まゆゆ 2012-08-17 17:59:37 |
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今日は、いい天気だ。
「よーしっみんな呼んで、海いこー」
イベントガールの、ドロップちゃんが、椅子を鳴らしながら言った。
「さんせー」
「私もさんs-」
「お姉ちゃんが行くなら私も。」
次々と手が挙がり、まるで、神殿の柱のようになった。
私は、賛成でも反対でもないから、踏ん切りがつかない。
おどおどしていると、反対じゃないのなら、賛成。と強制になった。
「わーい、海だァ」
「ホントに、行くんでっすか?」
後ろから、高い声が、飛んできた。
いつもの、お子様最強タッグの二人だった。
強いとはいえ、まだまだ子供のところを見ると、かわいらしいものだ。
「もっちろん」
その言葉を待ってたかのように、はしゃぎ、仲間のとこへと行く。
騒ぎ、鼻血を出す者までいた。
「ハハハ…。」
引いてる。確実に引いてる。
「じゃ、僕の飛行船を使いなよ。」
ウインナーが鼻に栓をしながらやってきた「以外ね…。」
呟いたのは、攻められてるハニーだった。
結局男は男なのだ。
「のりまきってどんな水着着るのー」
只今、女子更衣室。飛行船は、定員オーバーだったが何とかついた。右左と、とても揺れたため、酔ってしまう人も出た。
そんなこんなで、
大変だったが、まあ何とかついたここは、パプリカ島。
「のりまき、たぶん、スクール水着ね。」
ブーケガルニさんがボソッと呟き、みんなは、黙った。
「なっなんでわかるんですk」
「あたしものりまきはスク水だと思った」
モッツァレラさんの声と同時に、ドアを開ける軋んだ音がした。
それを境に次々と、木の音がした。早い、早すぎる。
「おっさきだぞーい。」
「わーい、海のイケメーン。」
「おねーちゃん待ってよ」
「のりまきー、早くしなよー」
さあ、今日だけは、バンカーであることを、忘れよう。
partⅡへ。
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これサイコ―
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