! 2013-06-09 16:37:23 |
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>蓮見 彩( ハスミ アヤ )
19歳 154cm 大学一回生
ペールアッシュのロングヘアに眉上のぱっつん前髪
丸い眼鏡をかけているのは童顔を隠すため。
1年の浪人の後第一志望である某音大に通える事になったピアノ少女。
恋愛に対しては積極的で交友関係も広い。
>留目 翔( トドメ カケル )
29歳 178cm バーテンダー
黒髪無造作アシメ。前髪は目にかからないように8:2分け。
今年自分の店を持つことができたバーテンダー。
恋愛に対しては奥手。過去の失恋をひきずっているらしい。
( しばらくはこの二人でやっていきまーす )
あ…っれ、ここ、どこだっけ。
(スマートフォンのルート案内を頼りに大学から新居である自宅へ戻ろうと進んでいた筈が気付けば見た事の無い街並みが広がっており歩道に立ち竦んで。特にこれから何かがあるという訳ではないが徐々に紺色へと色を変えていく空、明るい画面に表示された時刻は午後8時を指しており小さく溜息を吐いて。友人に連絡を取り迎えにでも来てもらおうなんて甘えた考えを巡らせていると灯りがついた店を視界に捉え、その御洒落な外観に引かれるように歩を進めていき。扉には"OPEN"と書かれた札が掲げられておりただ興味本位で扉を引き開けて)
またそんな事を――…いらっしゃいませ。どうぞ、こちらへ。
(店を構えたばかりという事で今日に限らず御客は前に居た店の常連ばかり、カウンターで飲んでいる二人組と軽い談笑を交わしていると扉開くと共に鳴るベルの音に顔を向け。そこに立っていたのは丸い眼鏡が印象的な小柄な女の子、見た事もない顔かたちは紛れも無く新規の御客で浅く一礼すると笑みを浮かべ。成人を迎えているかは聊か不明であるが外見で年齢を判断する事も出来ずきょろきょろと店内を見回している彼女にカウンター席を促し)
綺麗…。
(思わず口にしてしまう程に綺麗な店内は壁にキャンドルを模した灯りが点され柔らかい雰囲気が演出されており、先程少し感じていた不安など忘れてしまう程に心は奪われてしまう。不意に店の人から声を掛けられると我に返り、促されるがままカウンター席に座ると二席空けた向こう側に座っている男女二人からの会釈に笑みを浮かべ頭を下げて。先程声を掛けてきた男の店員に顔を上げると優しそうな顔立ちで少し安堵し肩の力を抜いて)
>藤堂さん
( わー!さっそくコメントありがとうございます!まだまだですよ、私なんて。褒めてくださってほんとに嬉しいです´`*
おお、一人なりをされている方ですか!探して行ってみます! )
それは、…ありがとうございます。
(感嘆の混じる彼女の言葉は自分でデザインした故に素直に嬉しい物で営業用とは別に自然な笑みが零れる。常連の御客から"良かったなあ"なんて茶化すような言葉に照れ臭く感じはにかむとカウンター席に腰掛けた彼女に御絞りとメニューを手渡し。何処か落ち着きのない様子から場馴れしていない事は易々と窺え) 何に致しましょうか?オリジナルでお作りする事もできますよ。(メニューにはベースの酒はあるものの味や度数は書かれていない為に言葉を添えて)
(御絞りを受け取ると温かい布で手を拭きながらカウンターテーブルに置かれたメニューを開き、描かれた色鮮やかな写真に双眸を輝かせるも未成年である為酒に詳しい筈もなく困ったように顔を上げて。すると飛び込んできた大人びた雰囲気を醸し出す御兄さんのようなバーテンの表情は少し幼くも見え思わず笑みを溢してしまう。先程会釈した二人は恐らく常連でありからかわれたのだろう、そんなやりとりは微笑ましく。然し次いだ気遣いの言葉に視線を彷徨わせ)あの、私…未成年、なんです。だから、ノンアルコールじゃないと、…(追い出されはしないだろうかと不安抱きつつ恐る恐る告げて)
(店の内装からメニューまで初めて見た物一つ一つに感動したような反応を見せてくれる御客は久し振りで首の下の鎖骨辺りが少し擽ったく感じ思わず双眸を細めて。注文が決まったのか此方へ顔を向けた彼女は不安げな面持ち、どうしたのだろうかと思案しているも束の間すぐに表情を綻ばせ笑んでおり。目まぐるしく変わる表情に思わず瞠目してしまうも次いだカミングアウトは納得できるもの。しかし未成年ならば此処に入ったりしないだろう、何から何まで不思議な事ばかりではあるもののそんな素直な発言に笑みを浮かべ)それでしたら此方はいかがでしょう。(シンデレラと書かれた鮮やかな黄色の液体が入った写真を指し示し)
シンデレラ…。
(彼に指示された位置にある色鮮やかな写真の横に書かれたロマンチックな名前に何故か胸が高鳴る。しかしその名から物語を連想させていると今己が置かれている迷子という状況を思い出し思わず立ち上がり)あの、私帰らないと…!(これ以上暗くなってしまっては自宅に辿り着けない事は明白であり慌てて荷物を持つもこれでは冷やかしになってしまう。咄嗟に先程受け取った御絞りを片手に持ち「これ、洗って返します…その時にまた、来ますから、絶対!」目の前のバーテンだけでなく同じカウンターに座っている二人が呆気にとられているのも気付けない辺り必死であり返答待たず店を飛び出して)
――え、あ…ちょっと、御客さん!
(先程己が勧めたノンアルカクテルの名の物語のような台詞にボトルへと伸ばした手は宙で止まり茫然としてしまい、驚き隠せず瞠目しては何とも強引に店の御絞りを持ち去ってしまった彼女を止める事も出来ず扉から出て行こうとする背中に慌てて呼びかけて。然し時遅し、嵐のような彼女に常連二人も驚いたようだがすぐに可笑しそうに"面白い子だな。"、"ほんと、…まさにシンデレラね?"なんて笑みを溢しており。御絞り一つくらいならばどうという事は無いが恐らく彼女は来るだろう。心の何処かでそれを期待している自身は可笑しくも昔のような初々しさを感じ立ち去って行った扉に視線を送り表情を緩めて)
>菱川 佳奈 ( ヒシカワ カナ )
26歳 162cm デザイナー
暗めのブラウンの髪は緩いパーマ、肩につく程度のボブ
大手企業に勤めるデザイナー。バーの常連。明石の恋人。
結婚願望が強い。サバサバとしたお姉さん。
>明石 充 ( アカイシ ミツル )
22歳 175cm 大学4回生(就活生)
黒髪短髪。就活中という事ですっきりとした爽やかなスタイル
文系大学生。バーの常連。菱川の恋人。
自分に自信がなく就活もあまりうまくいっていない。気弱だが優しい。
( いつかこっちのサイドストーリーみたいなのやりたい!という事で。 )
>菱川 晃 ( ヒシカワ アキラ )
21歳 177cm 大学3回生
アッシュベージュの髪にブラウンのメッシュがちらほら。中性的な顔立ちで所謂美形
佳奈の弟。明石と大学が同じだが顔を合わせた事がある程度。
お金を貯めるためニューハーフのクラブに勤務しているが周囲には秘密。バイ。
>小笠原 静 ( オガサワラ シズカ )
20歳 183cm 大学2回生
黒髪は首辺りまでの長さで前髪はオールバック。目つきが悪く強面
彩と同じ大学同じ学部。つまりピアノ専攻。彩とは友人同士
誤解される事が多くよく絡まれる。が、彩と一緒に居ると減ったらしい。
( BLはこの二人で!どちらが受でどちらが攻かはお楽しみですなあ。 )
もー…またやっちゃった…。
(己を引き止める声を振り払うように思わず駆け出すも普段あまり運動をしない為かすぐに息が上がってしまいついには立ち止まると其の場で前傾姿勢になり膝に両手を付き呼吸を整えて。薄暗い中視界に映るは手に握っている咄嗟に持ってきてしまった御絞り、どういう意図であれ盗んでしまった事には変わりなく夢中になると周りが見えなくなる己の悪い癖に溜息を吐いて。姿勢を戻し顔を上げるとそこは見慣れた風景で思わず振り返ると先程までいた店は自宅のあるマンションから二つ奥の道にあるという事実に気付き。必ず返すと心に誓いマンションへと駆けていき)
(次の日、閑散とした店内で季節から午後6時になっても未だ明るい外へ視線を送りグラスを丁寧に拭いていき心の片隅で昨晩のシンデレラを待ちながら開店準備をして。未成年ならば恐らく学生で多忙な生活を送っているが故に昨日この店に迷い込んできただろう、次の日に来る筈が無いと言い聞かせてはいても期待をせずにはいられず。不可思議に思える程込み上げてくる期待はデートの際に恋人を待っている時のようであの日から己には縁がないと思い込んでいた感情に自嘲を含む笑みを漏らした後、扉に掛かったプレートを"OPEN"へと変えに向かうも飛び込んできた情景に身体は硬直しただ店の前に立っている彼女の姿を呆然と見据えて。)
(大学の講義を終えると友人達の誘いを断り走り抜けてきた先は前日訪れた御洒落な店、方向音痴気味であるにも関わらず奇跡的に到着し呼吸を整えながらスマートフォンの画面で時刻を確認すると夕方の5時50分。開店時間など全く気にしていなかった為"CLOSED"と書かれたプレートに立ち尽くすもいつかは開くだろうなんて楽天的な思考に落ち着くと扉の横の壁に凭れ掛かり。鞄を覗き確認するのは何度目か、お気に入りの柔軟剤を使用した御絞りが入った紙袋を見ると笑みを浮かべ。すると開いた扉に心の準備など皆無であり、肩を震わせては咄嗟に扉の前に立ち)――あの、私…昨日は、御免なさい!(驚いている相手を御構い無しに頭を下げて)
(まさか開店前から店前で待機しているとは思わず、勢いの良い謝罪は想定外な展開であり驚いたように数回瞬きをするもそんな状況が可笑しく思えたのか小さく吹き出し笑みを溢して。そんな己に驚いたのか頭を上げる彼女を視界に留めた侭一頻り笑った後に目尻に浮かぶ滴を指の背で拭うと)いえ、きっと来て下さると思ってました。…今から開店ですから、呑んで行きませんか?――勿論、お出しできるのはノンアルコールですが。(穏やかな笑顔を浮かべると小柄な彼女へと視線を下げ反応を窺うように僅かに首を傾け。冗句めいた軽い調子にて言葉を付け足し。)
(出禁にされたらどうしよう何て不安を抱えた侭頭下げた姿勢を保つも返答が無く沈黙が過ぎていくばかり、然し次いで耳に入ったのは吹き出すような笑声で。己が犯した過ちを咎めるでも無く楽しそうに笑む彼に拍子抜けしたのか恐る恐る頭を上げて。思ってもいない誘いの言葉は嬉しくも現実味が無かったようで)え、でも…いいんですか?(今度は此方が驚く番、瞬きをしては綻んでしまいそうになる表情を抑えるように隻手で口許を覆いつつ問い掛けて)
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