トピ主 2013-09-23 04:28:23 |
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……、馬鹿。
(どう考えてもおかしな言い訳の様な言葉を口にする相手に目を細めては小さく呟くが、相手の持ち上げた弁当を見つつその何かを隠す様な気まずそうな笑みを見てはそれ以上追求する気も起きない所為か其の侭自分は室内へと戻って。自分の対応に慣れている相手なら勝手に入ってくるだろう、と思いながら扉を明けっ放しにし、”何かあったのだろうか、あの様子なら怪我をしているのはまずあり得ないのだが…。”と歩きながら思案しつつも結局名案も思い浮かばなかった為に緩く首を振ると近くの椅子に腰掛けて)
(/んー…、本体様の無理の無い範囲で構わないのですがもう少し長ければ有り難いですが…、本当に無理はしないで下さい…!orz
本体は大体此のぐらいから一、二行前後するかなぁ…って程度です!)
馬鹿って言うなよ!
(確かに自分でも馬鹿な言い訳だとは思ったが、いざ言われてしまうと悔しさに眉を顰め声を上げて。何も言わずに中へ入る相手を見ればそれ以上追求されなかった事にほっと胸を撫で下ろし、後へ続いて。いつもと変わらない部屋である筈なのに、先程の光景を思い出すと何だか胸が痛かった。否、どうして自分の胸が痛むのだ。あの女生徒ならまだしも、自分には関係のない話じゃないか。思考を振り解くようにかぶりを振っては「今日のメインは、唐揚げとツナ入り玉子焼きだぞ」と明るく言って、最早己の指定席となっている椅子へ腰掛け)
(/あ、大丈夫です! 今後も何かありましたら、どんどん言ってくださいね!)
馬鹿に付ける薬は無いだろ。
(いつもの様な口喧嘩の応酬にちらりと相手の方を見ると悔しげに眉を顰めていて、いつもの事なのだが加虐心が僅かにくすぐられるのか小さくほくそ笑んで。椅子の背凭れにゆったりと腰掛け、腕を組んで相手が決まりきった席に座るのを見詰めてはそういえば今日は朝食をとるのを忘れてたな…、などと考えてふと片手を腹に置いて少々空腹である事を今更ながら思い出して。今日のメニューを楽しそうに話す様子を眺め、もはや女子の様にマメに料理を自分に作っている相手に、「…お前もよくやるよ。」などと呆れ混じりに呟いて)
(/其方も何かありましたらご指摘なりご要望なりよろしくお願いします…っ!)
保健医だろ、何とかしろよ。
(弁当箱を包んでいた風呂敷を広げながらそんな無茶な冗談を述べては、蓋を外して箸と共に相手の前へ動かし。何やら考えるように腹に手を当てているのを見れば、腹でも痛いのかと首を傾げつつ立ち上がり。勝手知ったるなんとやら、という如く部屋に置いてあるポットへ向かい、「弟達のを作るついでだよ。お前、一人だったら飯抜くし」なんて笑いながら御茶を淹れ始め。二人分の湯呑を持って戻り、相手の前に一つ置けば再び椅子へ腰掛けて。自分用の弁当箱を開ければ、我ながら良い出来だ、なんて考えつつ頷き)
(/かしこまりました! 今のところは、素敵な先生にときめいているくらいですので、大丈夫です!)
何で俺が…、自分の事くらい自分でなんとかしろ。
(机の上に頬杖をついて目の前で弁当箱を見せる相手を観察していれば目の前に差し出されたいつもの弁当箱と箸に軽く目をやって。その後の相手の行動も毎度の事ながらよく分かっている為、腕を組んで座ったまま立ってお茶を淹れている相手を何をする訳でもなくぼんやりと眺めて。確かに相手の言う通りあのままだったら寧ろ何かをするのも億劫だったかもしれない、と相手の言われた通りの行動をしていたであろう自分に思わず苦笑して。相手が戻って来たのを見ると自分も改めて弁当の方へ向き直り弁当箱を開けてその美味しそうな匂いに満足したのか「毎度毎度ごくろーさん。」とだけ告げると視線を相手の方へと上げてふっと頬を緩めて)
(/ゆ、唯我独尊というか自分勝手な行動しかしないですがこんなんで大丈夫なら…!
此方も世話焼き力の高い先生で有り難いです!)
保健医だろーが! 怪我の手当はお前の仕事だ。
(そこまで言っては、自分で墓穴を掘るような発言をした事に気がつき苦笑を漏らして。弁当箱を開ける相手の様子を不安げに見つめていれば、その後の言葉と柔らかな表情に安堵すると同時に、ふと先程の女生徒の姿を思い出し。彼女にも、こんな顔を見せることがあったのだろうか。……彼女でなくても、他の人間にこんな顔をすることがあるのだろうか。暫くそんな事を考えていれば自然と顔が俯いていき、はっとしたように顔を上げれば「どういたしまして」と笑って。自信作の一つである唐揚げを口に放り込むも、何だか味気なく感じてしまい、咀嚼する動きも緩慢になって)
(/大丈夫どころか大歓迎ですよ、もう!
陽は、明るいのと世話焼くことだけが長所みたいなもんですから…!)
なんだ、お前の馬鹿は怪我レベルなのか?
(突っかかる様なその言葉に先程からの一連の流れを返しては軽く鼻で笑って。恐らく自分は笑ってみせた筈なのに何か言うどころか落ち込んだ様に顔を俯かせ、焦ったように顔を上げる動作を見ていれば自然と不思議に思って。密かに自分に取っては好きな味付けである相手の卵焼きを口に放り込んで咀嚼しつつ相手の顔を盗み見れば何処か上の空で何か考え事をしている様子。口の中の物を飲み込むとお茶を飲みつつ「…なんかあったか。」と短く問い掛けて。此れでも悩みを聞く保健医をやっている所為か思い詰める様な仕草は見慣れてしまった。というか誰から見ても恐らく今の相手はいつもと違って見えるだろう)
(/よ、よかったです…!
良い長所ですよ…!…要にいじられるかしそうですが←/っと、本体は一旦どろんしますがまだ少し起きているので無理せずに眠い時は言って下さいねっ)
言葉の綾だ! 突っ込むな。
(鼻で笑われたのを聞けば、食べていた唐揚げを飲み込み、不服そうに口を尖らせてそう言い。痛い所を突かれては、此の相手にはいつまでも敵いそうにないなと考えて。ちらりと相手を見ればちょうど卵焼きを食べているところで、やはり最初にそれを食べたか、なんて思わず頬を緩ませれば、自分も食べてみようかと箸を伸ばし。そこで、相手が自分へ問い掛ける声を聞けば、掴んでいた卵焼きをつい弁当箱の中に落として、「なんか、って」と呟くように繰り返しながら相手の顔を見ては、何も隠し通せないなと苦笑し、「なんかあったのは、そっちだろ」と、先程の事を思い出しながら述べ)
(/いじられるんですね、よし。陽がんばれ!←
かしこまりました。此方もだいぶ亀レスですので、無理せず眠ってくださいなノ)
はいはいっと…。
(不満げに口を尖らせて訴えかける相手に仕方なさそうに肩を竦ませては大人しくご飯を口の中へと入れて。そうやって同い年とも感じない様な相手の仕草を見ていると癒されている自分も否定出来なくて、現に目の前の相手は自分の発言に動揺した様に箸で掴んでいた卵焼きを弁当箱の中に落としてしまう位嘘に関しては不得手の様で。”なにかあった”というその口調はまるで先程の一件を知っているかの様な口振りで、相手が知っている事に驚いた様で数回瞬きを繰り返すと一つ息をついて「…若気の至りだ、あの子だってそのうち正気の沙汰じゃないって気づくだろうさ。」と自分の事を好きになるのは適切じゃない、と言いたい様で)
負けた気がする……。
(先程から必死な己に対して、何処か余裕を感じさせる相手の言葉と仕草にそう呟いて。年で言えば全く変わりは無いと言うのに、此の男は、いつも自分の一歩先を歩いているように感じてしまう。懸命に走っても追いつけなくて、必死に腕を伸ばしても掴めない。ふいに此方を向いたかと思えば、また何処かへ行ってしまう。その後の言葉もどこか達観しているような口振りで、あの女生徒の事を考えると居た堪れなかった。「正気の沙汰じゃないなんて、そんな言い方は無いだろ! あの子だって、お前の良い所を見て、好きになって……」そこまで言ってから、はっと口を閉ざす。こんなに必死になる筋合いは、自分には無いというのに。何故か、どこかシンクロでもしたような気持ちになって、つい言葉が出てきた。ぎゅっと箸を握り締めれば、相手から視線を逸らして)
ふっ、残念だったな。
(自分から負けを認める様な相手の発言に思わず軽く笑っては口角を上げて相手の方をちらりと見て。熱心に女生徒を思って此方へ必死に訴えかけて来る相手の言い分をじっと見つめ、何も言わずに聞いていると何故必死になれるのかと不思議でしょうがなくて。自分も決して生徒の事を大事に思っていない訳ではないのだ。「…先生の事が好きなんだってなっても、あの子の将来には何のメリットもないだろう。」と呟く様に返すとその表情は何処となく自嘲の様な表情を浮かべていて。いつもそうだ、欲しい物は周りをみればみるほど得る事が難しいと悟ってしまう。ーー今の目の前の状態の様にーー。ちらりと相手の方を見れば何やら此方から目を逸らしている様で、現状を少しでも誤魔化す様に相手の作った弁当を片手で持って少しずつ箸で摘んで食べて行き)
……くっそー。
(出会ってから負けてばかりのような気がして、相手の勝ち誇るような言葉に、悔しげに唇を噛み締め。視線を逸らした後、相手の口から出てきた言葉は余りに虚しいもので。好きだという気持ちに損得なんて関係無いだろう。そう言おうと視線を向けるも、目に映った表情があまりに痛々しくて、ぐっと言葉を呑み込み。どうして、そんな顔をするんだ。いつものように、妙に余裕ぶった顔でも見せれば良いじゃないか。これまで、色恋の話をする機会が無かったので、相手の恋愛事情など知る由も無かったが、こんな顔をするだなんて思わなかった。再び弁当を食べ始めた相手を見れば、「ごめん」と、どうしてだか謝罪の言葉が口を衝いて出て。)
……。
(悔しそうな相手を眺めつつ自分では性格が悪いと自覚しながらも平気そうにお茶を啜って。自分ではもう仕方のないことだ、とも少しばかり思いかけていた所為か普通に弁当を食べていたつもりだったのだが急に相手から聞こえた謝罪の言葉に弁当を食べる手を止めて。気にさせる気はなかったのだが、と一度呆れた様に溜息を吐くと片手に持っていた弁当箱を置いて箸もその上に置き、腕を伸ばしたかと思えばしょげている様な相手の額にそこそこの力を込めてデコピンして。「辛気くさい顔してると飯がまずくなるだろう。」と当然のごとく言うとその表情は既にいつもの無表情にも近い様な表情に戻っていて)
……。
(悔しそうな相手を眺めつつ自分では性格が悪いと自覚しながらも平気そうにお茶を啜って。自分ではもう仕方のないことだ、とも少しばかり思いかけていた所為か普通に弁当を食べていたつもりだったのだが急に相手から聞こえた謝罪の言葉に弁当を食べる手を止めて。気にさせる気はなかったのだが、と一度呆れた様に溜息を吐くと片手に持っていた弁当箱を置いて箸もその上に置き、腕を伸ばしたかと思えばしょげている様な相手の額にそこそこの力を込めてデコピンして。「辛気くさい顔してると飯がまずくなるだろう。」と当然のごとく言うとその表情は既にいつもの無表情にも近い様な表情に戻っていて)
痛っ!
(相手が溜息を吐くのが聞こえれば、やはり触れてはいけないところに触れてしまっていたのだろうか、と僅かに俯き。それから弁当箱さえ机に置いてしまったので、いよいよ怒らせてしまったかと顔を上げれば、近付いてきた手に思わず目を閉じ身構え、次の瞬間与えられた衝撃と痛みに、思わず声を上げて額を押さえ。じわじわと広がる額の痛みに少々涙を浮かべるも、いつも通りの相手に戻っているのを見れば再び笑顔を見せ、「せっかく作ってきたんだしな! どんどん食えよ!」といつもの調子で述べて。自分の弁当箱を持って、先程落とした卵焼きを再び掴んで口へ含めば、それはいつもの味を取り戻していて。相手の表情や言葉で、何故こんなにも一喜一憂させられるのか。そんな事をぼんやり考えつつ食べ進めて行き)
(/おうふ。馬鹿ですね…! コピペミスです! 申し訳ない!そして恥ずかしい!)
はいはい…。
(怯えた様に身構えたかと思えば自分の表情を見て目には少し涙の膜が張っているものの、再び明るい笑顔を見せる相手に仕方なさそうにも肩を竦ませてもう一度弁当と箸を手に取って。相も変わらず美味しく、それでいて外で買う弁当よりも人の気持ちが込められている弁当を素直に食べ終われば蓋を閉じて一度両手を合わせて「ご馳走様。」と呟けば相手の方へ弁当箱と箸を向こうにやって。よくこんなお母さんや嫁の様な事が出来るな、ともう一度頭をよぎって相手のお人好しさに逆に感心するも、もし弁当を他の教師とかに渡していたら、とかを考えると自分には止める権利など無いのだが少しばかり苛立った様に僅かに眉間に皺を寄せ、相手に悟られない様にと少し相手から顔を逸らして)
(仕方がないというような態度ながらも、いつも残さず弁当を食べてくれる相手にはつい頬が緩んでしまって。相手よりもワンテンポ遅れて食べ終えれば、同じように手を合わせて。それから、「お粗末様でした」なんて冗談めかして言えば、戻ってきた弁当箱と自分の弁当箱を再び風呂敷で包み始め。明日はどんなおかずを作ろうか、なんて頬杖をつき考えていれば、こちらを向いていた相手が顔を逸らしたことに気がつき、「どうした?」と首を傾げ相手の顔を覗き込む様に身を乗り出し。先程から、相手の表情や仕草に心を動かされる自分も可笑しいとは思うが、それと同じように、相手の様子が可笑しいとも感じていて。やはり、先程の告白で何か思うところがあったのだろうか、と訝しげな表情をして)
…なんでも。
(冗談めかした声が聞こえるもいつもとは違った考えが頭をよぎった所為で中々顔を戻せずにいて。それもこれもやはり先程の女生徒に触発された所為だろうか、と予測してはその女生徒に恨みはないもののどうしようもない自分に小さく舌打ちして。すると急に此方の顔を覗き込む様に身を乗り出している相手が視界に入ってはその行動力に一つ溜息を吐くと相手の方へ視線を戻して。なんとか先程の考えは抑えきれたもののいつもよりも少しばかり低い声で上記を告げては何でもないから席に戻れ、とでも言う様に身を乗り出している相手にひらひらと手を振って)
何でもって事は無いだろ?
(小さく舌打ちする声が聞こえれば、やはり何かあるのだと確信して。相手が何を考えているかなど分かる筈もなく、自分が何かしたのかもしれないと不安になって顔を顰め。それからまるで己の行動を迷惑がるかのように振られた手を見れば、普段ならばそんなもの気にしないというのに、何故だかむっと湧き上がる感情があり。「何かあるなら言えって」そう言うと相手の手をぐっと掴んで、此方を振り向かせるように引っ張って。触れた手の感触に何故か胸がぐらつくのを抑えながら、真剣な眼差しで相手を見て)
(/そろそろ寝ようかと思います…!
改めて、これから宜しくお願い致します。御相手、有難う御座いました!)
なんでもないっていって…っ…。
(誤魔化しきれる、そう思っていたの急に相手から手を掴まれて引っ張られれば無理矢理相手の方へと向かされて。別に力で負ける訳ではないのだが逆らう方向に力を向ける訳でもなく、寧ろ相手が真剣な目つきで此方を見て来る事に内心驚いて。暫し考えた様に無表情のまま相手の表情を見詰めるもすっと空いた方の片手を相手へ伸ばせばするりと手の平で相手の肩頬に触れて。「…お前だってさっきから何か隠してるだろ。」と先程の質問の答を相手が言っていない為此方からこれ以上言うつもりはない、とばかりに肩を竦めて)
(/了解しましたっ、自分もそろそろ寝ようと思ってたので…!
此方こそよろしくお願いします、おやすみなさい!!)
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