黒い男 2013-01-19 20:26:43 |
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>>黒い男
え……(相手から告げられた言葉に言葉を失い口をパクパクとさせ
夢であり…現でもある……そんな事…あるわけないス…(信じられないようで少し頭を抱えながら取り乱し始め
荒木さん》
そうでしたか・・・。(相手の今までの行動を納得して)
あの、私、ここから抜け出す方法を考えているのですが、なにかありませんか・・・?
(無理なことだとわかっていながらも少しの希望を持ち、聞いてみる。
そして下を俯き一つため息をついてまた相手を見つめる)
黒い男さん》
そ、そんな・・・。(絶望が目の前だと分かり)
ここは現実なんかじゃないわ・・・・(頭を抑えフラフラと歩き出したと思えば二人から遠ざかりひとりで歩きだす)
痛み、餓え、悲しみ、後悔、不安、絶望。あらゆる負担と傷が、人を苦しめ続けます。あなた達は元いた世界よりも違う場所を求めて、今ここにいます。ここは、あなた方が望んでいる場所。世界。現。
戻りたいでしょう。でも、戻る理由はなんですか?あなた方が元の場所に戻って元の生活を生きないといけない理由は、なんですか?(問われた言葉に逆に問いただすような言葉が投げつけられる。やがて声は鼓膜でなく、脳に響いていることに気づくはず。ここに空気は無い。鼓膜を振動させるという。過程すら必要ない)
黒い男》
私は・・・私はこんな場所なんか望んでなんかいない・・・(ふと立ち止まりポツリと呟き)
・・・(くるりと振り返り)
私には私の人生があるのよ。それをあなたが勝手に書き換えた・・・そうでしょ・・・!!(血相を変え叫ぶように相手に言い。目はむき出しになっていて、疲れ果ててしまい。)
あなたの頭の中から、絶望は消える事はありません。あなたがいた現のように、あなたがいる限り、現から逃げられることはありません。(ふらふらと動き出した荒木が向かった先には、先程まで無かったはずの冷たいコンクリート壁がそびえ立つ。見上げればどこまでも伸びている。壁には屋根があり限りがある。という常識を失った、ただの壁だ。)>光貴さん
>>黒い男
私たちが望んだ…?(徐々に相手の言葉を理解する事が出来始め冷静に分析をし
戻る理由……そんなの、人間だからッスよ…それが普通だからス…(今度はしっかりと相手の目を見据える様に顔を上げ
黒い男》
な、なによ、このコンクリートの壁は・・・!!(怒った表情で相手を見つめ怒りと憎しみで心が壊れ始め)
ここは私の現実じゃないわ。あなただけが生きている現実よ!(まだ周りの状況が分からずひとりでもがき。だがそこには自分を含めて三人。この状態では何もできない)
人間として常識を持って生きることに、辛さや疑問を持っていませんか?あなた方は、元の現にない希望や安らぎを求めてここにいます。あなたが戻らないといけないという現は、本当に戻った方がいい現なのですか?
(辺りの壁一面が、見た事のある場所とイメージが混ざる。何処かで見た事のある壁やドア、いつかみた蛇口、いつ見た窓。いつか見た落書き、様々な物が視界に入る。)>荒木さん
>>黒い男
私は…常に辛いッス、でもそれが人間…そうしなきゃいけないんス!(半ば叫び気味だがしっかりと正気は保っており
家の景色…それに大学……(様々な身に覚えがある物が視界に入り
私はどこにもいません。いるのはあなた方だけです。そしてここは現です。新たな現です(疑問に溺れてしまいそうな彼女に、救いのある言葉等返りはしない。ただ、彼女の不安は、彼女自身の世界に影響を及ぼす)>光貴
元の現では、あらゆる現実が、あなた達を追いつめます。それは意識している事、していない事、理由事柄問わず、全てがあなた達を苦しめます。あなた達は、あなた達の戻らないと行けない現で起きうる全ての痛みや悲しみから逃れる事はできません。それがあなた達の現の理です。それらすべてから切り離された世界にあなた達は望んで、逃れられたのです。ですがあなた達は、それら全てから逃れられても、脳に刻まれた常識や理、その全てに捕われたままであり、ここに至ってもそのイメージが具現化しあなた達を苦しめています。
(言葉だけが脳裏に焼き付く)
黒い男》
嫌・・・もう何も言わないで・・・止めてぇぇ!!!!!!(幼子のように泣きじゃくり。そしてふと脳に変化が怒った。―ビッ・・・―と機械音が頭を通るかのように。)
何?なんなの?もう、わけわからない。(ふと何かを思いつき)
わかった。わかったわ。(ここがどこなのか・・・それが全て自分には理解できた)
私達は前にいた現実で苦しい生活を送っていた。もう、この現実から逃げたいと思っていた。だけど、本当なら逃げられることはできない・・・。けど、私達はなぜか来れた。自分の事を知っている人が一人もいない、思う存分の現実に来れた・・・。そう言う事?
(相手を問い詰め)
あなたがそうならそうです。(ただその一言)
あなたの足下に刃物が落ちていますね?(突拍子も無く、そんな事を言う、彼女の足下に、刃物が落ちている。)>光貴
黒い男》
あなたって冷たいのね・・・(そう言いハァとため息をつき)
刃物・・・?(不思議そうな顔をして下を見る、と、そこには光るナイフが落ちている)
なによ、これ・・・。
結局…ここは何なんスか…(少女はポツリと言った、突然出来たコンクリートの壁に背をもたれて一晩中そうしていたのであろう眠れなかったのか目の下にはうっすらとクマが出来ていた…空を仰ぎ見れば青くは無くただ白いのみでありここからは出れないと言う絶望感に駆られてしまうためもう見るのを辞めた
(昨日は寝落ちすいません!)
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