・・ん・・?」
気がつくとそこは自分の部屋だった
俺、いつの間に帰ってきたんだっけ・・・
確か学校からの帰り道で・・・
「うっ・・・」
思い出そうとすると頭痛がする
ただ一つだけ分かることは
俺の体に何か異常があったことだ
時計を見ると…
「はっ8時!?」
遅刻じゃないか、俺は急いで家を飛び出した…
「くそ、信号かよ…大丈夫だろ」
赤信号を飛び出した…その時だ…
キィィィィィィ!
横を見ると目の前にトラックが……
「やべ…死んだ」
目をつむり衝撃に備える……ん…はねられない?恐る恐る目を開けると、トラックは身体スレスレで止まっている
いや…俺以外の物が止まっている
「ど...どうなってんだよ、これ」
辺りを見回すと、人、車、時計、そして雲さえも
全てとまっている。
「え、学校、学校は...」
ダッシュで学校へ向かった。
「もう、どうなってんだよ。なんで止まってんだよ!」
そして学校に着き、教室へ入ると、
「な、なんなんだよ....」
「どや?ビックリしたやろ?」
「お前……っ、一体何者だ!俺に何をした!」
怪しげにニタリと笑う男に、俺は怒号をぶつけた
「…ふぅ、申し送れたな。俺の名前はゲルニス。異世界から来たんや。宜しくな~」
…
何言ってんだ、こいつ…?
異世界?全く理解出来ねぇ…
「君、最近起こってる事件を突き止めたいんやってな?」
「…だったら何だってんだ」
「そないな顔するなや、俺はお前の願望を叶える為にその能力与えたんやから。もちっと感謝せぇや?」
「誰がお前なんかに力が欲しいと頼んだよ!」
「まあまあ……それに、君からは不思議なもんを感じ取ったんや。この世界のもんとは思えん、強大な力を…」
さっきまでヘラヘラしていた男、ゲルニスは急に真剣な顔つきになった
その表情に、俺は思わず唾を飲んだ
変なところで切ってご免なさい…
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