執事 2013-03-16 18:39:28 |
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(そっとポケットからハンカチを取り出すと貴方の口元に付着していたのをそっと拭い再びポケットに仕舞い込み『え―。やっぱりお世話をしてはいけないのですか。』と目見開き少し屈んで貴方を見つめ)そうですか?なら、いっその事出掛けている際も私が御付き添い致しますが。
(相手に拭われれば恥ずかしかったのか口許を抑えるとひとつ小さな溜息をついて落ち着かせて。「...なら一生お世話しろよ」と屈んだ相手の首に腕を回せばぐい、と引き寄せて相手の頬に口付け「ま、精々頑張れ」と微笑んで)
(暫らく貴方を様子を眺めているとふいに首元に腕が絡まり自然とした流れに任せる事になり。薄っすら目見開き数秒間頬の感触が何かなんて事は気づかず、経った後に理解し口元緩め『はい。憐様の元で懸命にお世話をさせて頂きます。勿論今いった事に撤回は無しですよね?』とそっとポケットから小さな録音機を取り出しにこりと微笑し首傾けて)
...御前、そんなもの持ってるのか(相手の手元にある録音機が目に映ればくす、と笑って。再びパスタを食べ始めれば「ご馳走様」と全て綺麗に食べ終わり両手を併せて上記告げれば立ち上がって「少し休憩、」と相手に呟き)
一応持ってますよ。あ。携帯もありますし。(貴方の問いにサラリと答えつつ口元に笑みを浮かべ食べ残しの無い食器をトレイに乗せ乍貴方の言葉を聞くと『畏まりました。ゆっくりなさってくださいね。もし何か紅茶や珈琲が飲みたかったら言って下さいね。』と微笑零し一度頭を下げては台所に行き)
携帯か、(相手の事だから携帯など使わない雰囲気だと勝手に思い込んでいたため少し驚いて。ソファにゆっくりと腰掛ければ傍に置いてあったクッションを手に取り抱え込むと顔を埋めて)
―。(一つ一つ丁寧に食器を洗い暫らく経つと洗い終え水気を落として軽く拭いてから元にあった場所に並べて置き一通り今のやる事を終えれば不意に貴方の様子が気になり濡れた手を白いタオルで拭い乍そっと貴方の元に行き)どうかしましたか?―元気が無い様に見られますが。
いや、御前が洗い終わるの待ってただけだ(相手が近付いてこれば顔をふい、と逸してクッションに埋めると上記をぼそ、と呟き。片手を己の隣りにぽん、と置けば「座れ。」と告げて)
(何処と無く機嫌が悪い様に見えてしまう貴方の様子に不安気な表情浮かべつつ『そうですか。』と頷き笑んで)はい。では御隣失礼させて頂きますね。(そっと貴方の隣に腰掛ければ少々前のめりになって貴方の顔を覗き込もうとして)―本当に大丈夫なのですか?
大丈夫、だから。(相手がしつこく心配してくるので諦めた様に顔を上げ相手を見つめれば上記告げ「ただ、恥ずかしかっただけだ。素直になるのは苦手。」と顔を伏せれば苦笑いして)
(〈大丈夫〉と云われれば小さく頷き。意外な貴方の其の言葉に些か目見開きくすりと笑みを一つ零すと『少し失礼致しますね。』と指先でそっと貴方の前髪を撫でる様に触れ直ぐに下ろして)憐様は恥ずかしがり屋さんなんですね。正直素直というのは簡単に思えて難しい事だったりしますしね。
ん、そういうのも慣れてはいない(髪を触る相手の手を掴めば頬を少し赤めらせ顔を逸して。「御前といると調子狂う」と呟けば掴んだ相手の手を握って次第に指絡ませ「寒いからこうしただけだ」と呟き)
(逸らした其の表情が薄っすらと視界に映りもう片方の手で携帯取り出せば貴方の顔が十分に写らないもののほんの少し桜色に染まった頬の横顔だけが写ったらしくカシャリと音を響かせて直ぐに仕舞い込み)―そうですか?それは気持ち的にですか。(貴方の言葉を聞けば体調が優れないのかと心配そうにしつつ握られた手を見て微笑浮かべ握り返し乍もう片方の手を其の手の上に乗せ)タオルケットお持ち致しますね今から。
おまっ、(カシャとシャッター音が聞こえればぱ、と相手の方を振り向き突然の事に驚いて言葉が詰まり。「要らない、此処に居てくれればいい」と相手が握り返してくることに頬緩み)
余りにも可愛いらしかったので。(くすりと満面の笑顔でサラリと云えば次に掛かる貴方の言葉に頷き『そう、ですか。はいわかりました。』と目細めて頷き)
可愛いと言うな(少し拗ねた口調で呟くも頬は赤くなりぎゅ、と握っては相手に寄り添い小さく欠伸洩らして「時任は
眠くないのか?」と尋ねて)
申し訳ありません、気に障ったのなら控えます。(苦笑を薄っすら浮べ乍一度頷けば貴方の言葉に目伏せて『そうですね―。少し眠いですが、憐様が寝るより先に寝てしまっては失礼なので。起きてますよ。』と呟くものの眠たそうな貴方を見て数回瞬きし)
それじゃあ、寝る(相手の言葉に小さく頷けば突然相手の腿に頭乗せて寝転がり小さく欠伸すれば脚組んで「此処で寝ることに文句ある?」と相手を見上げて頬緩ましながら尋ね)
はい。(思いもしなかった貴方の其の行動に目を見開いてしまうものの微笑を一つ零せば貴方の頭を指先そっと撫で乍目細め)―いいえ。有りませんよ、ゆっくり寝て下さい。おやすみなさい(目伏せて口元に笑みを零すと小さく囁いて)
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