-
No.1
by Rime 2013-04-06 18:09:27
ふう 新しい学校で友達できるかな
うちの名前はスズカ今日このちやと小学校に転入してきた小学5年生
-
No.2
by Rime 2013-04-06 18:10:28
「緊張しないでいいよ」
出川先生の笑顔が目にしみる
-
No.3
by Rime 2013-04-06 18:11:26
「転入生を紹介しまーす」
出川先生の大きな声が教室に響いてくる
-
No.4
by Rime 2013-04-06 18:12:26
クラスのみんながざわつくのが分かる
私はスカートの裾を握りしめた
-
No.5
by Rime 2013-04-06 18:13:48
「ひょっ兵庫県から来ました 鎮西です」
噛んだっしかも名前いい忘れた
みんな空気を読んでかシーンと静まってしまった
-
No.6
by Rime 2013-04-06 18:15:09
「えっと鎮西さんはそこの席だから」
先生は不自然に開いている席をさした
-
No.7
by Rime 2013-04-06 18:17:33
私は席に座った
最悪 隣男子だし 友達できないかも
隣の男子は座高から見ると身長低めつり目で八重歯が特徴的だ
-
No.8
by Rime 2013-04-06 18:19:13
「おぃ」
隣の男子がイキナリ声をかけてきた
「はいっ」
私はびっくりして敬語になってしまった
-
No.9
by Rime 2013-04-06 18:23:40
「そんなタラコクチビルしてんのにあんな簡単な文で噛むんだな」
そいつはいたずらっぽく笑った
確かにうちは人より唇厚いって思うけど
イキナリそれはないんじゃないの
うちがタラコクチビルならこいつは
「いきなり何言うんや このどチビが」
はっ。思いいっきりでかい声出した 関西弁丸出しだし
-
No.10
by Rime 2013-04-06 18:25:34
ぷはっ
クラスの子はみんな爆笑してる
良かった ひかれてない
「なんだとぅ」
隣の男子は立ち上がった 座ってるときに想像した身長以上にちっちゃかった
-
No.11
by Rime 2013-04-06 18:27:44
「ちっちゃっ」
私が笑いながら立ち上がった
隣の子は私の肩よりちょっと高いぐらいだ
-
No.12
by Rime 2013-04-06 18:29:58
「はいっ そこまで今授業中なんだけど」
先生はこっちをた
やばい 全然気づかなかった
-
No.13
by Rime 2013-04-06 18:32:11
「てか先生 タラコちゃん来たばっかりだし自己紹介とかした方がいいなじゃない」
チビがつぶやいた
「名前タラコじゃなくて スズカだしっ」
-
No.14
by Rime 2013-04-06 18:33:36
「スズカっていうんだ 自己紹介の時何も言わなかったから わかんなかったは」
チビはそうつぶやいた
-
No.15
by Rime 2013-04-06 18:35:10
「自己紹介か いいかもな っじゃあやるか」
先生は噛みながらいった
キーンコーンカーンコーン
いったと同時に チャイムが鳴った
-
No.16
by Rime 2013-04-06 18:36:39
パッと前の席の女のこが振り向いた
「私リン よろしく」
「あっよろしく」
-
No.17
by Rime 2013-04-06 18:38:53
「りょうきともう仲良くなったんだね」
りんちゃんは言った
「りょうき?」
まだ自己紹介してもらってないから名前では誰だかわかんない
-
No.18
by Rime 2013-04-06 18:40:32
「あっ そっか 隣の・・」
「俺がりょうきだ」
りんちゃんが言い終わる前に隣のちびが言った
-
No.19
by Rime 2013-04-06 18:44:11
「そう、よろしくね スズカちゃん 」
りんちゃんがゆった
「スズカ・・ちゃん」
私がつぶやいた
「ごめん スズカちゃんなんていきなり馴れ馴れしいよね」
りんちゃんが慌てて言った
-
No.20
by Rime 2013-04-06 18:47:24
「そうやなくて 自己紹介で名前言えなかったのになんで知ってるの?」
「そんなの さっきりょうきとの会話でゆってたじゃん」
りんちゃんは笑った
もしかして みんなにうちの名前知ってもらうために りょうきは
「ありがとう」
私はりょうきにそういった